問題一覧
1
溶融点のたいへん低い合金で,電気ヒューズ,スプリンクラー,消火せん部品などに用いる.
ヒューズメタル
2
ヒューズメタルの種類
ウッドメタル、ローズメタル、ニュートンメタル
3
ヒューズメタルの(ビスマス+鉛+すず+カドミウム)溶融点60.5℃のもの
ウッドメタル
4
ヒューズメタルの(ビスマス+鉛+すず) 溶融点100°Cのもの
ローズメタル
5
ヒューズメタルの(ビスマス+鉛+すず)溶融点94.5°Cのもの
ニュートンメタル
6
ろうの種類
硬ろう、軟ろう
7
高温度(①°C)に耐え,かなりの力や②にも耐えうるろうを?
硬ろう ①720〜870に二衝撃
8
硬ろうの種類
しんちゅうろう、銀ろう、洋銀ろう
9
硬ろうの(Cu+Zn合金)のもの
しんちゅうろう
10
しんちゅうろうの用途 ・①および②のろう付け用.
①銅②銅合金
11
①をよくするために,しんちゅうろうに銀を加えたもの
銀ろう ①流動性
12
銀ろうの用途 ・ろう付けが美しく,仕上げを要さない①なろう付け用.また,銅と青銅とのろう付け,②のろう付けなどに用いる
①精巧②超硬合金
13
洋銀ろうの性質と用途 ・しんちゅうろうよりも,なお溶融温度が①,強さも② 【用途】洋銀,銅,鉄などのろう付け
①高く②大きい
14
ろうの〔成分]Sn+Pbのもの
軟ろう(ふつう”はんだ” という)
15
軟ろうの性質と用途 ・溶融温度が低い(①°C). ・作業が②であるが、③なために,大きな力や衝撃に耐えられない。 【用途】 銅,しんちゅう,すず,鈴,亜鉛,洋銀・砲金の接合.
①190~270②簡単③軟弱
16
可溶合金の〔成分〕 Pb+Sn+Shのもの
活字合金
17
活字合金の性質 ・流動性良好. ・収縮少なく凝固のとき約 ①%膨張する特性がある. ・鋳型どおりに,②に鋳造される. ・酸化および印刷インキによる③がない. ・印制の圧力に耐え、また④しにくい ・表面が⑤,変形しにくい。 ・鍛造性,鍛接性はない。
①1.4②鮮明③腐食④摩滅⑤硬く
18
比重は4.507で鉄(7.87)とアルミニウム(2.600)の中間のもの
チタン
19
チタンの性質 ・①であり、耐食性と強さは大であるが、②、その合金は③より耐熱性,耐食性,耐摩耗性に富み,航空機部品として使用される
①高酸点②高価③ステンレス鋼
20
0.13%Cいおう快削鋼(SUMIA)の彼削性を100とした場合における非鉄金属材料の被削性
マグネシウム合金500〜2000, アルミニウム300〜1500, 黄銅200〜600, 青銅200〜500, 亜鉛200, 銅60〜70, モネルメタル35〜50, チタン20
21
アルミニウム合金の切削抵抗の性質 ・鉄合金に比べて,きわめて①が、純度の高いアルミニウムや,合金元素量の少ないアルミニウム合金は、切屑が長くつながるばかりでなく,構成刃先が②く仕上げ面は③なる。
①小さい②できやす③荒く
22
アルミニウム合金のよい仕上げ面を得るには ・①°の②を持った刃物で③切削するとよい 同様の理由で,純アルミニウム用のドリルの④は⑤°が適当である。
①35~45②すくい角③高速 ④ねじれ角⑤40~45
23
アルミニウムと合金を作る元素 ・① (Cu),② (Mg),③ (Zn),④(Si) がふつうであるが,Mg, Zn, Cu を添加した合金は,被削性が⑤なる.しかしSiは,アルミニウムに固溶して,硬い固溶体を作り,⑥を促進する
①銅②マグネシウム③亜鉛④けい素 ⑤よく⑥工具摩粍
24
銅と銅合金の被削性 ・純銅は削り①。すくい角を②するか,③切削 ・銅合金に0.7~2.0%くらいの④(Pb)を添加したものは,被削性がよく,よい仕上げ面が得られる。 ・なお、いおう(S)は被削性を改善するが,すず(Sn)は切削抵抗を⑤。また,けい素(Si)も被削性に悪影響を与える。
①にくい②大きく③高速④鉛⑤増す
25
