問題一覧
1
消化器系に作用する薬剤について以下の文のうち正しいものを3つ答えよ
A:ヘリコバクターピロリは胃潰瘍の原因となる, B:ヘリコバクターピロリ除菌ではプロトンポンプ阻害薬と抗菌薬2種類を使用 する, F:5-HT₃受容体拮抗薬は抗がん剤化学療法時の吐き気止め使用される
2
脂質異常症に使用する薬剤のうちにHMG-CoA還元酵素阻害薬は主に【何】を低下させる作用が強い。
LDLコレステロール
3
うつ病に用いられるSSRIは何の再取り込みを選択的に阻害する薬か?
セロトニン
4
(①)作動薬は気管支喘息の治療に用いられる。 資料3
β₂
5
B:ラロキシフェンは男性に使用される
6
B:①静脈内注射 ②点滴静注 ③経口投与
7
D:グルタラール
8
舌下で使用する理由の一つは早く効かせるためである, 狭心症による突然の胸痛発作の時に使用する, 使用時は血圧の低下に注意する
9
舌下
10
心停止やアナフィラキシーショックに使用する医薬品は何か?
アドレナリン
11
・アの化学伝達物質は【1】である。 ・イの受容体は【2】受容体である。 ・ウの化学伝達物質は【3】である。 ・エの受容体は【4】受容体である。 ・オの化学伝達物質は【5】である。 1~5の[ ]ないに適切な言葉を当てはめなさい
アセチルコリン, ニコチン, ノルアドレナリン, ムスカリン, アセチルコリン
12
どの拮抗薬が降圧剤や抗不整脈薬として使用されるか?
カルシウム
13
ベンゾジアゼピン系薬剤の多くは向精神薬に指定されている, 中途覚醒時・熟眠困難時にベンゾジアゼピン系薬物を使用する場合はもちこし効果に注意する, 抗てんかん薬として使用されるベンゾジアゼピン系薬物も存在する
14
血圧は心拍出量×末梢血管抵抗で定義される, ACE阻害薬の副作用として空咳がある , β₁ 遮断薬の開始時は心不全徴候に注意する
15
C:カルシウム拮抗薬とグレープフルーツジュースを同時摂取⇨カルシウム拮抗薬の薬効が増強
16
A:てんかん重積発作では成人の場合ジアゼパムの静脈内注射を行う
17
ジギタリス中毒とよばれる副作用がある, 悪心・嘔吐・食欲低下などの消化器症状が副作用の一つとしてあげられる, 内服中は低K血症に注意する
18
B:ビグアナイド薬の重大な副作用として乳酸アシドーシスがある
19
ビタミンK
20
利尿薬の多くは【何】の再吸収を阻害することにより尿量を増加させる薬剤である。
ナトリウム
21
徐脈
22
抗ヒスタミン薬は通常、H1受容体遮断薬を指し具体的な薬剤にはファモチジンがあげられる
×
23
糖尿病治療薬に関して、以下の文のうち正しいものを3つ答えよ
B:スルホニルウレア薬(SU剤)は膵臓を刺激しインスリンの分泌を促進する, C:αグリコシダーゼ阻害薬(αGI)は食直前に内服する, D:ビグアナイド薬の重大な副作用として乳酸アシドーシスがある
24
うつ病治療薬に関連が強い化学伝達物質はノルアドレナリンとセロトニンがある, うつ病治療薬の薬理作用としては関連する化学伝達物資の再取り込み阻害があげられる, 非定型抗精神病薬の中には、糖尿病患者に使用してはいけないものが存在する
25
A:アセチルコリン, B:ニコチン受容体, D:ムスカリン受容体
26
定型抗精神病薬はどの受容体を遮断する薬剤か?
ドパミン
27
心拍数の低下, 消化液の分泌亢進
28
D:心収縮力は増大するが、心拍数は変化しない
29
局所麻酔薬は感覚神経のどのチャネルを遮断し、薬効を示すか?
