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動物臨床看護学各論Ⅰ後期
  • とぅくとぅん

  • 問題数 78 • 12/14/2024

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    問題一覧

  • 1

    各部の名称を記入 a⇒ b⇒ c⇒ d⇒

    噴門, 胃底部, 胃体部, 幽門

  • 2

    消化器疾患の動物を看護する際に、優先度が最も低い評価項目はどれか。

    排尿

  • 3

    吐出の原因はどれか。

    食道狭窄

  • 4

    ショックの症状はどれか。

    血圧低下

  • 5

    腎機能検査で測定する項目はどれか。

    CRE

  • 6

    胃拡張胃捻転症候群(GDV)の好発品種は

    2~10歳齢の大型犬で胸の深い犬種

  • 7

    胃内容物が嘔吐反射によって体外に排出されること。吐く前に前兆あり。→ 食道内の内容物が体外に排出されること。吐く前に前兆はなく突発的に起こる。→

    嘔吐, 吐出

  • 8

    猫の薬物性食道炎とは、錠剤やカプセルの内服薬剤が食道粘膜に停滞することによって生じる食道炎。 ※刺激性の強い薬剤→

    テトラサイクリン, ドキシサイクリン, クリンダマイシン

  • 9

    食道炎とは

    食道を保護している防御機能の崩壊により炎症が起こる病態のこと。, 食道粘膜における炎症は、その下層の粘膜下組織や筋層にまで及ぶこともある。

  • 10

    巨大食道症(食道アカラシア)とは

    食道が拡張し、食べ物が胃に送り込まれなくなる病態。, 先天性と後天性に分けられる。

  • 11

    食道狭窄とは

    食道が局所的に狭窄し、食べ物の通過が困難または不可能になった状態のこと。, 通常は、食道炎の後遺症として食道炎症部が瘢痕収縮を起こすことによって生じる。, 食道内異物、食道内腫瘍、胸腔内腫瘍、血管内輪異常症などで同様の症状を引き起こす。

  • 12

    嘔吐と吐出に関する記述として、正しいのはどれか。

    ⑤吐出の特徴として、何の前触れもなく突発的に起きることが挙げられる。

  • 13

    小腸性下痢と大腸性下痢の特徴として、正しいのはどれか。

    ④小腸性下痢が長期に持続すると、体重は減少傾向となる。

  • 14

    犬における多飲多尿に関する記述として、誤っているのはどれか。

    ③50mL/kg/日以上飲水することを多飲と定義する。

  • 15

    尿毒症の臨床徴候として、誤っているのはどれか。

    ④発熱

  • 16

    消化器疾患による症状について正しいのはどれか。

    ② 嘔吐の際は腹筋の収縮がみられる。

  • 17

    消化器疾患に関する検査について正しいのはどれか。

    ①X線検査は腸閉塞の検出に有効である。

  • 18

    消化器疾患に関する治療について正しいのはどれか。

    ④下痢を示す動物には乳酸リンゲル液の輸液がよく行われる。

  • 19

    胃炎とは

    胃粘膜に炎症が生じている状態。, 経過によって発症数日以内のものを急性胃炎、数週間続いているものを慢性胃炎と呼ぶことが多い。

  • 20

    幽門狭窄とは

    胃の出口にあたる幽門部が狭窄を起こし、食べ物の腸への流出が障害された病気。, 筋層が肥厚する幽門筋肥大と粘膜層が肥厚する胃前庭部粘膜肥大の2タイプがある。

  • 21

    胃拡張捻転症候群(GDV)とは

    胃拡張…食べ物や空気で胃が拡張する, 胃捻転…胃が膨れて捻転する, 胃と一緒に血管や脾臓もねじれてしまうことから一刻も早く処置が必要。

  • 22

    食道内異物とは

    食道内に食べ物や異物が持続的に詰まった状態。, 胸郭の入り口、心基底部付近、胃食道接合部付近は生理的に狭窄しているため食べ物や異物が詰まりやすい。

  • 23

    胃内異物とは

    骨や石、布などの異物が、食道を通過して胃内に停留している状態。, 先端が鋭くとがった様な鋭利な異物であれば胃壁を穿孔する。

  • 24

    胃原発の腫瘍には腺腫、腺癌、平滑筋腫、平滑筋肉腫、線維肉腫、リンパ腫などがある。 犬→ 猫→ が最も多い胃の腫瘍であり、中〜高齢の個体で発生が多い。

    腺癌, リンパ腫

  • 25

    小腸性下痢 体重減少→ 多食→ 腸運動の頻度→ 糞便の量→ 糞便中の血液→ 糞便中の粘液→ しぶり→ 嘔吐→ 回数→

    長期化すると体重減少, たまにみられる, ほぼ正常に近い, 多量, メレナ(黒色), 一般的でない、脂肪便がみられることもある, みられない, あり得る, 変化なし

