問題一覧
1
哲学は「 」と言われ、直接「役に立つ」という世界からは程遠いのである。
無用の用
2
哲学はその「 」「 」から距離を置くことで、私たちが本当は何を大切にしなければならないかを、気づかせてくれる。
即有用, 即有益
3
「哲学」とは学ぶことができない、学ぶことができるのは「哲学する(こと)」だけであると、語ったのは誰か。
カント
4
「哲学すること」は「理性の能力を練磨すること」と語ったのはだれか。
カント
5
哲学を学ぶ糸口を「汝自身を知れ」としたのは誰か。
ソクラテス
6
「哲学すること」の第一歩は、自らの問題、疑問、そして( )(思い込み)について考えることである。
ドクサ
7
ソクラテスは、自分は本当のことはよく知らないことに気づいたのである。つまり、「 」である。
無知の知
8
「哲学すること」の内実とは、私たちが当たり前と思っている日常的な考えや知識に対して、〇〇や〇〇という形で、その背後に隠れている本当の存在を気づかせる働きである。
懐疑, 批判
9
近世の哲学者・( )はこれまでの哲学や科学、伝統、常識、宗教など、すべてを ( )に付し、そこから新たな哲学が生まれたように、批判( )のないところには、哲学の新たな深まり、自己の独自な発展はない。
デカルト, 懐疑, 懐疑
10
ヤスパースは、哲学者(宗教者)( )と科学者( )の例を引き、哲学と科学の知に対するそれぞれの態度の違いを述べている。
ブルーノ, ガリレオ
11
ブルーノの真理は、「 」がそれに基づいて生きる真理は「 」がそれと一体となることによってのみ存在する。これに対してガリレオの真理は、その正しさを「 」が証明することのできる真理は、「 」自身なしにも(他社によっても)存在(成立)する。
私, 私, 私, 私
12
哲学の語源であるギリシア語の( )は( )(愛)と( )(知)からなり、「知を愛すること」という意味である。
フィロソフィア, フィロス, ソフィア
13
「普遍妥当性」とは、( )、( )、( )当てはまる、納得する、通用するということである。
いつでも, どこでも, だれにでも
14
ベーコンは、自然そのものを何の偏見もなく捉えるために、人間が宿命的に持っている思い込み、4種類のイドラを捨てるように迫った。①自然を擬人化してしまう( )のイドラ②無批判に権威を感じる( )のイドラ③個々人の環境(性癖、教育)を絶対視する( )のイドラ④人間が作った言葉から物事を捉える( )のイドラである。
劇場, 種族, 洞窟, 市場
15
(カントの分類では)夕焼けから次の日の雨を予想するのは「 」である。
私見
16
(カントの分類では)ユークリッドの三平方の定理、ガリレオの落下の法則は、「 」である。
知
17
「 」は主観的には十分、つまり「私」にとっては無制約的な確信であるが客観的には不十分なものである。これは3つに分類される。実用的( )、理説的( )、実践的( )である。
信念, 信念, 信念, 信念
18
「哲学の効用」として、次の5つがあげられる。A( )を見渡すことができる、B( )を理解することができる、C( )する力を持つことができる、D( )のあり方を考えることができる、E( )的に思考することができる。
全体, 他者, 批判, 本来的な自己, 論理
19
私たちとは異なる習慣や宗教を有する人々、異なる民族、そしてマイノリティに対して( )となることが難しいと感じる。しかしそのような考え方の背後には自己とは異なるものへの無意識への( )、さらに自己の( )や( )という尊大さが潜んでいる
寛容, 排他性, 独善性, 優位性
20
カントは真の生き方を( )に見出し、キルケゴールは( )に、ヤスパースは( )に、イエスは( )を貫くことにその姿を見たのである。
人格, 単独者, 実存, 愛
21
明治期の啓蒙思想家( )はphilosophyを( )と翻訳した。
西周, 哲学
22
明治期の啓蒙思想家、( )はscienceを、分科の学としての「個別科学」の意味で、「 」と翻訳した。
西周, 科学
23
「科学哲学者」には実は2つの意味がある。①philosophy of science「科学についての哲学」(科学の哲学)(科学哲学はさまざまな哲学のうちの一つに過ぎない)、( )の捉え方。②scientific philosophy「科学としての哲学」(科学的哲学)(哲学は科学であるべきだという主張を含む)、( )の考え方。
プラグマティズム, 論理実証主義
