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成人看護
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  • 問題数 70 • 6/8/2023

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    問題一覧

  • 1

    感染の4ちょうこう

    発火 ほっせき 熱感 ねっかん 腫脹 しゅちょう 疼痛 とうつう

  • 2

    急性期患者の特徴で適切なものはどれ? 2つ

    身体の恒常性が壊れやすい, 生命の危機的状態になりやすい

  • 3

    急性期患者の生体反応で正しいのは?

    異化が亢進する

  • 4

    フィンク,s.Lの危機モデルで第2段階は どれか

    防御的退行

  • 5

    術前の検査値で創傷治癒の遅延因子となるのは

    血清アルブミン低値

  • 6

    全身麻酔下で食道再建術を受ける患者への術前オリエンテーションで適切なのは どれ

    麻酔の際は喉に呼吸用の管を入れます

  • 7

    A とは、患者に手術療法を行うことが決定された時に始まり、術後の急性期から回復期の移行を経て患者が他院するまでの時間である。 術前から当日にかけて、術前オリエンテーションや術前検査、術前処置、 B を 中止すべき薬の確認などを行う。 看護師は術前オリエンテーションとして、手術の日時、目的、内容、麻酔、C および予防方法について説明を患者に行い、患者が理解したかどうか確認する。

    A 周術期 B 服用 C 合併症

  • 8

    術後合併症の予防と創部回復促進のため、患者は術前から ( A ) や口すぼめ呼吸の訓練を行い、呼吸筋の強化、輪郭可動性の維持を図る。 術後の咳嗽や ( B ) の方法を患者に指導し、練習させる。 高齢者や嚥下障害、肝機能障害がある患者は、 ( C )状態に陥りやすい

    A 深呼吸 B 排痰 C 低栄養

  • 9

    深部静脈血栓症予防のため、( A ) 着用 したり、間欠的空気圧迫装置を使用したりする。 全身麻酔下では自発呼吸が停止するため、 ( B )挿管をして人口呼吸を行う。 術中は体位が固定され、同一部位が圧迫されるため、神経麻痺が起こる場合もある。そのため、陰圧マットなどの使用で ( C ) が保てるようにする

    A 弾性ストッキング B 気管 C 良股位

  • 10

    術直後の観察のポイントとして、 1麻酔覚醒状態 2呼吸音と呼吸の深さ 3胸郭の動きに左右差がないか 4動脈血ガス分析やSPO2の値である。 術中〜術直後は低体温になりやすい。低体温は血液凝固能の障害による出血量の増加や麻酔覚醒の遅延、創部感染率の上昇、悪寒•戦慄 ( A ) などの原因となる。そのためバイタル観察しっかりする。 過度の安静に伴い深部静脈血栓症や運動機能低下を招くことがあるため、早期離床を促す。早期離床は ( B ) 運動の促進や( C ) 合併症の予防にも繋がる。

    A ジバリング B 腸蠕動 C 呼吸器

  • 11

    手術合併症として発熱や創部の発赤、腫脹、熱感、疼痛、浸出液増加の ( A )徴候に注意する。 手術部位感染の危険因子として、 ( B )、糖尿病、( C ) の使用、肥満、 高齢、低栄養状態なとがある。

    A 感染 B 喫煙歴 C 副腎皮質ステロイド薬  (体内の免疫を弱める)

  • 12

    術後一過性の( A )状態となり、幻覚が生じる可能性がある。 術直後は( B )の分類の第一相にあたり、 抗利尿ホルモンの分泌増加で尿量減少。 麻酔や鎮痛薬の影響で( C )抑制される。 全身麻酔後は、気管挿管により ( D ) 違和感が残り、分泌物が増える。

