問題一覧
1
R元4月 問1 〈関係法令:有害〉 ある製造業の事業場の労働者数及び有害業務等従事状況並びに産業医及び衛生管理者の選任の状況は、次の①~③のとおりである。 この事業場の産業医及び衛生管理者の選任についての法令違反の状況に関する(1)~(5)の記述のうち、正しいものはどれか。 ただし、産業医及び衛生管理者の選任の特例はないものとする。 ① 労働者数及び有害業務等従事状況 常時使用する労働者数は800人であり、このうち、深夜業を含む業務に常時500人が、著しく暑熱な場所における業務に常時20人が従事しているが、他に有害業務に従事している者はいない。 ② 産業医の選任の状況 選任している産業医は1人である。 この産業医は、この事業場に専属の者ではないが、産業医としての法令の要件を満たしている医師である。 ③ 衛生管理者の選任の状況 選任している衛生管理者は3人である。 このうち1人は、この事業場に専属でない労働衛生コンサルタントで、衛生工学衛生管理者免許を有していない。 他の2人は、この事業場に専属で、共に衛生管理者としての業務以外の業務を兼任しており、また、第一種衛生管理者免許を有しているが、衛生工学衛生管理者免許を有していない。
(1)選任している産業医がこの事業場に専属でないことが違反である。
2
R元4月 問2 〈関係法令:有害〉 次の作業のうち、法令上、作業主任者を選任しなければならないものはどれか。
(1)鉛蓄電池を解体する工程において人力で鉛等を運搬する業務に係る作業
3
R元4月 問3 〈関係法令:有害〉 次の業務に労働者を就かせるとき、法令に基づく安全又は衛生のための特別の教育を行わなければならないものはどれか。
(4)ガンマ線照射装置を用いて行う透過写真の撮影の業務
4
R元4月 問4 〈関係法令:有害〉 次の特定化学物質を製造しようとするとき、労働安全衛生法に基づく厚生労働大臣の許可を必要としないものはどれか。
(3)オルト-フタロジニトリル
5
R元4月 問5 〈関係法令:有害〉 有機溶剤業務を行う場合等の措置について、法令に違反しているものは次のうちどれか。 ただし、有機溶剤中毒予防規則に定める適用除外及び設備の特例はないものとする。
(3)屋内作業場で、第二種有機溶剤等が付着している物の乾燥の業務を労働者に行わせるとき、その作業場所に最大0.4m/sの制御風速を出し得る能力を有する側方吸引型外付け式フードの局所排気装置を設け、かつ、作業に従事する労働者に有機ガス用防毒マスクを使用させている。
6
R元4月 問6 〈関係法令:有害〉 次の粉じん作業のうち、法令上、特定粉じん作業に該当するものはどれか。
(4)屋内において、フライアッシュを袋詰めする箇所における作業
7
R元4月 問7 〈関係法令:有害〉 労働安全衛生規則に基づき、関係者以外の者が立ち入ることを禁止しなければならない場所に該当しないものは、次のうちどれか。
(3)ボイラー製造等強烈な騒音を発する場所
8
R元4月 問8 〈関係法令:有害〉 有害業務を行う作業場について、法令に基づき、定期に行う作業環境測定と測定頻度との組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
(1)非密封の放射性物質を取り扱う作業室における空気中の放射性物質の濃度の測定 …………… 6か月以内ごとに1回
9
R元4月 問9 〈関係法令:有害〉 次の有害業務に従事した者のうち、離職の際に又は離職の後に、法令に基づく健康管理手帳の交付対象となるものはどれか。
(1)ビス(クロロメチル)エーテルを取り扱う業務に3年以上従事した者
10
R元4月 問10 〈関係法令:有害〉 労働基準法に基づき、全ての女性労働者について、就業が禁止されている業務は次のうちどれか。
(1)20kg以上の重量物を継続的に取り扱う業務
11
R元4月 問11 〈労働衛生:有害〉 次の化学物質のうち、常温・常圧(25℃、1気圧)の空気中で蒸気として存在するものはどれか。 ただし、蒸気とは、常温・常圧で液体又は固体の物質が蒸気圧に応じて揮発又は昇華して気体となっているものをいうものとする。
(3)二硫化炭素
12
R元4月 問12 〈労働衛生:有害〉 厚生労働省の「作業環境測定基準」及び「作業環境評価基準」に基づく作業環境測定及びその結果の評価に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(4)A測定の第二評価値は、単位作業場所における気中有害物質の幾何平均濃度の推定値である。
13
R元4月 問13 〈労働衛生:有害〉 有機溶剤に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(3)トルエンのばく露の生物学的モニタリングの指標としての尿中代謝物は、馬尿酸である。
14
R元4月 問14 〈労働衛生:有害〉 厚生労働省の「化学物質等による危険性又は有害性等の調査等に関する指針」に基づくリスクアセスメントに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(4)化学物質等による健康障害に係るリスクについては、化学物質等への労働者のばく露濃度を測定し、測定結果を厚生労働省の「作業環境評価基準」に示されている「管理濃度」と比較することにより見積もる方法が確実性が高い。
