問題一覧
1
被包はマクロファージが(1)や(2)に変化しその外側を(3)が包む
類上皮細胞, 異物巨細胞, 膠原線維
2
異物の排除とは何か説明しろ
肉芽組織を伴わず、吸収、貪食、融解により処理すること
3
吸収、貪食、融解で異物を処理できない場合体内に入ってきた異物や体内で作られる病的物質を肉芽組織が取り囲み、吸収などの処理する現象をなんというか
器質化
4
肉芽組織を伴わず、吸収、貪食、融解により処理することをなんというか
排除
5
生きてるドナーから提供される移植をなんというか
生体移植
6
死亡したドナーから提供される移植をなんというか
死体移植
7
腸管粘膜内分泌細胞内に90%、血小板に8%、平滑筋収縮・血圧上昇の作用があり、I型アレルギー反応の溶媒物質であるケミカルメディエーターは何か
セロトニン
8
ドナーが脳死判断後に臓器等を取り出す事をなんというか
脳死移植
9
ドナーの心停止後に臓器等を取り出すことをなんというか
心停止移植
10
セロトニンの機能は何か
平滑筋収縮、血圧上昇, I型アレルギー反応溶媒物質
11
自己の組織を自己の他の場所へ移植することをなんというか
自家移植
12
アラキドン酸から合成されるケミカルメディエーターは何か
プロスタグランジン
13
PGE1、PGE2の作用は何か
血管透過性亢進, 血管拡張作用
14
自己以外の組織を移し替えることをなんというか
他家移植
15
人工材料を用いた臓器修復をなんというか
人工移植
16
PGI2の作用は何か
血小板凝集の解離, 血管平滑筋の弛緩
17
拒絶反応の起こりやすさは何によって異なるか
組織型と血液型の相性
18
アラキドン酸代謝系で血管透過性亢進、血圧降下作用のあるケミカルメディエーターは何か
ロイコトリエン
19
ロイコトリエンの作用は何か
血管透過性亢進, 血圧降下
20
免疫抑制剤などで移植片を拒絶できない状態の宿 主に移植されたリンパ球が生着し、宿主の組織に 対して移植免疫反応を起こすことをなんというか
GVHD
21
異物(非自己)を排除しようとする反応をなんというか
拒絶反応
22
主として肥満細胞に保有され、血圧降下作用・毛細血管透過性亢進作用のあるケミカルメディエーターは何か
ヒスタミン
23
ヒスタミンの作用は何か
血圧降下, 毛細血管透過性亢進
24
キニンの一種でカリクレインにより作られ血管透過性亢進、血管拡張、疼痛惹起の作用のあるケミカルメディエーターは何か
ブラジキニン
25
ブラジキニンの作用は何か
血管透過性亢進, 血管拡張, 疼痛惹起
26
炎症を起こした組織が壊死し、壊されて空隙に膿汁が充満している状態をなんというか
膿瘍
27
もともと身体に存在する腔所に膿が溜まることをなんというか
蓄膿
28
化膿性炎が組織間隙にはあ入り込むように広がったものをなんというか
蜂巣炎
29
結核菌とマイコバクテリアの感染による病気は何か
結核
30
結核の肉芽腫の名称は(1)で特徴は中心部に(2)
結核性肉芽腫, 壊死巣
31
結核菌に感染し初期変化群形成までをなんというか
第一次結核症
32
結核菌が管内性に、あるいは一旦血中に入り血行性に広がった状態をなんというか
第二次結核症
33
トレポネーマパリズム(スピロヘータ)の感染により発病するのは何か
梅毒
34
梅毒の肉芽腫は何型か
肉芽腫型, びまん型
35
母親の胎盤を介し、胎児に感染・発症するのは何か
先天性梅毒
36
ハッチソンの3徴候を答えろ
ハッチソン歯, 実質性角膜炎, 内耳性難聴
37
スピロヘータに感染後、約3週間で局所にしこり(初期硬結)〜3ヶ月までの病期をなんというか
第1期、初感染期
38
梅毒の第1期(初感染期)では何が起こるか
約3週間〜3ヶ月まで局所にしこり
39
梅毒の第1期での感染箇所はどこか
外陰部, 膣, 会陰部, 陰茎, 口
40
梅毒の病期で約3ヶ月後より、梅毒疹(バラ疹)が繰り返し起こるのは何か
第2期、血行散布期
41
梅毒の第2期(血行散布期)では何が起こるか
約3ヶ月より梅毒疹が繰り返し起こる
42
スピへロータ感染後約3年以上で全身に梅毒疹、ゴム種とびまん性間質性増殖性炎の病期は何か
第3期、臓器梅毒期
43
梅毒の第3期は感染からどのくらい経ってからか
3年以上
44
らい病による感染症をなんというか
ハンセン病
45
ハンセン病は治療に伴って何が出現するか
らい反応
46
ハンセン病で見られる肉芽腫は何か
らい腫
47
らい腫は中心部に(1)が見られない。(2)、(3)(4)からなる
壊死, マクロファージ, リンパ球, 形質細胞
48
さまざまな種類の病原体かあら整体を防御する生まれるき備わったシステムをなんというか
