問題一覧
1
X線やガンマ線、速中性子線などは( )放射線である。
間接電離
2
炭素より質量の大きな粒子を重荷電粒子という。
誤
3
原子核のクーロン力より粒子の進行方向のみが変化する相互作用を( )という。
弾性散乱
4
阻止能について、同じ速度の場合の陽子線と炭素線を比較すると、炭素線のエネルギー損失は約( )倍である。
36
5
8MeVのα線の阻止能は、1MeVの陽子線の阻止能の( )倍である。
2
6
コンプトン散乱の発生確率は( )に比例する。
原子番号
7
エネルギーフルエンスに( )をかけると衝突カーマとなる。
質量エネルギー吸収係数
8
放射線治療領域では、放射損失の影響を考慮する必要がある。
正
9
光子により水中で発生したすべての二次電子が完全に停止するまでに水中で生成する全電荷の絶対値を照射線量という。
誤
10
光子エネルギーが1 MeVを超えると( )で消費されるエネルギーが大きくなる。
制動放射
11
電子平衡が成立していれば、吸収線量と( )は等しいと見なすことが出来る。
衝突カーマ
12
X線の照射線量測定における補正係数には、イオン再結合補正が含まれる。
正
13
測定時の気温が20[℃]、気圧が101 [kPa]であったときの大気補正係数は( )である。
0.929
14
ファノの定理に電離箱壁物質の密度が変化すると発生する2次電子数が変化する。
誤
15
電離箱の壁物質の密度を2倍にすると電子の飛程も2倍となる。
誤
16
( )エネルギー領域で電維箱の感度が変化する。
低
17
水に1Gyの線量が吸収されたときの水の温度上昇は( )×10-4 °Cに相当する。
2.39
18
Spencer-Attixの空洞理論では、必ず空洞近傍で荷電粒子平衡が成立している必要がある。
誤
19
Bragg-Grayの空洞理論に基づけば、水の吸収線量は、水と空気の( )の比から求めることができる。
質量衝突阻止能
20
空洞で生じた電離電子のうち、空洞の外まで飛程を持つ電離電子を( )という。
δ線
21
Spencer-Attixの空洞理論では、空洞内から外に出ていく制動放射線のみを除外する。
誤
22
TPR20,10は、光子線の( )である。
線質指標
23
高エネルギー光子の計測では、電子検出を用いる。
正
24
放射線治療における吸収線量とは、空気の吸収線量のことである。
誤
25
線量評価の正しさを保証するために必要な項目でないのはどれか。
X線を用いた線量標準の確立
26
トレーサビリティとは、校正の連鎖によって( )までたどり着けることが確保された標準によって計測器の信頼性が証明されていることである。
国家標準
27
標準測定法01は、( )校正に基づく方法である。
照射線量
28
標準計測法12は( )から水吸収線量への変換が不要である。
照射線量
29
水吸収線量 =測定値×水吸収線量校正定数比×( )
線質変換係数
30
現在の1次標準器は、電離箱線量計である。
誤
31
SCDとは、( )と検出器(電離箱)間の距離を表す。
線源
32
線量計測時の標準気温は( )°Cである。(小数点1桁)。
22.0
33
電離箱空洞内の温度は約( )分で水温と平衡となる。
5
34
測定時の温度が3℃変化した場合の線量変化は( )%である(小数点1桁)。
0.9
35
電子の質量を1とすると、陽子の質量は( )である。
1800
36
初期再結合の発生は線量率に依存する。
誤
37
kTpは極性効果補正係数を表す。
誤
38
ksは必ず1より小さくなる。
誤
39
真の測定値を得るためには、あらかじめ取得しておいた補正係数を用いなければならない。
誤
40
線質変換係数は、基準線質と異なる線質で照射されたことによる、電離箱の( )を補正する係数。
感度変化
41
TPR20,10は電子線の線質指標である。
誤
42
深部量百分率は( )を一定として測定する。
SSD
43
Pcelは( )補正係数である。
擾乱
44
電子平衡が成立していれば、高エネルギーX線でのPcavは1.0である。
正
45
幾何学的中心からずらした位置を測定点とする方法を( )という。u