15
R元4月 問15 〈労働衛生:有害〉 粉じんによる健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(3)鉱物性粉じんに含まれる遊離けい酸は、石灰化を伴う胸膜の肥厚である胸膜中皮腫を生じさせるという特徴がある。
16
R元4月 問16 〈労働衛生:有害〉 作業環境における有害因子による健康障害に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(3)金属熱は、金属の溶融作業などで亜鉛や銅のヒュームを吸入したときに発生し、悪寒、発熱、関節痛などの症状がみられる。
17
R元4月 問17 〈労働衛生:有害〉 化学物質による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(4)弗(ふっ)化水素による中毒では、脳神経細胞が侵され、幻覚、錯乱などの精神障害などがみられる。
18
R元4月 問18 〈労働衛生:有害〉 化学物質と、それにより発症するおそれのある主たるがんとの組合せとして、正しいものは次のうちどれか。
(1)塩化ビニル …………………… 肝血管肉腫
19
R元4月 問19 〈労働衛生:有害〉 局所排気装置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(5)ダクトは、曲がり部分をできるだけ少なくするように配管し、主ダクトと枝ダクトとの合流角度は45°を超えないようにする。
20
R元4月 問20 〈労働衛生:有害〉 呼吸用保護具に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(3)酸素濃度18%未満の場所で使用できる呼吸用保護具には、送気マスク、空気呼吸器のほか、電動ファン付き呼吸用保護具がある。
21
R元4月 問1 〈関係法令:一般〉 事業場の衛生管理体制に関する次の記述のうち、法令上、定められていないものはどれか。 ただし、衛生管理者及び産業医の選任の特例はないものとする。
(5)常時500人を超え1,000人以下の労働者を使用し、そのうち、深夜業を含む業務に常時30人以上の労働者を従事させる事業場では、衛生管理者のうち少なくとも1人を専任の衛生管理者としなければならない。
22
R元4月 問2 〈関係法令:一般〉 常時使用する労働者数が300人で、次の業種に属する事業場のうち、法令上、総括安全衛生管理者の選任が義務付けられていない業種はどれか。
(5)医療業
23
R元4月 問3 〈関係法令:一般〉 産業医の職務として、法令に定められていない事項は次のうちどれか。 ただし、次のそれぞれの事項のうち医学に関する専門的知識を必要とするものに限るものとする。
(5)安全衛生に関する方針の表明に関すること。
24
R元4月 問4 〈関係法令:一般〉 労働安全衛生規則に基づく医師による雇入時の健康診断に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(2)雇入時の健康診断における聴力の検査は、1,000ヘルツ及び3,000ヘルツの音に係る聴力について行わなければならない。
25
R元4月 問5 〈関係法令:一般〉 労働時間の状況等が一定の要件に該当する労働者に対して、法令により実施することとされている医師による面接指導の結果に基づく記録に記載しなければならない事項として定められていないものは、次のうちどれか。
(3)面接指導を受けた労働者の家族の状況
26
R元4月 問6 〈関係法令:一般〉 雇入れ時の安全衛生教育に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。
(4)各種商品小売業の事業場においては、教育事項のうち、「作業手順に関すること」については省略することができる。
27
R元4月 問7 〈関係法令:一般〉 事業場の建築物、施設等に関する措置について、労働安全衛生規則の衛生基準に違反していないものは次のうちどれか。
(2)男性20人、女性25人の労働者を常時使用している事業場で、労働者が臥(が)床することのできる休養室又は休養所を、男性用と女性用に区別して設けていない。
28
R元4月 問8 〈関係法令:一般〉 事務室の空気環境の調整に関する次の文中の[ ]内に入れるA及びBの数値の組合せとして、法令上、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。 「① 空気調和設備又は機械換気設備を設けている場合は、室に供給される空気については、1気圧、温度25℃とした場合の当該空気中に占める二酸化炭素の含有率が100万分の[ A ]以下となるように、当該設備を調整しなければならない。 ② ①の設備により室に流入する空気が、特定の労働者に直接、継続して及ばないようにし、かつ、室の気流を[ B ]m/s以下としなければならない。」
(2)[A]1,000 [B]0.5
