問題一覧
1
Brunnstorm testの概念(上・下肢)において、stageⅠ〜Ⅵの概念をそれぞれ答えよ(一字一句違わず)
Ⅰ:運動の発現・誘発なし。 Ⅱ:共同運動またはその要素の最初の出現(痙性発現)。 Ⅲ:共同運動またはその要素の随意的発現(痙性著明)。 Ⅳ:基本的共同運動から逸脱した運動(痙性やや弱まる)。 Ⅴ:基本的共同運動からの独立した運動(痙性減少)。 Ⅵ:協調運動はほとんど正常。
2
Brunnstorm testの概念(手指)でそれぞれのステージがどのような状態か答えよ
Ⅰ:弛緩状態で手指がまったく動かない状態 Ⅱ:自動的に手指の屈曲のみがわずかにできる状態 Ⅲ:全指同時に握り(集団屈曲)ができたり、鉤形に握ることができる状態 Ⅳ:集団伸展が一部可能となり、横つまみができる状態である Ⅴ:集団伸展が十分にでき、対向つまみ、筒にぎり、球にぎりができる状態である Ⅵ:すべての握りが可能で、手指の分離が可能となった状態
3
四肢の共同運動パターンを各部位それぞれ答えよ
画像見てね
4
四肢の共同運動パターンを各部位それぞれ答えよ
画像見てね
5
Brunnstorm's motor recovery test 片麻連の機能回後過程に沿った連合反応 や共同運動の( )を中心としたブルーンストームテストが比較的確立されたテをとして一般的に臨床で利用されている。
分離度合い
6
写真を見て検査名と中枢を答えよ 中枢 橋→( )(下顎神経)
検査名 下顎反射 中枢 橋→三叉神経第3枝
7
写真を見て検査名と中枢を答えよ 中枢 ( 〜 )→( )神経
検査名 上腕二頭筋反射 中枢 C5〜C6→筋皮神経
8
写真を見て検査名と中枢を答えよ 中枢 ( 〜 )→( )神経
検査名 上腕三頭筋反射 中枢 C6〜C8→橈骨神経
9
写真を見て検査名と中枢を答えよ 中枢 ( 〜 )→( )
検査名 腕撓骨筋反射 中枢 C5〜C6→橈骨神経
10
写真を見て検査名と中枢を答えよ 中枢 ( 〜 )→( )
検査名 回内筋反射 中枢 C6〜Th1→正中神経
11
写真を見て検査名と中枢を答えよ 中枢 ( 〜 )→( )
検査名 胸筋反射 中枢 C5〜Th1→前胸神経
12
写真を見て検査名と中枢を答えよ 中枢 ( 〜 )→( )
検査名 腹筋反射 中枢 Th6〜Th12→肋間神経
13
写真を見て検査名と中枢を答えよ 中枢 ( 〜 )→( )
検査名 膝反射 中枢 L2〜L4→大腿神経
14
写真を見て検査名と中枢を答えよ 中枢 ( , )→( )
検査名 下肢内転筋反射 中枢 L3.4→閉鎖神経
15
写真を見て検査名と中枢を答えよ 中枢 ( 〜 )→( )
検査名 アキレス腱反射 中枢 S1〜S2→脛骨神経
16
写真を見て検査名と中枢を答えよ 中枢 ( 〜 )→( )
検査名 膝屈筋反射 中枢 L4〜S2→坐骨神経
17
写真を見て検査名と反射弓を答えよ ①Th5〜( ) ②Th6〜( ) ③Th9〜( ) ④Th11〜( ) →( )
検査名 腹壁反射 反射弓 肋間神経→①Th5〜Th6、②Th6〜Th9、③Th9〜Th11、④Th11〜Th12→肋間神経
18
咽頭反射または嘔吐反射 反射弓:( )神経→迷走神経 障害:( )麻痺や( )患者で消失
舌咽、球、ヒステリー
19
足底屈曲反射 反射弓:( )神経→( 〜 )→脛骨神経 判定:足指が( )すれば陽性
脛骨、L5〜S2、屈曲
20
写真の吸引反射は 障害:乳幼児は正常でも陽性 成人の陽性:( )葉障害、両側( )の広汎な障害
前頭葉、大脳
21
手指屈筋反射 中枢:( 〜 )→( ・ )神経 健常者では出にくいので、普通は病的反射として扱う。手指屈曲を起こす。
C6〜Th1→正中・尺骨神経
22
写真を見て検査名を答えよ
ホフマン反射
23
写真を見て検査名を答えよ
トレムナー反射
24
