問題一覧
1
ミルキングについて誤っているのはどれか
溶出液は親核種のみを溶出するものでなければならない
2
日本臨床化学会 (JSCC) の勧告法によるCK活性測定試薬に 含まれないのはどれか
クレアチン
3
骨型ALPについて正しいのはどれか
蛋白の一次構造は肝型ALPと同じである
4
炭素14 (14C)は時間がたつとある確率で窒素14 (14N) に変わる。崩壊様式はなにか。
β‐
5
正しい記述はどれか
脂肪吸収試験では投与した放射性中性脂肪または脂肪酸の排泄率を測定する
6
間違っている記述はどれか
無機結晶シンチレータと光電子増倍管の入射窓の間を真空にする
7
成人の正常な臓器・組織の放射線感受性に関し、誤っているものはどれか
神経組織は、皮膚より放射線感受性が高い
8
血中でP型アミラーゼが上昇するのはどれか
慢性腎不全
9
原子番号8,中性子数8の元素を元素の表記法に従って記したものはどれか。 図を参照
1
10
Ge検出器について正しい記述はどれか。2つ選べ。
複数の核種を同時に測定できる, 電子、正孔対を1個生成するエネルギー は気体のW値の1/10程度である
11
酵素について正しいのはどれか
ALPはMg2+で賦活化される
12
核種Aからミルキングによって核種 Bが得られないのはどれか。(数字 は質量数)
A: 99mTc →B: 99Mo
13
日本臨床化学会 〈JSCC〉 勧告法で、へ キソキナーゼとグルコース-6-リン酸脱 水素酵素の共役により測定されるのは どれか
CK
14
放射線によるDNAの損傷とその修 復に関する記述のうち、誤っているものはどれか
DNA鎖切断のうち2本鎖切断は、DNA鎖の組換え現象が利用されるため、1本鎖切断に比べて容易に修復される
15
LDの補酵素はどれか
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド
16
電離放射線の人体への影響に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
影響は、確定的影響と確率的影響とに分けることができる, がんと遺伝的影響は、確率的影響に分 類される
17
ヒトの血中アミラーゼについて正しいのはどれか
腎糸球体で滅過される
18
放射線及び放射能に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ
Nal (TI) シンチレーションスペクトロメーターはγ線のエネルギーを測定 し、γ線放射核種の推定に利用され る。, γ線は、a線及びB線に比べ透過性が高い
19
4℃の血清保存で不安定なアイソザイムはどれか
LD5
20
実効半減期が18年、物理学的半減期が29年である放射性核種の生物学的半減期に最も近いのはどれか
47年
21
正しいのはどれか。
溶血によって血清AST活性は上昇 する
22
酵素の分類の組合せで正しいのはどれか。
LD —ー酸化還元酵素
23
LDアイソザイムのうち急性心筋梗塞で最も上昇するアイソザイ ムについて正しいのはどれか
血中半減期が最も長い
24
半減期の最も長いものはどれか。(数字は質量数)
57Co
25
循環血液量の測定に用いられる放射性医薬品の組み合わせはどれ か。2つ選べ。
51Cr-赤血球, 131I-HSA
26
LDアイソザイムについて正しいのはどれか
LD5は冷蔵保存では不安定である
27
238/92 Uが崩壊をくり返して206/82 Pb になった。a崩壊とB-崩壊をそれぞれ何 回ずつ行ったか。(入力の都合でウラン と鉛の質量数と原子番号を/で区切っ ている)
α崩壊:8回、β-崩壊:8回
28
アミノトランスフェラーゼのホ口化に必要なのはどれか。
ピリドキシン
29
日本臨床化学会(JSCC) 勧告法で合成基質が使用されている のはどれか。2つ選べ。
