問題一覧
1
眼球のうち最初に光が当たる場所
角膜
2
焦点を調整するために動く部位
水晶体
3
眼球内部の大部分を満たすゲル部分
硝子体
4
視野の中心のこと
中心窩
5
視神経のうち盲点に当たる場所
視神経乳頭
6
網膜の一番表面にある細胞
網膜神経節細胞
7
視細胞のうち、RGBを感知
錐体
8
L錐体が感知する光の色
赤
9
視細胞のうち、暗い時にはたらく
桿体
10
視細胞のうち、中心窩に多いのは
錐体
11
一つの神経細胞が処理を受け持つ領域
受容野
12
視線を固定していても眼球が常に動いていること
固視微動
13
音を増幅する耳の領域
耳小骨
14
リンパ液で満ちた渦巻き状の耳の領域
蝸牛
15
蝸牛の断面に沿って並ぶ、聴覚受容器
基底膜
16
音の周波数と音圧による感度の関係を示すグラフ
等ラウドネス曲線
17
様々な周波数の音の強さの時間経過をグラフにしたもの
スペクトログラム
18
言語野のうち、言語理解に関わる
ウェルニッケ野
19
言語野のうち、発話や書字に関わる
ブローカー野
20
触覚受容器のうち、圧の僅かな時間変化に対応するもの
パチニ小体
21
触覚受容器のうち、表面の凹凸などの空間分析を担当するもの
マイスナー小体
22
触覚受容器のうち、垂直方向の圧に対応するもの
メルケル触盤
23
触覚受容器のうち、ひっぱりに反応するもの
ルフィニ終末
24
四肢の位置など自分の身体の状態を脳に伝える感覚のこと
自己受容感覚
25
筋肉にかかる力を伝える知覚神経
筋紡錘
26
腱と筋肉の間にある、関節への圧力や曲がり具合を検知する領域
ゴルジ腱器官
27
触ることに限らず触覚全般を表す英語
ハプティクス
28
嗅細胞の細胞膜にある受容体
GPCR
29
皮質にある嗅覚野のこと
眼窩前頭皮質
30
音源定位が視覚情報に支配されていること
腹話術効果
31
baという音とともにfaを発音している時の口元の映像を見ると、音声もfaと聞こえたりbaとfaのどちらでもない音が聞こえたりすること
マガーク効果
32
アメリカの心理学者ストラットンが行った視覚と身体感覚の相対性を示す実験
逆さ眼鏡実験
33
左手を見えなくした状態で、近くに左手用手袋を置き、左手と手袋を時間的に同期して触れていると、手袋が自分の手だと認識してしまうこと
ラバーハンド錯視
34
特定の文字に色を感じたり特定の高さの音に色を見たりする
共感覚
35
視野全体が一様な強さ・色の光で満たされた状態
全体野
36
固視微動と同期して動く視覚刺激
静止網膜像
37
ある一点を見つめていると視野周辺が消えていくこと
トロクスラー効果
38
激しく変化するパターンを観たあとはゆっくり現れるパターンを認識できない
順応誘発盲
39
少しズレた周辺領域にある受容器に入力があると反応が抑制されること
側抑制
40
側抑制を持つ受容野の型のこと
中心・周辺拮抗型
41
数秒以内の輝度の空間変化に持続的に対応する神経節細胞
X細胞
42
時間変化のみに過渡的な応答をする神経節細胞
Y細胞
43
背景の平均的な明るさによって、色の見え方に違いが出ること
対比効果
44
網膜や脳が比較基準を素早く適応的に変化させること。
順応
45
処理可能な信号の最大値と最小値の比率
ダイナミックレンジ
46
網膜で取り出された映像情報が最初に送られる場所
外側膝状体
47
方位、運動、空間周波数といった画像の基本的な特徴を分析する脳の領域
一次視覚野
48
特定の位置の特定方位のエッジを検出する受容野
単純細胞
49
特定の方向のエッジを位置に関わらず検出する受容野
複雑細胞
50
線の傾きに反応するニューロンを発見
ヒューベルとウィーゼル
51
様々な特定方位のエッジを検出する(チューンしている)細胞の集まりのこと
方位選択性チャンネル群
52
網膜像の空間的変化の細かさを表したもの
空間周波数
53
横軸を正弦波の位相、縦軸をコントラストとした図
Campbell-Robsonチャート
54
高周波数成分のみの画像と低周波数成分のみの画像を組み合わせたもの
ハイブリッドイメージ
55
V1での画像処理を近似する際のフィルタ演算子に用いる関数
ガボール関数
56
V1での画像処理に用いるモデル
線形フィルタリングモデル
57
ホレイス・バーロウが提唱した、脳は外界からの情報を最も効率的なやり方で処理するようデザインしているという原理のこと
効率的符号化の原理
58
