問題一覧
1
光学顕微鏡で観察できないものは微生物ではない
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2
微生物が嫌気条件下でエネルギーを得るために、有機化合物を酸化してアルコール、有機酸、二酸化炭素などを生成する過程を、発酵と呼ぶ
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3
正常細菌叢とは、通常、体の外側にいる微生物群で通常の生活では害とはならない
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4
微生物には、病気の原因になるものがある
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5
遺伝子配列情報から最近の分類を行う場合には、ミトコンドリアのDNA配列が解読される
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6
ブドウ球菌の生化学的分類では、コアグラーゼ活性やカタラーゼ活性が調べられる
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7
アーキアは、真正細菌に含まれる
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8
摂氏90度くらいの温泉付近に生息する菌はいない
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9
古細菌の脂質膜の特徴的な成分は、ポリイソプレノールエーテルである
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10
DNAの突然変異でミスセンス変異というのはコードが終始コドンになる変異である
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11
DNA変異を検出する方法としてAmesテストがある
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12
グラム染色法とは、各種細菌を識別する臨床検査方法として重要な試験法である
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13
ブドウ球菌は直径サイズ約1マイクロメートル程度の球菌が房状に集まっている
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14
細菌は細胞壁のおかげで、低浸透圧でも破裂せず耐えられる
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15
細菌の特徴的な構造である莢膜は、脂質二重膜で構成される
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16
グラム陽性菌とグラム陰性菌では、細胞壁の構造が異なる
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17
グラム陽性菌の細胞壁にはリポポリサッカライド(LPS)が豊富にある
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18
リポポリサッカライドとは、リピドA、コア多糖、O抗原から構成される
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19
マイコプラズマは細胞壁を持たない特殊な細菌である
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20
細菌は、親細胞が2つの娘細胞に分裂して増える
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21
ほとんど全ての細菌は無機物や炭酸ガスを炭素源とする独立栄養体である
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22
栄養環境が悪化すると芽胞というものを形成する細菌がいる
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23
全ての細菌は空気中に酸素がないと生育できない
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24
細菌の二成分制御系とは、外界からのシグナルを直接受けるセンサーキナーゼとそのシグナルを伝えるレスポンスレギュレーターからなる
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25
適切な環境下における大腸菌の倍加速度はだいたい120分程度である
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26
通性嫌気性菌は、酸素があると生育できない
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27
外部からの栄養素を分解して細胞増殖の素材を得る過程を異化作用という
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28
発酵では、解糖系から産出されるピルビン酸をもとにアルコールや乳酸ができる
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29
同化では、アミノ酸などの生体成分が分解される
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30
細胞の遺伝子水平伝達メカニズムとして、形質転換、接合、形質導入の3つが知られている
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31
接合では線毛などを通じて遺伝子を伝達する
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32
プラスミドとは、染色体とは別に独立して複製されるDNA分子で、環状2本鎖のものがある
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33
細菌のRプラスミドには薬剤耐性遺伝が含まれる
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34
細菌のトランスポゾンとは、ゲノム上のある場所から別の場所へ移動するDNA配列を意味する
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35
バクテリオファージによる大腸菌への遺伝子挿入を形質導入とよぶ
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36
グラム染色は、細胞核を染色する方法で、菌が青紫色だとグラム陽性と呼ぶ
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37
グラム陰性菌では、外膜があること、ペプチドグリカン層が薄いことが原因で赤色染色となる
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38
腸内細菌はグラム陽性菌が多い
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39
ブドウ球菌はグラム陽性菌である
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40
黄色ブドウ球菌は、コアグラーゼ反応が陽性である
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41
MRSAとは、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌のことである
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42
レンサ球菌は、溶血性や細胞壁多糖抗原の抗原性の違いなどで分類されている
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43
肺炎レンサ球菌は、院内肺炎の主な原因である
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44
A群レンサ球菌は、溶血毒としてストレプトリジンをもつ
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45
A群レンサ球菌による学童の咽頭炎は、全数把握疾患である
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46
放線菌は、細胞壁のないグラム陽性菌である
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47
カンピロバクターはグラム陰性菌である
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48
肺炎球菌はグラム陽性菌だが、インフルエンザ菌はグラム陰性菌である
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49
緑膿菌はグラム陰性桿菌である
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50
ボツリヌス菌は、嫌気性なので密封処理パック内でも死滅する
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51
幼児ボツリヌス症は、ボツリヌス菌の芽胞が原因である
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52
結核菌は、芽胞形成能がないグラム陽性桿菌である
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53
芽胞は、100度程度の消毒に抵抗性を示さない
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54
炭疽菌は感染症法の二種病原体であり外毒素を持つ
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55
セレウス菌は、耐熱、対乾燥性の芽胞形成能をもち、食中毒の原因になる
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56
破傷風菌の菌体外毒素は、食中毒で筋肉の硬直麻痺を起こす
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57
ディフィシル菌は、菌交代現象による偽膜性大腸炎の原因菌である
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58
淋菌と髄膜炎菌は、グラム陽性球菌である
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59
淋病の原因となる淋菌は、日光や乾燥、消毒に強い
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60
グラム陰性短桿菌のアシネトバクターは、日和見感染症の原因菌のひとつで、院内感染症でも問題になる
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61
大腸菌は、酸素を要求する通性嫌気性菌桿菌である
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62
大腸菌は、細胞壁由来のO抗原と鞭毛由来のH抗原で分類される
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63
腸管出血性大腸菌は4種病原体に指定されている
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64
O157などのEHECによる腸管出血性大腸菌感染症では、激しい頭痛、下痢から血便にいたる
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65
腸管出血性大腸菌の菌体外毒素はベロ毒素と呼ばれ、タンパク質合成を阻害する
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66
志賀潔が発見した赤痢菌は、志賀毒素を産生する
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67
サルモネラ属菌は、細胞内寄生菌であり、腸チフスなどの原因となる
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68
ペスト菌によるペストはリンパ節炎や敗血症をおこし、四類感染症に指定される
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69
コレラ菌はビブリオ属で、コレラ毒素による激しい下痢を伴うこれらの原因になる
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70
緑膿菌は青緑色色素ピオシアニンを産生し、病原性のものは薬剤抵抗性が弱い
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71
ヘリコバクター・ピロリは、ウレアーゼを産生し胃酸に弱い
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72
ヘリコバクター・ピロリは、胃潰瘍や胃がんの原因となる
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73
ヘリコバクター・ピロリの除菌は、アモシシリン、クラリスロマイシン、オメプラゾール、などの単剤療法が行われる
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74
ヘリコバクター・ピロリの除菌は、慢性胃炎と診断された患者が受ける
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75
カンピロバクター属は、食中毒の原因のひとつになる
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76
梅毒トレポネーマは、性感染症の一つで梅毒に原因になり、梅毒血清反応を調べる検査がある
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77
ライム病ポレリアは、マダニなどの吸血で感染してライム病を起こす
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78
マイコプラズマは細胞壁をもたないので、ベータラクタム系抗菌薬が有効である
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79
リケッチアは、細胞外では生存できない偏性細胞内寄生細菌である
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80
クラミジアは細胞内寄生性病原体で、細胞壁を持つがペプチドグリカンはない
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81
クラミジア・トラコマチスは、トラコーマや性器クラミジアの原因となる
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82
クラミジア肺炎は市中肺炎患者の数%に見られるもので、高齢者なのでは重症化する危険がある
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