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医学概論II(後期のやつ)
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  • 1

    心不全に関するもので誤っているのはどれか。 a.右心不全では腸管における吸収不良が起こる b.左心不全では発作性夜間呼吸困難が出現する c.左心不全では浮腫が起こる d.右心不全では肺うっ血が起こる e.右心不全では腹水貯留が起こる

    d

  • 2

    肺結核症に関して、正しいのはどれか a.薬物感受性検査が必要である b.二次結核とは、初感染から連続して症状が出る場合をいう c.血液培養で確定診断できる d.ツベルクリン陽性は結核に未感染であることを示す e.漏水性胸水を認める

    a

  • 3

    肺炎に関して、正しいのはどれか a.細菌性肺炎では、肺胞中隔が主たる炎症の場である b.院内肺炎は免疫力の低下した患者に起こりやすい c.間質性肺炎では、閉塞性障害をきたす d.マイコプラズマ肺炎では、大葉性肺炎をきたしやすい e.日和見感染は健常者に多くみられる

    b

  • 4

    冠動脈硬化の危険因子として考えられるのはどれか a.低LDLコレステロール b.低HDLコレステロール c.高プロラクチン血症 d.低アルブミン血症 e.低オキシトシン血症

    b

  • 5

    慢性閉塞性肺疾患に関するもので正しいのはどれか a.女性に多い b.拘束性障害をきたす c.間質の繊維化が進行する d.肺性心をきたす e.口すぼめ呼吸はゆっくり吸気を行う現象である

    d

  • 6

    気管支喘息に関するもので誤っているものはどれか a.気道過敏性が亢進している b.慢性の炎症性気道障害である c.1秒量が増加する d.薬物により誘発されることがある e.特異的IgE抗体が検出される

    c

  • 7

    消化器系疾患に関するもので正しいのはどれか a.食道癌の組織型は、腺癌が多い b.タバコは胃潰瘍の発生には影響しない c.ヘリコバクター・ピロリは胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因の1つである d.急性虫垂炎では、白血球数は減少する e.大腸癌の好発部位は盲腸である

    c

  • 8

    過敏性腸症候群に関するもので正しいのはどれか a.先進国で多くみられ、ストレスが原因のことが多い b.ウイルスの感染で起こる c.高度の栄養障害がみられる d.腹痛はない e.粘血便がみられる

    a

  • 9

    消化器系疾患に関する組み合わせで正しくないものはどれか a.マロリ-ワイス症候群--大酒家 b.十二指腸潰瘍--タール便 c.胃潰瘍--ヘリコバクター・ピロリ d.過敏性腸症候群--粘血便 e.胆石症--肥満

    d

  • 10

    高血圧に関することで正しいものはどれか a.腎動脈狭窄による高血圧症は本態性高血圧である b.早朝高血圧であるのに外来血圧が正常である場合を白衣高血圧という c.糖尿病患者の降圧目標は140/90mmHg未満である d.妊娠高血圧症候群では塩分制限を6g/日以下にする e.慢性のアルコール摂取では交感神経系が活性化している

    e

  • 11

    脳主幹動脈の病変で起こる組み合わせで正しいものはどれか a.小脳出血 b.アテローム血栓性脳梗塞 c.一過性脳虚血発作 d.心原性脳梗塞

    bとc

  • 12

    上部消化管に関するもので正しいものはどれか a.食道粘膜は円柱上皮である b.塩酸は維楨腺の主細胞から分泌される c.胆汁酸は十二指腸で再吸収される d.食道アカラシアでは食物の通過障害をきたす e.食堂では蠕動運動のため、筋層が3層になっている

    d

  • 13

    肝炎に関するもので正しいものはどれか a.A型肝炎およびB型肝炎ウイルスは経口感染で感染する b.成人が感染するB型急性肝炎は、大半が慢性化して慢性肝炎となる c.A型肝炎ウイルスによる急性肝炎は慢性化せず、終生免疫を得る d.A型肝炎およびB型肝炎ウイルスはともにRNAウイルスである e.C型急性肝炎の発生は、年々増加している

    c

  • 14

    下垂体後葉ホルモンとして正しいのはどれか a.プロラクチン b.副腎皮質刺激ホルモン c.甲状腺刺激ホルモン d.成長ホルモン e.抗利尿ホルモン

    e

  • 15

    肝硬変に関して誤っているのはどれか a.肝硬変では手掌紅斑がみられることがある b.肝硬変では食道静脈瘤がみられることがある c.肝硬変患者の死因の70%以上が、肝細胞癌である d.肝硬変患者にみられる腹水はタンパク濃度が高い滲出液である e.肝硬変患者の70%以上がC型肝炎ウイルス感染による