写真を見て検査名を答えよ
ワルテンベルグ反射
25
写真を見て検査名を答えよ
ロッソリモー反射
26
写真を見て検査名を答えよ
メンデル・ベヒテレフ反射
27
写真を見て検査名を答えよ
チャドック反射
28
写真のマリー・フォー反射 この反射は正常では抑制されている。 ( )中枢からの抑制が取れると出現する反射である
上位
29
図の1〜5の反射は何か
1:バビンスキー反射 2:オッペンハイム反射 3:ゴルドン反射 4:シェーファー反射 5:ゴンダ反射
30
人が重力に抗して日常生活を送るためには、目的に応じて骨格筋の筋緊張を不随意にかつ微妙に変化させて( )していく必要がある。こうした抗重力姿勢における筋緊張を( )と言う
適応、姿勢性筋緊張
31
正常であれば、全身の筋が連動しながらあらゆる姿勢期変化に対応し、姿勢を崩さない程の緊張を維持している。また、関節の可動性を制限しない程度の筋緊張の幅を持ち、突然の( )に対応する。
姿勢変化
32
姿勢調節は( )の前に、活性化され、その随意運動が原因となって起こるバランスへの潜在的な混乱を最小に保つように機能する( )と言われている
随意運動、予測的姿勢制御
33
筋緊張と深部腱反射は必ずしも( )しない。筋緊張に異常所見を持つ疾患の病態は、病期や重症度によりさまざまである。
相関
34
筋緊張の亢進状態には( )(spasticity)と( )(rigidity)がある
痙縮、固縮(強剛)
35
Spasticity は急激な関節の多動運動に対して抵抗を示し、早く動かせば動かすほど( )は大きくなる。また、あるところから急に抵抗が少さくなる( )(clasp knife phenomenon).上肢では( )群に下肢では( )群に出現しやすい
抵抗、折り畳みナイフ現象、屈曲筋、伸展筋
36
rigidity は他動運動とは関係なく( )への関節の他動運動に対しても同ーの抵抗感を示す。たとえば、 肘関節を屈曲させる時や伸展させる時のいずれでも、 始めから終わりまで同様の抵抗感を示す( )様現象(lead pipe phenomenon )。 また、パーキンソン病では歯車を回転させるような小刻みな抵抗を示す( )様現象(cogwheel phenomenon)。一般的に( )関節、( )関節、( )関節などの近位部に現れるため、 動作が緩慢となりやすい。
いかなる方向、鉛管、歯車、手、肘、肩
37
modified Ashworth scaleは0~4の( )段階の筋緊張の程度を段階づけるテストである。しかしながら、臨床で筋緊張亢進の程度は( 、 、 )亢進の3段階に分類する。 ·軽度亢進:他動運動時には抵抗感はほとんどなく、( )を動かすことが可能。 ·中等度亢進:他動運動時に( )感はあるが、なんとか全可動域を動かすことが可能である。 ·重度亢進:( )時に強い抵抗感を感じ、全可動域を動かすことには困難を要する。
6、軽度、中等度、高度、全可動域、抵抗、他動運動
38
筋緊張は亢進以外にも低下の状態もあり、特徴としては筋腹を触診すると柔らかく、筋特有の抵抗が( )した状態である。他動的に関節を動かしても抵抗感はほとんどない。他動運動時の最終域感( )での抵抗感は少ない。 低下には随意性がなく、他動運動時の抵抗感を全く示さない ( )と弛緩状態に比べて随意性を有するが、他動運動時の抵抗感は乏しい( )がある。
減弱、エンドフィール、弛緩、筋緊張低下
39
生体内にある筋の状態を定量的に計測することは事実上困難であり、臨床では筋をできるだけ( )させた状態で関節を他動的に動かした際の抵抗感を筋緊張として定義している。( )と( )、( )で検査をするが、特殊な方法として( )検査(振り子テスト、揺らしテスト)がある
弛緩、視診、触診、被動性、懸振
40
写真の反射はなに反射か?また何レベルの反射か?
