問題一覧
1
エナメル質全層で見られるものを全て選べ
横紋, レチウス条, 小柱間質, エナメル葉
2
縦断研磨標本で見られるのはどれか
エナメル紡錘, 新産線, シュレーゲル条, 周波条
3
横断研磨標本で見られるのはどれか
エナメル葉, エナメル叢
4
エナメル質の構造物を観察するにはどちらか
研磨標本
5
レチウス条が歯の表面に到達してできた溝をなんというか
周波条
6
出生時に形成されるレチウス条をなんというか またどのような歯にみられるか2つ答えよ
新産線, 乳歯, 第一大臼歯
7
横紋が重なったエナメル象牙境からエナメル質表面に終わる暗い線状のエナメル質成長線はなにか
レチウス条
8
エナメル質の成長線でエナメル小柱の長軸に直交する約4μmの線状をなんというか
横紋
9
エナメル-象牙境からエナメル質表面に向かって、暗く見える(1)と明るく見える(2)が交互に出現した濃淡の縞模様のことを(3)という。
横断帯, 縦断帯, シュレーゲル条
10
エナメル質形成時、もしくは形成後に生じた亀裂に有機質が侵入したものをなんというか
エナメル葉
11
石灰化の悪いエナメル小柱がくさむら状に配列したものをなんというか
エナメル叢
12
象牙芽細胞の細胞突起がエナメル質中に侵入し、残存したものをなんというか
エナメル紡錘
13
エナメル芽細胞が退縮エナメル上皮として歯の萌出まで覆っているものをなんというか
歯小皮
14
エナメル小柱の間で色素に染まりにくい部分をなんというか
小柱間質
15
エナメル象牙境は(1)に向かった(2)の線として認められる。
象牙質側, 円弧
16
エナメル質のモース硬度は(1)、無機質は(2)パーセント、比重は(3) 無機質の主体は(4)でほとんど(5)である。 エナメル質の有機質の主体は(6)とよばれるタンパク質である。
6-7, 96-98, 2.9, リン酸カルシウム, ヒドロキシアパタイト, エナメリン
17
エナメル小柱は幅が約(1)μmの細長い柱状の構造が連続して(2)に走行している。 エナメル小柱の横断面は(3)形を示し、輪郭は(4)とよばれる。
4μm, 放射状, 鍵穴, 小柱鞘
18
エナメル紡錘の原因はエナメル質に残存した(1)であり、(2)ともよばれる。
象牙細管, エナメル棍棒
19
エナメル質について正しいものを3つ選びなさい
エナメル質の色は乳白色か淡黄色である。, モース硬度で6-7に相当する。, エナメル芽細胞により形成される。
20
エナメル質について正しいものを3つ選びなさい
エナメル小柱と小柱間質により構成される。, エナメル器由来の細胞によって作られる。, エナメル小柱の断面は銀杏型である。
21
この中で間違っているものはどれか
発生学的にエナメル質は歯小囊に由来する
22
研磨標本で観察されるものを全て選べ
球間象牙質, トームス顆粒層, オーエン外形線, 第三象牙質, 死帯, 透明象牙質
23
脱灰標本で見られるものはどれか 全て選べ
球間象牙質, 球間網, エブネル層板, アンドレーゼン線
24
歯冠部象牙質にできるものを全て選べ
球間象牙質, エブネル層板, オーエンの外形線, アンドレーゼン線, 死帯
25
歯根部象牙質にできるものを全て選べ
透明象牙質, 球間網, 顆粒層
26
象牙質は歯の(1)とよばれ、モース硬度は(2)で、色は(3)色である。 歯根が完成する前の象牙質を(4)といい、歯根が完成した後にできる象牙質を(5)という。
主体, 5-6, 黄白, 原生象牙質, 第二象牙質
27
象牙質歯髄複合体は(1)に反応する(2)である。 無機質は(3)%で、有機質は18%水分が12%である。有機質には非コラーゲン性のタンパク質として象牙質特有の(4)がある。
数々の刺激, 生きた組織, 70-72, ホスホホリン
28
象牙細管は歯髄付近で(1)く、(2)μmであり、表層に近づくと(3)くなる。 走行は歯髄空から表層に(4)に走行する。 象牙細管の中には象牙芽細胞の細胞突起が入っており、この突起を(5)という
太, 4, 細, S字状, トームス線維
29
象牙細管の壁を作っている象牙質は石灰度が(1)く、(2)という。 また象牙細管の間の象牙質を(3)という。
高, 菅周象牙質, 菅間象牙質
30
象牙質の石灰化は(1)、(2)、(3)の3つの様式がある
球状石灰化, 板状石灰化, 鍾状石灰化
31
球状石灰化の重なりがなく、石灰化不良を起こしたものをなんというか
球間象牙質
32
鍾状石灰化が重なった部分で、石灰度が高い構造物をなんというか
球間網
33