    d

  • 16

    慢性肝炎について正しいのはどれか a.C型慢性肝炎はほとんどが自然治癒し、無症状である b.HBs抗原の高値は、B型慢性肝炎が活動性になっていることを示す c.慢性肝炎では耐糖機能異常は起こらない d.成因は、C型肝炎ウイルスによるものが最も多い e.B型肝炎ウイルスのキヤリアは肝炎を発症してないときは、体内にウイルスは存在しない

    d

  • 17

    膵・胆道疾患において誤っているのはどれか a.慢性膵炎の非代償期には糖尿病が認められる b.胆嚢内結石は、胆嚢癌の危険因子である c.急性膵炎や急性胆嚢炎は、抗生物質は効果がないので使用しない d.急性膵炎の急性期の治療として絶飲食が重要である e.胆石が原因の膵炎を起こすことがある

    c

  • 18

    肝硬変において正しいのはどれか a.血清γ-グロブリン濃度が低下する b.血清コリンエステラーぜが増加する c.汎血球が減少する d.高アルブミン血症がみられる e.プロトロンビン時間が短縮する

    c

  • 19

    下垂体ホルモンに関して正しいのはどれか a.尿崩症は抗利尿ホルモンの分泌過剰で生じる b.発育停止後の成長ホルモン分泌過剰は下垂体性巨人症を起こす c.成長ホルモンは血糖上昇作用がある d.ADH不均衡症候群は抗利尿ホルモンの分泌低下を生じる e.ADH不均衡症候群では高ナトリウム血症を生じる

    c

  • 20

    原発性ネフローゼ症候群に関して正しいのはどれか a.微小変化型ネフローゼ症候群では、タンパク尿は認められない b.膜性増殖性糸球体腎炎の発症のピークは後期高齢者である c.5歳以下のネフローゼ症候群は再発しにくい d.ネフローゼ症候群における塩分摂取は原則として1日8gとする e.巣状糸球体硬化症では、タンパク尿は必発である

    e

  • 21

    CKDに関して誤っているものはどれか a.喫煙はCKDの危険因子である b.病期分類にはeGFR(推定糸球体濾過量)を用いる c.CKDが進行すると高カルシウム低リン血症をきたす d.保存期慢性腎不全ではタンパク摂取制限を行う e.血清カリウムが55mEq/L以上の場合にはカリウム制限を行う

    c

  • 22

    甲状腺疾患に関して正しいのはどれか a.粘液水腫では血中コレステロールが低下する b.粘液水腫では血中クレアチニンキナーゼ(CK)値は低下する c.バセドウ病では血中TSH値は上昇する d.橋本病ではTSH受容体抗体が陽性である e.クレチン病では低身長になる

    e

  • 23

    尿路結石症に関して正しいのはどれか a.結石再発予防のためには朝食を抜くことが望ましい b.疼痛、血尿、排石が3主症状である c.肉眼的血尿は必発である d.結石の成分として最も頻度の高いものはコレステロールである e.尿がアルカリ性になると結石は発生しやすい

    b

  • 24

    副腎疾患に関して正しいのはどれか a.クッシング病では血中副腎皮質刺激ホルモン値は低下する b.高アルドステロン症では血中レニン値は上昇する c.褐色細胞腫では低血糖発作を認める d.クッシング病では骨粗鬆症を認める e.アジソン病では体重増加を認める

    d

  • 25

    糖尿病腎症に関して正しいのはどれか a.腎硬化症と同様の糸球体組織像を呈する b.糸球体の硬化性病変を呈する c.わが国での新規の透析導入件数は年間約30万人である d.ネフローゼを呈するものは稀である e.小児のネフローゼ症候群の病因として最も頻度が高い

    b

  • 26

    鉄欠乏性貧血においての正しいのはどれか a.鉄欠乏性貧血の回復時には、網赤血球値を指標とする b.鉄欠乏性貧血は赤血球の直径が減少する小球性色素性貧血である c.炭酸水素イオンが欠乏すると鉄の吸収に影響する d.鉄欠乏性貧血では、鉄不足のため赤血球の成熟が障害される e.鉄欠乏性貧血では、総鉄結合能が低下する