  • 26

    大腸性下痢 体重減少→ 多食→ 腸運動の頻度→ 糞便の量→ 糞便中の血液→ 糞便中の粘液→ しぶり→ 嘔吐→ 回数→

    多くの場合体重減少はみられない, 多食はまれもしくはみられない, 時に著しく増加, 少量, 血便(赤色), まざることがある, みられる, あり得る, 大幅に増加

  • 27

    巨大結腸症とは

    結腸が異常に拡張している状態のこと。, この疾患は結腸に糞便が長時間停滞し、水分が吸収されて糞便がより硬くなりそれらが大量に結腸内に停留することでおこる。, 猫では原因不明な場合も多く、特発性結腸症と呼ばれる。, 骨盤骨折や脊髄疾患などによる機械的、機能的な障害によっても起こる。

  • 28

    腸重積とは

    腸管の一部がそれに続く腸管に入り込んでいる状態のこと。, ウイルス感染や寄生虫感染、腸管内異物、腫瘍などあらゆる腸炎に続発して起こる可能性があり、腸閉塞の原因にもなりえる。

  • 29

    腸閉塞(イレウス)とは

    色々な原因によって、腸が不完全もしくは完全に塞がってしまった状態。, 単純性イレウス…異物、腫瘍、癒着、外部からの圧迫などによって腸が塞がった状態, 複雑性イレウス…腸重積、ヘルニアにより起こる状態, 機能性イレウス…化膿性腹膜炎、脊髄疾患、ウイルス、神経症状、薬物などが原因で腸がけいれんし起こる状態

  • 30

    慢性腸症(CE)とは

    慢性的な(一般的に3週間以上)下痢を示す疾患群の総称, 主に食事反応性下痢(FRD)、抗菌薬反応性下痢(ARD)、炎症性腸疾患(IBD)の3つが含まれる

  • 31

    特発性腸リンパ管拡張症とは

    小腸の絨毛にあるリンパ管が拡張し、血液内のたんぱく(ALBなど)が腸内に漏出する疾患, リンパ管拡張によるたんぱくの腸内喪失は炎症性腸疾患(IBD)や消化器型リンパ腫でも2次病変としてみられるが、これらと違い腫瘍や炎症の所見がみられないものを特発性リンパ管拡張症と分類する

  • 32

    会陰ヘルニアとは

    肛門周囲に発生する大腸(直腸)のヘルニア。, 老化などにより直腸壁を支えている筋肉が弱まり起こる(中〜高齢犬での発生がほとんどで猫では起こらない)

