問題一覧
1
細胞の増殖は刺激が伝わり、増殖に必要なタンパク質の変化が起こる。これを(1)という。
シグナル伝達
2
シグナル伝達の例 増殖因子:(上皮の分化の因子)─(1) 細胞内シグナル伝達因子(受容体):(2)、(3) →(4)
EGF, EGFR(HER1), HER2, RAS
3
画像の(1)〜(4)を答えよ
増殖, 受容体, 伝達, 転写
4
ras遺伝子はどれか
増殖シグナルを伝える伝達経路の異常
5
myc遺伝子はどれか
増殖を促進する遺伝子に結合する転写因子の活性化
6
EGFR遺伝子はどれか
増殖因子を受け取る受容体の異常
7
"がん抑制遺伝子"を選べ
TP53, RB1, BRCA1,2, APC, WT1
8
EGFR
肺がん, 大腸がん
9
HER2(erb-B2)
乳がん
10
BRAF
悪性黒色腫
11
TP53(蛋白:p53)
さまざまながん
12
RB1
網膜芽細胞腫
13
BRCA1,2
乳がん, 卵巣がん
14
APC
大腸がん, 家族性大腸腺腫症
15
WT1
ウィルムス腫瘍
16
点突然変異 (1)、(2)など (2)は真正多血症を起こす、エリスロポエチン受容体遺伝子変異が起こる。(3)で、検査法はシーケンス。
RAS, JAK2, 一塩基多型
17
染色体転座 造血器腫瘍で多く見られる。 ①造血器腫瘍での遺伝子(1) ②リンパ軽腫瘍での免疫グロブリン遺伝子・T細胞受容体遺伝子の(2)
再構成, 単一クローン
18
M2 転座は(1) キメラ遺伝子は(2)
t(8;21), RUNXT1-RUNX1
19
M3─APL 転座は(1) キメラ遺伝子は(2)
t(15;17), PML-RARα
20
M4-Eo 転座は(1) キメラ遺伝子は(2)
inv(16), CBFβ-MYH11
21
CML 転座は(1) キメラ遺伝子は(2)
t(9;22), ABL1-BCR
22
CML 優性骨髄性白血病症例の90%以上では、第9染色体長腕と第22染色体長腕の"相互転座"によるPh染色体が認められる。 翻訳され作られたタンパク質が、 高い(1)活性を持ち、これが細胞内の(2)シグナル伝達経路に影響を与えることがCML症のメカニズムである。
チロシンキナーゼ, 増殖
23
CML 第9染色体の切断点にはABL遺伝子があり、第22染色体の切断点にはBCR遺伝子があるため、相互転座により融合遺伝子が生じる。この融合遺伝子のDNAを調べるのが(1)と(2)である。 そして、この融合遺伝予から融合mRNAが転写されるため、このRNAを調べるのが(3)である。
FISH法, サザンブロット法, RT-PCR法
24
ALL 転座は(1) キメラ遺伝子は(2)
t(9;22), ABL1-BCR
25
ALL L3 バーキット型白血病 転座は(1)
t(8;14)
26
バーキットリンパ腫 転座は(1)
t(8;14)
27
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 転座は(1)
t(3;14)
28
濾胞性リンパ腫 転座は(1)
t(14;18)
29
MDS 遺伝子異変は(1)
5q欠損、Del(5q)
30
造血器腫瘍における検査 ①診断や病型の確定 顆粒球が増加し、Ph染色体やBCR-ABL1融合遺伝子があれば(1)。
CML
31
造血器腫瘍における検査 ②クロナリティーの決定 単一クローン性なら(1)。
腫瘍
32
造血器腫瘍における検査 ③腫瘍細胞の細胞(1)の決定
起源
33
造血器腫瘍における検査 ④(1)による発癌の証明
ウイルス
34
造血器腫瘍における検査 ⑤治療効果の指標 BCR-ABL1の(1)によるCMLに対する治療の効果判定
RT-PCR法
35
造血器腫瘍における検査 ⑥微小残存腫瘍細胞の検出、再発の早期発見 (1)なら40万個に1個の感度で見つけることができる。
RT-nested PCR法
36
遺伝子の変異原物質 皮膚がん
レンゾピレン, 紫外線
37
遺伝子の変異原物質 甲状腺がん
電離放射線