ALP, y-GT
30
ウラン系列で最も大きいエネルギーの線は214BIからの3.27 MeV である。この線を遮へいするのに必要なアルミ板の厚さを求めよ。アルミニウムの密度は2.70g/cm^3である。E>0.8 MeV のとき、飛程R=0.542 E- 0.133 が成り立つ。
0.607
31
γ線(X線)と物質との相互作用について、その作用によって入射線(X線)が消滅してしまうのはどれか。2つ選べ。
光効果, 電子対生成
32
放射性核種のうち、B+線を放出するのはどれか。2つ選べ。(数字は質量数)
18F, 13N
33
患者血清のLDアイソザイムパターンを次に示す。考えられるのはどれか。2つ選べ
溶血性貧血, 心筋梗塞
34
CK活性測定(常用基準法)に 用いられる共役酵素はどれか。 2つ選べ
グルコース-6-リン酸脱水素酵素, ヘキソキナーゼ
35
血清CKについて正しいのはど れか
急性心筋梗塞ではLDよりも早く上 昇する
36
光子に関する記述のうち正しいものはどれか。2つ選べ。
質量はゼロである, 電荷はゼロである
37
サイクロトロンによって得られるのはどれか。2つ選べ。(数字は質量数)
123I, 18F
38
シリングテストについて誤っているのはどれか
全体水分量を測定し、肝摂取率を算出する
39
B線を放出するのはどれか。2つ選べ (数字は質量数)
3H, 32P
40
蛍光ガラス線量計に関する記述 のうち誤っているのはどれか
読み取り装置で線量を読み取ることによって蛍光中心が消えてしま うため、再度読み取ることはできない
41
ABO血液型の影響を受けるのはどれか
ALP
42
電離箱式サーベイメータに関する記述のうち正しいものはどれ か。2つ選べ。
電離電流を測定している, 線量当量の測定においては、GM 式サーベイメータよりエネルギー 依存性がよい
43
LDアイソザイムで1、2型優位なのはどれか。2つ選べ
心筋細胞, 赤血球
44
EDTA加血漿で測定すると、血清に比べて活性が大きく低下するのはどれか
ALP
45
乳酸デヒドロゲナーゼ (LD) で正しいのはどれか。
ビルビン酸を基質した方が乳酸を基質 とした場合より反応は速い
46
放射線の内用療法に用いられる核 種はどれか。3つ選べ。(数字は質量数)
90Y イットリウム90, 131I ヨウ素131, 89Sr ストロンチウム89
47
10年前に800MBqであった線源が200MBqに減衰した。今から5年後の放射能 (MBq)として最も近い値は、次のうちどれか
100
48
放射線検出器とそれに関係の深い事項との組み合わせとして正しいものはどれか。2つ選べ
X線フィルムー写真乳剤, 半導体検出器—空乏層
49
半減期8.0時間の放射性核種の放射能が 20分の1に減衰する時間として、正しい値に最も近いものは次のうちどれ か。ただし、 log(102) = 0.301 とする。
35時間
50
上昇するアイソザイムと疾患の組合せで正しいのはどれか
ALP1一閉塞性黄疸
51
生体への影響を考慮した電離放射線の実効線量の単位はどれか
シーベルト
52
比例計数管に関する記述のうち正しいものはどれか。2つ選べ
得られるパルス波高は、重離箱の パルスよりも大きい, 中性子計測にBF3比例計数管が用いら れる
53
GM管式サーベイメーターに関する記述のうち正しいものはどれか。2つ選べ。
汚染検査などで線を測定するとき は、アルミニウムキャップをはずして用いる, 空間線量率など線を測定する時は検 出器の窓にアルミニウムキャップを付けて測定する
54
日本臨床化学会(JSCC) 勧告法の試薬中にN-アセチルシステ インを含むのはどれか
CK
55
血清LD5 (%)が上昇するのはどれか
急性肝炎
56
アミラーゼアイソザイムで正しいのはどれか
腎不全ではP型、S型ともに上昇する
