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古文単語
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  • 問題数 50 • 11/13/2024

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    問題一覧

  • 1

    あづま人はわが方なれど、げには心の色なく、情けおくれ、ひとへにすくよかなる者なれば、始めより、否といひて止みぬ。 関東の人は私の(故郷の)方面の人であるが、実際には心の優しさがなく、人情味が乏しく、一途に〔   〕者であるので、初めから、「いや(、できない)。」と言って終わってしまう。

    無愛想な

  • 2

    あやしきまでおいらかに、こと人かとなむおぼゆる。 不思議なほど〔   〕、全く別人かと思われる。

    おっとりしていて

  • 3

    かたくななる人ぞ、「この枝、かの枝散りにけり。今は見所なし。」などは言ふめる。 〔   〕人は、「この枝も、あの枝も散ってしまった。もう見る価値はない。」などと言うようだ。

    情趣を解さない

  • 4

    物心細くすずろなる目を見ることと思ふに、 何となく心細く〔   〕目にあうことだと思っていると、

    思いがけない

  • 5

    人のほど心ばへなどは、もの言ひたるけはひにこそ、物越しにも知らるれ。 人(女)の〔   〕や気立てなどは、何か話をしている様子で、何かの隔て越しにでも、自然とわかってくるものだ。

    身分

  • 6

    女、親亡く、たよりなくなるままに、もろともにいふかひなくてあらむやはとて、 女は、親が亡くなり、〔   〕もなくなるにつれて、(男は女と)一緒に情けない状態でいてよいだろうか、いやよくないと思って、

    よりどころ

  • 7

    饗応のよきを見るに、うたて思ほゆ。 もてなしのよさを見るにつけても、〔   〕思われる。

    嫌なことに

  • 8

    その時おのづから事のたよりありて、津の国の今の京に至れり。 ちょうどそのころ、〔   〕あるついでがあって、摂津の国の新都(福原)に行ってみた。

    たまたま

  • 9

    いかでこの男にもの言はむと思ひけり。 〔   〕この男に自分の思いを打ち明けようと思っていた。

    何とかして

  • 10

    船に乗りては、楫取の申すことをこそ高き山と頼め、など、かくたのもしげなく申すぞ。 船に乗った時は、船頭の申すことを高い山のように(確かなものとして)頼りにするものなのに、〔   〕、このように頼りないことを申すのか。

    どうして

  • 11

    なでふことなき人のすさまじき顔したる、直衣着て太刀佩きたるあり。 〔   〕こと(取り柄)もない男で、おもしろくない(魅力のない)顔立ちをしていて、直衣を着て太刀を腰につけている人がいる。

