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植物病理学2
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    問題一覧

  • 1

    Helicobasidium属に含まれる植物病原菌を答えよ。

    紫紋羽病菌

  • 2

    Exobasidium属に含まれる植物病原菌を答えよ。

    ツツジ類もち病菌

  • 3

    Thanatephorus属に含まれる植物病原菌を答えよ。

    イネ紋枯病菌

  • 4

    Athelia属に含まれる植物病原菌を答えよ。

    白絹病菌

  • 5

    植物病原性の細菌について正しく説明しているものを選べ。

    真正細菌界に属する

  • 6

    グラム染色について正しく説明しているものを選べ。

    グラム染色での染まり方を支配しているのは細胞壁の「厚い」・「薄い」の違いである

  • 7

    グラム陰性菌の性質について正しく説明しているものを選べ。

    外膜と内膜の2つの細胞膜を持つ

  • 8

    内膜について正しく説明しているものを選べ

    エネルギー合成を行う

  • 9

    プラスミドについて正しく説明しているものを選べ。

    染色体とは独立して複製する DNA 因子である

  • 10

    線毛について正しく説明しているものを選べ。

    宿主細胞への付着に関与するものがある

  • 11

    線毛について正しく説明しているものを選べ。

    性線毛を作る遺伝子はプラスミドに存在する

  • 12

    菌体外多糖質について正しく説明しているものを選べ。

    病原性に関与する場合がある

  • 13

    プロテオバクテリア門について正しく説明しているものを選べ。

    大部分のグラム陰性菌が含まれる大きなグループ

  • 14

    アクチノバクテリア門について正しく説明しているものを選べ。

    グラム陽性菌で構成される門。放線菌が含まれる

  • 15

    ファーミキューテス門について正しく説明しているものを選べ。

    グラム陽性菌で構成される門。モリキューテス綱が含まれる

  • 16

    モリキューテス綱について正しく説明しているものを選べ。

    細胞壁を持たない細菌が含まれる

  • 17

    根頭がんしゅ病菌について正しく説明しているものを選べ。

    病原性は Ti プラスミドに支配されている

  • 18

    野菜類軟腐病菌について正しく説明しているものを選べ。

    ペクチナーゼを分泌することによって軟腐症状を起こす

  • 19

    イネもみ枯細菌病菌について正しく説明しているものを選べ。

    種子伝染することで知られる

  • 20

    青枯病菌について正しく説明しているものを選べ。

    土壌伝染性の病原菌として知られる

  • 21

    青枯病菌について正しく説明しているものを選べ。

    菌体外多糖質の粘稠性により導管閉塞を起こす

  • 22

    pathovar について正しく説明しているものを選べ。

    分化型と同じ意味で用いられる

  • 23

    キウイフルーツかいよう病菌について正しく説明しているものを選べ。

    強病原化系統 Psa3 が日本各地に広まりつつあり、大きな問題になっている

  • 24

    ハローについて正しく説明しているものを選べ。

    病斑を取り囲むように形成される黄色に変色した部分

  • 25

    イネ白葉枯病菌について正しく説明しているものを選べ。

    台風の後に激発することがある

  • 26

    放線菌を含む門を答えよ。

    アクチノバクテリア門

  • 27

    放線菌について正しく説明しているものを選べ。

    多細胞の細菌のグループ

  • 28

    放線菌に含まれる植物病原菌を答えよ。

    ジャガイモそうか病菌

  • 29

    ジャガイモそうか病について正しく説明しているものを選べ。

    Streptomyces scabiesが原因菌の場合は酸性土壌で発生が抑制される

  • 30

    モリキューテス綱に含まれる細菌について正しく説明しているものを選べ。

    細胞壁を持たない

  • 31

    モリキューテス綱について正しく説明しているものを選べ。

    Phytoplasmaを含む

  • 32

    Phytoplasmaについて正しく説明しているものを選べ。