    a

  • 27

    貧血に関して正しいのはどれか a.溶血性貧血は、輸血一般でよくみられる b.腎性貧血は、腎臓の機能障害のため持続的な顕微鏡的血尿の排泄によって起こる c.ヘモグロビン濃度の低下は、それを補うため血圧が上昇する d.鉄欠乏性貧血には、一般に潜在性鉄欠乏状態が先行する e.再生不良性貧血は、アミノ酸欠乏によるヘモグロビン合成阻害が原因で起こる

    d

  • 28

    白血病に関して正しいのはどれか a.紫外線によって悪性腫瘍が生じることがあり、白血病などの発生率が高い b.急性前骨髄性白血病の治療にビタミンAが用いられる c.急性白血病では、フィラデルフィア染色体が陽性となる d.急性リンパ性白血病の病態は、Bリンパ球が腫瘍化して増殖したものである e.東日本に多い成人T細胞白血病はHTLV-1感染によって発症する

    b

  • 29

    白血病においての正しい組み合わせはどれか a.慢性リンパ性白血病の病態は、Bリンパ球が腫瘍化し、増殖したものである b.急性リンパ性白血病の病態では、芽球のペルオキダーゼ陽性が認められる c.白血病では、貧血、易感染症、血栓傾向などを呈する d.成人T細胞白血病は、Tリンパ球が腫瘍化し、増殖したものである

    a、d

  • 30

    血液凝固の異常を示す疾患において正しいのはどれか a.特発性血小板減少性紫斑症は、予後良好である b.アナフィラキシー性紫斑症は、血液成分の異常によって皮下に出血斑を生じる c.播種性血管内凝固症候群では、線溶系の活性化は起こらない d.ビタミンE欠乏症では、肝臓でのプロトロンビン合成が抑制される e.血友病は、血液凝固因子の第Ⅷ因子ないしは第Ⅸ因子の先天的欠乏によって生じる

    e

  • 31

    アルツハイマー病において正しいのはどれか a.アルツハイマー病(AD)では、可逆性の認知症がみられることがある b.アミロイドβタンパクからなる神経原線維変化とタウタンパクからなる脳アミロイドの沈着と海馬の萎縮が特徴的である c.記憶障害が中心で、高次脳機能は保たれる d.原因としては、孤発性が多いが、アポカリタンパクE遺伝子のε4多型をもつとハイリスクである e.慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症、甲状腺機能亢進症、ビタミンB12欠乏などの治療可能な認知症をまず鑑別すべきである

    d

  • 32

    アルコール依存症において誤っているのはどれ a.アルコール依存症では、同時にビタミン欠乏などの栄養学的問題を起こす b.長期の低栄養やビタミンD欠乏により、ウェルニッケ・コルサコフ症候群が起こる c.中度症状では短期記憶障害、離脱症状では、振戦(手の震え)や幻覚や痙攣などを示す d.小脳失調症状(協調運動障害でふらつき歩行などを示す)や認知機能障害などを示すことがある e.脂肪肝から肝硬変を起こすリスクが高い

    b

  • 33

    パーキンソン病に関する記述である。誤っているのはどれか。 a.中脳の黒質にあるメラニンを含むドパミン作動性ニューロンが、選択的に変性して、ドパミンが欠乏するために起こる b.原因は不明であるが、高齢者に多い疾患である c.一般検査や画像診断所に特有の異常所見は無い d.緊急物質でルパミンの前駆物質である。L-ドーパがよく使用される e.振戦、筋強剛、無動・寡動、仮面様顔貌、前傾姿勢や小刻み歩行など特有の錐体路系運動障害の症状を示す

    e

  • 34

    脳腫瘍に関して正しいのはどれか a.頭蓋内圧亢進症による3兆候として、早朝頭痛、噴射牲嘔吐、眼圧上昇がみられる b.てんかんの症状である痙攣、徐脈、意識障害などがみられるが、片麻痺、失語、失認などの局所症状はみられる c.原発性が転移性より多いが、転移性では、肺がんが半数、乳がんが約10%を占める d.頭部CTやMRIなどの画像診断が有効で、造影剤は使用しないことが多い e.脳圧亢進に対しては、頭位を低く保ち、呼吸管理、脳圧降下剤、(グリセリンやマンニトール)の投与や副腎皮質ステロイドを投与する

