問題一覧
1
原発開放隅角緑内障 隅角に異常が(あるorない)。大部分の症例では5-10年の長期間にわたってbが継続した後、極めてゆっくり視神経萎縮が進行する。薬剤による眼圧のコントロールの他、手術も行われる。
ない、高眼圧
2
先天性緑内障 胎生期における隅角の発達異常による。常染色体劣性遺伝。治療は手術が原則。以前はaとよばれた。
牛眼
3
続続発性緑内障 眼炎症や眼腫瘍などでa上昇が生じ、緑内障を発症したもの。 了解の約1/3を占める。
眼圧
4
硝子体脱出 特にa手術では重大な合併症だったが、現在では稀。
白内障
5
硝子体出血 硝子体内への血液流入は外傷などによる。網膜裂孔形成に伴う血管破綻が原因の場合は放置すればaを発症するため早急に手術を行う。
網膜剥離
6
硝子体内結晶沈着および硝子体混濁 コレステリン結晶が浮遊する硝子体閃輝症、カルシウム結晶が浮遊する星状硝子体症がある。 自覚症状としてaがある。
飛蚊症
7
硝子体変性 硝子体はaの頃から加齢変性が始まる。変性した硝子体線維が浮遊して網膜に影を落とし飛蚊症をおこす。これをbという。
思春期、生理的飛蚊症
8
化膿性眼内炎 化膿菌が直接眼内に侵入し眼球全体に化膿性炎症が起きた状態。急激な視力障害、眼痛を訴えて急速にaに至る。
失明
9
交感性眼炎 裂孔性外傷や眼内手術などの後に続発する両眼性の重篤なa。受傷側の眼を起交感眼、反対側を被交感眼という。 回復期に夕焼け状眼底などbと酷似した症状を示す。
ぶどう膜炎、原田病
10
視覚の神経路は 網膜→視神経乳頭部→強膜のa→視交叉→外側膝状体→bの視覚中枢。 眼球から視交叉までを視神経、視交叉から外側膝状体までをc、そこから視覚中枢までをd。
篩状板、後頭葉、視索、視放線
11
視神経炎 視神経の炎症、変性、脱髄などの変化を総称する。通常、(両側or片側)性で急激に視力が定価する。 眼底症状が軽度のaと似ているため鑑別には注意が必要。球後視神経炎の場合、眼底所見が正常にも関わらず視力/色覚障害などのb症状が現れるのが特徴。
片側、うっ血乳頭、視神経炎
12
虚血性視神経症 視神経を栄養する血管の循環障害による。a近傍に起こることが多く、その場合bという。乳頭はやや蒼白の浮腫を呈し、蒼白浮腫とよばれる。
篩状板、前部虚血性視神経症
13
乳頭浮腫 視神経と視神経鞘の間である鞘間はaに接続しており、頭蓋内圧の亢進により生じる。 さらに進行するとbとよぶ。通常、(両眼、片眼)性に出現する。一般にcは起こらない。
クモ膜下腔、うっ血乳頭、両眼、視覚障害
14
視神経萎縮 通常は赤みを帯びたaの視神経乳頭が蒼白色を呈する。単性視神経萎縮では乳頭境界部が(鮮明or不鮮明)、炎症視神経萎縮では乳頭境界部が(鮮明or不鮮明)。 視神経萎縮によって一旦失われた視機能の回復はdである。
黄白色、鮮明、不鮮明、困難
15
麻痺性斜視 外眼筋を支配する神経の麻痺による。症状は複視、a異常、b
頭部、めまい
16
斜視とは眼球運動が正常なa斜視をいう。麻痺性斜視では複視を訴えるが、a斜視では訴えない。先天内斜視は出生後から生後bヶ月までに発生する。
共同、6
17
調節性内斜視 近くのものを見る時a現象が起こる。遠視があると近くのものを見る際も遠くのものを見る際も常に水晶体を強く調整するため内斜視となる。
輻輳
18
間欠性外斜視 一方の眼は正面を固視、反対眼が外側へ偏位する。変位する眼はa性。
交代
19
偽斜視 眼位自体は正常でかるがaの形から斜視に見えるもの
眼瞼
20
外耳炎 aの皮膚のびまん性炎症。悪化してbとなると痛みが増す。
外耳道、耳癤
21
急性化膿性中耳炎 a経由の細菌感染による中耳の急性炎症。 通常、上気道感染に続発/併発する。bに穿孔を生じると耳漏がおこる。
耳管、鼓膜
22
慢性化膿性中耳炎 急性炎症の繰り返しにより中耳腔に不可逆性の炎症変化が生じる。起因菌は急性中耳炎と異なり、aやbが多い。症状は難聴、耳漏。 保存療法、手術療法を行う。
黄色ブドウ球菌、緑膿菌
23
非化膿性中耳炎 耳管機能不全のため中耳腔に分泌液が貯留。急性中耳炎と異なりa、bが少ない。
痛み、熱
24
中耳真珠腫 真珠腫は慢性炎症/組織奇形から発生し、しばしば嚢胞を形成する。後天性一次性真珠腫は鼓膜に穿孔が(あるorない)。 耳管不全により鼓膜に陰圧が生じて鼓膜が陥没し、そこに表皮が脱落して生じる。症状として、進行性の難聴、耳漏は独特のb臭を呈する。
ない、腐敗
25
耳硬化症 思春期頃に始まる両側性のa難聴と強い耳鳴が主な症状。進行すると骨導聴力も低下し、混合性難聴となる。 bの固着を生じる。白人種に多く伝音難聴の約1%を占める。原因はc。 外科的治療としてdが行われる。
伝音、アブミ骨、不明、アブミ骨置換術
26
メニエール病 a機能の障害による。末梢性めまいを生じる代表疾患である。症状はb、c、d。 治療時期を逃がすと病態が不可逆性となる。
前庭、回転性発作性めまい、難聴、耳鳴り
27
良性発作性頭位眩暈症 特定の頭位をとることで激しい回転性の眩暈を生じる。回旋成分の強いaを認める。 眩暈を生じる頭位を繰り返すことでb現象がみられる。難聴、耳鳴などのc症状を随伴しない。
眼振、疲労、蝸牛
28
突発性難聴 突然に高度のa難聴、bをきたし、原因はcなものをいう。通常は(片側or両側)性で、30-60歳代に好発。 発症早期に治癒開始すると改善が見られることが多い。
感音、耳鳴、不明、片側