29
R元4月 問9 〈関係法令:一般〉 労働基準法に定める妊産婦に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。 ただし、労使協定とは、「労働者の過半数で組織する労働組合(その労働組合がない場合は労働者の過半数を代表する者)と使用者との書面による協定」をいい、また、管理監督者等とは、「監督又は管理の地位にある者等、労働時間、休憩及び休日に関する規定の適用除外者」をいう。
(4)フレックスタイム制を採用している場合であっても、妊産婦が請求した場合には、管理監督者等の場合を除き、フレックスタイム制による労働をさせてはならない。
30
R元4月10 〈関係法令:一般〉 労働基準法に定める育児時間に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)生後満1年を超え、満2年に達しない生児を育てる女性労働者は、育児時間を請求することができる。
31
R元4月 問11 〈労働衛生:一般〉 事務室内において、空気を外気と入れ換えて二酸化炭素濃度を1,000ppm以下に保った状態で、在室することのできる最大の人数は次のうちどれか。 ただし、外気の二酸化炭素濃度を400ppm、外気と入れ換える空気量を500m3/h、1人当たりの呼出二酸化炭素量を0.016m3/hとする。
(3)18人
32
R元4月 問12 〈労働衛生:一般〉 WBGT(湿球黒球温度)は、作業者が受ける暑熱環境による熱ストレスの評価を行うための指標として有用であるが、次のAからDの温熱要素の測定値のうち、屋内の場合又は屋外で太陽照射がない場合のWBGTを算出するために必要なものの組合せは次のうちどれか。 A 乾球温度 B 自然湿球温度 C 黒球温度 D 気流
(3)B,C
33
R元4月 問13 〈労働衛生:一般〉 厚生労働省の「事業場における労働者の健康保持増進のための指針」に基づく健康保持増進対策に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(4)健康測定の結果に基づき、個々の労働者に対して運動実践の指導を行う産業保健指導担当者を配置する。
34
R元4月 問14 〈労働衛生:一般〉 厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」に基づく、重量物取扱い作業などにおける腰痛予防対策に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(4)腰掛け作業の場合の作業姿勢は、椅子に深く腰を掛けて、背もたれで体幹を支え、履物の足裏全体が床に接する姿勢を基本とする。
35
R元4月 問15 〈労働衛生:一般〉 厚生労働省の「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」に基づく措置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(5)VDT作業健康診断では、原則として、視力検査、上肢及び下肢の運動機能検査などを行う。
36
R元4月 問16 〈労働衛生:一般〉 一次救命処置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(3)口対口人工呼吸は、傷病者の気道を確保してから鼻をつまみ、1回の吹き込みに約3秒かけて傷病者の胸の盛り上がりが見える程度まで吹き込む。
37
R元4月 問17 〈労働衛生:一般〉 脳血管障害及び虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(4)虚血性心疾患は、門脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である。
38
R元4月 問18 〈労働衛生:一般〉 出血及び止血法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(4)止血帯を施した後、受傷者を医師に引き継ぐまでに1時間以上かかる場合には、止血帯を施してから1時間ごとに1~2分間、出血部から血液がにじんでくる程度まで結び目をゆるめる。
39
R元4月 問19 〈労働衛生:一般〉 食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(3)O-157は、腸管出血性大腸菌の一種で、加熱不足の食肉などから摂取され、潜伏期間は3~5日である。
40
R元4月 問20 〈労働衛生:一般 労働者の健康保持増進のために行う健康測定における運動機能検査の項目とその測定種目との組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
(2)柔軟性 … 上体起こし
41
R元4月 問21 〈労働生理〉 呼吸に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)呼吸運動は、主として肋間筋と横隔膜の協調運動によって胸郭内容積を周期的に増減し、それに伴って肺を伸縮させることにより行われる。
