GDPは四半期、暦年、年度などの期間ごとに公表されており、単に経済成長率という場合には、物価変動分を修正した実質経済成長を指す。

金融機関が信用創造によってハイパワードマネーを市中に供給すると、一時的にマネーサプライは増えるとされている。

株価純資産倍率は、純資産を評価することから企業の短期的な株価変動に対する投資尺度とはなりにくいが、将来の利益成長を反映されるものといえる。

株式市場の割安か割高かの判断基準となるイールド・スプレッドの水準は、時代の変遷、経済状況等の変化から大きく変わることがある。

騰落レシオは、特定の市場で一定期間内の値上がり銘柄数の累計を、上場銘柄数の累計で割ったものを%表示したものである。

新高値、新安値銘柄数は、株価指数のピークやボトムをみる指標として使いづらい面がある。

サポートラベルラインとサポートラインは、どちらも下値を支持するラインであり、どちらも水平線である。

上昇トレンドラインとら、上昇トレンドにおいて意味ある高値同士を結んで延長したラインのことである。

上昇トレンドライン、上値抵抗線、サポートラインはいずれも上昇トレンドラインの一種である。

J.E.グランビルは、テクニカルの変動よりも、ファンダメンタルズの変動を重視し、「タイミングこそすべてである」と考えた。

ボリンジャーバンドは、トレンドが強い場合や、トレンドが反対方向に転換した時、あるいは収束していたバンドが発散し始めるようになる場面には、トレンドフォローのスタンスが必要になる。

移動平均線は、採用期間の長い移動平均線ほどダマシの回数が少なく、大きなトレンドを把握できる反面、相場に対する遅行性も大きくなる。

短期と長期の2本の移動平均線と株価の位置関係を「移動平均と株価の相対株価」という。

「両窓」の間で、複数日柄の中に高値や安値が現れ、「離れ小島」のようなフォーメーションを作るケースがある。これを「ダブルリバーサル」と呼ぶ。

ダブルトップは、株価がネックラインを下回った時点で完成する。

市場OBVは、株価指数構成銘柄において、値上がり銘柄数の方が値下がり銘柄数より多い日は、出来高を加算、逆に値下がり銘柄数の方が値上がり銘柄数より多い日は、出来高を減算し累計する。

