問題一覧
1
以下のうち誤っているのはいずれか答えよ。
精神内科
2
日本に神経学をヨーロッパからもたらした医学者は誰か。
三浦勤之助
3
以下の記載で正しいものはどれか。
活動電位の跳躍伝導は、髄鞘があることにより起こる
4
以下の記載で正しいものはどれか
脳底動脈は左右の椎骨動脈が合流したもので、末端は左右の後大脳動脈に分岐する
5
中枢神経の部位の解剖学名を答えよ
大脳, 中脳, 橋, 小脳, 延髄, 脊髄
6
一次運動野からの投射及び随意運動についての記載で誤っているものを答えよ。
一次運動野から脊髄への投射路はそれぞれの対応する脊髄レベルで対側に交叉する
7
体性感覚の経路について誤っているものを答えよ。
体性感覚は、脊髄小脳路から中小脳脚を通して小脳へ伝えられる
8
以下の記載で正しいものはどれか。
対光反射は、網膜→中脳上丘→動眼神経の経路を介している
9
以下の脳神経のうち、運動系以外の機能を含むものはどれか
動眼神経
10
横隔膜は以下のいずれのレベルに支配されているか
第3、4頸髄
11
下肢の骨格筋と支配神経の組み合わせである誤りを答えよ。
前脛骨筋ー脛骨神経ー第1〜第2仙髄
12
人名のついた徴候名と関連する病態・疾患との組み合わせのうち、誤っているものを答えよ。
Romberg徴候ー小脳性運動失調
13
以下の疾患で増悪寛解型の経過を呈するはいずれか答えよ。
多発性硬化症
14
UPDRSと略される評価スケールは以下のいずれに該当するか答えよ。
パーキンソン病患者の重症度を評価するためのスケールである
15
痛み刺激に全く反応しない昏睡状態の患者は、ジャパンコーマスケールで、以下のいずれに相当するか答えよ。
Ⅲ-300
16
チェインストークス呼吸を呈している意識障害の患者では、以下のいずれの障害が考えられるか答えよ。
広範囲な大脳半球の障害
17
意識障害の患者で、以下の共同偏視と上下肢の症状の組み合わせで、右側大脳の梗塞病変が考えられるはいずれであるか答えよ。
右側への共同偏視と左上下肢の麻痺
18
以下の高次脳機能障害のうち、左半球損傷によらないものを答えよ。
着衣障害
19
失語症の古典的分類では発話の流暢性、聴覚理解の可否、復唱の可否にて分類される。ウェルニッケ失語について正しいものを答えよ。
発話は流暢であるが、聴覚理解及び復唱が不良である
20
健忘症について正しい記載を答えよ。
エピソード記憶の障害で最近の出来事を思い出せない
21
写真はなんと言われるか答えよ
翼状頸
22
複視を訴える患者で、下図のように左に頭を傾け、顎を引いて上目遣いにし、左眼を上外転位に保つと症状が軽減する。いずれの神経麻痺によるか答えよ。
右側滑車神経麻痺
23
頭頸部の感覚の支配神経について正しい記載はどれか答えよ
外耳道から耳介後部にかけて顔面神経支配域がある
24
はさみ足歩行を呈している患者が診察に訪れた。どこの障害が考えられるか、以下の中より答えよ。
両側脊髄側索の障害
25
極軽度の左片麻痺のある右内包の脳梗塞患者を腹臥位で両下腿を挙上して保持させたが、左下肢を保持することが困難であった。何と言われる徴候か答えよ。
Barre徴候
26
Parkinson病患者の筋トーヌスに関しての記載で正しいのはいずれか答えよ。
進展性、被動性ともに低下し、鉛菅様筋強剛(固縮)を呈する
27
以下はその障害によって運動失調を呈する部位であるが、適切でないものはいずれか答えよ。
淡蒼球
28
小脳の障害があるときに認められないのは以下のいずれか答えよ。
Romberg徴候
29
尾状校の障害によって認められる不随意運動は以下のどれか答えよ。
舞踏運動
30
皮膚感覚の神経支配について誤っている記載を答えよ。
隣接する皮節(デルマトーム)の分布領域は、必ず重複する領域が存在する
31
皮膚の自由神経終末で受容しているのは以下のいずれの感覚か答えよ。
痛覚
32
脊髄半切障害によるブラウン・セカール症候群の障害パターンは以下のいずれか答えよ。
障害側の障害レベル以下の運動麻痺、同側の深部感覚脱失、対側の温痛覚脱失
33
血消クレアチンキナーゼ(CK)値について誤った記載はどれか。
筋萎縮性側索硬化症などの運動ニューロン疾患では高値とならない
34
DATスキャンの画像である。描出されている解剖学的部位は何か答えよ。
線条体
35
一般成人の覚醒時、安静閉眼での脳波として認められるのは以下のうちいずれか答えよ。
α波(8-13Hz)
36
一定の間隔で薬を服用した場合、どの程度の時間で血中濃度は一定になると言われているか答えよ。
半減期の約5倍の時間
37
チトクロームP450は、薬物の体内での働きに関連して以下のいずれのステップに関わっているか答えよ。
代謝
38
遺伝性痙性対麻演の症状軽減に有効な治療法を答えよ。
バクロフェン髄注療法