半径変位法
46
電子線計測における円筒形電離箱の実効中心は、電離箱半径rを用いると、幾何学的中心から( )rだけ線源側である。
0.6
47
体内に進入した粒子線はある深さで鋭い線量ピークをもつ。このピークを( )という。
ブラッグピーク
48
重粒子線は飛程末端で尾を引くが、その原因は( )である(カタカナで解答)。
フラグメンテーション
49
陽子線と重粒子線では、陽子線の方がブラッグピークが鋭い。
誤
50
陽子線と重粒子線では、陽子線の方がペナンブラが緩やかである。
正
51
陽子線の線質指標はR50である。
誤
52
SOBP領域における重粒子線の深さ方向の生物学的線量分布の変化で正しいのはどれか。
ほぼ一定
53
円筒形電離箱を用いた陽子線の深部量計測における基準点はどれか。
幾何学的中心
54
フィールド線量計は基準線質で校正された線量計である。
誤
55
リファレンス線量計と( )を行うことで、 フィールド線量計の信頼性が高まる。
相互校正
56
合理的に測定量に結びつけられ得る値のばらつきを特徴づけるバラメータを( )という。
不確かさ
57
線量測定における不確かさは全て評価しなければならない。
誤
58
患者への投与線量に求められる不確かさは、( )%より小さくしなければならない(半角英数字で)。
5
59
校正深水吸収線量の不確かさは、得られた全ての不確かさの( )で求まる。
二乗和の平方根
60
項目Aの不確かさが0.5、項目Bの不確かさが0.18、項目Cの不確かさが0.25であった。このときの合成不確かさは( )である(半角英数で少数第2位まで解答)。
0.59
61
n型半導体検出器が線量測定によく用いられている。
誤
62
シリコンやゲルマニウムなどの半導体を( )半導体という。
真性
63
真性半導体にヒ素を添加したものは( )型半導体である(半角英数で解答)。
n
64
p型半導体は真性半導体に第3族元素を添加したものである。この添加物を( )という。
アクセプター
65
p一Si検出器の原子番号は水とほぼ等価である。
誤
66
p-Si検出器は気体電離箱と比べて、感度が1800倍高い。
誤
67
蛍光ガラス線量計は照射後、( )で刺激すると蛍光を発する。
紫外線
68
蛍光ガラス線量計について正しいのはどれか。
放射線照射により蛍光中心が生成される。
69
TLDの温度に対する発光量を示した図を( )という。
グロー曲線
70
TLD素子はフェーディングがほぼない。
誤
71
蛍光ガラス線量計と比べた場合、TLDは素子間の感度のばらつきは小さい。
誤
72
TLD素子に残存している電子を開放し、繰り返し使用するためには( )が必要である(カタカナで解答)。
アニーリング
73
OSLDがエネルギーを蓄積する過程はTLDと全く同じである。
正
74
532 nmの光を照射すれば、OSLDは素子の種類にかかわらず発光する。
誤
75
わが国の国家標準線量計は( )製のカロリーメーターである。
グラファイト
76
カロリーメーターの温度測定は( )を用いている。
サーミスタ
77
カロリーメーターの測定原理は( )である。
等温測定
78
密封小線源治療における3つ線源の接近配置法は、( )、( )、( )である。
組織内照射, 腔内照射, モールド照射
79
組織内照射の代表的な疾患に、前立腺癌がある。
正
80
前立腺癌の永久刺入用線源は( )である。
125I
81
子宮顕癌に対する腔内照射では、( )と( )と呼ばれるアプリケータを用いる。
タンデム, オボイド
82
密封小線源治療に用いられる線源の吸収線量率を求める際に不要なのはどれか。
線質変換係数
83
中性子の測定は、2次的に放出される( )を利用する。
荷電粒子
84
4MVを超える高エネルギーX線では、中性子が発生する可能性がある。
誤
85
リニアック装置における中性子の発生は主にターゲットからである。
正
86
BNCTでは、10B(n,γ)7Li反応による2つの荷電粒子で腫痛にダメージを与える。
誤
87
電子の質量を1とすると、陽子の質量は( )である。
1800