問題一覧
1
作業療法の対象
身体、精神、発達、高齢期の障害によって日々の作業に困難が生じている人や集団を対象としている
2
作業とは
肉体や頭脳を働かせて仕事すること
3
作業療法における作業とは
対象となる人々にとって目的や価値をもつ生活行為のこと
4
作業療法とは
身体、精神障害のある人に対して自立した生活ができる能力を取り戻すために、手芸、工芸その他の作業を行わせること
5
作業療法の範囲
ADL訓練, IADL訓練, 福祉用具の使用等に関する訓練
6
応用的動作能力(身体障害)とは
対象者の個々の日常生活に必要な活動能力を回復、維持、改善する
7
基本的動作能力(身体障害)
日常生活に必要不可欠な心身機能を回復、維持、改善すること
8
社会的動作能力(身体障害)
対象が暮らす在宅、地域内での社会活動などの社会参加に必要な能力を回復、維持、改善する
9
手段としての作業 用い方
障害のある遂行要素に対して変化をもたらす様な治療を行うために用いる
10
目的としての作業 用い方
対象者が持っている能力を使って、活動、課題、役割を達成するために用いる
11
作業療法の目的
急性期 身体機能の向上 回復期 ADL.IADL能力の向上 維持期 ADL.IADL能力や社会的適応能力の 維持、向上に重点を置く
12
作業療法評価
・医学的情報 診断名、障害名、現病歴 ・個人的背景情報 年齢、性別、生活歴、趣味、特技、職業
13
作業療法の理論 例
生体学的アプローチ 神経発達的アプローチ リハビリテーション的アプローチ
14
原因疾患(高次脳障害)
・外傷性 転倒、転落、交通事故 ・非外傷性 脳梗塞、脳出血、感染症
15
高次脳障害の特徴
症状が見えにくく、わかりにくい 周囲から理解されにくい 症状が不安定であるときはできる、あるときはできない
16
高次脳障害の見え方
①機能の一つ一つに重点を当てて積み重ねていく ②行動、生活面の全体の状況を把握してから機能面に移っていく ③残存機能を生かした人的、物的環境整備 も考える
17
作業療法の具体例(高次脳障害)
・基本的動作能力 例)意識障害、注意障害、感覚障害の改善 ・応用的動作能力 例)ADL.IADL ・社会的動作能力 職業準備状態の強化、維持、就労支援
18
統合失調の特性
状況の変化にもろい 自分中心に物事を考えがち 曖昧な状況が苦手
19
気分障害
色々なことに手出し、口出しする やり散らかして完結しない 話の筋が脱線する
20
パニック障害
また発作が起きるのではと、外出できなくなる
21
強迫性障害
手を洗っても何度も繰り返す 施錠したか何度も繰り返し確認する
22
不安の状態 治療的態度
長所を見つけて評価する
23
妄想の状態 治療的態度
区切りを入れ話を打ち切る
24
うつの状態 治療的態度
会話を最小限にし、ゆっくりと話す
25
応用的動作能力(発達障害)例
自助具による食事 パソコンの操作
26
社会的動作能力(発達障害)例
集団遊び、コンサルテーション
27
基本的動作能力(発達障害)例
姿勢コントロールを目的とした活動 ダイナミックな姿勢コントロールを目的とした活動
28
観察するときに見るところ
顔色、表情、声のトーン、姿勢、動き
29
発達障害にはどんなのがあるか
知的障害、学習障害、自閉症スペクトラム障害
30
応用的動作能力(高齢者)例
レクリエーション活動、排泄動作
31
社会的動作能力(高齢者)例
家族への介助指導 他職種との連携
32
地域における作業療法の役割 対象
作業行動の不自由さや、生活上の障害がある地域で生活している人々とその家族
33
地域における作業療法の目的
利用者のできるようになりたい、ADL.IADLなどができるようにするため
34
身体障害の作業療法の例(応用的)
片手による洗濯、料理、装具
35
身体障害による作業療法の例(基本的)
手指の巧緻性、両手の協調性の改善を目的とした活動
36
対象者との関わり方(精神障害)
安心感を提供 心理的距離を保つ 自閉を保障する