問題一覧
1
運動単位と筋線維とに謝っているのはどれか
神経支配比は細かな運動を行う筋ほど大きい
2
運動単位に含まれないのはどれか
ベッツ細胞
3
椅子座位でテーブル上にあるコップにゆっくりと手を伸ばしてつかむ作業の図を示す。この時の肩関節と肘関節の運動に関与が推定される筋と収縮様式との組み合わせで正しいのはどれか。
三角筋前部繊維ー求心性収縮
4
背臥位のまま右手でスマートフォンを持ち電子書籍を閲覧していたり図のやうに、この時の肩関節は屈曲40度、肘関節は屈曲90度であった。文字が見づらいためゆっくり肘を曲げて画面を顔に近づける際に活動する筋と収縮様式の組み合わせで正しいのはどれか。
上腕三頭筋ー遠心性収縮
5
骨格筋の筋張力で誤っているのはどれか
活動張力は筋長が長くなるほど大きくなる
6
遠心性収縮で正しい組み合わせはどれか。
しゃがみ込みーヒラメ筋
7
車椅子からベッドへの移動動作の練習で離臀を繰り返すのはどれか
部分練習
8
練習方法の説明で正しいのはどれか
1つのスキルを試行間で速度を変えずに練習するのは恒常練習である
9
運動練習について正しいのはどれか
学習を促すために結果の知識の相対頻度を低下させる
10
運動学習が成立する過程で起こるのはどれか。2つ選べ。
誤差の平均値が減少する, 練習効果の翌日への持越しが容易になる
11
運動学習について正しいのはどれな
内部モデルの形成には感覚フィードバックが必要である
12
運動学習の転移が関係していると考えられるのはどれか
ゆっくりした歩行を練習した後に速い歩行が改善した
13
歩行導入初期における運動学習の方法として適切なのはどれか
ハンドリングを行う, 種接地の練習を繰り返し行う
14
運動学習が進んだ段階で生じる変化で謝っているのはどれか
注意の集中がより必要になる
15
運動学習について正しいのはどれか
2種類の運動課題間に類に似性があるほど転移の影響は大きくなる
16
運動学習が進んだ段階で生じる変化で謝っているのはどれか
注意の集中がより必要になる
17
片麻痺患者の車椅子移動動作訓練に用いる課題と学習機序の組み合わせで正しいのはどれか
絵カードを用いた移動動作順序の課題分析:チャンク化
18
片麻痺患者の車椅子移動動作訓練に用いる課題と学習機序との組み合わせで正しいのはどれか
絵カードを用いた移動動作順序の課題分析:チャンク化
19
指導者が与えるKPの持つ作用でないのはどれか
運動感覚への注意を換起する
20
運動学習理論で練習の後に与えられるのはどれか
結果の知識
21
クリニカルパスについて誤っているのはどれか
職種ごとに個別のパスを用いる
22
作業療法の目的設定で誤っているのはどれか
定性的目標では治療効果の評価が容易である
23
80歳の女性。脳血管障害発症後5年、要介護2。枚歩行は自立しているが、転倒予防を目的に通所リハビリテーションでの理学療法が開始された。転倒リスクの評価として適切なのはどれか
FBS
24
後期高齢者の介護予防事業で行った体力測定の結果の中で、転倒リスクが高いと解釈されるのはどれか
Timed Up and Go Test< TUG>: 20秒
25
肺塞栓症について誤っているのはどれか
下肢よりも上肢の手術後に多い
26
人工呼吸器管理中に生じる呼吸器合併症でみられやすいのはどれか
肺炎
27
心筋梗塞患者の急性期リハビリテーションで正しいのはどれか
ギャッチアップ座位から開始する
28
急性心筋梗塞患者の自宅療養期の運動療法で正しいのはどれか
散歩は時間と速度を決めて行う
29
75歳の男性。身長170CM体重48kg BMI16.6。約10年前から呼吸困難が出現し自宅近くの病院で加療していた。徐々に呼吸困難感が強くしてきており、50M程度の連続歩行で呼吸困難感のため休息が必要である。動脈血ガス分析PaO265Tort、Pa CO248Torr、肺機能検査%VC81%、FEV1%31%であった。 この患者の運動療法を中止すべき状態として最も適切なのはどれか。
