問題一覧
1
地球に地殻ができ始めてから今日に至るまでを指す言葉。
地質年代
2
霊長目のうち、ヒトに近いチンパンジーやゴリラを指す言葉。
類人猿
3
人類の特徴をとして適切でないものを選べ。
脳容積が500cc以上である
4
化石骨の発見によって知られるようになった猿人・原人・旧人・新人の総称。
化石人類
5
これまで最古のものと考えられていた、約440万年前の猿人。
ラミダス猿人
6
1992年にエチオピアでラミダス猿人を発見した日本の人類学者。
諏訪元
7
現在最古とされる、約700〜600万年前の猿人。脳容積は類人猿なみの320〜380ccで、半樹上生活と直立二足歩行を行った。
サヘラントロプス
8
2001年にチャドでサヘラントロプスを発見したフランス人人類学者。
ミシェル=ブルネ
9
約420万年前に出現した、南・東アフリカ各地で発見された猿人の総称。石器を使用した。
アウストラロピテクス
10
約250〜120万年前にアフリカで生息した、猿人の一種。硬い食物を摂取するため、発達した顎と側頭筋をもつ。
パラントロプス=ボイセイ
11
主に旧石器時代に使用された、石を打ち欠いて作られた石器。
打製石器
12
原石から剥片を剥ぎ取ったあとに残った芯材から作られた打製石器。
石核石器
13
石核石器のうち、猿人が用いた最も原始的な打製石器。
礫石器
14
礫石器のうち、片側のみを打ち欠いて作ったもの。
チョッパー
15
礫石器のうち、両面に刃があるもの。
チョッピングツール
16
東アフリカで発見された、約240万〜180万年前の原人の化石。脳容積はおおよそ500cc以上で、名前は「器用な人」を意味する。
ホモ=ハビリス
17
ホモ・ハビリスやパラントロプス=ボイセイが発見されたタンザニア北部の遺跡。
オルドヴァイ渓谷
18
ハンマーで打撃を加えて製作された剥片やチョッピング・ツールを特徴とする石器。制作は、250万年前に始まりアフリカやアジアの各地で2万年前まで続いた。
オルドワン石器
19
約180〜20万年前に東アフリカで現れ、各地に広まった原人。
ホモ=エレクトゥス
20
1920〜30年代に周口店の第一地点で発見された原人の化石。約1000ccの脳を持ち、火を使用したと考えられる。
北京原人
21
1890年にジャワ島中部のトリニールで発見された原人の化石。
ジャワ原人
22
ジャワ原人を発見したオランダの解剖学者、人類学者。
ウジェーヌ=デュボワ
23
1907年にドイツで発見された、約70〜20万年前の化石人類。大型のヒト属で、脳容積は約1100〜1400cc。
ハイデルベルク人
24
ハイデルベルク人が発見された、南ドイツのハイデルベルクの採石場。
マウエル採石場
25
1960年代に中国陝西省で発見された、約100〜70万年前のホモ=エレクトゥスの一種。
藍田原人
26
1960〜70年代に中国雲南省で発見された、約170〜50万年前の原人。
元謀人
27
石塊を利用した石核石器の一種。木を伐ったり、削ったりするのに用いられた。
ハンドアックス
28
人類史のなかで極めて大きな意味を持つ発明の一つ。暖房・照明・調理など、居住環境と食料源の幅を、拡大した。
火の使用
29
音声や文字を用いる意思疎通の手段。原人が始めたとされるが、不確定である。
言語
30
旧石器時代の食料獲得方法。
狩猟・採集
31
大陸の極地や寒帯から温帯にかけての地域が、氷河に覆われた寒冷期。
氷期
32
更新世中期から後期(約60〜20万年前)に生存した化石人類。高度な剥片石器技法を開発しナイフなど、薄手の道具を制作し、狩猟の毛皮から衣服をつくり、洞穴を住居とした。
旧人
33
