問題一覧
1
「ある疾病や病態について、その後にたどるであろう経過を具体的に予測・推測を行うこと」を何というか?
予後
2
「完全に病状が消失し、健康状態に復すること」を何というか?
全治
3
「治癒しない状態であること」を何というか?
不治
4
「病変が進行性で、生命活動が永久に停止する状態であること」を何というか?
死の転帰
5
「患者が持つ病態が帰結した状態」を何というか?
転帰
6
患者が訴える自覚症状のうちで最も重要なものを何と呼ぶ?
主訴
7
オープンクエスチョンとは?
患者さんが自由に話すことができる質問
8
クローズドクエスチョンとは?
「はい」「いいえ」で答えられるような質問
9
初めて医療面接を行う際には( )が適切
オープンクエスチョン
10
SOAPのSは
患者の訴え/主観的情報
11
SOAPのOは?
身体所見・検査所見/客観的情報
12
SOAPのAは?
評価・考察
13
SOAPのPは?
計画
14
診察室はどのような状態(条件)がいいか? ()で、照明は()で、採光は()。
適温, 均一, 天然色
15
触診時の注意事項は? ()・()は()にし、爪は()。
手掌, 手指, 清潔, 適宜整えておく
16
触診時の注意事項は? ()は()に保つこと(特に冬期)
手指, 適温
17
触診時の注意事項は? 最初は()触れ、力を加える場合は(※)に加えて(※)に抜く。
柔らかく, 徐々
18
打診時の大切なコツを2つ挙げよ。 また、叩く時の強度は?
爪は鉤状に曲げる, 手関節だけを動かす, 弱打診
19
健常な成人の呼吸時の肺野を打診した時の打診音で、含気量が多い部位で聴取される打診音は? (また別名も)
清音(共鳴音)
20
健常な成人の呼吸時の肺野よりも含気量が多い状態での打診音は?
過共鳴音
21
過共鳴音が聴取される疾患は?
肺気腫(COPD), 肺気胸
22
心臓や肝臓、大腿部を皮膚上から叩打した時等含気量が少ないもしくは無い部位の打診音は? また心臓や肝臓を叩打した時の打診音は()、大腿部を叩打した時の打診音は()という。
濁音, 比較的濁音, 絶対濁音
23
胃・腸などを皮膚上から叩打した時の打診音は?
鼓音
24
正常呼吸音3つ
肺胞呼吸音, 気管・気管支呼吸音, 気管支肺胞呼吸音
25
空気が細気管支、肺胞に出入りする時に生じる呼吸音は?
肺胞呼吸音
26
空気が気管・気管支を通過する時に生じる呼吸音は?
気管・気管支呼吸音
27
肺胞呼吸音と気管・気管支呼吸音が混合した呼吸音は?
気管支肺胞呼吸音
28
呼吸音が増強する疾患:()、()、() 呼吸音が減弱する疾患:()、() 胸膜摩擦音がする疾患:() 声音聴診の減弱:()、()、()
気管支炎、肺炎、肺結核, 胸水貯留、気胸, 胸膜炎, 気胸、胸水貯留、肺気腫
29
副雑音(ラ音)を大きく2種類に分けると()、()
断続性ラ音, 連続性ラ音
30
断続性ラ音には(①)、(②)があり ①が聴取される疾患は()、()、()がある ②が聴取される疾患には()、()がある
水泡音, 捻髪音, 肺炎、肺気腫、COPD, 肺線維症、間質性肺炎
31
連続性ラ音には(①)、(②)があり、 ①が聴取される疾患には()、()がある ②が聴取される疾患には()がある
笛様音, いびき音, 気管支炎、COPD, 慢性気管支炎
32
正常心音はどのように確認するか? 深()気位で、聴診によって確認する。
呼
33
異常心音である ①心音亢進が聴取される疾患は()、() ②心音減弱が聴取される疾患は()、()、()
僧帽弁狭窄症、甲状腺機能亢進症, 肺気腫、心筋梗塞、僧帽弁閉鎖不全症
34
収縮期雑音が聴取される疾患は?
僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症
35
拡張期雑音が聴取される疾患は?