銅と銅合金の被削性の仕上げ面をよくするには ・鉛は0.3%くらいは銅に固溶するが,それ以外は単体として合金中に点在し,切屑が①折れる作用をする。 ・鉛がすくい面に多少溶融して②作用をするため切屑の排出が③なる。 以上の理由によって切削抵抗が④し,また,構成刃先ができないためである。仕上げ面をよくするには,鉛の量は最低⑤%は必要。
①小さく丸まって②潤滑③よく ④半減⑤0.7
26
木型および補助構造材料
木材
27
木材の工業用材料の性質 ・加工しやすく強度が比重のわりに①,熱伝導性が②。木型用材は強度よりも、加工のしやすさや狂い・収縮の大きさで選ぶ。
①大きく②小さい
28
木材、ひめこまつの特徴と用途 ・①あり、加工しやすい ・② 普通木型用
①粘り②安価
29
木材、ひのきの特徴と用途 ・①で加工しやすい ・② やや堅ろうな木型用
①ち密②安価
30
木材、ほおの特徴と用途 ・①で加工しやすい ・② 複雑で小さい木型用
①均質②高価
31
木材、すぎの特徴と用途 ・質が①,狂いやすい ・② 大きい木型用
①柔らかく②安価)
32
木材、さくらの特徴と用途 ・①で強じん ・② 複雑で、長期間使う木型用
①ち密②高価
33
粘士(けい素、礬士,酸化鉄など)と石灰石とを混合し、加熱焼成後、微粉末にしたもので,砂やじゃりを混ぜてモルタルやコンクリートを作るための1種の接着剤
セメント
34
セメントの特徴 ・比重①以上。常温で注水すると1時間後に②し始め,③時間以内で凝固する。
①3.05②凝結③10
35
セメントに川砂を混ぜ、水で練ったもの。
モルタル
36
モルタルの特徴 ・セメントと砂の混合比は体積比で①程度、耐火物やレンガの接合に使う。
①1:3
37
砂とじゃりにセメントを加え混合し,水を加えて固まらせたもの。
コンクリート
38
コンクリートの特徴 配合比(体積比)は,基礎工事用と構造物用とで異なり、次のとおり. セメント:砂:じゃり=①→基礎工事用 =②→構造物用 セメントと水は③で、セメント:水=④
①1:3:6②1:2:4③重量比④1:2
39
生成をタンニンなどでなめして,耐水、耐食、耐油、耐座粍性を持たせたもの
皮革
40
皮革の牛皮の特徴 ・引張り強さは①N/cm2.ベルト材などに用いる。 ・耐熱性には乏しく,②で以上になることは避ける。クロムなめしのものは比較的③に強い。高価.
①4115~4215②40③高温高湿度
41
銅(Cu)の性質と効果 ・展延しやすいが、①する。 ・②で電気および熱の良導体. ・湿気および炭酸ガス中で,表面に有害な③を生ずる. ・収縮率大きく巣を生じやすいので④には適さない. ・海水にはおかされる 【用途】銅板,銅線,銅管、電気器具,小形汽かん
①加工硬化②反酸性③緑青④鋳物
42
ゴム樹液からとった生ゴムに、①と②を加えて加工したもの ふつうの天然ゴムはほとんどこれ
硫化ゴム(天然ゴム) ①いおう②添加剤
43
硫化ゴム(天然ゴム)の性質と用途 ・弾性と柔軟性に富むが、時間の経過とともに①を起こす. ・熱および電気の② ・耐水性大で耐薬品性もあるが、③に乏しい. ・防音,④作用にすぐれている。 【用途】ベルト,パッキン,ホース,タイヤ,チューブなどのほか,緩衝防振材として工業用にも広く使用される。
①老化現象②不良導体③耐油性④吸振
44
エボナイトが代表的なもので,ゴムにいおうを大量(15~35%)加えて長時間加熱して作られるもの
硬質ゴム
45
硬質ゴムの特性 ・①てもろいが,加工性がよく,電気絶縁性が大きく,耐油性,耐熱性,耐老化性がある.②にも強い。電気部品の③として広く用いられる。
①硬く②化学薬品③絶縁材
46
天然ゴムの代わりに,化学的に合成したゴム
合成ゴム
47
合成ゴムの種類と特性 ・①、②、③の種類がある ・非常に広い範囲に使われる ・天然ゴムに比べて④、⑤があり,老化現象を起こし⑥。
①ニトリルゴム②ネオプレンゴム ③シリコンゴム④耐油性⑤耐熱性 ⑥にくい
48
ゴムの種類
硫化ゴムと合成ゴム
49
化学的に合成される高分子の有機化合物の総称で,非常に多くの種類がある