コリン・ブレイクモアが行った、ネコを特殊な部屋に閉じ込めることで方位選択的チャンネルが生後学習で形成されることを示した実験
視覚刺激剥奪実験
59
脳の情報処理に関して、異なるモジュールやユニットで同時に処理されること。
並列的処理
60
脳の情報処理に関して、処理された情報が次の処理段階モジュールに送られること
階層的処理
61
脳の情報処理に関して、高次の領野から低次の領野に処理結果が送られること
フィードバック
62
視覚情報処理の経路のうち、位置や時間の把握に関する情報を処理する
背側経路
63
適当な時間間隔をつけて2つの点を表示すると運動しているように見える
仮現運動
64
ある方向に運動するものをしばらく見ると静止したものが反対方向に運動して見える
運動残効
65
ある向きの刺激がある方向に動いた時にだけ応答するニューロン
時空間受容野
66
色の違いだけで定義される知覚パターン
等輝度刺激
67
V1の運動検出ユニットが要素ごとの動きしか捉えられないことを表す
窓問題
68
モノ全体の運動方向を取り出す脳の領域
MT野
69
V1などが情報処理をする時に用いる座標系
網膜座標系
70
運動制御や視覚処理の仕組みを説明する数理モデルの研究
計算論的神経科学
71
V1が損傷した時にも視覚情報処理ができること
盲視
72
間脳の中の上丘、視床枕を経て頭頂葉に至る、意識に上ることのない視覚系
膝上体外視覚系
73
AとB複数の出来事の信号が脳に届いた時、その前後関係はある時間範囲(知覚的現在の窓)の中で比較されることを表す言葉
ポストディクション
74
頭頂葉に局所的な損傷を受けると見る映像が5fps程度になってしまうこと
運動盲
75
運動知覚が破綻する刺激を送ると知覚が離散化すること
離散運動錯視
76
緩やかに移動する刺激と同じ位置に別の刺激をフラッシュさせると、移動する刺激が先に進んでいるように見える
フラッシュラグ効果
77
大きな運動刺激の近くに別の刺激をフラッシュさせると、その刺激が大きな運動の方向に引きずられて見えること
フラッシュドラッグ効果
78
行為を起こした主体が自分であると感じる主観的体験
sense of agency
79
行動することを意図した時刻よりも、行動に関する脳活動が始まる時刻の方が速いことを示した実験
ベンジャミンリベットの実験
80
視覚情報処理の経路のうち、形や色を分析する
腹側経路
81
視覚系にある、局所的なエッジや色の情報をまとめる情報処理過程
知覚的群化
82
知覚的群化の法則性を発見
ゲシュタルト
83
ノイズや照明効果を無視し、外界の真のエッジを見つけ全体形状を把握すること
群化
84
テクスチャ弁別(非類似性を見つけること)の研究を行い、二次統計量の異なるテクスチャまでしか弁別できないことを発見
ユレス
85
輪郭など、線が緩やかに連続していることを示す性質のこと
共線性
86
連続性とT字の交差によって発生する補間
非感性的補間
87
本来存在しないエッジ(主観的輪郭)を感じ取ってしまう錯視図形の一つ
カニッツァ図形
88
明暗の縞模様の上に輝度が一定の遮蔽物を乗せると、縞模様が繋がって見える錯視
ファントム錯視
89
少女にも老婆にも見える絵など、群化過程だけで形が定まらない図形
曖昧図形
90
閉じた図形の輪郭の曲率を分析するニューロンが位置する脳の領域
V4野
91
複雑な図形や顔にのみ反応するニューロンが存在する2つの高次視覚野
IT野とTE野
92
古典的な物体認識の理論を研究し、計算論的視覚論に大きな影響を与えた神経科学者
デビッド・マー
93
二次元の画像から外界の三次元を復元すること
逆光学
94
二次元から三次元の復元など、無限の可能な解がありうる問題のこと
不良設定問題
95
空間のある一点に視線を合わせた時、別の一点と視線を合わせた一点とのズレが、左右の網膜上で違う大きさになること
両眼視差
96
一見ノイズに見えるが、上手く焦点を合わせると立体が浮かび上がってくる画像
ランダムドットステレオグラム
97
方位や空間周波数などの画像特徴の空間的な変化の仕方から、奥行き手がかりを取り出すことができるという考え方
テクスチャ勾配
98
ある種の奥行き知覚が生まれつき備わっていることを示す実験
視覚的断崖の実験
99
単純な形の三次元部品を組み合わせて立体形状を認識しているとする理論のこと
ジオン理論
100
ペンローズの三角形など、3次元の投影図に見えるが立体としてありえない形状をしている2次元図形のこと
不可能図形