ナトリウム
30
薬の血中濃度と投与経路のグラフに関して①~③に当てはまるものをそれぞれ答えよ
静脈内注射, 点滴静注, 経口投与
31
パーキンソン病の原因は中脳黒質のドパミン神経細胞の減少によるドパミンの欠乏である, 抗てんかん薬は発作の型によって使う薬剤が異なる, てんかん重積発作では、成人の場合ジアゼパムの静脈内注射を行う
32
血中濃度の半減期の延長
33
医療用医薬品の製品説明書を添付文書という, 毒薬は黒地に白字・白枠で表記される, 病院において麻薬は鍵のかかる頑丈な保管庫で保存する必要がある
34
肝臓の悪い人は薬の投与量を減らす場合がある
35
×
36
チアジド系利尿薬は降圧剤としても使用される, K保持性利尿薬(抗アルドステロン薬)を使用時は高K血症に注意する, 利尿薬の多くは血中へのNa⁺再吸収を阻害することで効果を発揮する
37
ワルファリン
38
ステロイドを長期で服用している場合、勝手に中止すると急性副腎不全が起こるため徐々に減量する必要がある
〇
39
A:LDLコレステロール
40
納豆
41
アドレナリン
42
医療用医薬品の製品説明書を【①】という 資料1 処方箋は発行後【②】日以内に取りに行く
添付文書 4
43
α₂作動薬は降圧剤として使用される。, β₁遮断薬は抗不整脈薬として使用される。, β₂作動薬は気管支拡張薬として喘息に使用される
44
消化性潰瘍は攻撃因子と制御因子のバランスが崩れることで発症すると考えられている。攻撃因子としても【何】やヘリコバクターピロリ菌の他に薬剤として【何】が知られている。
胃酸,NSAIDs
45
副腎皮質ホルモン製剤(ステロイド)で、特に注意すべき副作用を3つ選べ
B:感染症, D:糖尿病, F:満月様顔貌(ムーンフェイス)
46
気管支喘息治療薬に関して以下の文のうち正しいものを3つ答えよ
A:吸入ステロイドの使用後は必ずうがいを行う, E:ロイコトリエン受容体拮抗薬が気管支喘息の発作予防に使用される, F:テオフィリンによる副作用防止にはテオフィリン血中濃度の測定が有効である
47
吸入ステロイドの使用後は必ずうがいを行う
〇
48
薬の血中濃度が半分になる時間を半減期という。, 経口投与の際は肝臓を通過して全身循環へ移行する。, 腎臓の悪い人は薬の投与量を減らす場合がある。
49
全身麻酔薬には、吸入麻酔薬と静脈内麻酔薬の2種類がある, 大きな手術の際は麻酔薬だけでなく鎮痛薬や筋弛緩薬も併用する, 全身麻酔を導入する際は、手術前後の有害事象を取り除く麻酔前投薬を行うことが多い
50
D:うつ病の治療薬は効果発現が早く、通常内服した次の日から効果が表れることが多い
51
ループ利尿薬について正しいのはどれか 資料5
作用発現が速い
52
ワルファリンは凝固系カスケードのうち【何】に拮抗することで凝固作用を示す。
ビタミンK
53
アスピリンに関して、以下の文のうち正しいものを3つ答えよ。
B:低用量のアスピリンは脳梗塞や心筋梗塞の予防に使用される, C:アスピリンはCOX(シクロオキシゲナーゼ)を阻害する事により薬効を発揮する, D:アスピリンの長期投与時は胃腸障害に注意する
54
不整脈
55
C:拮抗薬はプロタミンである
56
副腎皮質ホルモン製剤(ステロイド)に関して以下の文のうち正しいものを3つ答えよ
D:特に長期間投与時は急に中止せず、徐々に減量する必要がある, E:関節リウマチやネフローゼ症候群に使用される, F:長期間ステロイドを内服する場合は、うがい・手洗いをしっかりと行う必要がある