    何という

  • 12

    子孫おはせぬぞよく侍る。 子孫が〔   〕ないのがようございます。

    いらっしゃら

  • 13

    〔帝ハ〕これを聞こしめしておほせ給ふ。 〔帝は〕これをお聞きになって〔   〕。

    おっしゃる

  • 14

    きたなき所のものきこしめしたれば、御心地あしからむものぞ。 けがれた所(人間界)のものを〔   〕ていたので、ご気分も悪いでしょうよ。

    召し上がっ

  • 15

    あなかしこや。一日、召し侍りしにやおはしますらむ。 ああもったいないことよ。先日、〔   〕ました方でいらっしゃいましょうか。

    お呼びになり

  • 16

    若君ははるかに父を見たてまつり給ひて、世にうれしげにおぼしたり。 若君ははるかに父君を見申し上げなさって、実に嬉しく〔   〕た。

    お思いになっ

  • 17

    世の乱れをしづめて、国をしろしめさんを君とせん。 世の中の乱れを鎮めて、国を〔   〕人を主人にするでしょう。

    お治めになる

  • 18

    宮は大殿籠りにけり。 若宮は、〔   〕てしまった。

    おやすみになっ

  • 19

    ただいままかづるを、聞こゆべきことなむある。 ただ今、(内裏から)退出申し上げるが、(あなたに)〔   〕ねばならないことがある。

    申し上げ

  • 20

    母君泣く泣く奏して、まかでさせたてまつり給ふ。 母君は泣く泣く(天皇に)〔   〕て、(御息所を)退出させ申し上げなさる。

    演上し

  • 21

    憶良らは今はまからむ子泣くらむそれその母も我を待つらむそ (私)憶良めは今はもう〔   〕よう。子どもが泣いているだろう。その母(妻)も私を待っているだろう。

    退出申し上げ

  • 22

    北面なにがしは、勅書を持ちながら下馬し侍りし者なり。かほどの者、いかでか君につかうまつり候ふべき。 北面の何某という者は、勅書を持ったまま下馬した者でございます。この程度の者が、どうして君に〔   〕ことができましょうか、いやできません。北面なにがしは、勅書を持ちながら下馬し侍りし者なり。かほどの者、いかでか君につかうまつり候ふべき。 北面の何某という者は、勅書を持ったまま下馬した者でございます。この程度の者が、どうして君に〔   〕ことができましょうか、いやできません。

    参上する

  • 23

    人目も、今はつつみたまはず泣きたまふ。 人目も、今は〔   〕、お泣きになる。

    はばかりなさらず

  • 24

    親王に、馬の頭、大御酒まゐる。 親王に、馬の頭は、お酒を〔   〕。

    さし上げる

  • 25

    〔内大臣ハ〕大御酒参り、御遊びなどし給ふ。 〔内大臣は〕お酒を〔   〕、管絃(音楽)のお遊びなどをしなさる。

    めしあがり

  • 26

    いみじく静かに朝廷に御文たてまつり給ふ。 たいそう静かに天皇に御手紙を(書いて)〔   〕なさる。

    さしあげ

  • 27

    〔帝ハ〕御輿にたてまつりて後に、 〔帝は〕御輿に〔   〕て後に、

    お乗りになっ

  • 28

    いづれの御時にか、女御・更衣あまたさぶらひ給ひける中に、いとやんごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり。 どの天皇の御世であっただろうか、女御や更衣がたくさん(天皇に)〔   〕なさっていた中に、さほど高貴な家柄ではない方で、とりわけ(天皇の)寵愛を受けていらっしゃる人がいた。

    お仕えし

  • 29

    心ゆくもの。よくかいたる女絵の、言葉をかしうつけて多かる。 〔   〕もの。うまく描いた大和絵で、詞書をおもしろくつけて(しかも)量が多いもの。

    心が晴れ晴れする

  • 30

    蝶めづる姫君の住み給ふかたはらに、按察使の大納言の御女、心にくくなべてならぬ様に、親たちかしづき給ふこと限りなし。 蝶を〔   〕姫君が住んでいらっしゃるそばに、按察使の大納言の御娘(の邸があり、その姫君)は奥ゆかしく並々ならぬ様子で、親たちが大切に育てなさることこの上ない。

    愛する

  • 31

    物や言ひ寄らましとおぼせど、うちつけにやおぼさむと心はづかしくて、やすらひ給ふ。 (源氏は姫君に)何か言い寄ろうかしらとお思いになるが、(姫君が)ぶしつけだとお思いになろうかと、気後れがして、〔   〕なさる。

    ためらい

  • 32

    手にむすびてぞ水も飲みける。いかばかり心の中涼しかりけむ。 手で〔   〕て水も飲んだ。どれほど心の中がさっぱりしていたことであろう。

    すくいあげ

  • 33

    まださるべきほどにもあらずと皆人もたゆみ給へるに、にはかに御けしきありて、悩み給へば、 (葵の上のお産は)まだそうなるはずの時期でもないとだれもが〔   〕なさっていると、急に(産気の)ご兆候が表れて、苦しみなさるので、