屈筋収引反射、脊髄レベル
41
写真の反射はなに反射か?また何レベルの反射か?
伸筋突張反射、脊髄レベル
42
写真の反射はなに反射か?また何レベルの反射か?
交叉性伸展反射、脊髄レベル
43
写真の反射はなに反射か?また何レベルの姿勢反射か、正常児では何ヶ月までは陽性か?
非対称性緊張性頸反射(ATNR)、脳幹レベル、4〜6ヶ月までは陽性反応
44
写真の反射はなに反射か?また何レベルの姿勢反射か、正常児では何ヶ月までは陽性か?
対称性緊張性頸反射(STNR)、脳幹レベル、4〜6ヶ月まで陽性
45
写真の反射はなに反射か?また何レベルの姿勢反射か、正常児では何ヶ月までは陽性か?
緊張性迷路反射(TLR)、脳幹レベル、4ヶ月まで陽性
46
写真の反応は何か?また成人の陽性はなんの疑いがあるか
連合反応、中枢神経障害
47
写真の反応はなにか?成人での陽性では何の障害の疑いか?
陽性支持反応、中枢神経障害
48
写真の反応は何か?また4ヵ月以降の陽性反応は何の障害があるか?
陰性支持反応、反射性発達遅延
49
写真の反射はなに反射か?陽性反応、出現期間を答えよ ( )の立ち直り反応、( )全体を頚部と同じ方向に( )する、生後( 〜 )ヵ月までは正常児で出現
頸の立ち直り反応、体全体を頚部と同じ方向に回旋する、生後1〜6ヵ月までは正常児で出現
50
写真の反射はなに反射か?陽性反応、出現時期を答えよ ( )に対する立ち直り反応 ( )部の回旋に続き( )→( )が回旋、( )ヵ月頃より出現
身体に対する立ち直り反応、頭部の回旋に続き肩甲帯→骨盤帯が回旋、6ヵ月頃より出現
51
写真の反射はなに反射か?また以下の( )を埋めよ ①( )臥位:生後約( 〜 )ヵ月で出現、( )継続 ②( )臥位:約( )ヵ月で陽性反応反応出現、( )継続 ③左右の体幹傾斜は( 〜 )ヵ月で陽性反応出現
頭部に対する迷路性立ち直り反応、①腹、1〜2 ②背、6 ③6〜8
52
写真の反射はなに反射か?また以下の( )を埋めよ ①( )臥位:迷路性立ち直りの( )に出現 ②背臥位:約( )ヵ月で陽性反応反応出現、( )継続 ③左右の体幹傾斜は( 〜 )ヵ月で陽性反応出現
頭部に対する視覚性立ち直り反応 ①腹、すぐ後②背、6、生涯③6〜8
53
写真の反射はなに反射か、何レベルの姿勢反射か?また反応出現時期はいつか?
両棲動物的反応、中脳レベル、生後6ヵ月
54
写真の反射はなに反射か、何レベルの姿勢反射か?また反応発現時期はいつか?