  • 33

    下痢症状の糞便および排泄状態の表記で誤っているのはどれか。

    ③血便としぶりがあるのは、小腸性下痢である。

  • 34

    嘔吐・吐出症状を示す場合の一般的な動物看護介入として正しいのはどれか。

    ④食事の回数を増やし、少量の低脂肪食を与える。

  • 35

    便秘の原因について誤っているのはどれか。

    ⑤ 高食物繊維食

  • 36

    小腸内異物は犬と猫どちらともにみられる。 猫→ 犬→ 臨床症状は急性の嘔吐と食欲不振、元気消失。

    ひも状異物が多い, 塊状の異物が多い

  • 37

    a⇒ b⇒ c⇒ d⇒

    噴門, 幽門, 胃底部, 胃体部

  • 38

    巨大食道症の臨床症状として正しいのはどれか

    吐出

  • 39

    一般的に便秘が認められるのはどれか

    巨大結腸症

  • 40

    慢性の腸炎の中で抗菌薬に反応するものの名称を答えなさい

    抗菌薬反応性腸炎

  • 41

    犬が食すと低血糖を起こすものはどれか

    キシリトール

  • 42

    犬のチョコレート中毒の毒成分はどれか

    テオブロミン

  • 43

    猫に与えると、光線過敏症を起こすのはどれか

    サザエ

  • 44

    ネギ中毒でみられる異常として適切なのはどれか

    溶血

  • 45

    食欲不振に関する記述として、誤っているのはどれか。

    ③ オヤツやサプリメントの摂取状況については、食事とは関係がないため聴取は不要である。

  • 46

    猫の上部気道疾患に関する記述として誤っているのはどれか。

    ⑤ 根治が可能であり、生涯にわたる治療が必要となることはない。

  • 47

    血液疾患に関する記述として、誤っているのはどれか。

    ③ ネギ中毒ではハウエル・ジョリー小体が形成される。

  • 48

    免疫機能に関する記述として、正しいのはどれか。

    ④液性免疫では、B細胞の産生する免疫グロブリンが関与する。

  • 49

    以下の疾患のうち、免疫機能の過剰による疾患ではないものはどれか。

    ④猫免疫不全ウイルス感染症

  • 50

    看護動物・飼い主への援助に関する記述として、正しいのはどれか。

    ⑤感染症の場合、看護動物だけではなく、同居動物の健康状態も確認する。

  • 51

    10%塩化ナトリウム水溶液を用いて0.2%塩化ナトリウム水溶液を500ml 作るために必要な10%塩化ナトリウム水溶液の量は何mlか? また、何倍希釈になっていればよいのか答えなさい

    10% ÷ 0.2% = 50倍希釈, 500ml × 1/50 = 10ml

  • 52

    10%塩化ベンゼトニウム液を用いて、0.05%塩化ベンゼトニウム液を1000ml作るために必要な10%塩化ベンゼトニウム液の量は何mlか? また、希釈に必要な水の量を答えなさい。

    10%÷0.05% = 200倍希釈, 1000ml × 1/200 = 5ml(原液の量), 1000ml-5ml = 995ml(水の量)

  • 53

    3倍希釈のクロルヘキシジンを120ml作るとき必要な原液の量は何mlですか? また、この時に必要な水の量を答えなさい。

    120ml × 1/3 = 40ml(原液の量), 120ml - 40ml = 80ml(水の量)

  • 54

    6%次亜塩素酸ナトリウム液を希釈して0.5%液を600ml作ることにした。 6%次亜塩素酸ナトリウム液は何ml必要ですか? また、何倍希釈になっていればよいのか答えなさい。

    6%÷0.5% = 12倍希釈, 600ml x 1/12 = 50ml (原液の量)

  • 55

    0.02%の次亜塩素酸ナトリウム溶液を 2000ml 作製するとき、5%次亜塩素酸ナトリウム溶液を何ml用いるか答えなさい。 また、この時に必要な水の量を答えなさい。

    5%÷ 0.02% =250倍希釈, 2000ml x 1/250= 8 ml(原液の量), 2000ml - 8ml = 1992ml(水の量)

  • 56

    5%のクロルヘキシジン酸塩酸液を用いて、0.2%の希釈液 1000ml を作るのに必要な薬液量はいくらになりますか。また、これは何倍希釈したといえますか。

    5%÷0.2%=25倍希釈, 1000ml x 1/25= 40 ml(原液の量)

  • 57

    6%次亜塩素酸ナトリウム液を希釈して0.5%液を600ml作ることにした。6%次亜塩素酸ナトリウム液は何ml必要か。また必要な水の量も求めなさい

    6%÷0.5%=12倍希釈, 600ml × 1/12 = 50ml(原液の量), 600ml - 50ml = 550ml(水の量)

  • 58

    2%A消毒液を用いて、0.02%のA消毒液を1500ml作るために必要な2%A消毒液の量を求めなさい。また、何倍希釈にすればよいのかも求めなさい。

    2%÷0.02%=100倍希釈, 1500ml x 1/100 = 15 ml(原液の量)

  • 59

    身体の中で消化器と言われると何が含まれますか?