    A せん妄 B ムーア C 超蠕動運動 D 咽頭

  • 13

    術中の仰臥位の保持によって発生することがある腕神経叢麻痺の原因は

    上腕の90度以上の外転

  • 14

    手術中の下股に弾性ストッキングを着用する主な目的

    深部静脈血栓形成の予防

  • 15

    術後合併症で術前の喫煙と最も関係が強いのは

    手術部位感染

  • 16

    Aさん 59歳女性は午前2時ごろバッドで殴られたような激しい頭痛を自覚し、嘔吐した。午前4時、Aさんは頭痛を我慢できなくなったために、家族に付き添われて救急搬送され、入院した。 Aさんはくも膜下出血と診断された。 再出血を防ぐためのケアで適切なのは

    病室を薄暗くする。

  • 17

    Aさん 59歳女性は午前2時ごろバッドで殴られたような激しい頭痛を自覚し、嘔吐した。午前4時、Aさんは頭痛を我慢できなくなったために、家族に付き添われて救急搬送され、入院した。 開頭術後24時間が経過した。JCSI-2。 体温37.5°C。脈拍881分、 血压138/84mmHg。呼吸数18/分、 経皮的動脈血酸素飽和度<Spo>98%(酸素吸入3L1分)。 脳室ドレナージが行われている。 Aさんの看護師で適切なのは?

    起き上がらないように説明する。

  • 18

    Aさん 59歳女性は午前2時ごろバッドで殴られたような激しい頭痛を自覚し、嘔吐した。午前4時、Aさんは頭痛を我慢できなくなったために、家族に付き添われて救急搬送され、入院した。 入院後、頭痛と嘔吐があり、頭蓋内圧亢進症が認められた。 起こりやすいのは?

    徐脈

  • 19

    冠動脈造影検査で穿刺に最も多く用いる のはどれか?

    橈骨動脈

  • 20

    Aさん(50歳、男性、会社員)は半年ほど前から労作時に胸痛と呼吸困難感があり、狭心症と診断され内服治療を受けている。 本日明け方から胸部に圧迫感があった。出勤途中に強い胸痛を自覚し、自ら救急車を要請した。 救急外来到着時のバイタルサインは、体温35.8°C、呼吸数30分、脈拍112/分、血圧96/52mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度<Spo_>93%(酸素2L1分)。意識は清明。 12誘導心電図はV、~V」でST上昇、I、II、aVFでST低下がみられた。 救急外来到着時にAさんのアセスメントするために優先度が高い血液検査項目は どれか?

    トロポニンT

  • 21

    Aさんは経皮的冠動脈形成術<PCI>を受けた。 帰室時のバイタルサインは、体温36.2°C、呼吸数201分、脈拍581分、整、血圧80/40mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度<Sp02>95%(酸素 1L/分)。顔面は蒼白、冷汗を認めた。意識は清明である。 このとき看護師が最初に行うことはどれか。

    穿刺部の出血の有無を確認する。

  • 22

    大腸がんの治療 口早期がんに対する内視鏡的治療では、内視鏡的ポリペクトミー、内視鏡的粘膜切除術(EMR)、( A )が行われる。 口進行がんに対しては、開腹または( B )での手術が行われる。 口結腸癌の術式には、結腸切除術(右半切除、横行結腸切除、左半切除、S 上結腸切除など)がある。 口直腸がんの手術では、肛門の温存が可能な場合には( C )(高位・低位)、不可能な場合は腹会陰式直腸切断術(マイルズ手術)が行われる。 口直腸がんの手術において、骨盤内の自律神経を切除した場合、術後に( D )や性機能際害が起こるおそれがある。 口腹会陰式直腸切断術では、肛門括約筋の切除を行うため、人工肛門(ストーマ)の増設が必要である。