ランドウ反応、中脳レベル、生後2.5〜3ヵ月から12〜24ヵ月まで発現
55
写真の反射は何か?反応出現期間また、以下の陽性反応についての( )を埋めよ 側方ステップ反射・・・平衡を保つため、傾斜と反対側の下肢を( )させ、傾斜側へ( )、頭部は傾斜側と反対側へ( )バランスをとる 前方ステップ・・・平衡を保つため、一側下肢を前方へ頭部は( )する 後方ステップ・・・平衡を保つため、一側下肢を前方へ頭部は( )させる
ステップ反射、15〜18ヵ月で出現 交叉、踏み出し、傾けて、伸展、屈曲
56
保護伸展反応について以下の( )を埋めよ ①( )・前方・( )・( )の4方向の反応であり別名( )反射とも呼び転倒防御の意味がある。この反射は外力などにより( )が移動する時に新たな( )した姿勢を得るための反応である。
下方、側方、後方、パラシュート、重心、安定
57
保護伸展反応について以下の( )を埋めよ ①下方保護伸展反応の陽性反応は、生後約( ヵ月)で発現、その後障害続く ②前方保護伸展反応の陽性反応は生後( 〜 ヶ月)で発現しその後生涯持続する ③側方保護伸展反応の陽性反応は、生後( ヶ月)で発現し、その後生涯継続する ④後方保護伸展反応の陽性反応は生後( 〜 ヵ月)で発現し、その後生涯継続する
①6②6〜7③7④9〜10
58
皮質レベルの姿勢反射について以下の( )を埋めよ 人間が立位の獲得と二足歩行ができるようになるためには平衡反応の成熟が不可欠である。平衡反応は( )( )( )の間の相関作用によってコントロールされるもので、( )な立位の変化あるいは体幹に対する( )の位置変化に対応して、自動的に体全体を正しい姿勢に( )しようとする反応
脳皮質、基底核、小脳、急激、四肢、保持
59
脳皮質レベルの姿勢反射について( )を埋めよ ・陽性反応:下方側の上下肢が、外転·( )する ・四つ這いの陽性反応は( )カ月で発現する ・( )と( )が上方側へ回旋する
伸展、8、頭部、体幹
60
脳皮質レベルの姿勢反射について( )を埋めよ ・座位の陽性反応は( )〜( )ヶ月で発現する ・膝立ちの陽性反応は約( )ヶ月で発現する
10、12、15
61
側方ステップ (陽性反応は約( )〜( )カ月で発現する) 前方ステップ (平衡を保つため、一側下肢を前方へ頭部は( )する) 後方ステップ (平衡を保つため、一側下肢を前方へ頭部は( )する)
15〜18、伸展、屈曲
62
患者を座位または立位にして上肢を外転位にし、肘を伸展したまま左右の示指先端をつける検査は?
指指試験(finger−finger test)
63
肘を伸展したまま上肢はやや外転位をとらせる。その肢位から肘を曲げて示指の先端を自分の鼻尖部へ持って行くよう命じる。初めは( )で行い、次に閉眼で行う。( )試験(finger−nose test)
開眼、指鼻
64
鼻指鼻試験(nose−finger−nose)の障害判断は、示指の動き方、( )の出現、鼻尖部を正確に触れられるかで判断する。指先に振戦があり、目的物に近づくとそれが一層著明になるときを( )といい、( )性振戦の特徴である
振戦、企図振戦、小脳
65
膝打ち試験は、患者を座位にして、一側、または( )同時に手掌および手背を( )に膝の上を素早く叩かせる。初めは( )と次第に( )叩くようにする
両側、交互、ゆっくり、早く
66
足指手指試験(toe-fnger test)は患者を( )にして行う。検者は患者の母趾が膝を曲げて示指に触れられる位置に置く。次に検者は示指を素早く。15~45cmぐらい動かしてそれを母趾で追うように命じる。( ) 障害があるとその動作がうまくできない。
背臥位、小脳
67
患者を背臥位にして、一側踵で他側の膝を叩き、元に動かす運動を命じる。また、一側踵で膝を叩いた後向う脛にそって足背まで滑らす運動を命じる検査は?