呼吸数22/分
30
脳卒中で大脳皮質の病変と比べて視床の病変でみられやすい症状はどれか
運動失調
31
脳出血後の頭部CTを示す。最も生じやすい症状はどれか
左手の感覚が脱失する
32
脳卒中片麻痺の上肢に対するCI療法で正しいのはどれか
非麻痺側上肢を拘束する
33
理学療法介入法の説明で誤っているのはどれか
CI療法では、共同運動を抑制する装具を用いる
34
脳卒中片麻痺歩行の特徴でないのはどれか
腰椎前弯増強
35
脳卒中片麻痺患者の歩行時麻痺側下肢の特徴はどれか
遊脚相の内反尖足, 遊脚相の股関節外転外旋
36
脳卒中の平行棒内移動練習で誤っている組み合わせはどれか
患側肢の振り出し・・・・・・・健側で伸び上がり振り出す
37
脳血管障害の患者に対する治療で適切でないのはどれか
弛緩性麻痺に対するボツリヌス毒素療法
38
左半側空間無視の治療法として適切でないのはどれか
体幹の右への回旋
39
68歳の男性。脳梗塞による左片麻痺。発症後3カ月時、腰掛座位において図のように右上下肢で接触面を強く押して左側に転倒する現象を認めた。 座位バランス獲得のための理学療法で適切でないのはどれか
治療者が左側から繰り返し押し返す
40
脳卒中後の肩手症候群について正しいのはどれか
複合性局所疼痛症候群typeIに分類される
41
脳血管障害に伴いやすい症状と治療の組み合わせで適切でないのはどれか
反張膝・・・下腿三頭筋の筋力増強
42
脳卒中後の肩手症候群について正しいのはどれか
麻痺が重度の場合に発症しやすい
43
神経伝導速度測定で正しいのはどれか。 2つ選べ
節性脱髄が起こると速度は低下する, 太い線維は細い線維に比べて速度が速い
44
図のように測定した尺骨神経の運動神経伝導 速度で正しいのはどれか。 ただし、図中のS1と52は電気刺激電極、Rは記録電極を示すものとし、伝導速度は小数点以下第2位を四捨五入するものとする
64.5m/s
45
正中神経を手首と肘部で電気刺激した運動神経伝導検査の波形を示す。この運動神経伝導検査から考えられる病態はどれか。 ただし、手首と肘部の刺激部位間の距離は175mmである。 (正常範囲:振幅3.5mV以上、運動神経伝導速度48m/s以上)
脱髄
46
糖尿病性の多発神経障害で早期から異常がみられやすいのはどれか
内果の振動覚
47
80歳の男性。40歳代から糖尿病で治療を受けている。徐々に下肢のしびれと歩行障とをきたし、数カ月前から右足指が暗赤色を呈している。 生活指導として適切でないのはどれか
足指の冷感に対して湯たんぽを用いる
48
一次予防はどれか
健康増進
49
我が国の自殺の動向や対策について正しいのはどれか
自殺予防についての啓発活動は、一時予防に相当する
50
国際生活機能分類で活動に含まれる項目はどれか
歩行
51
国際生活機能分類について正しいのはどれか
参加とは生活場面への関わりのことである
52
国際生活機能分類において、活動・参加の第一評価点で示されるのはどれか
実行状況
53
ICF の評価点とその内容の組合せで正しいのはとれか
身体構造の第二評価点・・・ ・・各身体部位における変化の性質
54
ICFで正しいのはどれか。2つ選べ
すべの人に関する分類である, 分類された構成要素には評価点を付与できる
55
国際生活機能分類(ICF)の特徴で適切でないのはどれか
「医学モデル」と「統計モデル」の統合に基づいている
56
ノーマライゼーションの原理で誤っているのはどれか
身体機能の正常化
57
ノーマライゼーションで正しいのはどれか
障害により受ける差別の解消
58
Barthel Indexについて正しいのはどれか
ADLの簡便な評価法である
59