    絶対寄生菌である

  • 33

    Phytoplasmaについて正しく説明しているものを選べ。

    細胞壁を持っていない

  • 34

    Phytoplasmaについて正しく説明しているものを選べ。

    ヨコバイ類により媒介される

  • 35

    Phytoplasmaについて正しく説明しているものを選べ。

    培養が不可能である

  • 36

    Phytoplasmaについて正しく説明しているものを選べ。

    師部に局在する

  • 37

    ヨコバイ類について正しく説明しているものを選べ。

    分類学的にはセミに近い昆虫である

  • 38

    昆虫による永続伝搬について正しく説明しているものを選べ。

    昆虫が保菌している菌は昆虫体内で増殖し、昆虫が生きている間は伝染能を持ち続ける

  • 39

    Phytoplasmaが起こす病気を答えよ。

    イネ黄萎病

  • 40

    Phytoplasmaが起こす病気を答えよ。

    トマト萎黄病

  • 41

    難培養性細菌について正しく説明しているものを選べ。

    細胞壁を持つグラム陰性の細菌

  • 42

    難培養性細菌について正しく説明しているものを選べ。

    木部局在細菌と師部局在細菌に分けられる

  • 43

    カンキツグリーニング病菌について正しく説明しているものを選べ。

    ミカンキジラミにより媒介される

  • 44

    カンキツグリーニング病菌について正しく説明しているものを選べ。

    起こす病気は亜鉛欠乏症と症状が類似

  • 45

    ウイルスについて正しく説明しているものを選べ。

    DNA あるいは RNA とタンパク質でできている病原体。膜につつまれているものもある

  • 46

    ウイロイドについて正しく説明しているものを選べ。

    低分子 RNA だけでできている病原体

  • 47

    ファイトプラズマについて正しく説明しているものを選べ。

    細菌の仲間

  • 48

    ウイロイドについて正しく説明しているものを選べ。

    ゲノムは一本鎖環状 RNA 分子

  • 49

    ウイロイドの複製方法について正しく説明しているものを選べ。

    複製のための転写は宿主が生産する RNA ポリメラーゼによりおこる

  • 50

    プラス鎖ローリングサークル型による複製について正しく説明しているものを選べ。

    プラス鎖ローリングサークル型による複製は宿主の核内でおこる

  • 51

    両鎖ローリングサークル型による複製について正しく説明しているものを選べ。

    両鎖ローリングサークル型による複製は宿主の葉緑体内でおこる

  • 52

    分化型について正しく説明しているものを選べ。

    属以上のレベルで異なる植物に対して寄生性分化をしている系統

  • 53

    レースについて正しく説明しているものを選べ。

    同一種の植物の品種に対して寄生性分化をしている系統

  • 54

    レースを見分けるためには( )セットが決められており、それら( )に対する病原性の違いからレースに分けられる。

    品種

  • 55

    遺伝子対遺伝子説について正しく説明しているものを選べ。

    病原菌のレースと宿主植物の品種間に認められる特異性を決定する遺伝学的なメカニズムを説明したものである

  • 56

    遺伝子対遺伝子説で述べられている非病原力遺伝子について正しく説明しているものを選べ。

    非病原力遺伝子の失活変異によりレースも変異する

  • 57

    遺伝子対遺伝子説で述べられている非病原力遺伝子について正しく説明しているものを選べ。

    品種の有する品種特異的抵抗性遺伝子と特異的に対応するときのみに非病原力遺伝子として働く

  • 58

    イネいもち病菌ならばどのようなイネにも感染できるわけではない理由について正しく説明しているものを選べ。

    イネいもち病菌が持っている非病原力遺伝子に対応する抵抗性遺伝子を持つイネ品種には感染できないため

  • 59

    非宿主特異的毒素について正しく説明しているものを選べ。

    感染成立後の病徴発現に関与する

  • 60

    宿主特異的毒素が病原性決定因子であると考えられる理由について正しく説明しているものを選べ。

    宿主植物に対してのみ強力な毒性を示すため

  • 61

    宿主特異的毒素が病原性決定因子であると考えられる理由について正しく説明しているものを選べ。