    c

  • 35

    食物アレルギーに関して正しいのはどれか a.乳児期には、魚類、そば、果物などが原因となり耐性を獲得しにくい b.IgG抗体を介するI型アレルギーである c.蕁麻疹、腹痛などで気分不良になることをアナフィラキシーという d.原因物質は決して負荷してはならない e.皮膚テスト、食物除去試験などで原因物質を検索する

    e

  • 36

    AIDSに関して正しいのはどれか a.HIVはDNAウイルスである b.診断のためには、まずHIVの拡散増幅検査をする c.HIV感染後には急性期症状が現れ、その後長い無症候期となる d.CD4陽性Tリンパ球が増加する e.HIV感染後の病初期には日和見感染症が発症することが多い

    c

  • 37

    疾患とその症状の組み合わせで誤っているのはどれか a.全身性エリテマトーデス--蝶形紅斑 b.強皮症--皮膚の萎縮 c.シェーグレン症候群--口腔乾燥 d.アトピー性皮膚炎--湿潤性湿疹 e.関節リウマチ--骨びらん

    b

  • 38

    骨粗鬆症に関して誤っているのはどれか a.骨粗鬆症では、骨吸収量が骨形成量を上回りか骨量が減少する b.骨粗鬆症における骨折は、脊椎椎体、大腿骨頭部、橈骨遠位端に起こりやすい c.骨粗鬆症は、閉経後の女性に起こりやすい d.骨粗鬆症の予防・治療には、カルシウムの摂取と適度な運動が有効である e.骨粗鬆症では、血清カルシウム値は低下する

    e

  • 39

    骨軟化症に関して誤っているのはどれか a.骨端線の閉鎖前に生じた骨軟化症をくる病という b.骨軟化症は、ビタミンBの摂取不足によって起こる c.骨軟化症では、血清リン濃度が低下する d.骨軟化症では、血清アルカリホスファターゼ活性が低下する e.骨軟化症では、低カルシウム血症により甲状腺ホルモン分泌が亢進する

    d

  • 40

    変形性関節症で誤っているものはどれか a.変形性関節症では、運動はできるだけ制限する b.変形性関節症では、関節軟骨の変性が見られる c.変形性関節症は、中高年女性に好発する d.変形性関節症は、肥満の人に発症しやすい e.変形性関節症では、歩行障害が見られる

    a

  • 41

    骨代謝に関して正しいのはどれか a.カルシトニンは、骨吸収を促進する b.エストロゲンは、骨吸収を促進する c.運動や重力は、骨形成を抑制する d.ビスホスホネート系薬剤は、骨吸収を促進する e.ビタミンK摂取により、骨量は増加する

    e

  • 42

    婦人科疾患と症状の組み合わせで誤っているのはどれか a.子宮体癌--不正性器出血 b.子宮筋腫--過多月経 c.更年期障害--腹部腫瘤 d.乳癌--血性分泌物 e.子宮内膜症--不妊

    c

  • 43

    婦人科疾患に関して正しいのはどれか a.胃癌の子宮転移を、クルーケンベルグ腫瘍という b.子宮体癌は、扁平上皮癌が多い c.子宮筋腫では、閉経に伴って筋腫の増大や症状の増悪がみられる d.月経困難症は、子宮筋腫や子宮内膜症でみられる e.子宮内膜症は、子宮内膜の悪性腫瘍である

    d

  • 44

    更年期に関するもので誤っているのはどれか a.更年期には、高HDLコレステロール血症がみられる b.更年期にな、エストロゲンの分泌低下がみられる c.更年期には、卵胞刺激ホルモン(FSH)・黄体形成ホルモン(LH)の分泌増がみられる d.更年期には、ほてり、のぼせ、顔面紅潮、発汗・冷え性、頭痛・めまい、耳鳴り、不眠などの症状が起こる e.こうねんきには、骨密度が低下する

    a

  • 45

    熱傷に関して正しいのはどれか a.I度熱傷の紅斑は、指で押しても消えない発赤である b.ピンプリックテストとは、皮層を針で刺して痛感の有無をみる検査である c.II度熱傷の水疱は、真皮と皮下組織との間に液体がたまって形成される d.Ⅲ度熱傷の焼痂は、痂皮(かさぶた)のことである e.熱傷の症状は、主に深達度に左右され、受傷面積とはあまり関係ない

