特異的な抗原を認識したB細胞は、ヘルパーT細胞の助けを受けて、抗体産生細胞へと分化する。

ナチュラルキラー細胞は、抗原感作を受けて初めて腫瘍細胞やウイルス感染細胞に対する障害性を有する。

マクロファージの細胞表面にあるFc受容体は、外来菌体成分と直接結合する。

活性化したヘルパーT細胞上に発現したCTLA-4(細胞傷害性Tリンパ球抗原-4)分子は、その細胞自身に抑制性シグナルを伝える受容体として働く。

肥満細胞は、B細胞に対する抗原提示能を有する。

樹状細胞は、マクロファージと異なり、MHCクラスⅡによる抗原提示をしない。

B細胞は骨髄で発生・分化し、抗体の遺伝子再構築を経た後、二次リンパ器官に移動して、成熟B細胞となる。

キラーT細胞は、MHCクラスⅡにより提示された抗原をT細胞受容体により認識し、細胞障害活性を示す。

CD8分子を表面に有する成熟T細胞は、産生する特徴的なサイトカインの特性により、Th1細胞、Th2細胞、Th17細胞に分類される。

ナチュラルキラー細胞、自然免疫系で働くリンパ球で、細胞傷害活性を示すだけでなく、インターフェロンγ(IFN-γ)を産生する。

人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製には、受精卵が用いられる。

造血幹細胞は臍帯血にも含まれる。

造血幹細胞は臍帯血にも含まれる。

胚性幹細胞(ES細胞)は、自己複製能をもつ。

胚性幹細胞は、多能性獲得に必要な遺伝子を導入して作製する。

老化した赤血球は脾臓や肝臓で破壊される。

赤血球は主にミトコンドリア内でATPを生成する。

骨髄芽球は赤血球の前駆体である。

骨髄の造血幹細胞から分化成熟するのは、赤血球のみである。

赤血球の分化はエリスロポエチンで促進する。

腎性貧血

鉄欠乏性貧血

溶血性貧血

再生不良性貧血

急性白血病