    胞子発芽時に産生されるごく微量の毒素で毒性を示すため

  • 62

    宿主特異的毒素を産生する病原菌について正しく説明しているものを選べ。

    宿主範囲の極めて狭い病原菌である

  • 63

    宿主特異的毒素を産生する病原菌の宿主について正しく説明しているものを選べ。

    宿主特異的毒素に感受性となる遺伝子を有する

  • 64

    1940 年代に米国中西部で大規模栽培されたエンバクのビクトリア品種にエンバクビクトリア葉枯病菌が大発生した理由について正しく説明しているものを選べ。

    ビクトリア品種が victorin に対する感受性遺伝子を持っていたため

  • 65

    遺伝子対遺伝子説で説明される抵抗性遺伝子として正しいものを選べ。

    品種特異的抵抗性遺伝子

  • 66

    イネの有するイネいもち病に対する品種特異的抵抗性遺伝子について正しく説明しているものを選べ。

    主働遺伝子である

  • 67

    イネの有するイネいもち病に対する品種特異的抵抗性遺伝子について正しく説明しているものを選べ。

    この遺伝子による抵抗性は完全であるが、レースによっては全く効かないこともある

  • 68

    圃場抵抗性遺伝子について正しく説明しているものを選べ。

    微動遺伝子である

  • 69

    イネの有するイネいもち病に対する圃場抵抗性遺伝子について正しく説明しているものを 選べ。

    この遺伝子による抵抗性は完全ではないが、レースが違っても幅広く効く

  • 70

    イネの有するイネいもち病に対する圃場抵抗性遺伝子について正しく説明しているものを選べ。

    この遺伝子による抵抗性では病気の発生を完全に抑えることはできないが、発生しても被害が少なくなる

  • 71

    品種特異的抵抗性遺伝子の導入のみによるイネいもち病抵抗性育種の問題点について正しく説明しているものを選べ。

    突然変異により非病原力遺伝子が失活した病原性レースの出現により、抵抗性品種として全く役に立たないものになる

  • 72

    上記のイネいもち病抵抗性育種の問題点に対する解決策として正しく説明しているものを選べ。

    品種特異的抵抗性遺伝子の導入に加え、圃場抵抗性遺伝子にも着目した育種を行う

  • 73

    日本のイネいもち病に対する抵抗性育種について正しく説明しているものを選べ。

    1960 年代には外国稲からの真正抵抗性遺伝子(品種特異的抵抗性遺伝子)の導入が行われた。

  • 74

    植物体表面の結露が病気の発生に関与する理由について正しく説明しているものを選べ。

    地上部に感染する細菌の病原体では結露中での増殖が植物への侵入に有利になるため

  • 75

    菌類に対する光の影響について正しく説明しているものを選べ。

    胞子形成の誘導・抑制に光が関与する場合がある

  • 76

    氷核活性細菌について正しく説明しているものを選べ。

    植物に凍霜害を引き起こすことがある

  • 77

    アブラナ科植物根こぶ病の発生と土壌 pH との関係について正しく説明しているものを選べ。

    pH5.7 で被害が最も激しく、pH が上昇すると被害が減る

  • 78

    一般に窒素過多が病気の発生を助長する理由について正しく説明しているものを選べ。

    茎葉の軟弱化・過繁茂を引き起こすため

  • 79

    畑作物の土壌伝染性病害の防除に稲作との輪作が有効となる理由について正しく説明しているものを選べ。

    土壌伝染性病原菌は一般に好気性であり、水田化による土壌の酸素欠乏により死滅が促進されるため

  • 80

    カニ殻(キチン)施用によりキチナーゼ産生放線菌を増やすことで Fusarium属菌による土壌病害を抑制できる理由について正しく説明しているものを選べ

    Fusarium 属菌の細胞壁主成分はキチンであり、キチナーゼ産生放線菌は Fusarium 属菌の胞子等も分解するため

  • 81

    代表的な拮抗微生物として正しいものを選べ。

    蛍光性 Pseudomonas属菌

  • 82

    単一品種栽培の大規模栽培によるイネいもち病の防除に有効な対策として正しいものを選べ。

    マルチラインの作付け

  • 83

    イネいもち病の発生予察システムとして正しいものを選べ。

    BLASTAM

  • 84

    上記の発生予察システムでは葉面が 10 時間以上継続して濡れた状態になる気象条件が予想のパラメーターとして用いられる。その理由として正しいものを選べ。

    イネいもち病菌の感染が成立するのに必要な条件のため