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ステンレス
  • 洋仁

  • 問題数 74 • 2/13/2024

    問題一覧

  • 1

    一般に延性に富み、成形加工性が良好である。さらに、低温での靭性に優れ、600℃以上での高温強度にも優れている。

    オーステナイト系

  • 2

    主な合金成分が13%Crー0.1%Cのステンレス鋼が属する系は?

    マルテンサイト系

  • 3

    主な合金成分が22%Cー5%Niー3%Moのステンレス鋼が属する系は?

    オーステナイト·フェライト系

  • 4

    種々のステンレス鋼の中で最も溶接性が悪く、焼入れ硬化性があるため、溶接熱影響部が著しく硬化し、溶接割れを起こしやすい欠点がある。

    マルテンサイト系

  • 5

    高温から急冷しても焼入れ硬化することはない。しかし、1000℃以上の高温で結晶粒が粗大化しやすく、常温でもぜい化する場合がある。

    フェライト系

  • 6

    高温から急冷すると硬化して脆くなるが、その後適当な条件で熱処理を行うと強度と靭性を兼ね備え、良好な機械的性質を示すようになる。

    マルテンサイト系

  • 7

    オーステナイト系ステンレス鋼の電気抵抗は、炭素鋼に比べて( )である。

    約5倍

  • 8

    オーステナイト系ステンレス鋼のSUS304の熱膨張係数は、炭素鋼に比べて( )である。

    約1.5倍

  • 9

    オーステナイト系ステンレス鋼の熱伝導率(100℃)は、炭素鋼に比べて( )である。

    約1/3

  • 10

    ステンレス鋼の密度は、炭素鋼と比べて( )である。

    ほぼ同等

  • 11

    炭素と結合し、粒界腐食の進行を防止するのは?

    Ti

  • 12

    Cr炭化物を析出するため、耐食性向上のために低減させることが望ましいのは?

    C

  • 13

    ステンレス鋼の耐食性を向上させる目的で含有させる元素は?

    Cr

  • 14

    SUS310Sの主成分の組成は?

    25%Cr−20%Ni

  • 15

    炭素含有量を0.030%以下とすることにより、Cr炭化物の析出を防止しているのは?

    SUS304L

  • 16

    Moを加えて耐食性の向上を図っているのは?

    SUS316

  • 17

    Tiを加えてCr炭化物の析出を防止しているのは?

    SUS321

  • 18

    材料と材料のすき間に生じる腐食は?

    すき間腐食

  • 19

    結晶粒界を貫いて、あるいは結晶粒界に沿って微細な割れが多数発生する現象で、特に曲げなどの加工を受けた場合に発生しやすいのは?

    応力腐食割れ

  • 20

    ステンレス鋼が腐食環境に流された場合にステンレス鋼表面に生じることがある、大きさが1mm前後から数mmに及ぶ穿孔性の腐食は?

    孔食

  • 21

    腐食が結晶粒界に沿って進行するタイプの腐食は?

    粒界腐食

  • 22

    腐食対策で溶接不良や異物の付着など、すき間構造が生じないように注意を払う必要があるのは?

    すき間腐食

  • 23

    腐食対策で炭素含有量の少ないステンレス鋼を使用するか、TiやNbを添加した安定化ステンレス鋼を使用するのは?

    粒界腐食

  • 24

    腐食対策で熱処理による加工ひずみや析出物の除去、汚れやスケールの除去を行い、さらに表面の研磨や不動態を強化する表面処理を実行することが有効なのは?

    孔食

  • 25

    腐食対策で最終工程で応力除去熱処理を行い、熱応力と加工ひずみを避けるのは?  

    応力腐食割れ

  • 26

    次のうち間違ってるのは?

    応力腐食割れは、フェライト系ステンレス鋼において問題となる。

  • 27

    オーステナイト系ステンレス鋼は、約-200℃の低温でも優れた靭性を示すため、低温用材料として使用されている。しかしオーステナイト系も( )には、低温下での靭性が劣化する場合がある。

    シグマ相や炭化物が析出している場合

  • 28

    マルテンサイト系で、加工を安易にするための軟化や、組織の均一化を目的に行う熱処理は?

