問題一覧
1
62 歳の女性。両側の変形性膝関節症で、膝関節に軽度の伸展制限と中等度の内反変形 とがみられ、Mikulicz 線は膝関節中心の内側に偏位している。 運動療法で適切でないのはどれか。
4
2
変形性膝関節症で正しいのはどれか?
膝周囲筋の筋力強化は症状を改善させる
3
変形性股関節に対して、前方アプローチで股関節を前外側に脱臼させて人工股関節置換術を行った。
伸展、内転、外旋
4
46歳の女性。BMIは29である。両側の変形性股関節症で、股関節周囲の筋力低下と荷重時の股関節痛がある。
階段昇降による筋力増強訓練
5
変形性関節症について正しいのはどれか
股関節では2次股関節症が多い
6
75歳の女性。左変形性膝関節症。翌日に左側の人工関節置換術を施行予定のため、術前の理学療法評価を実施した。術前評価を終了した際に患者は「明日の手術が心配です」と訴えた。理学療法士の対応として適切なのはどれか。
「手術を明日に控えて、いろいろと心配になりますよね」
7
骨粗鬆症骨折が最も起こりやすいのはどれか
橈骨
8
右人工股関節置換術(後方侵入)後の患者の靴下の着脱として正しいのはどれか。
2, 4
9
変形性膝関節症について正しいのはどれか。
初期の疼痛は動作開始時に出現しやすい
10
患者の股関節部エックス線写真を別に示す。大腿骨および下腿骨に骨折はなく、膝関節の変形や可動域制限はない。右大腿長 44.0 cm、両側の下腿長 35.5 cm、右下肢の棘果長 83.0cm であった。左下肢の肢長検査で正しいのはどれか。
1
11
股関節の可動域を表に示す。快適速度で直線路を歩行した場合に予想される特徴はどれか。
歩隔の増加
12
68歳の女性。変形性股関節症。発症して10年が経過し、右人工股関節全置換術をすることとなった。術前評価として歩行分析を行ったところ、右立脚期にDuchenne歩行が観察された。
反射検査
13
45歳の女性。右変形性股関節症。先天性股関節脱臼の既往がある。1年前から荷重時の右股関節痛があり、2か月前から安静時痛も出現した。起居動作時や歩行時の疼痛が強くなってきたため受診した。ADL指導として適切なのはどれか。
T字杖を使用する場合は左手に持つ
14
変形性膝関節症の理学療法介入方法について、理学療法診療ガイドライン第1版(日本理学療法士協会)でグレードが最も低いのはどれか。
ホットパック
15
Heberden結節の好発部位はどれか。
遠位指節間関節
16
変形性膝関節症の進行に伴う関節構成体の変化で正しいのはどれか。
滑膜の肥厚
17
膝関節内反変形のある変形性膝関節症患者に見られる歩行の特徴はどれか。2つ選べ。
立脚相:外側スラスト, 立脚相:立脚側への体幹傾斜
18
変形性膝関節症で正しいのはどれか。2つ選べ。
運動開始時に疼痛がある, 大腿四頭筋の萎縮を認める
19
Trendelenbrug徴候が生じやすいのはどれか。
変形性股関節症
20
65歳の女性。左変形性股関節症。3年前からの左股関節に対して後方侵入法で人口股関節置換術を受けた。術後のX線写真を別に示す。
術後翌日から等尺性筋力増強練習を開始する
21
変形性膝関節で誤っているのはどれか。2つ選べ。
男性に好発する, 膝外反変形を生じやすい
22
膝関節前十字靱帯損傷で異常所見が見られるのはどれか。2つ選べ。
Lachman test, 軸移動テスト pivot shift test
23
足関節靱帯損傷で最も頻度が高いのはどれか。
前距腓靱帯
24
膝半月板断裂の評価で適切な検査法はどれか。2つ選べ。
前方引き出しテスト, N-テスト
25
20歳の女性。1か月前に転倒し、疼痛は軽減したが膝関節の不安定感があり来院した。実施した検査を図に示す。矢印は力を加えた方向を示す。この検査で陽性となったとき、損傷されたのはどれか。
後十字靱帯
26
21の女性。バレーボールで着地時に足関節痛を訴えた。検査法を図に示す。この検査で調べる靱帯として正しいのはどれか。
前距腓靱帯損傷
27
膝前十字靱帯損傷と合併して損傷しやすい部位はどれか。
内側半月板
28
腱板断裂損傷の徒手検査で陽性になる可能性が最も高いのはどれか。
drop arm test
29
膝関節の運動で正しいのはどれか。
大腿骨の脛骨上の転がり運動は外側顆部の方が内側顆部位より大きい。
30
20歳の男性。運動時に膝関節痛を訴える。実施した検査を図に示す。 この検査で陽性となった。疑うべき病態はどれか。
半月板損傷
31
膝関節前十字靱帯再建術後 3 日経過した時点で行う理学療法として適切でないのはどれか。
ハーフスクワット
32
関節円板を有さないのはどれか。2つ選べ。
肩関節, 腕尺関節
33
膝関節半月板について正しいのはどれか。
外縁は血行により栄養されている
34
上腕骨骨折について正しいのはどれか。
骨幹部骨折では橈骨神経麻痺が起こりやすい
35