    b

  • 46

    褥瘡に関して正しいのはどれか a.褥瘡の発生をよぼうするには、体位変換、体圧分散寝具の使用、えいようかんり、スキンケアなどが行われる b.褥瘡がもっともできやすい部位は踵である c.焼痂や腐肉は化膿しやすいので、褥瘡の治療には消毒液を積極的に用いる d.湿った暗い環境では細菌やカビが繁殖しやすいので、創傷の治療でも創面を乾かして明るくしたほうが良い e.骨折治療のときにギプスが骨突出部にあたってできる皮膚潰瘍は褥瘡ではない

    a

  • 47

    巨赤芽球性貧血に関して正しいものはどれか a.ビタミンB12も葉酸もRNA合成に必要である b.巨赤芽球性貧血のうちビタミンB12欠乏を原因とするものは、神経症状を合併しない c.巨赤芽球性貧血は、胃全摘手術後の患者に多くみれる d.巨赤芽球性貧血は、骨髄過形成による赤血球の異常な増殖が原因で起こる e.悪性貧血は、悪性腫瘍の骨転移で、骨髄での赤血球の合成が傷害されて起こる

    c

  • 48

    消化器系に関して誤っているものはどれか a.胆汁酸は、肝臓でコレステロールがつくられる b.胆汁には脂肪分解酵素が含まれている c.門脈を流れる血管には、アミノ酸などの栄養素が豊富に含まれている d.肝臓ではアミノ酸の代謝産物を尿素に変換し、腎臓に送って排泄している e.胆汁内に排泄されるビリルビンは抱合型(直接型)である

    b

  • 49

    大腸疾患に関して正しいのはどれか a.クローン病では、腸粘膜に連続性の病変がみられる b.過敏性腸症候群では、腸粘膜に潰瘍やびらんが多発する c.クローン病の発症は、高齢者に多い d.治療食としてエネルギー含有量のお多い高脂肪食を用いる e.長期間の潰瘍性大腸炎罹患は大腸癌の危険因子である

    e

  • 50

    ギラン・バレー症候群に関して正しいのはどれか a.脱髄性神経疾患の1つで、末梢神経、特に感覚神経が多発性に障害され b.原因は不明であるが、非特異的な細菌感染の後に起こることが多い c.ほとんどは症状が進行性で不可逆牲である d.症状が急速に進行する場合は、血漿交換(プラズマフェラーシス)を早期に行う e.脳脊髄液検査で、細胞数の上昇とタンパク陰性の「タンパク細胞解離」がみられる

    d

  • 51

    わが国の現状として正しいのはどれか a.三大成人病は悪性新成分、心疾患および肺疾患である b.死亡率の最も高い悪性新成分は女性の乳癌である c.脳血管疾患による死亡率は昭和10年ごろと比較して大差ない d.最近、胃癌による死亡が減少する傾向にある e.最近、肺癌による死亡が増加する傾向にある

    a、d、e

  • 52

    誤っているのはどれか a.世界の人口は60億を超えている b.我が国の老年人口指数は30を超えている c.我が国の平成24年度の人口自然増加率は減少した d.我が国のPMI(50歳以上死亡割合)は約70%である e.生産年齢人口とは15ー64歳の者である

    d

  • 53

    減少しているのはどれか、二つ選べ a.65歳以上の者がいる世帯 b.三世代世帯 c.平均世帯人員 d.単独世帯 e.夫婦のみの世帯

    b, c

  • 54

    わが国の人口高齢化について誤っているのはどれか a.65歳以上の人口は20%を超えている b.高齢化の原因には出生率の低下と平均寿命の延長がある c.主要先進国と比較して、我が国の高齢化進展速度は極めて速い d.老年人口割合は最も低い県と高い県では2倍の差がある e.現在、老年化指数は150を超えている

    d

  • 55

    わが国の人口統計について正しいのはどれか a.人口ピラミッドはつりがね型である b.合計特殊出生率は2を超えている c.老年人口は10%である d.粗死亡率は低下傾向にある e.年齢調整死亡率は低下傾向にある

    e

  • 56

    わが国の人口統計について正しいのはどれか a.悪性新生物の粗死亡率は10万人あたり約50人である b.年齢調整死亡率は粗死亡率よりも高い c.1年間の死亡数は100万人を超えている d.粗死亡率は男性よりも女性の方が高い e.死因別死亡率の第1位は脳血管疾患である

    c

  • 57

    平成27年の衛生統計で正しいのはどれか a.人口動態統計は国勢調査によって報告されている b.65歳以上人口は全体の30%を超えている c.総人口は減少に転じている d.合計特殊出生率は1を下回っている e.第三次ベビーブーム世代は小中学生である

    c

  • 58

    医療保険について正しいのはどれか 1.健康保険は一般職域保険に属する 2.国民健康保険は政府管理掌保険に属する 3.被用者保険の高額療養費は労働災害補償保険による 4.老人の医療給付は厚生年金保険法による 5.公務員の医療給付は労働組合法による