    焼きなまし

  • 29

    マルテンサイト系で、硬化を主目的として、変態点以上の温度に加熱後、急冷する熱処理のことを?

    焼入れ

  • 30

    マルテンサイト系で、硬化を主目的として焼入れしたのち、靭性を回復させる目的で行う熱処理のことを?

    焼戻し

  • 31

    オーステナイト系ステンレス鋼で、Cr炭化物やぜい化相を固溶させてオーステナイト系本来の機械的性質や耐食性を得るほか、加工によるひずみを除去して軟体化するために行う熱処理を?

    固溶化熱処理

  • 32

    オーステナイト系ステンレス鋼として析出させ、母材中に固溶しているCの大部分をTiやNbの炭化物として析出させ、Cr炭化物の粒界析出を防止することにより、耐粒界腐食性を向上させるもので、SUS321やSUS347に対して行う熱処理を?

    安定化熱処理

  • 33

    アーク溶接について間違ってるものは?

    グロビュール移行はミグ溶接で大きめの溶接電流の時にみられる。

  • 34

    ミグ溶接で誤っているのは?

    溶接機には交流電源を利用する。

  • 35

    被覆アーク溶接棒について誤っているのは?

    ES310はフェライトを10%以上含有している。

  • 36

    フラックス入りワイヤによる炭酸ガスアーク溶接について誤っているのは?

    炭酸ガスアーク溶接では、溶接電圧はできるだけ低くしてブローホールの発生を防止する。

  • 37

    ミグ溶接について誤っているのは?

    厳しい耐食性が要求される場合は、アルゴンと炭酸ガスの混合ガスを使用する。

  • 38

    ティグ溶接で誤っているのは?

    ノズル先端からの電極の突き出し長さは30~50mmが適正である。

  • 39

    サブマージアーク溶接に用いる垂下特性、定電流性電源について誤っているのは?

    電源の自己制御特性を利用してアーク長を一定に保っている。

  • 40

    電流値と動線の太さの選択の目安として適切なのは?

    300Aの場合、60mm²径の動線を使用する

  • 41

    磁気吹きの防止対策で誤っているのは?

    エンドタブは使用しないほうがよい。

  • 42

    ステンレス鋼を被覆アーク溶接する場合、軟鋼に比べて低電流を用いる理由は?

    棒焼けしやすいため。

  • 43

    ステンレス鋼の被覆アーク溶接において、アーク長を出来るだけ短くする理由は?

    空気中の酸素により合金成分が酸化損失するため。

  • 44

    マルテンサイト系ステンレス鋼の予熱目的にかなっているものは?

    熱影響部が焼入れ硬化して割れやすくなるのを防ぐため。

  • 45

    マルテンサイト系ステンレス鋼の溶接後熱処理の目的で適当なものは?

    機械的性質を改善し、残留応力を暖和するため。

  • 46

    フェライト系ステンレス鋼の溶接後熱処理の目的で適当なものは?

    機械的性質を改善し、残留応力を暖和するため。

  • 47

    フェライト系ステンレス鋼の予熱について正しいものは?

    焼入れ硬化はしないが、常温に冷却してから延性低下による割れが生じやすいので100~200℃の予熱を行う場合がある。

  • 48

    フェライト系ステンレス鋼の溶接について正しいものは?

    予熱温度は、一般に100~200℃とする。

  • 49

    オーステナイト系ステンレス鋼の溶接施工の特徴を、軟鋼の場合と比較した時、正しいものは?

    被覆アーク溶接では棒焼けしやすい。

  • 50

    オーステナイト系ステンレス鋼において、一般に予熱を行わない理由は?

    冷却速度が遅くなり、粒界腐食が起こりやすくなるため。

  • 51

    オーステナイト系ステンレス鋼の溶接金属組織の特徴について正しいものは?

