問題一覧
1
評価の意義について、当てはまる言葉を答えろ ・症例の(1)に加え、それらによって生じた(2)や(3) 、(4)、(5)、さらには(6)を含めた(7)を把握すること
症状・病態, 障害の特徴, 重症度, 全身状態, 精神・心理状態, 社会的背景, 全体像
2
評価の意義について、当てはまる言葉を答えろ ・(1)を理解したうえで、実際に(2)の介入を行うにあたって、その(3)と(4)を確認し、さらに(5)や(6)の選択を(7)における指標とすること
障害モデル, 理学療法, 適応, 禁忌, 治療手技, 介入方法, 目標設定
3
評価の意義について当てはまる言葉を答えろ ・実際に介入を行い、その後の(1)や、最終的な(2)を推測するための(3)とすることもある
効果判定, 予後, 指標
4
バイタルサインにおいてLOCとは何か
意識レベル
5
バイタルサインにおいて『P』『PR』とは何か
脈拍数
6
バイタルサインにおいて『BP』とは何か
血圧
7
バイタルサインにおいて『R』『RR』とは何か
呼吸数
8
バイタルサインにおいて『BT』とは何か
体温
9
バイタルサインにおいて『SpO2』とは何か
経皮的酸素飽和度
10
意識レベルは何と表されるか
LOC
11
脈拍数は何と表されるか
P、PR
12
血圧は何と表されるか
BP
13
呼吸数は何と表されるか
R、RR
14
体温は何と表されるか
BT
15
経皮的酸素飽和度は何と表されるか
SpO2
16
バイタルサインを総合的に判断するためにどのような順序で行うか、順番に答えろ
意識, 脈拍, 手足の皮膚温, 呼吸, 血圧, 腋窩温
17
覚醒の維持に必要なのはどこの興奮か
脳幹網様体
18
当てはまる言葉を答えろ ・意識障害とは(1)に注意を払い、(2)を認知し、(3)を受け止め、適切な(4)を起こすことが困難な状態
周囲, 対象, 刺激, 反応・行動
19
意識障害が起こる原因を3つ答えろ
心因性, 大脳皮質の広範な障害, 上行性網様体賦活系の障害
20
上行性網様体賦活系はどこに存在するか
橋上部〜視床
21
意識障害の原因となる頭蓋内疾患の疾患例を答えろ
脳出血, くも膜下出血, 脳梗塞, 頭部外傷, 脳炎, 髄膜炎
22
間脳から上部脳幹にわたる網様体の部分的障害により起こる。 睡眠・覚醒のサイクルは存在するが知的活動を示すものは消失した状態を何というか
無動性無言症
23
大脳皮質全般の広範な障害。脳幹由来の植物機能は保たれているが、話したり、動いたり認識することはないが、意識は清明な状態を何というか
失外套症候群
24
障害部位、原因は様々。自律神経系の機能は比較的正常に働いているが運動・感覚系が障害され、精神活動が欠如した状態を何というか
永続的植物状態
25
目は動かすが無動・無言、四肢麻痺。動眼神経、滑車神経は保たれ、それ以下は遮断されている。橋底部の梗塞性病による。上行性網様体賦活系は障害されていないので意識は清明な状態を何というか
閉じ込め症候群
26
自発運動全くなし。筋肉弛緩、失禁。痛み刺激に対し全く反 応なし。強い痛み刺激に対しては反応することがある状態の意識障害の程度は何か
昏睡
27
自発運動ほとんどなし。失禁。皮膚を針で刺すなどの刺激に対し逃避反射がみられる状態の意識障害の程度は何か
半昏睡
28
自発運動がしばしばみられる。失禁は必ずしも伴わない。種々の刺激に対し反応する状態の意識障害の程度は何か
昏迷
29
自発運動、自発語がみられるが、刺激がなくなると眠ってしま う状態の意識障害の程度は何か
傾眠
30
急性期の意識障害を評価する尺度で意識鮮明を0とし、覚醒状態を10段階で評価する方式を何というか
JCS
31
JCSのIの1は何か
だいたい意識鮮明だが、今一つはっきりしない
32
JCSのIの2は何か
見当識障害がある
33
JCSのIの3は何か
自分の名前、生年月日が言えない
34
JCSのIIの10は何か
普通の呼びかけで容易に開眼する
35
JCSのIIの20は何か
大きな声または身体を揺さぶることにより開眼する
36
JCSのIIの30は何か
痛み刺激を加えつつ呼びかけを繰り返すとかろうじて開眼する
37
JCSのIIIの100は何か
痛み刺激に対し、はらいのけるような動作
38
JCSのIIIの200は何か
痛み刺激で少し手足を動かしたり、顔をしかめる
39
JCSのIIIの300は何か
痛み刺激に反応しない
40
表在感覚を全て答えろ
痛覚, 温度覚, 触覚
41
特殊感覚を答えろ
嗅覚, 視覚, 味覚, 聴覚, 平衡感覚
42
複合感覚を全て答えろ
2点識別覚, 皮膚書字覚, 立体覚, 重量覚、素材識別
43
深部感覚を全て答えろ
振動覚, 位置覚、受動運動覚, 深部痛
44
感覚障害原因となる病態を全て答えろ
外力・腫瘍などによる神経の物理的な圧迫や切断, 代謝・栄養障害, 炎症, 変性, 生理的退行