42
R元4月 問22 〈労働生理〉 心臓の働きと血液の循環に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(3)肺循環は、右心室から肺静脈を経て肺の毛細血管に入り、肺動脈を通って左心房に戻る血液の循環である。
43
R元4月 問23 〈労働生理〉 体温調節に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(5)人間は発汗のほかに、常時、呼気や皮膚表面からも水分を蒸発させており、この蒸発のことを不感蒸泄という。
44
R元4月 問24 〈労働生理〉 血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(5)ABO式血液型は、白血球による血液型分類の一つで、A型血液の血清は抗A抗体をもつ。
45
R元4月 問25 〈労働生理〉 消化器系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(3)膵臓から十二指腸に分泌される膵液には、消化酵素は含まれていないが、血糖値を調節するホルモンが含まれている。
46
R元4月 問26 〈労働生理〉 次のうち、正常値に男女による差がないとされているものはどれか。
(3)血小板数
47
R元4月 問27 〈労働生理〉 視覚に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(2)ヒトの眼は、硝子体の厚さを変えることにより焦点距離を調節して網膜の上に像を結ぶようにしている。
48
R元4月 問28 〈労働生理〉 ホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。 A:ホルモン B:内分泌器官 C:はたらき
(4)A:インスリン B:膵(すい)臓 C:血糖量の増加
49
R元4月 問29 〈労働生理〉 筋肉に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(2)強い力を必要とする運動を続けていても、筋肉を構成する個々の筋線維の太さは変わらないが、その数が増えることによって筋肉が太くなり筋力が増強する。
50
R元4月 問30 〈労働生理〉 睡眠に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(4)レム睡眠は、安らかな眠りで、この間に脳は休んだ状態になっている。
51
R元10月 1 〈関係法令:有害〉 常時800人の労働者を使用する製造業の事業場における衛生管理体制に関する(1)~(5)の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。 ただし、800人中には、製造工程において次の業務に常時従事する者が含まれているが、他に有害業務に従事している者はいないものとし、衛生管理者及び産業医の選任の特例はないものとする。 鉛、水銀及び一酸化炭素の粉じん、蒸気又はガスを発散する場所における業務……………… 30人 深夜業を含む業務…………………………………… 300人
(5)産業医は、この事業場に専属の者を選任しなければならない。
52
R元10月 2 〈関係法令:有害〉 次のAからDの作業について、法令上、作業主任者の選任が義務付けられているものの組合せは(1)~(5)のうちどれか。 A 自然換気が不十分な場所におけるはんだ付けの作業 B 屋内作業場におけるアーク溶接の作業 C 屋内作業場においてトルエンを用いて行う洗浄の作業 D 圧気工法により、大気圧を超える気圧下の作業室において行う作業
(5)C,D
53
R元10月 3 〈関係法令:有害〉 厚生労働大臣が定める規格を具備しなければ、譲渡し、貸与し、又は設置してはならない機械等に該当するものは、次のうちどれか。
(2)ハロゲンガス用防毒マスク
54
R元10月 4 〈関係法令:有害〉 次の特定化学物質を製造しようとするとき、労働安全衛生法に基づく厚生労働大臣の許可を必要としないものはどれか。
(3)オルト-フタロジニトリル
55
R元10月 5 〈関係法令:有害〉 石綿障害予防規則に基づく措置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(4)石綿等を常時取り扱う作業場の床等については、水洗する等粉じんの飛散しない方法によって、毎週1回以上、掃除を行わなければならない。
56
R元10月 6 〈関係法令:有害〉 屋内作業場において、第二種有機溶剤等を使用して常時洗浄作業を行う場合の措置として、法令上、正しいものは次のうちどれか。 ただし、有機溶剤中毒予防規則に定める適用除外及び設備の特例はないものとする。
(5)作業場所に設けたプッシュプル型換気装置について、1年を超える期間使用しない場合を除き、1年以内ごとに1回、定期に、自主検査を行う。
57
R元10月 7 〈関係法令:有害〉 労働安全衛生規則に基づき、関係者以外の者が立ち入ることを禁止しなければならない場所に該当しないものは、次のうちどれか。