合成樹脂
50
合成樹脂の種類
熱可塑性プラスチックと,熱硬化性プラスチック
51
合成樹脂の特徴 ・比重が①(1.05~1.35). ・②,耐酸,耐アルカリ、耐薬品性がある. ・電気絶縁性が③ ・④大. ・⑤である。
①小さい②耐油③よい④塑性⑤不燃性
52
常温では固体であるが、加熱すると軟化 流動する.しかし冷えればまた元にもどる。代表的なものに塩化ビニール,スチロール樹脂,ポリエチレンなどがある。
熱可塑性プラスチック
53
熱可塑性プラスチックの性質と用途 ・強度① ・②に富む. ・耐食性、耐酸性。③がよい。 ・電気絶縁性④ 【用途】 電気部品、電気絶縁物、機械部品、健材。フィルム,シート。 プラモデル,接着剤,繊維品など。
①大②加工性③耐水性④あり
54
アセチレンガス,塩化水素から作られる。
塩化ビニール
55
成形する前は、液体、粉末状などであるが、加熱成形すると硬化してしまい、冷却しても元にもどらない、代表的なものに石炭酸樹脂(ペークライト)、尿素樹脂(ユリア機脂)。ポリエステル,ポリウレタンなどがある
熱硬化性プラスチック.
56
熱硬化性プラスチックの性質と用途 ・電気絶縁性が① ・耐熱性,耐食性がある. ・硬くて②,③にもかなり強い。 【用途】電気機器の絶縁部品に多く用いられるが、紡績機械など機械部品や容器に使用
①大きい.②衝撃③曲げ
57
ベークライトと呼ばれるものがこれで,石炭酸,クレゾールなどとホルマリンを反応させて作られる。
石炭酸樹脂(フェノール樹脂)
58
熱硬化性樹脂で硬質•電気絶縁性大•耐熱性があり、電気器具・食器・無音歯車に使われるもの
石炭酸樹脂
59
熱硬化性樹脂で着色自由・光沢ありで建築材料・文房具・一般成に使われるもの
尿素樹脂
60
熱硬化性樹脂で耐水性、耐熱性があり、形品・床板・テーブル板加工使われるもの
メラミン樹脂
61
熱硬化性樹脂の成形容易・軽くて丈夫で波板・ボートに使われるもの
ポリエステル樹脂
62
熱硬化性樹脂で電気絶縁性・耐熱性・耐寒性があり、電気絶縁材料・塗料・グリースに使われるもの
けい素樹脂
63
熱可塑性樹脂で成形容易・透明度よく、高周波絶縁材料・雑貨で使われるもの
スチロール樹脂
64
熱可塑性樹脂で透明度特によい・強度大で風防ガラス・光学レンズに使われるもの
アクリル樹脂
65
熱可塑性樹脂で加工が容易で管・板・建築材料・ふろしきに使われるもの
塩化ビニール
66
熱可塑性樹脂で柔軟性があり、管、フィルムに使われるもの
ポリエチレン
67
熱可塑性樹脂で接着性がよく、接着剤・チューインガムに使われるもの
酢酸ビニール
68
塗装の目的 ・物体の表面に塗料による①を作り、外界としゃ断し,湿気,水や油,薬品などと直接触れることを防止して,物体の表面を②すると同時に,色彩,③を与えて美化することにある。また,電気絶縁,熱しゃ断(防火),防虫防菌,および発光標識用としても利用される
①皮膜層②保護③光沢
69
塗料の種類
①油性塗料(ペイント,油ワニス,さび止め塗料。油性エナメルペイント) ②樹脂塗料(セラックニス,速乾ニス)③繊維塗料(セルローズラッカー,ハイソリッドラッカー) ④合成樹脂塗料(フェノール樹脂,フタル酸、メラミン,アクリル,シンクロメート) ⑤水性樹脂塗料(水性塗料)
70
顔料80~90%,油分10~20%の割合でできている塗料
ペイント(ペンキ)
71
ペイント(ペンキ)の性質 ・変質し① ・気候の変化に② ・③
①にくい②強い③安価
72
顔料とワニスとを混ぜ合わせて作る塗料
エナメルペイント
73
エナメルペイントの性質 ・比較的乾燥が① ・エナメル皮膜は平滑で光沢がよく② ・水,油および熱に③ ・気候の変化に④
①比較的速い②硬い③強い④強い。
74
樹脂と乾性油とを,熱を加えて混ぜ合わせたものに,乾燥剤を加えた塗料
油ワニス
75
油ワニスの性質 ・比較的乾燥が① ・②がよい。 ・③な塗膜を作る。 ・防食,防熱性はペイントに④
