問題1 憲法に関する以下の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1. 聖徳太子の「十七条の憲法」は固有の意味の憲法ではあるが、近代的意味の憲法とはいえない。
2.「イギリスに憲法はない」という場合の「憲法」と、「権利の保障が確保されず,権力の分立が定められていないすべての社会は、憲法をもつものではない」という場合の「憲法」は、同じ意味である。
3. 近代的意味の憲法の観念は、共和制の国の憲法に特有のもので、君主制の国の憲法にはあてはまらない。
4. 成文憲法の国でも、実質的意味の憲法が憲法典のなかにすべて書かれているわけではなく、不文法のかたちで存在することがあるし、不文憲法の国でも,法律のかたちで実質的意味の憲法が定められている場合がある。