    油断し

  • 34

    ここにはかく久しく遊びきこえてならひたてまつれり。 ここ(人間界)にはこのように長く遊び申し上げて、〔   〕申し上げてきました。

    なじみ

  • 35

    鸚鵡いとあはれなり。人の言ふらむことをまねぶらむよ。 鸚鵡はたいそうしみじみとした感じがする。人の言うことを〔   〕ということだよ。

    まねる

  • 36

    「早く落ちにけり。」といらへたれば、 「もう落ちてしまいましたねえ。」と〔   〕たところ、

    返事をし

  • 37

    いみじかりし賢人、聖人、みづからいやしき位にをり、時にあはずしてやみぬる、また多し。 たいそうすぐれていた賢人や聖人で、自分から進んでいやしい地位におり、時運に恵まれずに〔   〕てしまうものも、また多い。

    終わっ

  • 38

    何事の儀式をも、もてなし給ひけれど、とりたててはかばかしき後見しなければ、事ある時は、なほ拠り所なく心細げなり。 (母北の方は)何事の儀式をも、(立派に)〔   〕ていらっしゃったけれども、とくにしっかりとした後見人がいないので、何か事があるときには、やはり頼るところもなく心細い様子である。

    取り計らっ

  • 39

    高名の木登りといひし男、人をおきてて、高き木にのぼせて、梢を切らせしに、 有名な木登りと(世間が)言った男が、人を〔   〕て、高い木に登らせて、梢を切らせた時に、高名の木登りといひし男、人をおきてて、高き木にのぼせて、梢を切らせしに、 有名な木登りと(世間が)言った男が、人を〔   〕て、高い木に登らせて、梢を切らせた時に、

    指図し

  • 40

    逢はでやみにし憂さを思ひ、あだなる契りをかこち、長き夜をひとり明かし、 (恋人と)逢わないで終わってしまったつらさを思い、はかない約束を〔   〕、長い(秋の)夜を一人で明かして、

    恨み嘆き

  • 41

    さはることありて、なほ同じ所なり。こよひ、月は海にぞ入る。 〔   〕ことがあって、やはり同じ所(大湊)にいる。今宵は、月は海に沈んでいく。

    さしつかえる

  • 42

    まどへる者はこれをおそれず。名利に溺れて、先途の近きことをかへりみねばなり。 〔   〕ている者は、これ(老いと死)を恐れない。名誉や利欲に心を奪われて、(死という)終着点が間近いことを気にかけないからである。

    迷っ

  • 43

    験者などはいと苦しげなめり。困じてうちねぶれば、 修験者などはたいそう苦しそうだ。〔   〕居眠りをすると、

    疲れて

  • 44

    笛をえならず吹きすさびたる、あはれと聞き知るべき人もあらじと思ふに、 笛を何とも言えずすばらしく吹き〔   〕ているのを、しみじみ情趣深いと聞き分けるはずの人もあるまいと思うが、

    興じ

  • 45

    いはけなき人を、いかにと思ひやりつつ、もろともにはぐくまぬおぼつかなさを、今はなほ昔の形見になずらへてものしたまへ。 〔   〕人(若宮)を、どうしているだろうかと思いやり続けて、(あなたと)一緒に養育できないのが気がかりなのを、今はやはり(私を)昔の(亡き人の)形見に準ずるものと思って、参内しなさい。

    幼い

  • 46

    「宰相中将こそ参り給ふなれ。例の御にほひいとしるく。」 「宰相の中将が参上なさったようです。いつもの薫物のにおいが、たいそう〔   〕(匂ってきます)。」

    はっきりして

  • 47

    大方らうらうじうをかしき御心ばへを、思ひしことかなふと思す。 およそ〔   〕すばらしいご性質を、願っていたことが叶ったと(源氏は)お思いになる。

    洗練された

  • 48

    道に心得たるよしにやと、かたはらいたかりき。 その道に通じているふりであろうかと、〔   〕た。

    聞き苦しかっ

  • 49

    薄物の表紙は、とく損ずるがわびしきと人の言ひしに、 薄絹(で表装した巻物)の表紙は、〔   〕いたむのがつらいと人が言った時に、

    すぐに

  • 50

    もののあやめ見給へ分くべき人も侍らぬわたりなれど、らうがはしき大路に立ちおはしまして。 ものの区別を見分けることのできますような人もおりませぬあたりですが、〔   〕大路に立っていらっしゃって。

    混雑した