問題一覧
1
コロイド分散系に該当するものを全て選べ。
5%ポリソルベート80水溶液
2
ラウリル硫酸ナトリウムは,液体表面に吸着されにくく,負吸着を示す。
誤
3
界面活性剤水溶液の表面張力は,臨界ミセル濃度以上で急激に低下する。
誤
4
イオン性界面活性剤の水への溶解度は,クラフト点以上で急激に増大する。
正
5
非イオン性界面活性剤の水への溶解度は,曇点以上で急激に低下する。
正
6
HLB 値が 5 未満の界面活性剤は水に極めて溶けやすい。
誤
7
イオン性界面活性剤において,アルキル鎖が⻑くなるほどクラフト点は低くなる
誤
8
HLB 値が小さい界面活性剤ほど,疎水性が高い
正
9
イオン性界面活性剤水溶液のモル電気伝導率は,臨界ミセル濃度以上で急激に減少する。
正
10
臨界ミセル濃度以上では,界面活性剤はミセルを形成するため,単分子として溶解しているものは存在しない。
誤
11
分散コロイドの1種である疎水コロイドの安定性は,静電反発力とファンデルワールス力によって決まる。コロイド粒子間に働く相互作用ポテンシャルエネルギーの概略図を示す。静電反発力による相互作用ポテンシャルエネルギーは,添加する塩濃度の違いにより VR1, VR2, VR3 で示されている。ファンデルワールス力による相互作用ポテンシャルエネルギーを VA とすると,それぞれの相互作用ポテンシャルエネルギーは VT1, VT2, VT3 で示されている。次の記述のうち正しいものはどれか。2つ選べ。
凝集を起こすのに必要な最低電解質濃度を,凝析価という。, イオン強度が十分に高いとき,総相互作用ポテンシャルエネルギーは VT3 で示される。
12
乳剤を一定時間静置すると,内相が完全に合一することで,クリーミングが起こる
誤
13
非イオン性界面活性剤を用いた高温の多価金属石けんを含む w/o 型乳剤を冷却していくと,やがて o/w 型乳剤になる。
正
14
凝集性の高い薬物を使用した懸濁剤は,ケーキングを起こしやすいが,容易に再分散することができる。
誤
15
懸濁剤中に含まれる非イオン性界面活性剤を PEG で修飾することで,懸濁剤は安定化する。
正
16
陽イオン性(カチオン性)界面活性剤に分類されるものはどれか。1つ選べ。
ベンゼトニウム塩化物
17
曇点を有する界面活性剤はどれか。一つ選べ。
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル
18
ソルビタンモノステアレートの HLB 値はソルビタンモノラウレートの HLB 値に比べて小さい。
正
19
界面活性剤水溶液の当量伝導度(モル伝導率)は,ある濃度以上で急激に上昇する。
誤
20
アルキル硫酸ナトリウムの直鎖アルキル基の炭素数が増加すると,クラフト点は高くなる。
正
21
臨界ミセル濃度以上では,溶液中にミセルとしてのみ存在する。
誤