19世紀ドイツで発言された旧人。ヨーロッパから中央・西アジアにかけての一帯に分布した。
ネアンデルタール人
34
ネアンデルタール人が死後の世界の観念から行った風習。
埋葬
35
石塊から剥ぎ取った剥片から制作した石器。毛皮を剥がしたり、肉を切ったり、骨を削いだりするのに使われた。
剥片石器
36
2008年にアルタイ山脈で発見された、前期〜中期旧石器時代にアジア全域に分布した旧人。ネアンデルタール人との関連性があるとされるが、不明である。
デニソワ人
37
1931〜33年にかけて発見された化石人類。かつてネアンデルタール人のような旧人とされることも多かったが、ジャワ原人の進化した状態とされることも多い。
ソロ人
38
インドネシアの世界遺産の一つ。ジャワ原人などの化石人類の化石が多く発見されており、世界の発掘数の半分を占める。
サンギラン初期人類遺跡
39
約20万年前にアフリカに出現し、更新世末期の約5万年前以降に世界各地に広まった化石人類。現生人類。
新人
40
新人が生み出した、一つの原石を加工して、そこから細長い薄手の剥片を次々に打ち出す技法。
石刃技法
41
南西フランスで発見された新人。ネアンデルタール人にかわって約4万2000年前にあらわれた。現生人類の直接の祖先にあたる。
クロマニョン人
42
イタリア領地中海沿岸の洞穴群で発見されたら約2万5000年前の新人。黒人の特徴をそなえている。
グリマルディ人
43
北京南西の洞穴で発見された、約3万5000〜1万2000年前の新人。
周口店上洞人
44
動物の骨・角・歯牙で制作された道具。旧石器時代後期、中東からイベリア半島に至る西洋の広い範囲で用いられた。
骨角器
45
旧石器時代後期の新人が洞穴に描いた絵画の痕跡。
洞穴絵画
46
1879年に発見された、スペイン北部の旧石器時代後期の洞穴絵画遺跡。
アルタミラ
47
南西フランスで1940年に発見された、バイソンや馬などの狩猟場面が描かれた旧石器時代後期の洞穴絵画遺跡。
ラスコー
48
旧石器時代後期に作られた、小さな石のヴィーナス像。多産や豊作を祈ったものと考えられ、ユーラシア各地に分布する。
女性裸像
49
ハンド・アックスをもつヨーロッパの石器文化の最古に位置づけられる前期旧石器時代の文化。この文化にあてられる遺跡はきわめて少なく、文化的特色はよくわかっていない。
アブビル文化
50
石核(せっかく)石器系の旧石器を主とし剥片(はくへん)石器を伴う約170万〜10万年前の前期旧石器時代の文化。アフリカで出現し,西ヨーロッパや南アジアにも広まった。
アシュール文化
51
ヨーロッパ,アフリカ,西・中央アジア,西シベリアの前・中期旧石器時代に広くみられる剥片剥離技法。 アシュール文化期に発達し、あらかじめできあがる剥片を想定し,石核をよく調整したのち剥離している。
ルヴァロワ技法
52
フランス北西部のソンム河畔、アミアン近郊のアシュール文化の標式遺跡。
サンタシュール遺跡
53
旧石器時代から新石器時代に以降する過渡期の時代。
中石器時代
54
中石器時代から新石器時代にかけ作られた小型の剥片石器。骨や木の枝にとりつけられ、矢・ナイフ・鎌の刃として、特に遊牧民族の間で用いられた。
細石器
55
新世代の約260万〜11700年前の、数十回の氷期と間氷期を繰り返した時代。
更新世
56
第4紀に属する、約11700年前に始まる最も新しい地質年代。マンモスなどの大型動物が絶滅し、新石器時代以降に相当する。
完新世
57
氷期に挟まれて氷河が後退する時期。現在を含むものは約14000年前に始まった。
間氷期
58
数家族からなる社会集団。狩猟・採集や防衛を共同で行った。
ホルド
59
石柱を環状や半月状に配置し巨石記念物。
メンヒル