(1)ボイラー製造等強烈な騒音を発する場所
58
R元10月 8 〈関係法令:有害〉 酸素欠乏症等防止規則に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(2)汚水を入れたことのあるピットの内部における清掃作業の業務に労働者を就かせるときは、第一種酸素欠乏危険作業に係る特別の教育を行わなければならない。
59
R元10月 9 〈関係法令:有害〉 次の有害業務に従事した者のうち、離職の際に又は離職の後に、法令に基づく健康管理手帳の交付対象となるものはどれか。
(1)ビス(クロロメチル)エーテルを取り扱う業務に3年以上従事した者
60
R元10月 10 〈関係法令:有害〉 労働基準法に基づく時間外労働に関する協定を締結し、これを所轄労働基準監督署長に届け出る場合においても、労働時間の延長が1日2時間を超えてはならない業務は次のうちどれか。
(1)異常気圧下における業務
61
R元10月 11 〈労働衛生:有害〉 労働衛生対策を進めるに当たっては、作業管理、作業環境管理及び健康管理が必要であるが、次のAからEの対策例について、作業管理に該当するものの組合せは(1)~(5)のうちどれか。 A VDT作業における作業姿勢は、椅子に深く腰をかけて背もたれに背を十分あて、履き物の足裏全体が床に接した姿勢を基本とする。 B 有機溶剤業務を行う作業場所に設置した局所排気装置のフード付近の気流の風速を測定する。 C 放射線業務において管理区域を設定し、当該場所に立ち入る必要のある者以外の者を立ち入らせない。 D ずい道建設工事の掘削作業において、土石又は岩石を湿潤な状態に保つための設備を設ける。 E じん肺健康診断の結果、粉じん業務に従事することが健康の保持のために適当でないと医師が認めた者を配置転換する。
(2)A,C
62
R元10月 12 〈労働衛生:有害〉 次の化学物質のうち、常温・常圧(25℃、1気圧)の空気中で蒸気として存在するものはどれか。 ただし、蒸気とは、常温・常圧で液体又は固体の物質が蒸気圧に応じて揮発又は昇華して気体となっているものをいうものとする。
(3)アセトン
63
R元10月 13 〈労働衛生:有害〉 有機溶剤に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(4)二硫化炭素は、精神障害や意識障害を起こすことがある。
64
R元10月 14 〈労働衛生:有害〉 電離放射線に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(3)電離放射線の被ばくによる発がんと遺伝的影響は、確定的影響に分類され、その発生には、しきい値があり、しきい値を超えると発生率及び症状の程度は線量に依存する。
65
R元10月 15 〈労働衛生:有害〉 金属による中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)鉛中毒では、貧血、伸筋麻痺、腹部の疝痛などの症状がみられる。
66
R元10月 16 〈労働衛生:有害〉 作業環境における有害要因による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)窒素ガスで置換したタンク内の空気など、ほとんど無酸素状態の空気を吸入すると徐々に窒息の状態になり、この状態が5分程度継続すると呼吸停止する。
67
R元10月 17 〈労働衛生:有害〉 化学物質による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)二酸化窒素による中毒では、末梢神経障害などがみられる。
68
R元10月 18 〈労働衛生:有害〉 局所排気装置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(5)ダクトは、曲がり部分をできるだけ少なくするように配管し、主ダクトと枝ダクトとの合流角度は45°を超えないようにする。
69
R元10月 19 〈労働衛生:有害〉 呼吸用保護具に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(4)吸収缶が、除毒能力を喪失するまでの時間を破過時間という。
70
R元10月 20 〈労働衛生:有害〉 特殊健康診断に関する次の文中の[ ]内に入れるAからCの語句の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。 「特殊健康診断において有害物の体内摂取量を把握する検査として、生物学的モニタリングがあり、トルエンについては、尿中の[ A ]を測定し、[ B ]については、[ C ]中のデルタアミノレブリン酸を測定する。」
(1)A:馬尿酸 B:鉛 C:尿
71
R元10月 21 〈関係法令:一般〉 衛生管理者の選任について、法令上、定められているものは次のうちどれか。 ただし、衛生管理者の選任の特例はないものとする。
(2)常時使用する労働者数が60人の旅館業の事業場では、第二種衛生管理者免許を有する者のうちから衛生管理者を選任することができる。
72