    A 内視鏡化的粘膜剥離術 ESD Endoscopic Submucosal Dissection B 腹腔鏡下 C 低位前方切除術 D 排尿障害

  • 23

    腸閉塞(イレウス) 1) 病態・治療 口腸閉塞とは、何らかの原因で腸管の( A )をきたした状態である。 口腸管に器質的疾患ある機械的イレウス             気質的疾患ない機能的イレウス がある。 口( B )には、血行障害を伴わない単純性(閉塞性) イレウスと血行障害を伴う複雑性イレウス(絞扼性)イレウスがある。 口( C )の原因としては、術後の( D )が最も多く、そのほか腫瘍、腸管壁外からの圧排、異物などがある。 口単純性イレウスは、腹部脱満や腹痛、悪心・嘔吐、排ガス・排便の停止がみられる。聴診では、機械性雑音が聴取される。 口複雑性イレウスは、腸管がねじれて閉盛と( E )を伴うものをいう。急激に発症し、嘔吐と持統性の激しい腹痛がみられる。重篤化すると血圧低下やショックを呈する。原因に、腸重積、長軸捻転、ヘルニア外頼などがある。

    A 通過傷害 B 機械的イレウス C 単純性イレウス D 癒着 E 血行障害

  • 24

    部単純 X 線検査で、腸管の拡張や、貯留したガスや液体による( A )がみられる。 また、小腸の閉塞ではケルクリングひだ、大腸の閉塞では、( B )(結腸膨起)がみられる。 口単純性イレウスでは、保存的治療が中心となる。( C ) により腸管内容の吸引と減 圧を行う。管は一般的に経典的に挿入する。 口複維性イレウスは、( D )の適応となる。殺扼を解除し、壊死腸管を切除する。

    A 二ボー像 B ハウストラ C イレウス管 D 緊急手術

  • 25

    前立腺肥大症 1.前立腺肥大症は、( A )が過形成により腫大して下部尿路を閉塞し、( B )を呈するものである。高齢の男性に好発する。一般に、尿道周囲の移行領域に発生する。 2.症状は、( C )、頻尿、尿意切迫感、夜間頻尿、尿勢低下、尿閉などがみられる。 3.尿路閉塞により膀胱の残尿量が増え、尿が後々に漏れ出る( D )尿失禁が生じる。進行すると( E )をきたし腎後性腎不全になることもある。 4.自覚症状の評価として国際前立腺症状スコア (IPSS)が用いられる。 5.( F )で排尿機能を検査する。 また、( G )では肥大した前立腺を触知する。 6.症状が軽度の場合には、( H )を用いた薬物療法を行う。 7.手術療法では、一般的に( I )が行われる。

    A 前立腺 B 下部尿路症状 C 残尿感 D 溢流性 E 水腎症 F 尿流測定 G 直腸指診 H α1遮断薬 I 経尿道的前立腺切除術

  • 26

    前立腺がん 1. 前立腺がんは、( A )に生じる悪性腫痛で、大部分は腺がんである。50歳以上の男性に好発する。前立腺の中心領域、移行領域、辺線領域のうち、多くは辺縁領域に好発する。 2. 早期は無症状が多い。進行すると血尿や( B )などが生じる。 3. 前立腺がんは、( C )転移しやすく、腰痛などの骨痛や骨折などをきたしうる。 4. 直腸指診で前立腺に結節を触知する(早期には触れないこともある)。 5. 前立腺の腫マーカーである( D )が高値を示す。 6. 確定診断には、( E )による組織検査を行う。骨転移の有無は骨シンチグラフィーで確認する。 7. 手術療法としては、一般に( F )が行われるが、早期の場合は( G )(TUR-P)も行われる。

    A 前立腺 B 排尿障害 C 骨 D 前立腺特異抗原 PSA     prostate-specific antigen E 前立腺生検 F 根治的前立腺摘除術 G 経尿道的前立線切除術 Transurethral Resection of Prostate

  • 27

    大腿骨頸部骨折 口大腿骨頭部骨折は、大腿骨頸部骨折と( A ) 骨折(大腿骨より外側の骨折)に分類される。 口大腿骨近位部骨折は、高齢者に多く、原因として( B ) がある。 口大腿骨頸部骨折では、起立・歩行が不能となり患股は( C )する。骨癒合の選延や偽関節を生じやすく、大腿骨頸部 ( D )を起こしやすい。 口大腿骨頸部骨折(内側骨折)では、骨癒合が難しいことから( E )術が行われることが多い。転子部骨折(外側骨折)では、血行が豊富で骨癒合が得られやすいため観血的骨接合術が行われることが多い