①速い②光沢③硬い透明④劣る
76
さび止め塗料の種類
光明丹(鉛丹)、べんがら、鉛粉塗料、アルミニウム塗料、
77
酸化鉄をあまに油と混ぜて作った赤色の塗料で,主に下塗りに用いる。
光明丹(鉛丹)
78
純度の高い酸化鉄にあまに油を混ぜ熱して作ったものである。さび止め効果はあまりよくないが、安価なので下塗りに多く使用される
べんがら
79
亜酸化鉛と鉛粉とを混ぜて熱し,あまに油で練ったもので,ち密な膜を作るからさび止め効果が大きい。
鉛粉塗料
80
アルミニウムの粉末を油ワニスに混ぜたもので、①が大きい。下塗りに②を用い、その上塗りにこれを用いるとよい。
アルミニウム塗料 ①サビ止め効果②油性ペイント
81
ニトロセルローズ,樹脂可塑剤(塗膜に柔軟性を与えるためのもの)を配合して溶剤に溶かしたものである。ペイントに比べ、酸・アルカリに強い。
ラッカー
82
ビニール樹脂,メラミン樹脂エナメル,アクリル樹脂、フタル酸樹脂,ポリウレタン樹脂塗料があり、塗膜が①,耐熱・耐薬品性・耐候性にすぐれている。最近はこれらの発達はめざましい.
合成樹脂塗料 ①強く
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柔らかい繊維状結晶の鉱物
石綿
84
石綿の特徴 ・繊維の長さは①cmで網状,布状,板状にして用いた。比重②.熱を伝えることが少なく断熱材料にもなり,また③°C以上の高温にも耐え,④材料にも適し,化学的抵抗性もあるので,高温高圧用フランジや弁などのパッキン材料にも広く用いられた。
①1〜5②2.2③1,000④保温
85
石綿の現在 ・400°C以上の高温では①が放出され、締付け圧力が変化する。ふつう白石綿(アスベスト)を用いられたが、特に耐酸性を要するときは青石綿を用いた。現在は,②が認められたため,使用が禁止されている。
①結晶水②発癌性
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石綿の用途
保温材,断熱材,パッキン,ブレーキライニング
87
火成岩や玄武岩を溶解し、圧縮空気で吹き飛ばし細かい繊維状にする石綿
岩綿(ロックウール)
88
溶鉱炉のスラグを同じように繊維化した石綿
鉱さい綿(スラグウール)
89
ガラスを同じ方法で繊維状にした石綿
ガラス綿(グラスウール)
90
石綿の種類と用途
岩綿、鉱さい綿、ガラス綿。 接着剤などで成形し,保温断熱材として用いられている。
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綿・麻・合成繊維などの繊維質のもの
ファイバー
92
植物性ファイバーの特性と用途
耐酸性・耐熱性に乏しい。パッキン用材
93
材料に外力を加えると,その内部には応力を生ずるが、材料が破壊するときに生ずる単位面積(mm”)あたりの応力の大きさ
その材料の最大強さ。または単に強さという
94
強さの加える外力の種類
引張り強さ、圧縮強さ、曲げ強さ、ねばり強さ、疲れ強さ。 このうち引張り強さはその代表として,材料の性質の比較に、いちばん多く用いられる。
95
所定の寸法形状の試験片を作り、引張り試験機にかけ、両端をつかんで徐々に引張り、切断するまで力を加えていく方法
引張り試験
96
引張り試験の求めれるもの
引張り強さのほか、ねばり強さを表わす伸びや絞りも,同時に求めることができる。
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引張り試験機の種類
アムスラー,オルゼン,モアー
98
引張り試験に使用されるが,曲げ試験や圧縮・杭折試験にも利用できるので,万能試験機ともいわれる.
アムスラー試験機
99
ねずみ鋳鉄品くらいのもので,その試験値としては最大荷重とたわみを用いる。
金属材料の杭折試験
100
金属材料では,鋳鉄,軸受合金など特殊なものについてのみ行なう。
圧縮試験