57
高比重リボ蛋白コレステロール(HDL―コレステロール)
58
(②)遮断薬は慢性心不全の治療薬に用いられる
β₁
59
D:DOACは心房細動による心原性脳梗塞の発症予防に使用される
60
ニトログリセリン舌下錠に関して正しいものを1つ選べ 資料4 A:狭心症による突然の胸痛発作時に使用する B:基本的には舌下で使用する薬剤であるが、経口内服でも十分効果がある C:血管を収縮する作用がある D:引火性が高く専用の保管庫で保管する必要がある
A
61
口渇, 排泄困難, 目のかすみ
62
アセチルコリンエステラーゼを阻害すると副交感神経の作用が強くなる
63
添付文書
64
抗菌薬のスペクトルの広さと各細菌に対する抗菌薬の強さは相関しない
〇
65
ヘリコバクターピロリ除菌には通常より多めのプロトンポンプ阻害薬と拮抗薬の2種類を使用する
〇
66
薬剤の血中濃度が半分になる時間を【1】という。【1】が3時間の薬剤は体内からほとんどなくなるのに【何~何】時間かかる。
半減期,12,15
67
糖尿病に関して、以下の文のうち正しいものを3つ答えよ
C:糖尿病の三大合併症は網膜症・腎症・神経障害である, D:糖尿病は心筋梗塞や脳梗塞のリスクを増大させる, F:Ⅱ型糖尿病患者ではしばしばインスリン抵抗性の増大が認められる
68
殺細胞性抗がん剤の副作用に関して以下の文のうち正しいものを3つ答えよ
B:抗がん剤の副作用で出血しやすくなることがある, C:抗がん剤の副作用で感染症にかかり易くなる, E:分子標的薬は殺細胞性抗がん剤に比べて骨髄抑制の副作用が少ない
69
次の降圧剤と作用機序の組み合わせのうち正しいものを1つ選べ 資料4 A:α遮断薬は心収縮力と心拍数を抑えることにより、血圧を下げる B:カルシウム拮抗薬とグレープフルーツジュースを同時に摂取すると薬効が低下する C:レニンには直接血圧を上昇させる作用がある E:β遮断薬の開始時は心不全徴候に注意する
E
70
がん性疼痛治療・医療用麻薬について以下の文のうち正しいものを3つ答えよ
A:オキシコドンの容量を増やした後は眠気の副作用に注意する, D:フェンタニルには貼付剤がある, F:医療用麻薬は「麻薬及び向精神薬取締法」で規制されている
71
C:家庭で医療用麻薬を管理する場合、頑丈な金庫で管理をしなければならない
72
がんの痛みに対してオピオイドが用いられる。オピオイドの副作用には眠気と【何】と【何】がある。
嘔吐,便秘
73
がん化学療法時の嘔気・嘔吐には5―HT3受容体遮断薬であるグラニセトロンを用いる
〇
74
1.白 2.赤 3.赤 4.黒 5.白 6.白
75
Ⅰ型糖尿病の患者にはインスリン製剤は用いない
×
76
A:バンコマイシン塩酸塩
77
ヘパリンの拮抗薬はプロタミンである, ワーファリンは人工弁置換術後や心房細動による心原性脳梗塞に使用される, ワーファリン内服中は納豆を摂取してはいけない
78
アスピリンに関して誤っているのはどれか 資料9
A:アスピリン喘息はアスピリン特有の副作用であり、他の非ステロイド性抗炎症薬では起きない
79
病原体と使用する抗菌薬のうち正しいものを3つ答えよ
B:MRSA(メシチリン耐性黄色ブドウ球菌)ー バンコマイシン, D:大腸菌(ヒント:グラム陰性桿菌)ー メロペネム, E:インフルエンザウイルス ー オセルタミビル
80
D:パーキンソン病治療薬のレボドパは単剤で十分な薬効を発揮する