    A 大腿骨転子部 B 転倒 C 短縮 D 大腿骨頭壊死 E 人工骨頭置換術

  • 28

    ストーマ(人工肛門) ロストーマとは、手術によって( A )に腸を固定することによってできる便や尿の排泄口である。 ロ( B)(ストーマの位置決め)は、合併症を予防し、セルフケアをしやすくするために行う。 口患者は、術後の食生活や排便方法、社会生活など、今までの生活環境が変化することに対して不安を抱く、そのため視聴覚数材を用いるなどして具体的に説明することが重要である。

    A 腹壁 B ストーマサイトマーキング

  • 29

    ロストーマの状態の観察(色調、深題、出血、局所感染)、周囲の皮膚の状態、排ガス、排便、漏れの確認を行う。正常なストーマの色調は、桃色〜( A )色である。 口回復に合わせて、術後合併症の予防のために( B )を促す。それと同時にセルフケアができるように支援していく。 ロストーマ装具の交換は、ストーマ装具の種類に応じて、( C )交換では1~3日、( D )交換では3~5日/回で行う。 口入浴に制限はなく、ストーマ装具をつけたままでも外してでも入浴できる。 口水久ストーマの場合、( E )認定が受けられることを説明する。

    A 鮮紅 B 早期離床 C短期 D中期 E 身体障害者

  • 30

    カテコールアミン受容体について正しい のは

    気管支平滑筋のβ受容体がはたらくと気管支が拡張する。

  • 31

    ノルアドレナリンを放出するのは

    交感神経の節後神経

  • 32

    Aさん(60歳、男性)は、胃癌の手術目的で入院した。大動脈弁置換術を受けた既往があり、内服していたワルファリンをヘパリンに変更することになった。確認すべきAさんの検査データはどれか

    PT-INR /プロトンビン時間

  • 33

    タイムアウトによって予防できるのはどれか。

    患者の誤認

  • 34

    Aさん(48歳、男性)は、直腸癌のため全身麻酔下で手術中、出血量が多く輸血が行われていたところ、41℃に体温が上昇し、頻脈となり、血圧が低下した。麻酔科医は下顎から頸部の筋肉の硬直を確認した。既往歴に特記すべきことはない。この状況の原因として考えられるのはどれか。

    悪性高熱症

  • 35

    成人男性に対する全身麻酔下の膵頭十二指腸切除術が9時に開始されてから40分間の経過を表に示す。9時40分の時点で、間接介助の看護師が医師に確認の上、実施することとして適切なのはどれか。

    加温マットの設定温度を上げる。

  • 36

    Aさん(56歳、男性)は、化学療法後の血液検査にて好中球数300/mm3であった。Aさんの状態で正しいのはどれか。

    日和見感染症のリスクが高い。

  • 37

    アナフィラキシーショックで正しいのはどれか。2つ選べ。

    重症例では死に至る。, 気道粘膜の浮腫を生じる。

  • 38

    放射線療法について正しいのはどれか

    Gy(グレイ)は吸収線量を表す

  • 39

    人工肛門を造設した患者へのストーマケアの指導内容で適切なのはどれか。2つ選べ。

    装具をはがした時は皮膚保護材の溶解の程度を観察する。, 装具を貼る時は腹壁のしわを伸ばす。

  • 40

    ストーマのパウチ交換で適切なのはどれか。パウチ=便が入る袋

    パウチを装着する際は、患者は腹部を膨らませる。

  • 41

    訪問看護師が人工肛門を造設して退院した在宅療養者を訪問すると「便が漏れるため外出ができない」と相談を受けた。観察すると、ストーマパウチの面板が皮膚に密着していない。 看護師の対応で適切なのはどれか。