    完全オーステナイト系組織となる場合、疑固割れ性が高い。

  • 52

    オーステナイト系ステンレス鋼の被覆アーク溶接材料と高温割れ発生傾向について正しいものは?

    ES310はES309より高温割れが生じやすい。

  • 53

    18%Cr−8%Ni系ステンレス鋼の溶接材料において若干のフェライト組織を含ませるように成分調整してある理由は?

    高温割れを防止するため。

  • 54

    適当な番号を選べ

    ②,②,①

  • 55

    正しい番号を選べ

    ②,②,①,①

  • 56

    SUS304鋼と軟鋼との異材溶接に用いる溶接材で適当なものを選べ。

    被覆アーク溶接棒として、フェライトを多く含むES309を用いた。

  • 57

    オーステナイト系ステンレス鋼と炭素鋼との突き合わせ溶接施工について正しいものは?

    被覆アーク溶接では、溶接速度を遅くする方が溶込みは減るので、速度は遅めが好ましい。

  • 58

    異材溶接にES309を用いる理由は?

    溶接金属がマルテンサイト組織となるのを避けるため。

  • 59

    異材溶接にES309を用いる理由は?

    溶接金属の組織がフェライト組織を含むようにするため。

  • 60

    18%Crー8%Niステンレスクラッド鋼の溶接に際し、正しいのは?

    合わせ材側の溶接は適正な溶接棒を用い、境界部は電流を低くして母材の希釈をできるだけ少なるように注意する。

  • 61

    ステンレスクラッド鋼について正しいのは?

    オーステナイト系ステンレスクラッド鋼では、母材と合わせ材の境界部の溶接に、合わせ材よりもCrおよびNi含有量の高い溶接棒を用いるのがよい。

  • 62

    ステンレス鋼とは、耐食性を向上させる目的で、CrまたはCrNiを含有させた合金鋼で、一般にはCr含有量が( )%以上の鋼のことである。

    10.5

  • 63

    ステンレス鋼が腐食しにくいのは、不動態皮膜といわれる( )の酸化膜ができるからである。

    Cr

  • 64

    フラックス入りワイヤによる炭酸ガスアーク溶接について間違っているものは?

    ルートパスの溶接では、高温割れ防止のため、できるだけ大きめの溶接電流で溶接速度を上げて溶接する。

  • 65

    被覆アーク溶接について間違っているものは?

    ライムチタニア系の溶接棒は交流あるいは直流棒マイナスで使う。

  • 66

    被覆アーク溶接棒の被覆剤で間違っているものは?

    被覆剤は種々の粉末をエポキシ樹脂で固めて焼成したものである。

  • 67

    ミグ溶接で間違っているものは?

    シールドガスにはアルゴンに窒素を2%混合したものを使用する。

  • 68

    ミグ溶接について間違っているのは?

    厳しい耐食性が要求される場合は、アルゴンと炭酸ガスの混合ガスを使用する。

  • 69

    炭酸ガスアーク溶接で使用するワイヤ低速制御、定電圧特性溶接電源での溶接条件の調整方法について間違っているものは?

    溶接中に母材が溶け落ちてしまう場合は、ワイヤ送給速度を速くする。

  • 70

    ティグ溶接での極性で正しいものは?

    直流で電極マイナスにすると、溶け込みが深くなる。

  • 71

    ステンレス鋼のアーク溶接における電源接続方法で正しいものは?

    被覆アーク溶接棒を直流で溶接する場合には、棒プラスとする。

  • 72

    ステンレス鋼とその溶接に使用した溶接材料(被覆アーク溶接棒)の組み合わせで不適切なものは?

    母材SUS304に対してES410を使用した。

  • 73

    ステンレス鋼とその溶接に使用した溶接ワイヤの組み合わせで不適切なものは?

    母材SUS304に対してYS410を使用した。

  • 74

    SUS304の被覆アーク溶接作業で正しいものは?

    アーク長を出来るだけ短くして行った。