踵膝試験(heel−knee test)
68
背臥位からの起き上がりや、立位での反り返りは、( )障害を見る検査であり、順序や調和が障害されたり、消失した状態を共同運動不能とも言う
共同運動
69
随意運動を目的のところで、正確に止めることのできない現象を( )といい、運動が目標のところまで達しないで止まるものを( )(hypomeria)といい運動が行き過ぎてしまうものを( )(hypermetria)と言う
測定障害、測定過少、測定過大
70
測定障害には次のような検査法がある。肘を伸ばした位置から肘を屈曲させ、示指を耳朶に触れるように命じる( )testやコップつかみ運動、紙の上に約10cm離して2本の平行な縦線を引き、この縦線間を直行に交わる横線を左から右引くように命じる( )試験などがある。
arm stopping、線引き
71
·変換運動(反復運動) とは上肢、下肢または舌などを交互に反復させる運動である。検査は手( )試験や( ) wiggle、foot( )、( )wiggleなどがある。
回内・回外、finger、pat、tongue
72
機能的バランステストは高価な機器を用いずに評価できるバランステストで( 〜 )の選択肢から、最も近い状態の選択肢を選び、順序尺度で評価する。各項目の得点を合計して点数を出す。合計点数は56点で転倒の危険のあるスクリーニング点数は( )点以下である。
0〜4、45
73
3つの写真の試験名を答えよ
順にRomberg試験、Mann試験、片足立ち検査
74
1次痛(fast pain):痛みの原因となる刺激(侵害刺激)が加えられている間、刺すような鋭い痛み(鋭痛)として知覚される。特徴は局在性が( )である。主に( )線維により中枢へ伝えられる
明瞭、Aδ
75
2次痛(second pain)または遅い痛み(slow pain) 侵害刺激が加えられて1秒後ぐらいに、疼くような鈍い痛み( )として知覚される。 特徴は局在性が( )で拡散する傾向をもつ。主に( )維により中枢に伝えられる。
鈍痛、不明瞭、C線
76
発生様式による分類 ①( )性疼痛:外部又は内部からの侵害刺激により発生する疼痛 ②( )性疼痛:神経系が自発的に興奮し発生すると疼痛 ③( )性疼痛:侵害刺激がないまたは軽微な刺激を強い刺激と感じる
外因、神経因、心因
77
臨床的に用いられる分類 ①( )時痛:安静時に起こる痛み。 ②( )痛:夜間に起こる痛み。安静時痛に含まれる。 ③( )時痛:自動運動、他動運動時に起こる痛み。 ④( )痛:圧迫刺激により出現する痛み。放散痛・関連痛も伴うことが多い。⑤( )痛:痛みの原発部位から周囲に放散する痛み。 ⑥( )痛:痛みの原発部位から離れた部位に起こる痛み。
安静、夜間、運動、圧、放散、関連
78
10cmの直線を用い、一方の痛みの無い状態0、他方の想像しうる最大の痛みの状態10 として直線上に痛みの程度を示してもらう方法を( )(Visual analogue scale)と言う。( )経時的に追う際に有用。
VAS、簡便
79
·痛みの無い状態を0、想像しうる最大の痛みを10として評価する方法を( )(numerical rating scale) という。VAS とともに簡便で痛みの変化を経時的に追う際に有用。 ·紙に描かれた顔の表情から疼痛の程度を表現する方法で、小児、高齢者、認知症の患者など、VASやNRSの理解が困難な場合にも使用することができる方法を( )と言う
NRS、フェイススケール
80
·痛みを知覚的側面、情動的側面、識別的側面など20項目で評価する方法をマクギル疼痛質問票( )という。 ·人体図に痛みの部位と種類を書き込む方法で、患者の感じる痛みの部位を確認しやすい方法を( )法(pain drawing) という。