    面板を温めて皮膚に貼付する。

  • 42

    尿失禁の種類と対応の組合せで正しいのはどれか。

    反射性尿失禁 ― 間欠的自己導尿

  • 43

    尿失禁とその原因の組合せで正しいのはどれか

    反射性尿失禁 ― 脊髄障害

  • 44

    膀胱で正しいのはどれか。

    粘膜は移行上皮である。

  • 45

    Aさん(80歳、女性)。大腿骨頸部骨折のため人工骨頭置換術を受けた。手術後14日、Aさんの経過は順調で歩行訓練を行っている。歩行による疼痛の訴えはない。現在のAさんの状態で最も注意すべきなのはどれか。

    股関節脱臼

  • 46

    下腿の介達牽引を受けている患者が足背のしびれを訴えている。 看護師が確認すべき項目で優先度が高いのはどれか。

    下肢の肢位

  • 47

    開放骨折で正しいのはどれか。

    骨折部が外界と交通している。

  • 48

    Moore の提唱した手術後の回復過程の第 1相(異化期)の生体反応はどれか。

    血糖値の上昇

  • 49

    感染を伴わない創傷の治癒を促進させる方法で適切なのはどれか。

    洗浄

  • 50

    胸腔ドレーン挿入中の患者の看護で適切なのはどれか。

    ドレーンチューブに触れた後は手指衛生を行う。

  • 51

    特徴 鼻カニュレ 酸素マスク リザーバー ベンチューリ

    鼻カニュレ  食事可能 酸素マスク  呼気再吸入 リザーバー  高い酸素濃度 ベンチューリ 安定した酸素

  • 52

    輸液ポンプに設定する項目

    流量

  • 53

    尿失禁 (尿が不随意に漏れる状態)

    1 腹圧性 骨盤底筋群が無力化 2 溢流性 前立腺肥大症 3 真性  括約筋障害 常に漏れてる 4 切迫性 突然尿意 5 反射性 中枢神経疾患、脊髄損傷      尿意なし

  • 54

    前立腺がん 限局性進行がんや一部の早期がんでは ( A )が用いられる。 ( B )療法ではLH-RH作動薬や( C )が用いられる。

    A 放射線 B 内分泌 C 抗アンドロゲン

  • 55

    病院内の退院調整部署による退院支援について正しいのはどれか。 A 65歳以上の高齢者を対象とする。 B 医師が退院日を決めてから、支援を開始する。 C 退院調整看護師は、訪問看護導入の要否を検討する。 D 退院調整部署の設置は診療報酬の算定要件ではない。

    ❌入院患者の退院調整であり、年齢は問わない。 ❌退院調整は入院時から始まる。 ⭕️退院調整看護師は退院後の訪問看護の必要性を検討し患者・家族に提案する ❌退院調整部署の設置は、診療報酬の入退院支援加算の要件である。

  • 56

    在宅医療が必要な患者の退院調節について適切なのはどれか。 1. 医師が退院調整の決定権をもつ。 2. 退院調整は入院時から開始する。 3. 退院時に診療録を訪問看護師に渡す 4. 退院前の訪問指導は診療報酬の評価の対象ではない。

    2

  • 57

    単純性イレウスで正しいのは 1.腸管の血行障害を伴う。 2.治療は手術が第一選択である。 3.最も多い原因は小腸腫瘍である。 4.腹部聴診で腸蠕動音はほとんど聴取されない。 5.閉塞部位より口側の腸管内にガスの貯留を認める。

    1.(×)腸管の血行障害を伴うのは絞扼性イレウスである。 2.(×)治療は保存的治療を行う。 3.(×)最も多い原因は腸管の癒着である。 4.(×)単純性イレウスでは、代償的に蠕動運動が亢進するため、グル音が増強し、腸内容物が狭窄部位を通過するときに、金属音が聞かれることがある。 5.(○)閉塞部位より口側にガスが貯留し、腹部膨満がみられる。