R元10月 22 〈関係法令:一般〉 事業者が衛生管理者に管理させるべき業務として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。 ただし、次のそれぞれの業務のうち衛生に係る技術的事項に限るものとする。
(2)事業者に対して行う労働者の健康管理等についての必要な勧告に関すること。
73
R元10月 23 〈関係法令:一般〉 衛生委員会に関する次の記述のうち、法令上、定められているものはどれか。
(4)衛生委員会の付議事項には、労働者の精神的健康の保持増進を図るための対策の樹立に関することが含まれる。
74
R元10月 24 〈関係法令:一般〉 労働安全衛生規則に基づく医師による健康診断について、法令に違反しているものは次のうちどれか。
(2)雇入時の健康診断の項目のうち、聴力の検査は、35歳及び40歳の者並びに45歳以上の者に対しては、1,000Hz及び4,000Hzの音について行っているが、その他の年齢の者に対しては、医師が適当と認めるその他の方法により行っている。
75
R元10月 25 〈関係法令:一般〉 労働安全衛生法に基づく心理的な負担の程度を把握するための検査について、医師及び保健師以外の検査の実施者として、次のAからDの者のうち正しいものの組合せは(1)~(5)のうちどれか。 ただし、実施者は、法定の研修を修了した者とする。 A 労働衛生コンサルタント B 看護師 C 衛生管理者 D 精神保健福祉士
(4)B,D
76
R元10月 26 〈関係法令:一般〉 雇入れ時の安全衛生教育における次のAからDの教育事項について、法令上、警備業の事業場において省略できるものの組合せは(1)~(5)のうちどれか。 A 従事させる業務に関して発生するおそれのある疾病の原因及び予防に関すること。 B 作業開始時の点検に関すること。 C 整理、整頓及び清潔の保持に関すること。 D 作業手順に関すること。
(4)B,D
77
R元10月 27 〈関係法令:一般〉 事業場の建築物、施設等に関する措置について、労働安全衛生規則の衛生基準に違反していないものは次のうちどれか。
(4)60人の労働者を常時就業させている屋内作業場の気積を、設備の占める容積及び床面から3mを超える高さにある空間を除き600m3としている。
78
R元10月 28 〈関係法令:一般〉 事務室の設備の定期的な点検に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。
(2)機械による換気のための設備については、原則として、2か月以内ごとに1回、定期に、異常の有無を点検しなければならない。
79
R元10月 29 〈関係法令:一般〉 労働基準法に定める妊産婦等に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。 ただし、労使協定とは、「労働者の過半数で組織する労働組合(その労働組合がない場合は労働者の過半数を代表する者)と使用者との書面による協定」をいい、また、管理監督者等とは、「監督又は管理の地位にある者等、労働時間、休憩及び休日に関する規定の適用除外者」をいう。
(4)妊産婦が請求した場合には、管理監督者等の場合を除き、深夜業をさせてはならない。
80
R元10月 30 〈関係法令:一般〉 労働基準法に定める育児時間に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)生後満2年に達しない生児を育てる女性労働者は、育児時間を請求することができる。
81
R元10月 31 〈労働衛生:一般〉 事務室内において、空気を外気と入れ換えて二酸化炭素濃度を1,000ppm以下に保った状態で、在室することのできる最大の人数は次のうちどれか。 ただし、外気の二酸化炭素濃度を400ppm、外気と入れ換える空気量を500m3/h、1人当たりの呼出二酸化炭素量を0.018m3/hとする。
(2)16人
82
R元10月 32 〈労働衛生:一般〉 WBGT(湿球黒球温度)は、作業者が受ける暑熱環境による熱ストレスの評価を行うための指標として有用であるが、次のAからDの温熱要素の測定値について、屋外で太陽照射がない場合のWBGTを算出するために必要なものの組合せは(1)~(5)のうちどれか。 A 乾球温度 B 自然湿球温度 C 黒球温度 D 風速
(3)B,C
83
R元10月 33 〈労働衛生:一般〉 照明などの視環境に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(4)照度の単位はルクスで、1ルクスは光度1カンデラの光源から10m離れた所で、その光の光軸に垂直な面が受ける明るさに相当する。
84
R元10月 34 〈労働衛生:一般〉 厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」において、心の健康づくり計画の実施に当たって推進すべきこととされている四つのメンタルヘルスケアに該当しないものは、次のうちどれか。
(2)職場の同僚がメンタルヘルス不調の労働者の早期発見、相談への対応を行うとともに管理監督者に情報提供を行う同僚によるケア