Barthel Index の各項目において満点をとるための条件で正しい→誤っているのはどれか
歩行器を用いての歩行が45m以上可能
60
80歳の女性。慢性心不全。NYHA分類 class Iてある。急性増悪にて入院加療後、退院した。自宅のADL は、Barthel Indexによる評 価で、食事、移乗、整容、トイレ動作、入浴、着替え、排便、排尿は自立、歩行は歩行器使用に45m以上可能である。階段昇降は部分介助を要する
90点, 95点
61
FIMについて正しいのはどれか
更衣は上半身と下半身に分けられる
62
FIMの評定で修正自立となるのはどれか2つ選べ
パッドを用いての排尿管理が自立している, 装具を装着して300m程度の歩行が自立している
63
65歳の男性,右片麻痺,病棟では,ベッドから車椅子への移乗は介護者に腰を軽く引き上げてもらい、車椅子からベッドへの移乗は介護者に腰を持ち上げて回してもらう 移動動作のFIMの点数はどれか
2点
64
FIMのトイレ動作で評価される項目はどれか、2つ選べ
服を下げる, 拭く
65
FIMの移動(歩行)項目の評定で6はどれか
時間は健常の3倍かかるが装具、なしで50m歩ける
66
75歳の男性。右利き。脳梗塞による右片麻。右短下肢装具を装着し四脚杖を使用して介助なく20mまての歩行か可能である。 食事は左手て普通のスプーンやフォークを使用して介助なく可能だが 箸は使えない。 歩行と食事のFIMの点数の組合せて正しいのはどれか
歩行5点食事7点
67
移動評価において「歩行は困難てあるが、介護者の見守りの下、車椅子で50mの移動可能である」場合のFIM と Barthel Index の評価点との組合せて正しいのはどれか
FIM 5点 Barthel Index 10点
68
筋萎縮性側索硬化症にみられるのはどれか
線維束孿縮
69
55歳の男性。筋萎縮性側索硬化症。1年前から通勤時に右足がつまずくようになった。最近は意識して膝を上にあげて歩行している。 腰椎MRIでは病的所見はなく、針筋電図所見では両側の前骨筋に右側優位の神経原性変化を認めた。 適切な対応はどれか
右側プラスチック短下肢装具を装着する
70
48歳の女性。多発性筋炎。一般状態が落ち着いて理学療法が開始された。筋力は体幹筋4、上位近位筋群3~4、 下肢近位筋群3~4。院内独歩が可能。 理学療法で誤っているのはどれか
デローム法による筋力増強訓練
71
多発性筋炎で正しいのはどれか。2つ選べ
股関節部に疼痛が出現した時は大腿骨頭壊死の合併に注意する, 慢性期の運動負荷量の決定には血清CKの推移が参考となる
72
すくみ足現象がみられるParkinson病患者の歩行練習を理学療法 土の近位見守り下で実施した。 このときの練習法で適切でないのはどれか
歩隔を狭めた歩行
73
62歳の男性。 Parkinson病。起立と歩行は可能であるが、歩行中 の方向転換時には不安定となり転倒しそうになる。姿勢反射障害もみられる。独居で日常生活はほぼ自立しているが、通院には介助が必要である。 この患者のHoehn &Yahrの重症度分類ステージはどれか
Ⅲ(3)
74
ポリオ後症候群において正しいのはどれか。2つ選べ
ポリオ罹患から数十年後に障害の進行がみられる, 肥満は原因の一つとなる
75
ギラン・バレー症候群でみられにくいのはどれか
温痛覚脱失
76
ギラン・バレー症候群について正しいのはどれか
髄液に異常所見が認められる
77
42歳の男性。ギラン・バレー症候群。発症後3日目。四肢体幹の重度な麻痺と呼吸筋麻痺のため人工呼吸器管理の状態である。 この時期に行う理学療法で適切なのはどれか
体位排痰
78
58歳の女性。5年前に子宮頸癌の手術を行った。2年前から右下肢にリンパ浮腫が出現し、弾性ストッキングを着用していた。1年前から安静位で右下肢を挙上しても浮腫が改善せず、皮膚が固くなり非圧高性浮腫が認められたため、週1回外来で理学療法を実施していた。2日前に蜂窩織炎を発症し、現在薬物療法中である。対応として適切なのはどれか