    1

  • 59

    医療保険について正しいのはどれか 1.被用者は被用者保険と国民健康保険の両方から給付を受ける 2.国家公務員は政府管掌健康保険に加入する 3.組合管掌健康保険では本人と家族の自己負担率は同じである 4.老人医療費には国と地方自治体からの公費が一部支出される 5.保険医療費が一定額を超えると自己負担率が高くなる

    4

  • 60

    我が国の医療について正しいのはどれか a.医療費は今後増加する見通しである b.国民一人当たりの医療費日本が最も多い c.社会保障費の中では医療費が50%を超えている d.医療費の対国民所得比は15%以上である e.高齢者の増加は医療費増加の一因である

    a.e

  • 61

    介護保険法について誤っているのはどれか a.加入に任意である b.保険者は市町村である c.被保険者は40歳以上である d.保険料は市町村および特別区が定める e.要介護になる原因には脳血管疾患や認知症が多く占める

    a

  • 62

    介護老人保健施設の入所対象になるのはどれか2つ選べ a.著しい身体障害で常時の介護を必要とする老人 b.入院治療を必要とする痴呆性老人 c.病状期にあり入院治療を必要とする寝たきり老人 d.入院治療を必要としない病弱な寝たきり老人 e.病弱で寝たきりに準ずる状態にある老人

    d, e

  • 63

    介護保険について誤っているのはどれか a.保険者は市町村である b.被保険者は40歳以上である c.要介護一次判定にコンピュータを使用する d.保険料は全国均一である e.介護サービス内容は利用者が決定する

    d

  • 64

    保健所が行なっている事業で正しいのはどれか2つ選べ a.栄養指導 b.食品衛生管理 c.身体障害の認定 d.母子健康手帳の交付 e.医療保険に関する事務

    a, b

  • 65

    医療保険制度について正しいのはどれか2つ選べ a.介護保険が含まれる b.現物給付が原則である c.患者負担には限度額が設けられている d.国民健康保険は都道府県単位で運用されている e.医療機関は保険診療が義務づけられている

    b, c

  • 66

    我が国の保険・医療について正しいのはどれか a.各種医療保険の給付内容は統一されている b.国民医療費のうち患者の負担している割合は40%を超えている c.国民医療費には予防接種に要する費用が含まれている d.国民皆保険制度をとっている e.国民医療費の国民所得に対する割合は20%を超えている

    d

  • 67

    わが国の医療について正しいのはどれか a.高度の医療を提供する医療機関を療養型病床群という b.正常な妊娠や分娩に要する費用は国民医療費には含まれる c.国民医療費は国民所得の15%を超えている d.老人医療費は国民医療費の70%を超えている e.病院の患者20人以上の収容施設をもつ

    e

  • 68

    国民医療費(平成25年度)について正しいのはどれか2つ選べ a.総額は約41兆円である b.国民所得に対する割合は約11%である c.老人医療費(65歳以上)の割合は約50%である d.予防給付割合は約1%である e.患者負担分は約5%である

    a, b

  • 69

    我が国の医療にと福祉(平成25年度)について誤っているのはどれか a.医療給付は原則現物給付で行われる b.年間の国民医療費は約41兆円である c.国民医療費の国民所得に対する割合は約11%である d.老人医療では老人に自己負担はない e.介護保険制度においては、市町村が保険者とされている

    d

  • 70

    公的医療保険で誤っているのはどれか a.現物給付である b.患者負担割合は一律3割である c.保険点数は実施した診療行為ごとに定められている d.大きくは被用者保険、国民健康保険、後期高齢者医療に分けられる e.我が国では国民皆保険が実施されている

    b

  • 71

    平成25年度国民医療費で正しいのはどれか a.総額で30兆円を超えている b.一人当たりでは50万円を超えている c.対国民所得比では15%を超えている d.財源別では公費が最も多い e.65歳以上の医療費は全体の50%を超えている