象牙細管の終末部がループ状になった、黒い点状物の構造物をなんというか
トームス顆粒層
34
球間象牙質を連ねた曲線をなんというか
オーエン外形線
35
象牙芽細胞突起が刺激により消失し、象牙細管内が空洞化し空気が侵入して形成されるものをなんというか
死帯
36
象牙細管と直交する約4μm間隔の規則的な線をなんというか また約20μmの規則的な線をなんというか
エブネル層板, アンドレーゼン線
37
咬耗、摩耗、齲蝕などの刺激に対する反応の結果できる象牙質を(1)といい、これが形成される場所は(2)である
第三象牙質, 歯髄腔
38
象牙質は(1)由来の構造物である
神経外胚葉
39
加齢により、象牙細管内が石灰化し閉鎖された象牙質をなんというか
透明象牙質
40
歯髄の血管壁は一般の血管壁と比べて(1)く、神経は細胞稠密層で(2)をつくる。
薄, ラシュコフ神経叢
41
歯髄の3層構造を表層から答えよ
象牙芽細胞層, 細胞希薄層, 細胞稠密層
42
歯髄の細胞成分は歯髄のみに存在する(1)と歯髄で最も多い(2)とその他(3)(4)(5)などがある。 線維成分の大部分は(6)で、血管壁以外では(7)は存在しない 歯髄では外からの刺激をすべて(8)として感じる
象牙芽細胞, 歯髄細胞, 樹状細胞, マクロファージ, リンパ球, コラーゲン線維, 弾性線維, 痛覚
43
歯髄は加齢変化により歯髄空の大きさが(1)なり、歯髄内の細胞が(2)し、コラーゲン線維は(3)する。また歯髄内に(4)が形成される。
小さく, 減少, 増加, 象牙粒
44
皮膚外胚葉由来の組織はどれか
エナメル質
45
歯乳頭から形成される硬組織はどれか
象牙質
46
歯小囊から形成される硬組織を2つ選べ
セメント質, 歯槽骨
47
最初の歯の形成時期はいつか
胎生6週
48
歯胚の構成成分はどれか
歯乳頭、エナメル器、歯小囊
49
歯の発生は胎生(1)頃に肥厚した上皮細胞が結合組織に向かって(2)に(3)して始まり、これを(4)の形成という。
6週, 帯状, 陥入, 歯堤
50
胎生(1)頃に上皮組織の周囲に間葉組織が入り込み、(2)を形成する。この時期を(3)という。
8週, 歯胚, 蕾状期
51
胎生(1)頃の上皮が間葉細胞を包み込むように変化する時期を(2)といい、この時期は(3)、(4)、(5)の区別ができる。
9週, 帽状期, エナメル器, 歯乳頭, 歯小囊
52
歯乳頭は(1)に囲まれた間葉細胞の部分で(2)、(3)を形成する原基となる。
エナメル器, 歯髄, 象牙質
53
歯小囊は歯胚全体を包み込んでいる間葉組織で(1)、(2)、(3)、(4)の一部を形成する原基となる。
セメント質, 歯根膜, 歯肉, 歯槽骨
54
エナメル器は内側を構成する(1)、外側を構成する(2)、これらに囲まれた(3)に分化する。 また(3)は(4)と呼ばれる。
内エナメル上皮, 外エナメル上皮, エナメル髄, 星状網
55
胎生(1)頃の歯胚が釣鐘のような形になる時期を(2)前期という。 胎生(4)頃には後期になり歯乳頭細胞の内、エナメル内上皮に接している細胞が(5)に分化して(6)を形成し、エナメル内上皮は(7)に分化して(8)を形成する。
14週, 鐘状期, 18週, 象牙芽細胞, 象牙質, エナメル芽細胞, エナメル質
56
エナメル質の形成が終了するとエナメル芽細胞は(1)する。
退縮
57
歯冠が完成している時(1)と(2)は密着しており、それが歯根側に伸びたものを(3)とよぶ。 (3)は歯乳頭の間葉細胞を(4)に分化させ(5)を形成し、(6)を規定する役割がある。
外エナメル上皮, 内エナメル上皮, ヘルトヴィッヒ上皮鞘, 象牙芽細胞, 歯根象牙質, 歯根
58
歯根象牙質の形成が始まるとヘルトヴィッヒ上皮鞘は断裂し、その間を通ってきた(1)の間葉細胞が歯根象牙質の表面で(2)に分化し、(3)を形成する。
歯小囊, セメント芽細胞, セメント質
59
歯小囊の細胞から(1)が形成される
歯周組織
60
セメント質には(1)と外来線維である(2)が存在する。
固有線維, シャーピー線維
61
セメントエナメル境は約(1)%がセメント質がエナメル質を覆い、約(2)%がエナメル質とセメント質がちょうど接触する。
60, 30
62
無細胞セメント質の成長線は(1)な層板構造をしめし、有細胞セメント質は(2)な層板構造をしめす。
規則的, 不規則的
63
セメント質は根尖部及び根分岐部で厚く、(1)-(2)μmに達する。
150, 200
64
セメント芽細胞がセメント質中に埋め込まれたものを(1)といい、基質中の(2)に存在している。 また細胞突起を(3)中に伸ばし、その向きは(4)の方を向いている。これら全体を(5)とよぶ。