ボリュームレシオ(VR)は、中小型株よりも大型株で使いやすい。これは、流動性の高い大型株のVRの方が、比較的滑らかな推移をたどるためである。

年率の売買代金回転率は、年間合計の売買代金÷平均時価総額×100で計算する。平均時価総額には月末時価総額の年平均値を用いる。

出来高分析は、同じ銘柄でも年月が経てば上場株式数は増資や買入れ消却などで増減することはあるものの、過去との比較でみるのに向いている。

ローソク足は、海外ではキャンドルチャートと呼ばれ、元をただせば米国の罫線分析のバーチャートから発展したものである。

入り首線は、陽線で引けたものの反発力に欠けた形で戻り売り狙いとされている。

小陰線と大陽線からなる包み線は、1本の単線足に書き直すと上影の長い陽線となる。

上場企業に占める鉱工業の割合に比べて、鉱工業生産指数が重視されるのは、第二次産業や第三次産業への波及効果により、上場企業全体の企業収益との相関が高いためである。

新高値・新安値銘柄とは、上場来の最高値、最安値を更新した銘柄のことである。

売買代金を用いて市場を長期的にみるときは、月間売買代金の1日平均を使用するのが一般的である。

先導株比率とは、東証1部上場銘柄で出来高上位10にランキングされた銘柄の出来高合計が、東証1部出来高に占める比率のことである。

ホリゾンタル・レジスタンスラインとは、横ばいトレンドにおいて、高値同士を結んだラインをいい、水平上値抵抗線ともいう。

相対的な機関でいえば、長期トレンドは中期および短期のトレンドを包含し、その中期トレンドは修正の短期トレンドを伴う。

横ばいトレンドでトレンドラインを引く方法は、トレンドが発生している時のトレンドラインの引き方とは異なる。

一般的に移動平均線といえば単純移動平均線のことを指すが、その他に加重移動平均線、指数平滑移動平均線などもある。

J.E.グランビルは陥りやすい落とし穴として「不本意な取引を避けること」を挙げている。

エンベロープの使用にあたっては、トレンドの強弱、変化にとらわれることなく、乖離率に注目して分析することが重要である。

移動平均線が下降している場合でも、株価が移動平均線と大きく乖離して下落した場合は、グランビルの8法則の買いシグナルである。

図はアセンディングトライアングルである。

ボリュームレシオ(VR)は、株価指数の分析に、利用する指標で、個別銘柄には活用できない。

OBVは、株価が前日より高いと買い方が優性とみなし、その日の出来高を加算する？逆に安いか変わらない場合は売り方が優勢とみなし、その日の出来高を減算する。

出来高回転率の計算に用いる分子の出来高は、日々単位でとると増減の振れが大きいため、通常は月間単位または週間単位の合計を年間ベースに換算する。

二空はそれほど珍しくはないが、三空は稀で人気相場や悲観相場の強弱感が弱い時に現れる事が多いとされている。

たすき線とは、前日陽線のあと下寄りし、前日の安値以下で陰線引けした足、または前日陰線のあと上寄りし、前日の高値より上で陽線引けした足をいう。

トウバが株価の上場過程の上位で出現した場合は、その後下方転換するか持ち合いへ変化する事が多いので、注意が必要だとされる。

基準線は、当日を含む過去9日間の中値を追求していくもので、移動平均ではなく移動的半値関係であり、基準線こも相場の基準であるとされている。

一目均衡表は、時間論、波動論、水準論の3論を骨子として展開されている。

一目山人は、時間が主体であって価格は客体にすぎないとし、価格よりも時間を重視する。

下落局面におけるN計算値は、価格の中心点を押し目の安値におき、それまでの上げ幅を中心点に加えた水準を均衡点と考える。

三役好転とは、横ばいもしくは上昇中の基準線を転換点が上回る状態で、遅行スパンが26日前の相場を、現在の相場が抵抗帯を、それぞれ上回ることを指す。

上げ・下げそれぞれ1つの波動を「I(アイ波動」、上げと下げもしくは下げと上げの2波動を「V(ブイ)波動」という。

遅行スパンは、転換線を上回ってきた場合を好転といい、買いとされている。

トリプル・スリーの骨組みとなる波動構成は、ダブル・スリーの7波に対し11波の構成である。

インパルスとコレクティブがついとなる波動の合計は、インパルス・パターンの5波動+コレクティブ・パターンの7波動=12波動となる。これを一つの周期としてカウントする。