    a.e

  • 72

    医療保険制度について正しいのはどれか a.介護保険が含まれる b.診療報酬は全額健康保険ですまかなわれる c.企業における定期健康診断は医療保険の対象外である d.医療保険の財源は税金である e.医療事故の際の損害賠償も医療保険でまかなわれる

    c

  • 73

    母子健康対策で行われていないのはどれか 1.母子健康手帳の交付 2.就学時健康診断 3.未熟児養育医療 4.先天性代謝異常の検査 5.3歳児健康診査

    2

  • 74

    母子健康の水準の指標として用いられないのはどれか a.妊産婦死亡率 b.乳幼児の体位 c.母親の体位 d.新生児死亡率 e.周産期死亡率

    c

  • 75

    母子保健について正しいのはどれか 1.母子健康法では妊娠3ヶ月以降の妊婦の届出を規定している 2.妊娠の届出は最寄りの保健所で行う 3.妊娠届けを受けた保健所長は、母子健康手帳を交付しなければならない 4.母子保健法では乳幼児の定期の健康調査を満1歳時、満3歳時および満5歳時に実施するように規定している 5.低体重児(2500g未満)の届出は母親・保護者が行う

    5

  • 76

    正しいのはどれか2つ選べ a.2500g未満の低体重児のうち、未熟児のみ保健所に届出をする b.妊娠し届出をしたものには、母子健康手帳が交付される c.我が国の妊産婦死亡の主な原因は、妊娠中毒症、出血、子宮外妊娠である d.3歳児健康診査は心身障害を早期に発見するために、主として都市部で実施される e.低体重児は減少傾向にある

    b, c

  • 77

    間違っているのはどれか a.我が国の妊産婦死亡の特徴は妊娠中毒や出血によるものが多い b.我が国の妊産婦死亡率は母性保健の向上により欧米なみになった c.我が国の乳児死亡率は国際的に見て低率国グループの一つに数えられる d.乳児死亡率は生後初期の改善が著しい e.乳児死亡率は母子保健の指標のみでなく、集団の健康水準を表す

    d

  • 78

    新生児マススクリーニングに含まれないのはどれか a.ポルフィリン症 b.クレチン症 c.先天性副腎過形成症 d.フェニルケトン尿症 e.メープルシロップ尿症

    a

  • 79

    感染症について正しいのはどれか a.輸入感染症は減少している b.法定伝染病は伝染病予防法で13種類が規定されている c.ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は注射で感染する d.MRSAは院内感染が多い e.インフルエンザ予防接種は定期の予防接種である

    c.d

  • 80

    感染症について正しいのはどれか 1.外来伝染病とは入院を必要としない伝染病のことである 2.不顕性感染とは感染して症状が発現した状態のことである 3.日和見感染は季節流行を繰り返す感染の種類である 4.流行予測は集団免疫の高さを参考にして行う 5.後天性免疫不全症候群(エイズ)の患者数は感染者数とほぼ同数

    4

  • 81

    正しいのはどれか a.我が国でのマラリアは外国で感染して持ち込まれる例が多い b.レジオネラ菌は空調用循環水槽で繁殖しやすい c.ポリオワクチンの乳児への接種は避ける方がよい d.MRSAは在宅での感染が多い e.ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は性的接触がなければ感染しない

    a.b

  • 82

    第一次予防はどれか a.感染症に対する予防接種 b.疾病の早期発見のための集団検診 c.社会復帰のための訓練 d.生活習慣病を予防するための健康教育 e.上水道の塩素消毒

    a.d.e

  • 83

    感染型食中毒の起因菌はどれか a.サルモネラ菌 b.ボツリヌス菌 c.黄色ブドウ球菌 d.腸炎ビブリオ e.病原性大腸菌

    a.d.e

  • 84

    感染症法に定められている1類感染症ではないものはどれか 1.エボラ出血熱 2.マールブルグ病 3.痘そう 4.鳥インフルエンザ(H5N1) 5.ペスト

    4

  • 85

    食品衛生について誤っているのはどれか 1.食品の安全性確保は人間の生命に関わる重要なことである 2.輸入食品の検疫は保健所が行う 3.食品添加物は長年摂取し続けても安全とされている 4.食品の容器包装は食品衛生法の対象となる 5.医師が食中毒患者を診断した場合は届け出る必要がある