患部の冷却
79
38歳の女性。左乳癌にて高リンパ節郭清を伴う乳房温存術を行った。術後2ヶ月経過し、左前腕から手にかけて腫脹がみられた。 熱感はみられない。 患肢への治療として誤っているのはどれか
強擦法マッサージ
80
開胸・開腹術が予定されている場合に、実施する必要性が高い術前リハビリテーションはどれか
咳嗽訓練
81
転移性骨腫瘍で正しいのはどれか
造骨性転移では病的骨折は少ない
82
がん患者の緩和ケア病棟におけるリハビリテーションで正しいのはどれか
患者の意思に合わせて理学療法の内容を変更する
83
異常歩行とその原因の組み合わせで正しいのはどれか
Trendelenburg歩行一変形性股関節症
84
45歳の女性。右変形性股関節症。先天性股関節脱臼の既往がある。1年前から荷重時の右股関節痛があり、2ヶ月前から安静時痛も出現した。起居動作時や歩行時の疼痛が強くなってきたため受診した。 ADL指導として適切なのはどれか
T字杖を使用する場合は左手に持つ
85
変形性股関節症に対して、前方アプローチで股関節を前に外側脱白させて人工関節置換術を行った。 術後に股関節の脱臼を最も誘発しやすい肢位はどれか。
伸展、内転、外旋
86
関節リウマチに合併しやすいのはどれか
指伸筋腱皮下断裂
87
48歳の女性。関節リウマチ。Steinbrockerのステージ!I、クラス3。 ADLの維持・向上のための指導で誤っているのはどれか
ベッド上での起き上がりはひもを引っ張る方法で行う
88
関節リウマチの症状と理学療法の組み合わせで正しいのはどれか
環軸関節亜脱臼-頚椎前屈姿勢の予防
89
関節リウマチの理学療法で誤っているのはどれか
起き上がり動作は下肢と頭頸部の反動を利用する
90
75歳の男性。交通事故による第5頸髄レベルの脊髄損傷では四肢不全麻連。受傷後6ヶ月経過。端座位の保持と手すりを使用した立ち上がり動作は可能。食事は太柄のフォークで自立。トイレ動作は見守りが必要、衣服の着脱は介助があれば行える。自宅内は手すり歩行で移動し、屋外は車椅子移動。 Frankel分類はどれか
D
91
68歳の男性。歩行中に転倒して歩けなくなり救急搬送された。 上下肢に麻連を認めたが骨傷はみられず、中心性頚損傷の診断を受けた。受傷5日後のADLは全介助であった。 6ヶ月後にFIMでADLを評価したときに、最も自立度が低いと予想される項目はどれか
更衣(上半身)
92
ASIA機能障害尺度でL4のkey muscleはどれか
前脛骨筋(足関節背屈)
93
ASIAの運動評価における脊髄レベルとkey muscles(検査筋)との組み合わせで誤っているのはどれか
C8ー指伸筋群
94
脊髄損傷の機能残存レベルと知覚障害との組み合わせで正しいのはどれか
S2 -会陰部サドル型痛覚脱失
95
頸髄損傷(第5頸髄まで機能残存)患者が獲得できる機能で正しいのはどれか
ノブ付きハンドリムの車椅子を操作できる
96
脊髄損傷(第6頸髄まで機能残)に対する理学療法で適切でないのはどれか
車椅子から床への移乗訓練
97
脊髄損傷の機能残存レベルと装具との組み合わせで適切でないのはどれか。
第3仙髄節-短下肢装具
98
脊髄完全損傷の機能残存レベルと到達可能なADLの組み合わせで正しいのはどれか。2つ選べ。
C7 - 自助具を用いての整容動作, T1 - 自動車への移乗
99
脊髄損傷患者にみられる自律神経過反射について正しいのはどれか。
第5胸よりも高位の損傷に発生する
100
21歳の男性。8ヶ月前、交通事故で頸髄損傷によって四肢麻となった。斜面台による起立訓練中に頭痛を訴えた。上半身の著明な発汗がみられ、脈拍は42/分であった。 適切でないのはどれか。
頭部を低くする