57
免疫放射定量測定法 (IRMA)について誤っているものはどれか
抗体の必要量は少量である
58
99mTc 標識化合物がある。24時間後の放射能量は次のうちどれか
1/16
59
日本臨床化学会(JSCC) 勧告法で吸光度の減少から活性値を求め るのはどれか。2つ選べ。
AST, コリンエステラーゼ
60
放射性核種のうち、β+線を放出するの はどれか。(数字は質量数)
60Co
61
乳酸デヒドロゲナーゼ (LD) について正しいのはどれか。2つ選べ
各サブユニットの分子量はおよそ 35,000である, 急性心筋梗塞ではCKよりも長期間高値を示す
62
ヒト血清アミラーゼについて正しいのはどれか
CI-により活性化する
63
SPECT検査に用いる放射性核種の特徴として誤っているのはどれか。(数字は質量数)
11C が使われる
64
ラジオイムノアッセイについて誤っているはどれか。2つ選べ
サンドイッチ法は競合法に比べ、1検体 当たりのアイソトープ使用量が多い, 放射性核種としては131Iが一般的に使用 される
65
酵素の国際単位の算出に必要ないのはどれか。
測定波長
66
血清コリンエステラーゼ活性が低下するのはどれか
肝硬変
67
炭素14 (14C)は時間がたつとある確率で窒素14 (14N) に変わる。中性子と陽子の数の変化で正しいのはどれか
中性子:8から7、陽子: 6から7
68
放射線による晩発性影響に関する記述のうち、正しいものはどれか
晩発性影響である発がんのうち、白血病は、一般にその他のがんに比べ潜伏期が短い
69
シーベルトで表されるのはどれか
線量当量
70
ミトコンドリア分画にアイソザイムが存在するのはどれか
AST
71
放射線の品質管理に関係ないものはどれか
毒性試験
72
放射受容体測定法 (RIRA) について誤っているものはどれか
ホルモンの測定法として感度が極めて高い
73
血清コリンエステラーゼのフルオライド阻害率測定に用いられるのはどれか
NaF
74
図に示す崩壊の様式は何か
α
75
熱ルミネセンス線型計 (TLD) に関する記述のうち譲っているのはどれか。
一度使用した素子は、アニーリングにより繰り返し使用することはできない
76
ラジウム226の半減期は1600年である。次の問に答えよ。48gのラジウムがある。崩壊しないで残っているラジウムが6gになるのは何年後か
4800
77
原発性副甲状腺機能亢進症の際に上昇するのはどれか
ALP
78
胎内被ばくに関する次の記述について、誤っているものはどれか
胎内被ばくを受け、出生した子供にみら れる発育遅滞は、遺伝的影響である
79
競合蛋白結合測定法 (CPBA) について誤っているものはどれか
タンパクの特異性は抗体にくらべて高い
80
光刺激ルミネセンス線量計 (OSLD) に関して正しい記述はどれか。2つ選べ
素子としてOSLDでは炭素添加ア ルミニウムが使われる, 線量読み取りのための発光は OSLDでは緑色レーザー光の照射 による
81
放射性医薬品について間違っているのはどれか。
in vitro 検査では物理学的半減期は短いほ うが良い
82
LDについて正しいのはどれか。2つ選べ
半減期はLD5が最も短い, 5つのアイソザイムが知られている
83
90Sr は図に示す放射壊変により、放射性核種90Yを経て、90Zrの安定核種に なる。90Yの放射能の時間推移を示す曲線はどれか。1つ選べ。但し、時間ゼ口における 90Srの放射能は5× 10^4 Bq とする。
5
84
妊娠後期に上昇するのはどれか
ALP
85
ミルキングによって得られるのはどれか。3つ選べ
68Ga, 99mTc, 113mln
86
ラジオイムノアッセイについて誤っているのはどれか。2つ選べ
抗体の標識には32Pが多く用いられる, 競合法では標準曲線の勾配はプラスであ る