問題一覧
1
創傷治癒に関与するサイトカインの働きを5つ答えなさい。
炎症細胞の遊走, 線維芽細胞の遊走・増殖, 表皮細胞の遊走・増殖, 血管新生の促進, 細胞外マトリックスの産生
2
軽症熱傷とは何ですか?
Ⅱ度熱傷が15%未満のもの。, Ⅲ度熱傷が2%未満のもの。
3
中等度熱傷とは何ですか?
Ⅱ度熱傷が15~30%。, Ⅲ度熱傷で顔面、手、足を除く部位で10%未満のもの。
4
重症熱傷とは何ですか?
Ⅱ度熱傷が30%以上。, Ⅲ度熱傷が10%以上。, 顔面、手、足の熱傷。, 気道熱傷疑い。, 軟部組織の損傷や骨折を伴う。
5
口唇裂・口蓋裂による障害を7つ答えなさい。
顔貌(人の象徴)の異常, 哺乳障害, 言葉の障害, 滲出性中耳炎の誘発罹患と聴覚障害, 顎顔面の発育障害, 歯数歯列異常, 精神心理的障害
6
鼻咽腔閉鎖に関与する主な筋肉を3つ答えなさい。
口蓋帆挙筋, 口蓋咽頭筋, 上咽頭収縮筋
7
口腔癌の特徴 ・9割が( )である。 ・男女比は、3:2と( )に好発。 ・癌腫は40歳以降、特に( )歳代に好発。 一方、肉腫は全ての年代に発生。 ・( )が多い。 舌癌は特に多い。(全経過中50%以上に生 じる。) ・放射線感受性は( )。
扁平上皮癌, 男性, 50~70, リンパ節転移, 比較的高い
8
口腔癌治療の原則 ・( ) 癌細胞を1個も残さずに除去・根絶する。 そのために必要な安全域を設定する。 ・( )の確保⬅️日本語(英語の略称)の形で書く 治療後の形態・ 機能的障害を最小限に抑える。
癌の根治性, 生活の質(QOL)
9
口腔癌の治療 ・( )治療(手術療法) ・( )治療(照射療法) ・( )療法 ・その他の治療法
外科的, 放射線, 化学
10
リンパ節転移に対する治療法は何か 頸部のリンパ節を、周囲の組織(脂肪、筋肉、血管、神経)とともに一塊として切除する手術
頸部郭清
11
舌部分切除後の後遺症 ・摂食機能の障害は、( )。 ・発語機能の障害は、( )。 ・切除側の知覚は消失することもある。 ・舌の形態は、( )なる。
ほとんど残らない, 軽度, 小さく
12
下顎歯肉癌の特徴 ・( 1 )の直下に( 2 )があるため、比較的早期に( 3 )内に浸潤する。 ・下顎骨を切除しなければならないことが多い。 ・( 4 )によって切除方法が異なる。
歯肉, 下顎骨, 顎骨, 骨の中にどれほど深く浸潤しているか
13
下顎歯肉癌の手術 〈早期癌〉 ・( 1 ) 〈進行癌〉 ・( 2 ) ・( 3 ) ・( 4 )
下顎辺縁切除術, 下顎区域切除術, 下顎半側切除術, 下顎亜全摘術
14
下顎歯肉癌の手術 ・下顎辺縁切除術→下顎骨の連続性を( 1 )。 ・下顎区域切除術、下顎半側切除術、下顎亜全摘術→下顎骨の連続性を( 2 )。 語群 残せない 残せる
残せる, 残せない
15
遊離組織移植に用いられる組織 〈皮弁〉 ( 1 )、( 2 ) 〈筋皮弁〉 ( 3 )、( 4 ) 〈骨皮弁〉 ( 5 )、( 6 )
前腕皮弁, 前外側大腿皮弁, 腹直筋皮弁, 広背筋皮弁, 腓骨皮弁, 広背筋皮弁付き肩甲骨
16
口腔癌術後の嚥下障害 ・口腔の切除の影響は( 1 )・( 2 )に出現。 ・咽頭期に嚥下障害が出現する場合 ( 3 )し、( 4 )した場合。 ( 5 )により、( 6 )が機能しなくなっ た場合。 頸部郭清後に( 7 )をした場合。 下顎(前方)一舌を切除した場合 (下顎歯肉癌・口底癌)
準備期, 口腔期, 舌を再建, 皮弁が萎縮, 頸部郭清, 舌骨上筋, 照射
17
口腔癌の嚥下訓練のスタート ・可能なら術前から開始する。 ・術後は急性期を離脱したら →( 1 )、( 2 )を確認してから 最初の目標 気管カニューレの抜去
全身状態の安定, 腫脹の消退
18
口腔癌の術前嚥下訓練の効果を6つ答えなさい
誤嚥性肺炎の減少, 直接的嚥下訓練開始時期までの短縮, 気管カニューレ抜去までの期間の短縮, 経口摂取開始時期までの期間の短縮 (経鼻栄養チューブ抜去までの期間の短縮), 摂取可能食品の増加, 入院期間の短縮
19
口腔癌術後の患者に対して言語聴覚士の果たす役割を5つ答えなさい。
摂食・嚥下機能の訓練, 構音機能の評価と訓練, 心理的サポート, 外科医への情報提供, 歯科医との連携
20
口腔の二面性 歯について正しいものをすべて選びなさい。
代謝作用・修復力のない部分, 人為的に修復, 治療には歯科独特の技術・材料が用いられる
21
口腔の二面性 歯周組織ならびに口腔を構成する諸器官について正しいものをすべて選びなさい。
代謝作用・修復力のある部分, 治療過程は生物学的ルールに従う
22
口腔ケアの効果を6つ答えなさい。
口腔感染症の予防, 口腔機能の維持・回復, 全身感染症の予防, 全身状態やQOLの向上, コミュニケーション機能の回復, 社会経済効果