MPQ、疼痛部位図
81
一般的検査の手順 ( )→( )検査→( )検査→( )の手順で進める。 ·重要なことは問診時にできるだけ沢山の情報を得ることが( と )を進めるきっかけになる。
問診、運動、触診、記録、統合と解釈
82
感覚検査 ·広義の感覚を表す用語には感覚とは( )(sensation)、( )(perception)、( )(cognition)の3つがある。したがって正しい定義で使用するよう注意が必要である。
感覚、知覚、認知
83
・感覚が刺激を( )で察知し、( )を辿り、大脳皮質感覚野に投射され、刺激を受けたことがわかることである ・知覚は、受容器を通じて伝えられた情報から刺激の( )や( )まで知ることである
受容器、神経伝導路、種類、状態
84
認知は与えられている種類の知覚を( )し、過去の( や )などの既存の情報からどのような刺激なのかを識別し、次にどのような行為を選択するかと言うような( )脳機能である
統合、経験や知識、高次
85
感覚には、( )感覚:(表在感覚、深部感覚、複合感覚)、内臓感覚:(内臓痛覚、臓器感覚)、特殊感覚:(味覚、嗅覚、( )感覚、( )覚、( )覚)があるが、理学療法の評価として大切なものは体性感覚の障害である
体性、前庭、聴、視
86
知覚の分類 ・表在感覚・・・これは( )あるいは粘膜の知覚であって( 、 、温度覚)がある ・深部感覚・・・これは( 、 、関節)などの知覚であって( )覚、( )覚、( )覚、振動覚、および深部痛覚がある
皮膚、触覚、痛覚 滑膜、筋、運動、位置、関節
87
·複合感覚・・・これは皮膚の2点を刺激したときの識別( )知覚や皮膚に数字を書いて読み取らせる( )書字試験および物体を触れきせて物体名を当てさせる(立体覚)がある。 ·知覚障害があれば運動にも影響を及ぼす。また、運動障害は( )的に捉えることができるが、知覚障害は患者の( 的)な訴えによって捉えなければならないので、患者の十分な( )が得られることが大切ある。
2点識別、皮膚、客観、主観、協力
88
感覚の伝導路 ·体性感覚の神経は( )から脊髄に入り、感覚の種類に異なる経路で上行する。 ·表在感覚のうち( と )はすぐに交叉して反対側の脊髄( )路を上行し、視床を経て大脳皮質感覚野へ収束。
後根、痛覚と温度覚、視床
89
・触覚はすぐに交叉し脊髄視床路を上行するものと、しばらく脊髄( )を上行して交叉するものに分かれる。 ・深部感覚は( )の脊髄後索を上昇し上位頚椎や延髄で交叉する伝導路を上行する。
後索、同側
90
知覚検査の注意事項 · 知覚検査は患者の訴えによって判断しなければならないので、 正確な検査を行うことは大変難しい。特に( ) 障害や精神障害のある患者では精密な検査はできない。したがって、知覚検査は常に他の神経的所見と照合して総合的に判断される材料として用いられる。 ・患者の知能、( ) 、精神状態に異常がないことを確認する。それらの障害があれば正確な検査はでき ない。 ·検査に当たっては患者の( )が必要であり、患者に検査内容をよく説明し、答え方を理解させる。
意識、意識、協力
91
検査は( )で適度な室温の心地良い環境で行い、患者には( )させないようにする。もし、疲れてきたら日を変えて行う ·患者には暗示を与えたり、( )するようなことは避ける。 ·刺激をすぐに答えさせる。どのように感じたか、どこの部位で感じたかを答えさせる。部位を言葉で言えない時は指を示してもよい。 ·患者の答えは正確に記録して、 検者は、( )観を入れないようにする
静か、疲労、誘導、先入
92