24
哲学の科学の成り立ちを較べると、( )の方が( )よりも歴史的に見ると新しい。
哲学, 科学
25
ソクラテスにとって、哲学すること(知恵を愛すること)は( )生きること、( )生きること、( )生きること、すなわち価値( ・ ・ )の実践と密接不可分であった。
善く, 美しく, 正しく, 善, 美, 正
26
( )(科学)[英語の意味で]の語源はラテン語のscientia(スキエンティア)であり、scientiaは一般的に「 」を表す。
science, 知識
27
近代においては、コペルニクスの地動説をはじめとしてケプラーの惑星の法則、ハーヴィの血液循環論、ボイルの科学的原子論、ガリレオの( )の法則、ニュートンの( )の法則のように、仮説演繹法と( )による自然科学の方法が成立した。
落体, 万有引力, 実験
28
自然科学の方法は、不可解な現象の解明を目指し、観察データを収集して、「 」を立てる、それに含まれるものを「 」(数学)的に推論して、ある結論( )を導出する。
仮説, 演繹, 予測
29
科学とは、( )と( )に基づいて、自然的対象(事物)についての知識( )を「客観的」にして「確実」な知識( )として把握する学問である。
観察, 実験, 法則, 法則
30
現代は、科学と技術が一体化して「 」英単語( )が成立し、技術と産業も一体化し産業と経済も一体化している。
科学技術, technology
31
近代科学は、現在、( )-( )-( )-( )のシステムの中に成立する。
科学, 技術, 産業, 経済
32
「科学哲学」では、哲学は「( )的世界把握」(( )のスローガン)でなければならない、という声が高じてきた。
科学, 論理実証主義
33
20世紀に入り、「科学哲学」の形成に決定的な役割を果たした哲学運動が始まったりその運動は( )であり、その運動を主導したのが( )である。
論理実証主義, ウィーン学団
34
論理実証主義の活動計画書「 」がノイラートによって宣言された。「 」はウィーン学団の旗印である。
科学的世界把握, 科学的世界把握
35
ウィーン学団の正会員ではないが、論理実証主義の科学的世界把握に大きな影響を及ぼした人物は誰か。またその著書は何か
ウィトゲンシュタイン, 論理哲学論考
36
(ウィトゲンシュタインの前期の言語哲学によると)哲学は言語による表現活動であり、言語は世界を写しとる( )である、という( )理論を彼は説き起こす。
写像, 写像
37
ウィトゲンシュタインの後期の言語哲学にらよれば、言語の意味は、日常生活における慣用的な「 」の中から生まれてくる、とされる
使用法
38
ウィトゲンシュタインの後期の言語哲学によれば、私たちは、会話という( )に参加しながら自然に、その( )(会話)のルールを、をその言語の適切な使用法を会得する、とされる。
言語ゲーム, 言語ゲーム
39
パースは「プラグマティズムの( )(規則)」を提案した。「私たちの( )の対象が、実際的な関わりがあると思われるどのような結果を及ぼすと考えるか、とういうことをかえりみよ。そのとき、こうした結果にかんする私たちの( )が、その対象に関する私たちの( )の全てである。」
格率, 概念, 概念, 概念
40
パースのプラグマティズムは、科学者( )における科学の探究を3つの過程として捉える。
集団
41
パースのプラグマティズムは科学的探究の3つの過程を次のように考えている。①( )(仮説形成)→② ( )(演繹的思考)→③( )(帰納的検証)
アブダクション, ディダクション, インダクション
42
デューイの[( )の理論]は、パースの論理学的な探究の理論を生物的・社会的なものとして発展させたものである。
探究
43
デューイは『哲学の改造』の中で次のようにいっている。「( )があれば、必ず行動があり、活動がある。( )が続くためには、この活動は持続的でなければならず、環境に適応しなければならない。」と。
生命, 生命
44
デューイは人間(生物体)が問題を解決しながら環境に適応していくプロセスとして5つの過程をあげている。①( )な状況の出現、②( )設定、③問題解決(課題解決)の( )④( )、従来の経験を踏まえ、将来を予測しながら論理的な吟味・検討、⑤( )
不確定, 問題, プラン, 推論, テスト
45
デューイの探究の理論では、知識は「( )つきの言明( )」となる。それは絶対的な真理ではない。
保証, 可能性