問題一覧
1
発達の方向性とは、どのような方向か?
頭部から尾部、中心から周辺
2
片言が出る前に喃語を発し、三角形が描ける前に四角形を描くなど、順序だてて発達する法則をなんと言うか
発達の順序性
3
今までハイハイもできなかったような子どもが、いきなり1人歩きをし出すなど、突然の飛躍が起きるということはなく、段階的に発達する法則を何と言うか
発達の連続性
4
人間の発達の速さは常に同じでなく、時期によって急激に伸びたり、ゆるやかに伸びたりする発達の法則を何と言うか
発達のリズム性
5
非常に未熟な状態で生まれ、親の世話を受けなければ死んでしまうし一人では何もできないことをポルトマンは何と呼んだか
生理的早産
6
アヒルの子は卵からかえってから最初にみた大きな動くものの後を付いて行くというような現象をなんと言うか
刻印づけ
7
人は次の発達のためにある程度、心身の準備ができていることが大切であるという概念を何というか
レディネス
8
動物が発達初期のある一定の期間内に与えられる刺激や経験が、後の発達や行動形成に対し重大な影響を与える。このように環境が決定的である時期を何というか
臨界期
9
発達は生得的なものの発現でもなければ環境的条件の受容でもなく、両者の輻輳の結果であるとしたのは誰か
シュテルン
10
遺伝的資質に対して、好ましい環境がある一定の水準以上であれば発現し、それ以下であればその可能性は阻害されてるという環境閾値説を唱えたのは誰か
ジェンセン
11
注視している時間を測定していると乳児の好みや興味を観察する研究法を何というか
洗好注視法
12
ある刺激が長時間繰り返し与えられることにより、その刺激に対して鈍感になり、反応に徐々に見られなくなっていく現象を利用した研究法を何というか
馴化、脱馴化法
13
針金の母親模型とタオルの母親模型を用いて、タオル地の母親模型のほうに、子ザルが長く接触することを確かめたのは誰か
ハーロウ
14
愛着理論の創始者は誰か
ボウルビー
15
エインズワースが愛着のタイプを調べた実験方法を何というか
ストレインジ・シチュエーション法
16
赤ちゃんが母親との近接関係を維持したり回復したりしようとすることを何というか
アタッチメント
17
父親と母親のあやし遊びの機能の違いは何か
母親は安心の基地、父親は楽しさの追求
18
母親との関係から仲間関係が発達し始めるのは何歳くらいからか
2歳頃
19
愛着のタイプで、養育者との分離に際し、泣いたり混乱を示すということがほとんどない。再会時には、養育者から目をそらしたり、明らかに養育者を避けようとしたりする行動が見られるタイプの型は何か
回避型(Aタイプ)
20
ストレインジ・シチュエーション法において、母親に対して分離不安を示し、見知らぬ人に対しては不安を示し、母親が帰ってくると喜びの態度で迎える子どものタイプは何か
Bタイプ(安定型)
21
分離時に非常に強い不安や混乱を示す。再開時には養育者に身体接触を求めていくが、その一方で怒りながら養育者を激しく叩いたりする。(近接と怒りに満ちた抵抗という両価的な側面か認められる)など一貫性のない愛着タイプの型を何というか
アンビバレント型(Cタイプ)
22
発達初期の養育者との関係によって、「自分は他者から信頼される存在である」「他者は信頼できる存在である」といった自己及び他者に対する信頼に基づいた心的表象のことを何というか
内的作業モデル
23
ボウルビィのいう愛着行動の形成過程の4段階を述べよ 第1段階( ) 第2段階( ) 第3段階( ) 第4段階( )
人物の識別を伴わない段階, 特定の対象に対する愛着形成の段階, 移動によっても特定対象への近接が維持される段階, 愛着対象との協調性の形成
24
乳児が、単純なパターンより複雑なパターン、平面より立体、無色より有色、単なる図形より人の顔のような図形を好むことを明らかにしたのは誰か
ファンツ
25
視覚的断崖の実験を行い、生後5~6ヶ月の乳児が奥行き知覚があることを証明したのは誰か
ギブソンとウォーク
26
新生児が母親の語りかけに合わせて、表情を変えたりからだをリズミカルに動かして同調することを何というか
エントレインメント
27
新生児が音源の方へ顔を向けることができることを明らかにしたのは誰か
ウェルトハイマー
28