触覚 ・検査は患者を( )させて、柔らかな毛筆、脱脂綿、紙、綿棒や舌圧紙などを用いて皮膚に軽く触れる。なにもないときは指先で圧迫しないように触れる。左右( )部位を比較する。 また、左右対称部位を( )に触れて、どこに触れているのか答えさせるともある(2点同時刺激)。 ·触れかたはできるだけ軽く触れる。四肢では長軸ば( )に触れ、胸部·腹部では( )に 平行に触れる。常に同じ長さを刺激する。これは支配神経の支配領域をなぞっているためである。その神経感覚分散図を( )と言う
閉眼、対称、同時、平行、肋骨、デルマトーム
93
痛覚 ·安全ピン・針・ピン車などを用い皮膚を軽く刺激する。痛みを感じたらすぐに「はい」と答えさせる。また、その( )も答えさせる。もしその答えが遅れるような場合があれば、それは( )痛覚である。はじめは単に触った感じがあり、2~3秒( )痛みを感じるもので、脊髄癆患者の下肢にみられる。 ·検査ははじめ大まかに行う。顔と上肢、上肢と下肢、さらに上下·左右を比較しながら( )部位を決定していく。
部位、遅延、遅れて、障害
94
·痛みには鋭痛や( )、放散痛などいろいろな種類があり、また、触覚も同時に刺激されるため、どのように感じたのかの( )的な要素も聞く必要がある。 ·痛覚鈍麻の際は( )部位から正常部位へと検査を進め、痛覚( )の際は( ) 部位から障害部位へと調べる方が障害の範囲の決定がしやすい。このような連続的検査を行うには( )を用いるとよい。
鈍痛、質、障害、過敏、正常、ピン車
95
·意識障害や言語障害があり、応答のできないときは刺激を強めにして、刺激による手足の( )や顔の( )反応を見て判断する。 ·痛みは人間にとって一番忌み嫌兼われる感覚でできれば、自発的に感じたくない感覚である。なので理学療法において取り上げられることが多い。( )段階評価や( )スケールなどを使ってなるべく数値化したほうが良い。
動き、しかめる、10、VAS
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温度覚 ·検査は温水( 〜 )℃ と冷水( ~ )℃を入れた2本の試験管を用意する。刺激をするには試験管の( )を密着させ、接触面積をいつも( )にする。接触時間は( ) 秒ぐらいにする。 ·必す左右対称に刺激をし、「温かい」か「( )」かを答えさせる。あまり温度を高くしたり、氷水にすると( )として感じるので注意する。 ·試験管の表面は、( )いないようにし、試験管はなるべく大きいものにする。小さなものではすぐに温度が変化してしまう。また、老人や抹消循環不全の患者では、神経障害がなくても手足の ( )を認めることがあるので注意する。
40〜45、10〜15、底、一定、3 冷たい、痛み、ぬれて、温度鈍麻
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関節覚 ·関節覚とは関節がどんな( )にあるのか、どんな( )に動いたのかを感じ取る働きである。これには位置覚と運動覚がある。 ・位置覚は関節の位置を知る働きで、患者を( )させ四肢の関節を( )に一定の位置に置き、患者にその位置を言わせるが、反対側の上下肢で( )させて検査する。 ·運動覚は関節の( )を知る働きである。患者を閉眼させて上下肢の手指、足指を他動的に( )てその動いた方向を言わせる。 ・一般的に位置覚と運動覚は厳密に区別する必要はなく運動覚も位置覚として記載する。
位置、方向、閉眼、他動的、真似 動き、動かし
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振動覚 ・( )(振動数128Hz)を振動させて、鎖骨、胸骨、脊柱棘突起、( )棘、 ( )骨、脛骨外果などに当て、振動を感じるかどうかを聞く。 ・振動が止まった時に「はい」と答えさせ、検査者が感じている振動の止まった ( )と比較して判定する。また、反対側の同じ部位とも比較する
C音叉、上前腸骨、膝蓋、時間