セメント細胞, セメント小腔, セメント細管, 歯根膜, セメント小体
65
セメント質は(1)に由来する。 モース硬度は(2)で、無機質量は(3)%、色調は(4)色。 無細胞の(5)と有細胞の(6)で構成されている。
歯小囊, 4-5, 65%, 淡黄, 原生セメント質, 第二セメント質
66
歯周組織はどの組み合わせをいうか
歯根膜、歯肉、セメント質、歯槽骨
67
(1) セメント質にセメント細胞がみられることがある。 セメント質は栄養の供給を(2)側から受ける。 歯髄では血管壁以外では(3)線維は見られない 歯根膜線維の両端はセメント質と(4) とに埋入されている。
第二, 歯根膜, 弾性, 歯槽骨
68
次の文章で正しいものを選べ
第2セメント質はその基質内に細胞を含んでいる, シャーピー線維はセメント質内に埋入されている, 細胞希薄層は象牙芽細胞層のすぐ直下 に認められる, ワイルの層は歯髄においてみられる
69
歯根膜には弾性線維は存在せず、歯根の外形に沿った(1)が存在する。 歯根膜の大部分の繊維は(2)で、そのうち、セメント質、歯槽骨に侵入し、埋め込まれたものを(3)とよぶ
オキシタラン線維, コラーゲン線維, シャーピー線維
70
歯根膜は歯槽に対して歯を(1)し、非常に鋭敏な(2)をもち、外的刺激に対して(3)を保つ働きがある。 また組織的には(4)である。
固定, 知覚, 恒常性, 疎性結合組織
71
歯根膜の血管、神経は(1)を通る
脈管神経隙
72
歯根膜の細胞成分には、歯根膜にしか存在しない(1)と(2)がある。 その他には最も多い成分として(3)があり、(4)、(5)などがある。
セメント芽細胞, マラッセの上皮遺残, 線維芽細胞, 破骨細胞, 骨芽細胞
73
歯根膜の線維束は5つに分類でき、歯を歯槽から引き抜く力に抵抗を示す、(1)と(2)。 横からの力に抵抗を示す(3) 線維群の7割を占め、咬合力など歯を圧下する力に抵抗を示す(4) 多根歯にみられる線維群の(5)に分類される。
歯槽縁線維群, 根尖線維群, 水平線維群, 斜走線維群, 根間線維群
74
歯根膜があることで歯は(1)の感覚をもつ。
歯ごたえ
75
人の歯の植立形式は(1)であり、歯根膜は歯槽に対して歯根を(2)する。 歯根膜の厚さは(3)-(4)mmであり、歯根(5)がいちばん薄く、それより(6)や歯頸側は厚い。
釘植, 固定, 0.15, 0.38, 中央部, 根尖部
76
歯根膜の基質は(1)状で(2)、(3)で成っている
ゲル, プロテオグリカン, 糖タンパク質
77
歯根を収めているくぼみを(1)といい、上顎骨では(2)、下顎骨では(3)という。
歯槽, 歯槽突起, 歯槽部
78
歯と歯の間の歯槽骨の部分を(1)といい、ひとつの歯の根と根の間の歯槽骨の部分を(2)という。 また歯根膜に直接接している骨を(3)といい、これはシャーピー線維が埋入されている(4)とその外側のハバース層板をつくる(5)にわけられる。
槽間中隔, 根間中隔, 固有歯槽骨, 束状骨, 層板骨
79
固有歯槽骨を外から支えている歯槽骨を(1)いい、表層の(2)と内部の(3)にわけられる。
支持歯槽骨, 緻密骨, 海綿骨
80
歯肉は上皮の分類では(1)で、(2)、(3)、(4)にわけられる
重層扁平上皮, 遊離歯肉, 付着歯肉, 歯間乳頭
81
口腔粘膜は角化している可動性のない咀嚼粘膜と、角化していない可動性のある被覆粘膜と、味を感じる特殊粘膜にわけられる。 咀嚼粘膜には(1)、(2)の1部などがあり、被覆粘膜は(3)や(4)などがある
歯肉, 硬口蓋, 頬, 歯槽
82
歯肉に続き、(1)が続いており、その境界のことを(2)という
歯槽粘膜, 歯肉歯槽粘膜境
83
歯肉を唇舌方向から観察して歯肉縁から外側の部分を(1)といい、内側の部分を(2)という
外縁上皮, 内縁上皮
84
歯肉固有層の細胞成分は、最も多い(1)、その他(2)、(3)、(4)などである。
線維芽細胞, 好中球, リンパ球, 肥満細胞
85
内縁上皮とは歯肉の歯に向かう側であり、(1)と(2)に分けられる
歯肉溝上皮, 接合上皮
86
歯肉溝上皮とエナメル質の間を(1)という
歯肉溝
87
歯間部の鞍状の部分を(1)という
コル
88
外縁上皮の上皮層は(1)く、表層は(2)している。
厚, 角化
89
付着歯肉には(1)というくぼみが存在している
スティップリング
90
付着上皮と歯小皮の間は(1)結合で付着している。
ヘミデスモゾーム