感覚を通じて母と子は情報(情緒といってもよい)のやりとりをし、心のきずなをつくっていくことを何というか
Materral-infant Bording
29
共鳴動作で、新生児でも、大人が口の開閉や舌を出すしぐさをするの模倣することを明らかにした研究者は誰かか
Meltzoff&Moore
30
食事、排泄、睡眠、着脱衣、清潔などの日常生活の基本的動作を何と言うか
基本的生活習慣
31
階段を上がる、片足でケンケンすることができるなど大まかな運動のことを何と言うか
粗大運動
32
スプーンや箸を使うなど、肩、腕、手のひら、指などの運動を何と言うか
微細運動
33
目や手、手や足等、2つ以上の身体器官が協応して機能する運動を何というか
協応運動
34
ことばの獲得以前の音声によるコミュニケーションに使われることばを何というか
喃語
35
大人が小さな子どもに話しかけるとき、かん高い声で、音節を短く区切って、より強調された抑揚で話すことばがけのことを何と言うか
育児語
36
9~10ヶ月ごろの乳児が「あれがほしい」という指さしは、どんな関係が理解できていると成立するのか
相手、自分、対象の三項関係
37
1歳ごろの「ママ」「マンマ」などの発話を何というか
1語文
38
話しことば(母国語)が一応完成するのは何歳ころか
4歳ごろ
39
子どもか周囲の会話のなかから自分なりの文法法則を導き出し、さらにそれを修正していく規則のことを何と言うか
生成文法
40
人間の脳にはあらゆる言語に共通する普遍的な文法知識かあるとした言語学者は誰か
チョムスキー
41
一時的に生じる強い心理-心理的過程で、内分泌系や内蔵諸機官の活動などの生理的変化を伴う感情を何と言うか
情動
42
エリクソンは、学童期の発達課題を何としたか
勤勉性
43
円滑な人間関係を築くための行動を何と言うか
ソーシャル・スキル
44
直面した問題を自分は解決できるという自己に対する有能感、信頼感のことを何と言うか
自己効力感(セルフエフィカシー)
45
乳児期の特徴(体を使って世界を理解する時期)
感覚運動期
46
幼児期の特徴(イメージする力、自己中心性)
前操作期
47
ピエジュは、個体が新しい状況や問題に直面したとき、既存のものに照らしながら新しく自分の中に取り入れることを何と呼んだか
同化
48
ピアジェは、個体が活動の仕方を変えることによって同化しようとすることを何と呼んだか
調節
49
ピアジェが述べた思考の4つの段階を順番に述べよ
感覚運動期, 前操作期, 具体的操作期, 形成的操作期
50
ピアジェの発育段階で、言語を習得するまでの段階で、身体感覚や運動反応によって環境を理解する時期を何と言うか
感覚運動期
51
赤ちゃんがおもしろかったり快感が得られた行動を何度も繰り返す活動を何と言うか
循環反応
52
ピアジェの発達段階で、イメージや言語を用いて思考するが、事物を多面的にとらえられない時期を何というか
前操作期
53
外観が変化しても(粘土を伸ばしてみたり、ジュースを別の容器に移してかえるなど)、本質に変化をもたらすような手続きが加えていなければら本質が変わらないというとらえ方を何と言うか
保存
54
自分の視点や経験を中心に主観的に物事をとらえる子供の心性を何と呼ぶか
自己中心性
55
具体物を用いれば可逆的思考が可能になる時期を何と言うか
具体的操作期
56
数十秒しかもたない記憶を何というか
短期記憶
57
記憶の方略を4つあげよ
リハーサル方略, 貯蔵方略, 検索方略, 学習方略
58
暖かい養育態度が欠如すると、十分な栄養が与えりても身体・認知・情動の発達が遅れることを何と言うか
ホスピタリズム
59
ごっこ遊びができるようになるのは、ピエジュの発達段階でいうといつか
前操作期
60
液量や数の保存ができるようになるのは、ピエジュの発達段階でいうといつか
具体的操作期
61
対象の永続性が理解できるようになるのは、ピエジュの発達段階でいうといつか
感覚運動期
62
具体物かなくても理論的な思考ができるようになるのは、ピエジュの発達段階でいうといつか
形式的操作期
63
ホーントキャッテルは人間の知能を2つに分けたが、何と名付けたか
結晶性知能, 流動性知能
64
言語能力や計画的な活動といった知能や社会的な判断力のことで、青年期なら成人期 を通じて向上する知能を何と言うか
結晶性知能
65
