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ターミナルケア論 第6回
  • 髙橋奈那子

  • 問題数 21 • 11/29/2023

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  • 1

    ターミナルケアとは、回復の見込みのない患者に対し、( )を目的とするのではなく、身体的・精神的な苦痛を減らし、人間としての( )を保ちつつ最後を看取るために行われるケアである。 患者とその家族が、( )を行わないと決め、症状を緩和するのみの治療や、身体的・精神的な看護やケアをしてもらうと決めた時が( )時期となる。

    延命, 尊厳, 延命, ターミナル

  • 2

    患者と支援者は何を目指すべきか。 ①( )を取り除く  がんなどの進行性腫瘍の終末期は、患者は強い痛みを経験する。末期がんなどで痛みが強くなると、「死にたい」「もう生きていたくない」などと( )を募らせてしまう。治癒の見込みがないまま苦痛だけが続くと、( )そのものに対して悲観的になってしまう。

    痛み, 希死念慮, 人生

  • 3

    家族と支援者は何を目指すべきか。 ②( )を支える  『看取りとは目的ではなく、"最後までその人らしくあること"を支援し続けた到達点にある』。終末期の患者にも( )があり、望みがあり、残された時間の中で成し遂げたいことがある。患者個々人の( )や望みをできる限り叶えることは、ターミナルケアにおいて重要な役割を持つ。

    生活

  • 4

    家族と支援者は何を目指すべきか。 ③( )に寄り添う  「自分の人生には意味があったのだろうか」 「死んだ後、自分はどうなるんだろうか」 「自分がいなくなった後家族は大丈夫だろうか」「遺産でもめないだろうか」 終末期において、安易な励ましは意味を持たない。( )と( )が重要である。

    心, 傾聴, 共感

  • 5

    WHO(2020)緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、痛みやその他の( )的問題、心理社会的問題、( )な問題を早期に発見し、的確な( )と対処(治療・処置)を行うことで、( )を改善するアプローチである。

    身体, スピリチュアル, アセスメント, クオリティ・オブ・ライフ

  • 6

    ターミナルケアは1950年代からアメリカやイギリスで提唱させた考え方で、人が死に向かってゆく過程を理解して、医療のみでなく( )な対応をすることを主張。

    人間的

  • 7

    ホスピスケアは1960年代からイギリスで始まったホスピスでの実践を踏まえて提唱された考え方で、しに行く人への( )の必要性を主張。

    全人的アプローチ

  • 8

    緩和ケアとは、1970年代からカナダで提唱された考え方で、ホスピスケアの考え方を受け継ぎ、国や社会の違いを超えて人の( )過程に焦点を当て、積極的なケアを提供することを主張し、WHOがその概念を定式化した。

    死に向かう

  • 9

    エンドオブライフ・ケアとは、1990年代からアメリカやカナダで高齢者医療と緩和ケアを統合する考え方として提唱されている。北米では緩和ケアはがんやエイズを対象としたものという理解があり、がんのみならず( )や脳血管障害など広く高齢者の疾患を対象としたケアを指している。

    認知症

  • 10

    トータルペイン(全人的痛み)とは患者の苦痛を( )( )( )( )の四つの要因で、多方面で捉える概念である。

    身体的苦痛, 社会的苦痛, 精神的苦痛, スピリチュアルペイン

  • 11

    スピリチュアルペインの構造の一つで、将来を失う→生の無意味、無目的 「もうすぐ死ぬなら何をしても意味がない」 という患者の意識の志向性のことを( )と呼ぶ。

    時間存在

  • 12

    スピリチュアルペインの構造の一つで、他者との関係を失う→自己喪失の不安    「死んだら何も残らない」  という患者の意識の志向性のことを( )と呼ぶ。

    関係存在

  • 13

    スピリチュアルペインの構造の一つで、自立と生産性を失う→無価値、依存、無意味 「人の世話になってまで生きていたくない」 「何の役にも立たない」 という患者の意識の志向性のことを( )と呼ぶ。

    自律存在

  • 14

    小児等在宅医療における課題。 ①( )に長期に入院する児の中には、在宅医療の適応のある児も多い。 ②高齢者に比較して患者数が( )。 ③在宅人工呼吸器の使用等、( )密度の高い児が多い。 ④小児在宅医療患者を受け入れる医療機関が少ない。 ⑤( )関係者との連携も必要。

    NICU, 少ない, 医療, 教育

  • 15

    子供が療養する期間において、「子どもは( )する」ことを忘れてはならない。疾患や病態にもよるが、最後を迎えるまでに何度も再発を繰り返し、長期療養となるケースもある。療養環境は、心と身体の成長を見越して整備しなければならない。医療、介護、福祉に加えて( )も忘れてはならない。重い障害を持った子どもも、疾病による終末期にある子どもも、適切に( )を表現し、能力を最大限に引き出して、人間らしい生活を最後まで送ることができる支援が重要である。

    成長, 教育, 感情

  • 16

    日本中で難病を患う小児患者は( )にも上る。このうち、命にかかわる病気を持つ子どもは約( )人。それにもかかわらず、小児のホスピスケアを提供する施設は、日本にはほとんどない。小児ホスピスは、自宅で重症の子どもをケアし、24時間体制で緊張を強いられる、家族の一時休息=( )という意味合いが強い。実際に、重症の子どもを自宅で看護する親の負担は大きく、連続した平均睡眠時間は( )時間というデータもある。

    20万, 2万, レスパイト, 3.5

  • 17

    誰もが歩むグリーフケアのプロセスは、「( )(心)的な反応」、「( )的な反応」、「 ( )や( )の変化」の3つで構成される。

    精神, 身体, 日常生活, 行動

  • 18

    フィンクとデーケンによる悲嘆のプロセスは、①( )② ( ) ③( ) ④( ) ⑤( )の5つがある。

    対象喪失, 否認, 現実検討, 抑うつ, 最適応

  • 19

    トータルペインの一つである「社会的苦痛」とは( )的問題や、環境の変化による問題から生じた痛みのことを指す。 患者さんは入院にかかる費用や、入院したことによって変化する環境に対し苦痛を感じることがある。 看護師はそうした変化に気づき対応することや、適切な( )を提供することが必要とされる。

    経済, 情報

  • 20

    トータルペインの精神的苦痛にて、病気と診断された患者さんは診断を行うごとにその結果を( )に感じたり、病気が治るかどうかの( )に駆られる。時には行き場のない不安や悲しみに襲われることさえある。 精神的な痛みが増大すると( )苦痛に発展することがある。そうした事態を防ぐために患者さんの悩みを聞いたり、( )なサポートを心掛けなければならない。

    不安, 不安, 身体的, 丁寧

  • 21

    緩和ケアの現在のモデルは、がんの診断が出たら( )と( )は同時に始まる。

    抗癌治療, 緩和ケア