大動脈弁閉鎖不全症、肺動脈弁閉鎖不全症
36
バイタルサイン4つ
体温, 脈拍, 血圧, 呼吸
37
測定部位による計測温度の違い ()<()<()
腋窩温, 口腔温, 直腸温
38
発熱は()℃を超える場合 低体温は()℃未満の場合
37.0, 36.0
39
発熱が持続し、日内変動が1℃以内の熱は()熱といい、疾患は()、()、()がある
稽留, 腸チフス、重症肺炎、髄膜炎
40
発熱が持続し、日内変動が1℃以上の熱を()熱、日内変動が1℃以上、低い時は正常体温に戻る熱を()熱といい、疾患は()、()、()がある
弛張, 間欠, 敗血症、肝膿瘍、膠原病
41
発熱期と無熱期を不規則に繰り返す熱を()熱といい、疾患は()がある
波状, ホジキンリンパ腫
42
規則正しい間隔で発熱を繰り返す熱を()熱といい、疾患は()、()がある
周期, マラリア、ステロイド熱
43
低体温が起こる疾患は?
甲状腺機能低下症, 慢性消耗性疾患, 外傷・大量出血, 急性の重篤疾患
44
体表から観察される脈拍部位は()、()、()、()、()、()があり、通常は()で触知する
橈骨動脈, 上腕動脈, 頸動脈, 腋窩動脈, 大腿動脈, 足背動脈, 橈骨動脈
45
正常脈拍は()〜()回/分であり 運動・食事・精神的緊張により増加し、 睡眠により減少する。
65, 85
46
頻脈は()回/分以上であり ()、()、()、()、()でみられる
100, 発熱, 貧血, 心不全, 大量出血, 甲状腺機能亢進症
47
徐脈とは()回/分以下であり、 ()、()、()、()でみられる
60, 甲状腺機能低下症, 脳圧亢進, アダムス・ストークス症候群, 房室ブロック
48
発熱に比べて脈拍の上昇が少ない状態を()という。()でみられる
比較的徐脈, 腸チフス
49
不整脈の種類6つ 1.吸気時に脈拍数が多く、呼気時に少なくなる 2.心拍が本来起こるタイミングよりも早期に出現する 3.各脈拍の間隔・強さ・大きさが不同で不規則なもの 4.洞結節から心室に至る刺激伝導が傷害されて起こる 5.脈拍の大きさが交互に変わるもの 6.吸気時に脈拍が小さくなり、ときに触れなくなる
洞性不整脈(呼吸性不整脈), 期外収縮, 絶対性不整脈, 心ブロック, 交互脈, 奇脈(クスマウル脈)
50
高血圧の原因疾患
褐色細胞腫, 原発性アルドステロン症, クッシング症候群
51
低血圧の原因疾患
大出血, 脱水, 心筋梗塞
52
ショックとは?
血圧低下による低酸素(酸欠)状態
53
正常呼吸数:()〜()回/分
16, 20
54
呼吸「数」が増加した状態の呼吸を()呼吸といい、疾患は()、()、()、()、()がある
頻, 発熱、心不全、肺炎、髄膜炎、尿毒症
55
呼吸「数」が減少した状態の呼吸を()呼吸といい、疾患は、()、()がある
徐, 頭蓋内圧亢進、気管支の閉塞
56
仰臥位になると呼吸困難が強くなるため、座位か、後ろによりかかったり、前に傾いたりして呼吸する呼吸を()呼吸といい、疾患は()、()がある
起座, COPD、左心不全
57
起座呼吸の2大疾患は?
COPD, 左心不全
58
呼吸「数」も「大きさ」も異常に増加した状態の呼吸を()といい、()を起こす。疾患は、()、()がある。
過換気, 呼吸性アルカローシス, 糖尿病性昏睡、尿毒症性昏睡
59
周期性呼吸である()呼吸は、「無呼吸→徐々に増大→徐々に減少」を繰り返す呼吸 疾患は()、()、( ・ )がある
チェーン・ストークス, 心不全、尿毒症、脳出血・脳腫瘍
60
周期性呼吸である()呼吸は、深く遅い呼吸が持続的・規則的に起こる呼吸で、疾患は()がある
クスマウル, 代謝性アシドーシス
61
周期性呼吸である()呼吸は不規則に速く深い呼吸が突然中断され、無呼吸となり、また速く深い呼吸に戻る呼吸で、疾患は、()がある
ビオー, 脳疾患