すばやい推論や目と手の協応などとっさの判断力や新しいことをすばやく学習することで、加齢とともに低下する知能を何と言うか
流動性知能
66
成功や失敗の原因をどこに求めるかを心理学ではなんと呼ぶか
原因帰属
67
成功した時に「運が良かった」「課題が優しかった」など他者に原因を求める場合、その人の動機づけは高いか、低いか
低い
68
知りたい、分かりたいといった知的好奇心や、できた、できなかったという達成感や満足感によって生じる動機づけを何と呼ぶか
内発的動機づけ
69
ほめられるから、あるいはしないと罰せられるからする、といった賞罰など外部から与えられる場合によって生じる動機づけを何と呼ぶか
外発的動機づけ
70
ある行動起こそうとする意欲のことを心理学では何と呼ぶか
動機づけ
71
子ども本人が本来持っている知的能力に比べて学業か遅れていることを何と言うか
アンダーアチーバー
72
学習障害は、全般的な知的発達遅れはないが、ある特定のものの習得と使用に著しい困難を示すことをいうが、ある特定のものとは何か
聞く, 話す, 読む, 書く, 計算する, 推論する
73
読む、書く、計算する、のいずれかの発達が著しく遅い学習障害を何というか
言語性学習障害
74
空間知的や社会的な立場の理解が困難な学習障害をなんというか
非言語性学習障害
75
学習障害の援助のために使われる一般的な知能検査を何と言うか
ウィクスラー式知能検査(WISC)
76
AD/HDを日本語で言うと
注意欠陥/多動性障害
77
鏡の中の自己像を自分として認知できるかどうかを調べるのに用いられるテストを何というか
マークテスト
78
他者の背後にある他者の感覚、思考、信念等の心の動きを子どもがどの程度理解できるかを扱う理論を何と言うか
心の理論
79
食事のときなどに名前を自分で使って要求できるようになるのはおよそ何歳くらいか
2歳をすぎた頃
80
代名詞の使用が可能になるのは何歳頃か
3歳をすぎた頃
81
鏡の中の自己像を自分と認知できるのは何歳くらいからか
2歳ごろ
82
ピエジュの道徳性の発達段階論を発展させ、6つの発達段階を仮定したのは誰か
コールバーグ
83
1歳を過ぎた子どもが他者の情動表出を手がかりにして、自己の行動の適否や安全性を判断することを何と言うか
社会的参照
84
ヴィゴツキー発声をともなうコミュニケーションの用具としての言語を何と名付けたか
外言
85
ヴィゴツキーは発声をともなわない自己の行動を調節したり、思考の用具となる言語を何と名づけたか
内言
86
サリヴァンは自動期後半に重要な人間関係を何とよんだか
チャムシップ
87
ある対象の(養育者や教師など)考え方や行動などを無意識的に取り入れ、その対象と同じように考えたり振舞ったりする傾向を示す心理過程を何と言うか
同一化
88
エプスタインがあげた子どもの友人選択の要因を3つあげよ
近接的, 同年齢, 類似性
89
小学校の低学年と高学年では、友だちの選択はどのようにかわるか
住居や席の近さから尊敬、共感や自分と似た趣味、関心などへ変わる。
90
小学校の後半ごろで、同性の児童が凝集性の強い集団をつくって活発に行動する時期のことを何と言うか
ギャング・エイジ
91
学級の秩序が崩壊し、授業が成り立たなくなる状態をなんと言うか
学級崩壊
92
いじめは4者によって成立するが、その4者とは何か
いじめる子, いじめられる子, 観衆, 傍観者
93
不登校とは、学校ぎらいを理由として年間日数以上欠席した児童・生徒のことを言うか
30日以上
94
子どもの自立にはどのような課題があるか
基本的生活習慣の形成
95
青年期以降の自立にはどのような課題があるか
経済的独立, 家族の形成, 社会的責任を担い実行する
96
幼児期からの自分についての一貫性があり、全体として統合されている自分を何と言うか
自我同一性
97
エリクソンは、青年期の発達課題を何としたか
自我同一性の確立
98
エリクソンは、青年期に自分というものが分からず本当の自分を定義できない状態を何と呼んだか
自我同一性の拡散
99
社会的責任の猶予の意味で、自分が何かに打ち込んでよいのか分からずアイデンティティが定まらない状態を何と言うか
モラトリアム
100
自己の進歩や後退を知るために、同一の課題について自分の過去の達成度と今の達成度を比較することを何と言うか
時間的比較