クラッチディスクが摩耗すると、クラッチペダルの遊びは少なくなる。

パイロットチェックバルブは、リフトシリンダの自然落下を防止するために設けられている。

昇降アームを組み付ける場合、軸と昇降アームに刻印されている合いマークを合わせて組み付ける。

モンロ制御が不良の場合、MAスイッチボックス部のモンロ手動スイッチを操作し、故障の原因が油圧関係か電気関係にあるかを確認する。

ポンパレバーを操作して作業機を下降させた場合、作業機は油圧レバーとつり合う位置まで下降する。

フロープライオリティバルブは、昇降用・モンロー用に油を分流する機能を持っているバルブである。

デフ装置は、左右の駆動輪を同一回転させる装置である。

ブレーキは、湿式ディスクブレーキを使用している。

ラジエーターキャップの加圧弁はラジエータ内部の圧力を高めることにより、冷却水の沸騰温度を上げ、冷却水に気泡が発生するのを防止している。

トランスミッションとデファレンシャルの点検、整備及び組み立てにおいてギヤのバックラッシの測定は、ダイヤルゲージ等を使用して行う。

ファンベルトの針調整ベルトの中央部を10kgfの荷重で押さえて、約6〜8mmたわむ程度に調整する。

ブレーキペダルの遊び量を計測する時は、左右のブレーキを連結した状態で計測する。

エアクリーナーの清掃はエアクリーナーの外側に付着したごみをエアクリーナーの外側から吹き飛ばすように清掃する。

油圧機器の分解、組み立てはガソリン等でこまめに洗い組み立てる。

トラクタの後部にインプルメントを装着する場合、前車軸にかかる重量が総重量の10％以上となるよう、前部ウェイトを取り付ける。

3点リンクに作業機を取り付ける場合は、左ロアーリンク→右ロアーリンク→トップリンクの順で行う。

トラクタ分解時、吊り上げ荷重が2トンのホイストは、操作方法を心得ていれば、誰が使用しても良い。

トラクタ乗車時、左側から乗車する。

モンローシリンダは、単動式と複動式があり、クボタでは単動式を採用している。

カバーセンサーを交換した場合は、標準ロータリーを装着し、MAの微調整を行えば良い。