代表的な交互の法則とは、インパルス・パターンの5波動のうち、コレクティブ・ウェーブのコレクション・パターンが交互になることである。

ホリゾンタル・トライアングルは中期的なフォーメーションとして認識されており、その持続期間は一般的に1〜3ヶ月程度である。

波1が大きければ、その後の相場は総じて大きなものとなる事が多く、逆に小さければ相場の次の展開は弱いと予想される。

信用評価損益率は-30%を下回るとボトム感が台頭、-50%に接近するとボトム感が顕著になるとされている。

投資部門別株式保有状況には、単元株(株数)ベースと市場価格(時価)ベースがあるが、実勢に即した投資家別の保有状況をとらえるには前者がわかりやすい。

株価は、将来の成長性というプレミアムを織り込む傾向があることから、成長力の弱い企業や成熟した企業ではPERは高くなる傾向が見られる。

5日移動平均線を基準に例をとると、上方乖離銘柄比率が70%を超えると警戒感が、30%を下回るとボトム感が台頭すると見られる。

サポートレベルラインとサポートラインの違いは、前者が安値を２つ以上結ぶのに対し、後者は1つの安値点から水平に引くことである。

インターナル・トレンドラインは、その時々の価格の行き過ぎや未達を捉えて、より本質的な価格推移を抽出しようとする趣旨で引かれる。

フォーメーション分析のトライアングルで引くレジスタンスラインやサポートラインは、トレンド分析のレジスタンスラインやサポートラインとは異なる。

上昇チャネルラインで安値の未達が起こった場合は、下降トレンドに転換する可能性を示唆する。

レジスタンスレベルラインとは、株価が上場トレンドにある時、直前の山の高値から水平に引き出したラインである。

J.Eグランビルは、陥りやすい落とし穴として「配当の重要性を無視して、目が効かなくなる事」を挙げている。

翌日の株価はわからず、その応答水準もわからないが、急騰、急落でもない限り、株価と応答水準の高安関係は変わりにくく、移動平均線の方向はある程度予測できる。

エンベロープの使用にあたっては、乖離率だけに注目するのではなくトレンドの強弱、変化も併せて分析する事が必要である。

ウェッジは完成までに1〜3ヶ月程度要することから、中間のフォーメーションに属する。

ストキャスティクスと株価が弱気のダイバージェンスとなった場合は、売りのシグナルと判断される。

RSIの計算式は、(n日間における前日比上昇幅合計-n日間における前日比下落幅合計)÷(n日間における前日比騰落幅合計)×100である。

ストキャスティクスが0%という場合は、当日の終値が計算期間中の安値で引き受けていることを意味している。

サイコロジカルラインは、一定期間における騰落率を数値化し、相場の強弱や市場センチメントを測る。

ジュグラーサイクルは、建設投資の変動により生ずると考えられている。建設投資の動向が景気変動および経済成長のダイナミックな変動要因になるためである。

ゴンドラチェフが「景気波動の大循環」で唱えた長期波動は、平均で50年強となる。

キチンサイクルは「消費循環」と呼ばれ、我々の日常生活の中で身近に経験している景気の波である。

下放れ三法とは、相場が若い時期に窓を開けて大陰線が連続後、上放れ陽線が出て前の窓を埋めることをいう。

小陰線と大陽線からなる包み線は、1本の単線足に書き直すと下影の長い陽線となる。

上影陽線とは、上影が実体より長い陽線で、下影がないものをいう。

株価の高い水準で大陰線のはらみ寄せ線が出現した場合は、相場の天となる傾向があるとされている。

米国のチャールズ・ダウは、市場は平均値の需給に影響する全ての要因になると考え、平均株価を発表した。

ダウ理論では終値のみを使用する。終値は1日の動きを集約した株価であり、翌日以降の投資行動に最も大きな影響を与えるからである。

チャールズ・ダウら、弱き相場では株価の下落路に出来高が増加し、上昇時に出来高が減少すると考えた。

転換線は、特に強い上昇相場では押し目、特に弱い下降相場では押し目、特に弱い下降相場では戻りの限界になるとされている。

遅行スパンは、日々線を上回ってきた場合を好転と言い、買いとされている。

波3の値幅に対する波4の修正率は、フィボナッチする数列から導かれた数字が重視されている。

リバーサルフォーメーションは5種類あり、コンティニュエーションフォーメーションは機関の長さによって２つに分類される。

ライントップは、ラインボトムに比べると発生頻度は極めて少なく、人為的な買い支えが破綻したケースなどに出現する場合がある。

出来高回転率は、一定期間の出来高が上場株式数に対してどのくらいの割合になるかを見るもので、株式数の滞留量を表す。

売買代金回転率は、売買代金を見ることにより出来高回転率の計算における株式数の多寡による出来高の影響を修正したものである。

出来高オシレーター(VO)は、期間の異なる２つの出来高移動平均線の差を見るものである。その差は実数値かパーセントで表示する。

投資主体別売買動向とは、株式市場の中で投資家別にどの程度の規模で有価証券を保有しているかを把握するためのデータである。

信用評価損損益率とは、信用売買建玉の中で、評価益と評価損を合算した全体での損益がどのようになっているかを算出したものである。

三兵は、陽線が3連続した場合は先高観が、陰線が3連続した場合は先安観が強いことを示すとされている

一般的なコレクションの波Bの進行が波Aの下げ幅に対し62%以上戻すならフラット・コレクションの可能性が高くなる。