非特異的防御、自然免疫
49
獲得免疫は2種類あるがそれは何か
体液性免疫, 細胞性免疫
50
体液性免疫と細胞性免疫を簡単に説明しろ
抗体による攻撃, キラーT細胞による攻撃
51
B細胞は(1)で成熟し(2)の主役、循環リンパ球の(3)%
骨髄, 液性免疫, 5から15
52
抗体産生性の遊走細胞で豊富な細胞質を有し免疫グロブリンの産生と放出を行う細胞をなんというか
形質細胞
53
抗体はB細胞の産生する(1)で、侵入病原体に対し、細菌の毒素に結合したりウイルスや細菌が細胞に感染する際に利用する受容体に妨害作用を及ぼして(2)を行う
糖タンパク分子, 直接中和
54
細胞障害性T細胞(Tc細胞)の障害方法と攻撃する細胞は何か
標的に接触して障害, 腫瘍細胞、ウイルス感染細胞
55
細胞の増殖、分化、機能発現を行う蛋白は何か
サイトカイン
56
サイトカインの作用は何か
細胞の増殖, 分化, 機能発現
57
白血球活性化、抗ウイルス作用を持つサイトカインは何か
インターフェロン
58
炎症細胞活性化・抑制に作用するサイトカインは何か
インターロイキン
59
インターフェロンの作用は何か
白血球活性化, 抗ウイルス作用
60
インターロイキンの作用は何か
炎症細胞活性化、抑制
61
マクロファージ、上皮細胞、リンパ球などで産生される蛋白質で抗原と特異的に結合している抗体の一部に結合し活性化するのは何か
補体
62
補体の特徴は何か
生体防御と組織障害の二面性
63
補体系の役割は何か
抗原のオプソニン化, 細菌の融解, 化学遊走
64
I型アレルギーの1、別名2、関与する抗体3、補体の関与の有無4、関与する細胞を答えろ
アナフィラキシー型, IgE, なし, 肥満細胞、好塩基球
65
II型アレルギーの1、別名2、関与する抗体3、補体の関与の有無4、関与する細胞を答えろ
細胞障害型, IgG、IgM、IgE, あり、またはなし, K細胞、NK細胞、マクロファージ
66
III型アレルギーの1、別名2、関与する抗体3、補体の関与の有無4、関与する細胞を答えろ
免疫複合型、アルサス型, IgG、IgM, あり, 好中球、血小板
67
IV型アレルギーの1、別名2、関与する抗体3、補体の関与の有無4、関与する細胞を答えろ
遅延型, T細胞, なし, マクロファージ、キラーT細胞
68
I型アレルギーの疾患例を答えろ
気管支喘息, アレルギー性鼻炎, 花粉症, 蕁麻疹, アナフィラキシーショック
69
II型アレルギーの疾患例を答えろ
新生児重症黄疽, 突発性血小板減少性紫斑病, 血液型不適合輸血, グッドパスチャー症候群
70
III型アレルギーの疾患例を答えろ
血清病, 自己免疫疾患, 糸球体腎炎
71
IV型アレルギーの疾患例を答えろ
ツベルクリン反応, 接触性皮膚炎, 移植拒絶反応, GVHD
72
後天性免疫不全症候群で起こる疾患は何か
カリエ肺炎, 真菌症, カポジ肉腫
73
後天性免疫不全でターゲットになる細胞は何か
ヘルパーT細胞, マクロファージ
74
腫瘍の定義を答えろ
細胞が腫瘍細胞に変わり自律性の過剰増殖
75
悪性腫瘍は何を起こすか
自律性増殖, 浸潤と転移, 悪疫質
76
良性腫瘍は(1)はするが、(2)と(3)を起こすことはない
自律性増殖, 浸潤と転移, 悪疫質
77
前癌病変の定義を答えろ
正常の組織に比して癌発生の危険性の高い病変へと歩み出した状態
78
前癌病変の疾患例を答えろ
腺腫, 異型上皮, 腸上皮化生
79
悪疫質の定義を答えろ
栄養失調に基づく病的な全身の衰弱状態
80
悪疫質の原因は何か
栄養失調
81
原発巣付近に転移することをなんというか
局所転移
82
局所リンパ節に転移するもをなんというか
領域転移
83
腫瘍細胞が血液を介して他の臓器へ転移することをなんというか
血行性転移
84
腫瘍細胞がリンパを介してリンパ節へ転移することをなんというか
リンパ行性転移
85
原発巣より離れた遠隔部位に転移するものをなんというか
遠隔転移
86
胃癌他から遠隔の鎖骨下リンパ節へ転移することをなんというか
ウィルヒョウ転移
87
体腔表面や粘膜表面に転々と種をまくように小さい転移巣を多数形成する転移をなんというか
播種
88
播種性の卵巣への転移をなんというか
クルッケンベルグ転移
89
ダグラス窩、直腸膀胱窩への転移をなんというか
シュニッツラー転移
90
腫瘍細胞が接触することにより転移することをなんというか
接触性転移
91
腫瘍細胞が呼吸器管内や尿路管内を通り運ばれ、管壁に付着、発育する転移をなんというか
管内性転移