  • 58

    開腹術後の患者で機械的腸閉塞を疑うのはどれか。 1. 排ガスの停止 2. 白血球数の減少 3. 腸管のけいれん 4. アンモニア臭の吐物

    1 2は、腸閉塞によって白血球の増加やCRP値の上昇などの炎症反応の亢進がみられることがある。 3は、腸管のけいれんは機能的腸閉塞(痙攣性腸閉塞)の症状である。 4は、腸閉塞の吐物では糞臭がする。

  • 59

    Aさん(62歳、女性)は、67歳の夫と2人で暮らしている。大腸がん検診で便潜血反応が陽性となり精密検査を勧められて来院した。出産以外で入院の経験はなく、健康には自信があるという。3年前、兄を大腸癌で亡くしている。精密検査を勧められてから口数が減り、食欲も減退している。 問題1 Aさんは、医師から大腸内視鏡検査について説明を受けた後、署名するようにと同意書を手渡された。看護師から具体的な説明を受けているとき、Aさんは「これは何の書類ですか」と落ち着かない表情で同意書を看護師に見せた。 看護師の最初の対応で最も適切なのはどれか。 1. 医師に再度の説明を依頼する。 2. 検査をするには署名が必要であると伝える。 3. 医師の説明内容をどのように理解したか確認する。 4. 医師が説明した内容なので心配ないと署名を促す。

    ❌医師に再度の説明を依頼する前に、患者が何を理解できなかったのか、何に疑問をもっているのか、医師からの再説明が必要なのかをまず把握しなければならない。 ❌患者が書類自体が何かわからないと言っているのに対し、わからないまま署名をさせようとするのはインフォームド・コンセントの合意するプロセスに反している。 ⭕️患者が何の書類か聞いていることから、医師の説明内容をどのように理解したか確認することは適切である。 ❌患者が書類自体が何かわからないと言っているのに対し、医師が説明した内容なので心配ないと、理解がされないまま署名をさせようとするのはインフォームド・コンセントの合意するプロセスに反している。

  • 60

    大腸内視鏡検査で1cm大のポリープが3個診断され、入院して内視鏡的ポリープ切除術が行われた。Aさんは、病室に戻ってから腹部膨満感と軽度の腹痛を訴えたが、鎮静薬で傾眠状態である。 予想される状態はどれか。 1. 脱 水 2. 鼓 腸 3. 腸閉塞 4. 腹水貯留

    ❌ 脱 水 腹部膨満感と軽度の腹痛は、脱水の症状であるとは考えられない。 ⭕️ 鼓 腸 大腸内視鏡検査の際には腸管内に空気を入れるため、鼓腸が起こり、腹部膨満感と軽度の腹痛を訴えたと考えられる。 ❌腸閉塞 大腸内視鏡検査が終了したばかりである。腸閉塞が起こっていればそこで発見されているか、または前処置の腸管洗浄液の内服時点で問題が生じているはずである。 ❌腹水貯留 腹水貯留は自覚症状はほとんどない。腹部膨満感と軽度の腹痛を訴えていることが腹水貯留の症状とは考えにくい。

  • 61

    Aさん(62歳、女性)は、67歳の夫と2人で暮らしている。大腸がん検診で便潜血反応が陽性となり精密検査を勧められて来院した。出産以外で入院の経験はなく、健康には自信があるという。3年前、兄を大腸癌で亡くしている。精密検査を勧められてから口数が減り、食欲も減退している。 問題3 術後1日、全粥を摂取しても腹痛や下血はなかったため、翌日に退院する予定となった。 退院してから1週間の生活についての指導で適切なのはどれか。 1. 「運動の制限はありません」 2. 「お酒の制限はありません」 3. 「旅行に行ってもよいです」 4. 「長時間の入浴はしないでください