45
GCS検査の開眼の段階付けを答えろ
4、自発的に, 3、言葉により, 2、痛み刺激により, 1、開眼しない
46
GCSの言語反応の段階付けを答えろ
5、見当識あり, 4、錯乱状態, 3、不適切な言葉, 2、理解できない声, 1、発声が見られない
47
GCSの最良運動反応の段階付けを答えろ
6、指示に従う, 5、痛み刺激部位に手足を持ってくる, 4、四肢を屈曲する、逃避, 3、異常屈曲, 2、四肢伸展, 1、全く動かさない
48
受動運動感覚の段階付けを答えろ
0、わずかな刺激で動きと方向がわかる, 1、小振り刺激で動きと方向がわかる, 2、小振り刺激で動きはわかるが方向は正確ではない, 3、大振り刺激で動きと方向がわかる, 4、大振り刺激で動きはわかるが方向は正確ではない, 5、大振り刺激でも動きがわからない
49
腱反射の正常、または異常な反応を答えろ
正常, 亢進、消失・減弱
50
・足底反射正常、病的反射なし ・腱反射は一般的に両側性に亢進 ・腹壁反射は活発 これらの反応が現れる障害を何というか
ヒステリー障害
51
・全ての反射の減弱、消失 ・病的反射なし これらの反応が見られる障害を何というか
末梢神経障害
52
・深部腱反射の亢進 ・病的反射の出現 ・表在反射の減弱 これらの反応が見られる障害を何というか
錐体路障害
53
運動療法実施のための基準で訓練を行わない方が良い場合を答えろ
安静時脈拍数120/分以上, 拡張期血圧120以上, 収縮期血圧200以上, 労作性狭心症を現在有するもの, 新鮮心筋梗塞1ヶ月以内のもの, うっ血性心不全の所見の明らかなもの, 心房細動以外の著しい不整脈, 訓練前すでに動機、息切れのある場合
54
運動療法実施のための基準で途中で訓練を中止する場合を答えろ
訓練中、中程度の呼吸困難、めまい、嘔吐、狭心痛などが出現した場合, 訓練中、脈拍数140/分を超えた場合, 訓練中、1分間10個以上の期外収縮か頻脈性不整脈あるいは徐脈が出現した場合, 訓練中、収縮期血圧40mmHg以上又は拡張期血圧20mmHg以上に上昇した場合
55
運動療法実施のための基準において訓練を一時中止し、回復を待って再開する場合を答えろ
脈拍数が運動前の30%を超えた場合、ただし 2分間の安静で10%以下に戻らない場合は、以降の訓練は中止するか、またはきわめて軽労作のものに切り替える, 脈拍数が120/分を超えた場合, 軽い動悸、息切れを訴えた場合
56
腱反射の消失の現象は何か
増強法を用いても、何の反応も出ない
57
腱反射の減弱の現象は何か
普通でも出ないが、増強法を用いると出るもの
58
腱反射の正常の現象は何か
普通の状態
59
病的反射の正常、または異常な反応を答えろ
陰性, 陽性
60
筋緊張の異常には何があるか
亢進, 低下
61
筋緊張の亢進の 2種類を答えろ
痙縮, 固縮
62
腱反射のやや亢進の現象は何というか
普通の刺激で過剰な反応が出るもの
63
痙縮について、当てはまる言葉をかけ ・(1)対して抵抗を示す ・抵抗を示す筋は(2)か(3)のいずれか(4) ・腱反射亢進に伴う筋緊張の(5)の増大 ・(6)が病的に亢進した状態
急激な受動運動, 屈筋, 伸筋, 一方, 速度依存性, 相動性筋伸張反射
64
腱反射の亢進は現象は何か
筋腹への刺激で反応が出るが、関節運動が起こるほどの筋の収縮は強くなく、見るか触って確認できるもの
65
運動の始めは大きな抵抗を示すが、あるところまで動かすと急に抵抗がじる現象を何というか
折りたたみナイフ現象、ジャックナイフ現象
66
腱反射の著名な亢進は現象は何か
筋腹への刺激で、関節運動が起こるほど筋が収縮するもの
67
表在反射の正常、または異常な反応を答えろ
正常, 消失・減弱
68
固縮について、当てはまる言葉を答えろ ・屈筋も伸筋も絶えず緊張が(1)している ・(2)の際、運動が行われている間抵抗があり、(3)ともに抵抗がある ・基底核病変による(4)の障害によって起こり、(5)の病的な亢進状態である
亢進, 受動運動, 屈筋、伸筋, 錐体外路, 緊張性伸張反射
69
腱反射の記録法の1〜7の場所の名称を答えろ
下顎, 上腕二頭筋, 上腕三頭筋, 腕橈骨筋, 尺骨, 膝蓋骨, アキレス腱
70
運動時ほぼ一定の抵抗があり、鉛管を曲げている感じに似ている場合の固縮を何というか
鉛管様固縮
71
運動時カクンカクンと歯車を回転させる時の感じに似ている固縮を何というか
歯車様固縮
72
筋肉が弛緩し、平らになり垂れ下がっている。筋特有の抵抗(ハリ感)が減弱している状態を何というか
筋緊張の低下
73
筋緊張の低下はどのような時に見られるか
脳卒中による片麻痺の初期, 小脳疾患
74
当てまる言葉をかけ
健康状態, 心身機能・構造, 活動, 参加, 環境因子, 個人因子