    食道, 胃, 小腸, 大腸, 肝臓, 胆のう, 膵臓, 咽頭, 唾液腺, 歯, 口腔

  • 60

    上部消化器系に含まれるものを答えなさい

    口腔, 咽頭, 唾液腺, 歯

  • 61

    下部消化器系に含まれるものを答えなさい

    食道, 胃, 小腸, 大腸, 肝臓, 胆のう, 膵臓

  • 62

    消化管に含まれるものを答えなさい

    食道, 胃, 小腸, 大腸

  • 63

    嘔吐を臨床症状とする疾患で誤っているものを選びなさい。

    ⑤薬物性食道炎

  • 64

    一般的な薬物性食道炎を起こす原因となる薬剤を選びなさい

    ① テトラサイクリン系抗生剤

  • 65

    テーブルフィーディングが必要な疾患名を選びなさい

    ①巨大食道症

  • 66

    吐出を臨床症状とする疾患で正しいものを選びなさい。

    ⑤巨大食道症

  • 67

    レプトスピラ症について肝性黄疸とは

    肝臓でのビリルビンの取り込み、 肝臓内輸送、排泄などの障害が起きることによる黄疸, 原因疾患は肝炎(ウイルス、細菌、 薬物)や肝硬変、肝腫瘍、猫の肝リピドーシスなど

  • 68

    レプトスピラ症の感染経路

    レプトスピラ菌の保菌動物は主に野生のネズミ。, 保菌動物の腎臓に定着し尿へ排出される。排出期間は数週間~数カ月もしくは一生涯にわたる。, 保菌動物の尿で汚染された水や土壌との接触、尿との直接的な接触によって経皮的あるいは経口的に感染する。

  • 69

    レプトスピラ症の臨床症状 血清型によって臨床症状が異なる。 代表的な症状→

    黄疸, 肝不全, 腎不全, 発熱, 舌壊死, 播種性血管内凝固(DIC) の症状

  • 70

    〇猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)臨床症状 野良の仔猫で多い 成猫では上部気道粘膜(鼻腔、咽頭、扁桃、気管上部など)で増殖し、組織を破壊する。 2~4日間の潜伏後に〜などが起こる。 ※顔面の不清潔感が強いことが特長

    発熱、くしゃみ、流涎、鼻汁によ鼻道閉塞、結膜炎, ※幼猫で重篤化すると潰瘍性角膜炎、全眼球炎となり失明する可能性もある

  • 71

    消毒と滅菌の定義について ①消毒→ ②滅菌→

    有害な微生物の感染を物理的・化学的手法を用いて菌量を少なくすること。, すべての微生物を物理的・化学的手法を用いて殺滅させるか、完全に除去し無菌状態を作ること。

  • 72

    〇化学的滅菌法 ・適用製品:エチレンオキサイドガスによる変性を受けなければ、基本的にどのようなものでも可能 具体例:プラスチック類、手術器具(鉗子類)、リネン類、ガラス製品など ・利点:自動化で操作性がよく、医療機関で多様されている

    ※処理コストがやや高く、酸化エチレンは発がん性を有している!!

  • 73

    〇ノンエンベローブウイルス ※アルコール系消毒液が無効のため、高濃度の塩素系消毒剤を必ず使用する!!

    犬パルボウイルス, 犬アデノウィルス, 猫カリシウイルス

  • 74

    ・食物アレルギーとは→ ・臨床症状→ ・診断と治療→

    食事中の成分に対するI型アレルギーまたはIV型アレルギー反応により、下痢が起こる状態である。, 皮膚の掻痒感と下痢が一般的, 除去食試験(アレルゲンとなっている成分が含まれないフードに切り替えて反応をみる方法)を行う。また、下痢を発症しないフード継続がそのまま治療となる。

  • 75

    グルクロン酸抱合とは 肝細胞における化学物質の処理の1つのやり方! ①猫→ ②犬→ ③豚→

    グルクロン酸抱合能がない, アセチル抱合能がない, 硫酸抱合能が低い

  • 76

    口腔内の解剖 ①⇒ ②⇒ ③⇒ ④⇒

    硬口蓋, 軟口蓋, 舌, 口蓋扁桃

  • 77

    歯科器具の名称 a⇒ b⇒ c⇒ d⇒ e⇒

    プローブ, エキスプローラー, ミラー, キュレットスケーラー, エレベーター

  • 78

    歯科器具の名称 f⇒ g⇒ h⇒ i⇒ j⇒

    メス, 抜歯鉗子, 持針器, 骨膜剝離針, 鑷子