    4 ↓ 長時間の入浴は出血の原因となることがあるため、退院してから1週間では避けたほうがよい。

  • 62

    DVTとは、( A )系に血栓が生じ、静脈閉塞を起こす疾患である。 ロ予防には、弾性ストッキングの着用、早期離床、早期歩行、積極的な運動、( B )などがある。 ロ弾性ストッキングは、( C )まで着用し、ストッキングの収縮圧力により下肢の静脈還流を促す。

    A 深部静脈性 B 間欠的空気圧迫法(フットポンプ) C 手術前から手術後に発色のリスクが  なくなる

  • 63

    輸液セットで 成人用1mlあたり 小児用1mlあたり

    20滴 60滴

  • 64

    輸液の目的

    水分、電解質、薬剤の投与 経口摂取の代替 静脈路の確保 急激に喪失した血液の置換

  • 65

    静脈穿刺は、血管内に針が入ったかを ( A )で確認する。 輸液中は、( B )を観察する。 輸液の注入速度を正確に保つ必要がある 場合は、( C )を使用する。

    A 血液の逆流 B 滴下速度や患者の状態 C 輸液ポンプ

  • 66

    輸液 穿刺部のA(発赤、腫脹、疼痛、熱感)が見られた場合、Bや静脈炎を疑い、即時に点滴を中止して針を抜去する。

    A 炎症所見 B 血管外漏出

  • 67

    前立腺肥大症で正しいのはどれか。2つ選べ。 1. 進行すると水腎症となる。 2. 外科治療は経尿道的前立腺切除術を行う。 3. 直腸診で石の様な硬さの前立腺を触知する。 4. 前立腺を縮小させるために男性ホルモン薬を用いる。 5. 前立腺特異抗原〈prostate specific antigen:PSA〉値が100ng/mL以上となる。

    1.⭕️ 前立腺肥大が慢性化して持続的に尿閉が生じるとやがて水腎症となる。 2.⭕️ 前立腺肥大症治療の基本は薬物療法だが、薬物療法の効果が見込めない重症の場合は経尿道的前立腺切除術を行う。 3.❌ 直腸診で石のように固く触れる場合は前立腺癌を疑う所見である。前立腺肥大症の場合は弾性がありやや固く触知される。 4.❌ 前立腺は男性ホルモンの作用によって肥大する。前立腺肥大症で用いられるのはα1アドレナリン受容体遮断薬、抗アンドロゲン薬で、男性ホルモンの働きを抑制する。 5.❌ 前立腺特異抗原(PSA)は、4ng/mLより高値であると前立腺の異常が疑われる。100ng/mL以上であると前立腺癌の疑いが強くなる。

  • 68

    前立腺癌について正しいのは 1. 骨への転移は稀(まれ)である。 2. 血清PSA値が上昇する。 3. 内分泌療法は無効である。 4. α交感神経遮断薬が有効である。

    ❌前立腺癌は無症状だが、骨転移しやすい癌なので、転移骨部の疼痛や骨折などがきっかけで発見されることがある。 ⭕️前立腺癌の場合、血液検査でPSA値(前立腺特異抗原)が上昇する。前立腺肥大症や前立腺炎でも上昇する場合がある。 ❌前立腺癌の治療法として、前立腺全摘出術や放射線療法、ホルモン療法(内分泌療法)などがある。よって、ホルモン療法(内分泌療法)は前立腺癌に対して有効である。 ❌α交感神経遮断薬は前立腺肥大の排尿困難に対して用いられるが、前立腺癌には用いられない。

  • 69

    出血性ショックで起こるのはどれか。 1. 体温の上昇 2. 尿量の増加 3. 血圧の低下 4. 皮膚の紅潮

    3

  • 70

    容器保安規則で酸素ボンベは( A )色と 定められている。 酸素投与時に加湿が必要な場合、 ( B )を使う。 酸素は天然性が高いためC

    黒 滅菌精製水 火気厳禁