大腿近位骨折に対する人工骨頭(こうほうあぷろ後方アプローチ)後、全荷重が可能な状態での理学療法で適切でないのはどれか。
低い椅子から股関節内旋位での立ち上がり練習
36
上腕骨顆上骨折で正しいのはどれか
前腕の循環不全を生じやすい
37
転移のない大腿骨転子部骨折に対する観血的整復固定術後の理学療法として優先度の低いのはどれか。
脱臼予防肢位の指導
38
尺骨骨幹部骨折と橈骨小頭の脱臼を生じるのはどれか
Monteggia骨折
39
疲労骨折が最も多いのはどれか。
腰椎
40
高齢者の転倒で生じやすいのはどれか
橈骨骨折
41
20 歳の女性。転倒して左下腿骨骨折後、変形治癒となりその後手術が行われた。手術後翌日の単純エックス線を別に示す。 この患者に対する運動療法で正しいのはどれか。
下肢伸展挙上運動を手術1日から行う
42
87 歳の女性。転倒して左股関節痛を訴え、入院となった。受傷後 2 日目に後方侵入法で手術を受けた。術後のエックス線写真を別に示す。正しいのはどれか。
靴下の着脱は股関節外旋位で行う
43
76 歳の女性。脛骨高原骨折。転倒して受傷し、人工骨を用いた手術を施行された。術後のエックス線写真を別に示す。術後の理学療法で正しいのはどれか。
術後翌日から足関節自動運動を行う
44
上腕骨骨幹骨折で最も合併しやすい神経障害はどれか
橈骨神経
45
環椎骨折(Jefferson骨折)に対する運動療法で正しいのはどれか。
頸椎の可動域が得られてから頸椎周囲筋の等張性
46
高齢者の大腿骨近位部骨折について正しいのはどれか
認知症は危険因子である
47
35歳の女性。橈骨遠位端骨折後に右上肢にcrps(複合性局所性疼痛症候群)を生じた。この患者に見られる所見に合致しないのはどれか。
痛覚鈍麻
48
回旋筋腱板を構成する筋はどれか。2つ選べ。
棘上筋, 小円筋
49
膝関節半月板につい正しいのはどれか。
外側半月板は外側側副靱帯に付着しない
50
25 歳の男性。野球の試合で走塁中に大腿後面に違和感と痛みが生じた。直後に整形外科を受診したところ、大腿部エックス線写真では骨折を認めなかった。この時点での物理療法で適切なのはどれか。
アイシング
51
肩腱板断裂で陽性となるのはどれか
drop armテスト
52
アキレス腱断裂について正しいのはどれか。
高齢者では日常生活での受傷が多い
53
45 歳の女性。40 歳で関節リウマチを発症し、寛解と増悪を繰り返している。両手関節の腫脹と疼痛が顕著である。歩行は可能であるが、左膝関節の疼痛と変形が強いため人工関節置換術を検討している。術前に使用する歩行補助具として適切なのはどれか。2 つ選べ。
プラットホーム杖, 四輪式歩行器
54
関節リウマチについて正しいのはどれか。
炎症が強い時期の運動療法は自動運動を中心に行う
55
58歳の女性。12年前発症の関節リウマチ。突然指が伸展できなくなり受診した。受診時の手の写真を別に示す。障害されたのはどれか。
(総)指伸筋
56
関節リウマチに合併しやすいのはどれか。
指伸筋腱皮下断裂
57
52 歳の女性。関節リウマチ。発症して 17 年が経過している。手指関節に痛みを訴えており、図のような変形がみられる。手指に対する最も適切な物理療法はどれか。
パラフィン浴
58
44歳の女性。関節リウマチ。エックス線写真を示す。身の回りのことはできるが、仕事は行えない。この患者のSteinbrockerの分類はどれか。
ステージⅣ、クラスⅢ
59
関節リウマチの症状と理学療法の組み合わせで正しいのはどれか。
環軸関節亜脱臼ー頸椎前屈姿勢の予防
60
関節リウマチについて正しいのはどれか。
間質性肺炎を合併することが多い
61
関節リウマチの開張足を矯正する装具で最も適切なのはどれか。
メタタルサルアーチサポート
62
関節リウマチにおいて、余暇、仕事、身の回りのことの3つの要素から機能状態のを示す指標はどれか。
Steinbrockerのclass分類
63
関節リウマチに見られる変形と部位の組み合わせで適切なのはどれか。
内反小指変形ー足部
64
関節リウマチに対する運動療法で正しいのはどれか。
等尺性運動で筋力を維持する
65
47 歳の女性。抗リン脂質抗体症候群の既往がある。右変形性膝関節症に対して高位脛骨骨切り術を 3 日前に受けた。右大腿部から足部まで発赤を伴う腫脹を認め、Homans 徴候陽性である。術後に実施した主な血液検査の結果を表に示す。術後の合併症として考えられるのはどれか。
深部静脈血栓症
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スワンネック変形で過伸展となるのはどれか
近位指節間関節
67
60 歳の女性。関節リウマチ。Steinbrocker のステージⅢ、クラス 3 で寛解状態であり安定している。理学療法士が行う生活指導について誤っているのはどれか。
頸椎の等張性抵抗運動を励行する