85
R元10月 35 〈労働衛生:一般〉 厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」に基づく、重量物取扱い作業における腰痛予防対策に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)労働者全員に腰部保護ベルトを使用させる。
86
R元10月 36 〈労働衛生:一般〉 厚生労働省の「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」に基づく措置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(4)単純入力型及び拘束型に該当するVDT作業については、一連続作業時間を1時間とし、次の連続作業までの間に5分の作業休止時間を設けている。
87
R元10月 37 〈労働衛生:一般〉 出血及び止血法並びにその救急処置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(4)止血帯を施した後、受傷者を医師に引き継ぐまでに1時間以上かかる場合には、止血帯を施してから1時間ごとに1~2分間、出血部から血液がにじんでくる程度まで結び目をゆるめる。
88
R元10月 38 〈労働衛生:一般〉 骨折及びその救急処置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)骨にひびが入った状態は、単純骨折である。
89
R元10月 39 〈労働衛生:一般〉 食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(3)ボツリヌス菌は、缶詰、真空パック食品など、酸素のない食品中で増殖し、毒性の強い神経毒を産生する。
90
R元10月 40 〈労働衛生:一般〉 一次救命処置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(4)口対口人工呼吸は、傷病者の鼻をつまみ、1回の吹き込みに約3秒かけて傷病者の胸の盛り上がりが確認できる程度まで吹き込む。
91
R元10月 41 〈労働生理〉 呼吸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(5)身体活動時には、血液中の窒素分圧の上昇により呼吸中枢が刺激され、1回換気量及び呼吸数が増加する。
92
R元10月 42 〈労働生理〉 心臓の働きと血液の循環に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(5)大動脈及び肺動脈を流れる血液は、酸素に富む動脈血である。
93
R元10月 43 〈労働生理〉 神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(2)大脳の内側の髄質は神経細胞の細胞体が集合した灰白質で、感覚、運動、思考などの作用を支配する中枢として機能する。
94
R元10月 44 〈労働生理〉 消化器系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(3)膵(すい)臓から十二指腸に分泌される膵液には、消化酵素は含まれていないが、血糖値を調節するホルモンが含まれている。
95
R元10月 45 〈労働生理〉 腎臓又は尿に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(3)血中のグルコースは、糸球体からボウマン嚢に濾し出される。
96
R元10月 46 〈労働生理〉 血液に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)血漿(しょう)中の蛋(たん)白質のうち、アルブミンは血液の浸透圧の維持に関与している。
97
R元10月 47 〈労働生理〉 視覚に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(2)眼は、硝子体の厚さを変えることにより焦点距離を調節して網膜の上に像を結ぶようにしている。
98
R元10月 48 〈労働生理〉 抗体に関する次の文中の[ ]内に入れるAからCの語句の組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。 「抗体とは、体内に入ってきた[ A ]に対して[ B ]免疫において作られる[ C ]と呼ばれる蛋(たん)白質のことで、[ A ]に特異的に結合し、[ A ]の働きを抑える働きがある。」
(5)A=抗原 B=体液性 C=免疫グロブリン
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R元10月 49 〈労働生理〉 代謝に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(3)基礎代謝は、心臓の拍動、呼吸運動、体温保持などに必要な代謝で、基礎代謝量は、覚醒・横臥・安静時の測定値で表される。