    2

  • 86

    我が国の大気汚染について正しいのはどれか a.二酸化硫黄の測定平均値は減少傾向にある b.一酸化炭素は環境基準を達成している c.二酸化窒素の測定平均値は増加傾向にある d.浮遊粒子状物質の測定平均値は増加傾向にある e.光化学オキシダントには環境基準は設定されていない

    a.b.c

  • 87

    正しいのはどれか 1.医療機関で使用する放射性物質は産業廃棄物として処理を行う 2.使用後の血液回路は一般廃棄物として分別収集を行う 3.感染性廃棄物ら病院内で滅菌処置するのが原則である 4.医療廃棄物の処理は市区町村の責務である 5.病院給食に用いる食器にはバイオハザードマークを表示する必要がある

  • 88

    医師の指示の下に臨床工学技士が行うことができるのはどれか a.人工呼吸回路の気管カニューレからの除去 b.気管内挿管 c.大動脈内バルーンポンプ・カテーテルの血管への挿入 d.血液浄化装置の穿刺針のシャントへの接続 e.導出電極の皮膚への装着

    a.d.e

  • 89

    臨床工学技士にいて正しいのはどれか a.医師やその他の医療関係者との緊密なチーム医療の精神がうたわれている b.職種間の業務の混乱を招かないように業務指針が明確にされている c.退職後において守秘義務はない d.人工呼吸器の操作は無資格者が行うことができる e.生命維持管理装置の保守点検については医師の指示は不要である

    a.b.e

  • 90

    資格と法律との組合わせで正しいのはどれか 1.医師----医療法 2.薬剤師----薬事法 3.保健所----地域保険法 4.管理栄養士----栄養士法 5.理学療法士----臨床検査技師、衛生検査技師等に関する法律

    4

  • 91

    臨床工学について誤っているのはどれか a.医療現場で使用する医療機器・設備の信頼性の向上を確保する b.医療職員の臨床研修のための教育工学のとである c.臨床医学に用いられる手法を導入した工学の分野である d.医療現場で工学技術を応用し医療の質の向上をはかる e.医療現場において医療機器・設備の効果的使用をはかる

    b.c

  • 92

    たとえ医師の指示があっても、臨床工学技士が行なってはならない業務はどれか a.導出電極の皮膚への接続 b.血液浄化装置の穿刺針のシャントへの接続 c.人工心肺装置用カニューレの血管への接続 d.気管挿管 e.人工呼吸用マスクの患者への接続

    c.d

  • 93

    臨床工学技士の業務として適切でないのはどれか a.心電図検査 b.レーザメスの購入時評価 c.血液透析装置のベンチテスト d.人工呼吸器の保守管理 e.RI検査装置の臨床試験

    a.e

  • 94

    臨床工学技士として業務を行うことができるのはいつからか 1.国家試験に合格したとき 2.国家試験合格証書を受領したとき 3.免許手数料を完納したとき 4.臨床工学技士名簿に登録されたとき 5.免許証明書を医療施設の長に提示したとき

    4

  • 95

    []内に入るべき適切なのはどれか 臨床工学は[ ]と工学との学際領域の中で、臨床の場において医療に直接貢献することを目的とする学問・技術分野である 1.医療チーム 2.社会科学 3.生命科学 4.バイオテクノロジー 5.予防医学

    3

  • 96

    臨床工学技士が医師の具体的の指示の下に行うことができる業務はどれか a.気管挿管 b.血液浄化装置への脱血 c.人工心肺装置からの送血 d.体内式ペースメーカの植え込み e.診断を目的とする心電図・脳波の測定

    b.c

  • 97

    臨床工学の主たる役割はどれか a.医療機器の適正運用 b.医療機器、設備の規格・基準の作成支援 c.医療従事者に対する医療機器の取り扱い教育 d.新薬の臨床試験の実施 e.工学医療機器使用患者の経済支援

    a.b.c

  • 98

    薬事法の目的について正しいのはどれか a.医薬品の価格の安定確保 b.医薬品の品質の確保 c.医薬品の有効性の確保 d.医薬品の安全性の確保 e.麻薬乱用の規制

    b.c.d

  • 99

    臨床工学技士について誤っているのはどれか a.都道府県知事の免許を受ける b.生命維持管理装置の操作を行う c.業務は臨床工学技士業務指針によって規定されている d.業務は医師の指示の下に行う e.業務上知り得た内容に対して守秘義務がある

    a