問題一覧
1
元素の性質は中性子の数で決まる
✕
2
原子番号は同じだが、質量数の異なる元素のことを同位体という
○
3
放射線を出す能力を核分裂という
✕
4
加速電子が原子核に突入する際、電場の作用で失速するときX線が発生する
○
5
X線には物質を電離させる作用はない
✕
6
吸収線量の単位はBqである
✕
7
等価線量は放射線の違いで選択される放射線加重係数と被曝線量を基に算出する
○
8
X線の放射加重係数は20である
✕
9
生殖腺の組織加重係数は0.25である
✕
10
預託実効線量を考える際、成人は摂取してから10年間分の影響を考慮する
✕
11
トリウム系列の特徴は質量数が4n+2となる核種である
✕
12
ウラン系列に属する放射性核種は地球創世時に産生されたものは存在しない
✕
13
炭素14の半減期は12億年程度である
✕
14
²³⁵U(ウラン235)の核分裂で最も多く産生される核種に⁴⁰K(カリウム40)がある
✕
15
RIを体内に摂取しても、内部被曝は防御が比較的容易に行うことができる
✕
16
世界的に公衆被曝に関与するのは吸入した²²⁰Rnや²²²Rnによる内部被曝である
○
17
職業被曝の被曝量は無制限である
✕
18
医療被曝は5年間で100mSv以下とする制限が課せられている
✕
19
被曝量を少なくするためには、放射線の線源と距離を空けることである
○
20
医療被曝の被曝量低減は検査・治療を担う医療人のモラルに問われている
○
21
人体を構成している細胞の数は60億個である
✕
22
何種類かの組織が決まったパターンで集合して構成されたものを____という
器官
23
生体を構成している元素で最も多い(重量ベース)ものは____である
酸素
24
含有量が鉄以下である元素を微量元素という
○
25
核はリン脂質の2重層で構成されている
✕
26
エネルギー産生に関わる細胞内器官は____である
ミトコンドリア
27
ヒトのタンパク質を構成しているアミノ酸は全部で____種類ある
20
28
DNAは塩基、リン酸、リボースで構成されている
✕
29
DNAでは、_____と_____、______と______が対合する(下線部はA.G.C.Tのどれか) 左の___から順番に A.G.C.Tの順番で
A, T, G, C
30
セントラルドグマとはRNAからDNA、タンパク質へ情報が伝わることを指す
✕
31
DNAから合成されたmRNAをタンパク質合成の際の設計図として使用する
○
32
タンパク質合成ではmRNAの連続した____個の塩基に対応するアミノ酸を結合させる
3
33
精子や卵子など生殖に関わる細胞は細胞分裂の際、減数分裂を生じる
○
34
細胞周期はM期→____期→____期→____期→____期と続く(G₀は除く)
G1, S, G2, M
35
骨髄細胞と赤血球を比較した場合、赤血球の方が未分化な細胞である
✕
36
心臓が動いていても、脳幹を含む脳機能が不可逆的に停止した状態を_____という
脳死
37
制御されて、自ら機能破綻させて細胞死になることを_____という
アポトーシス
38
ネクローシスが生じた細胞周囲では炎症が発生し、周囲の細胞に重篤な影響を及ぼす
○
39
アポトーシスした細胞は断片化が生じて免疫細胞に貪食されるため内容物は流出しない
○
40
「細胞の老化」も細胞死している状態と同じである
○
41
放射線が透過する際、単位長さ当たりに平均して失うエネルギーを_____という(アルファベット3文字で)
LET
42
α線は(高LET放射線・低LET放射線)に該当する
高LET放射線
43
間接作用は放射線が物質を透過する際に発生するラジカルによって生じる
○
44
直接作用は(高LET放射線・低LET放射線)で生じやすい
高LET放射線
45
生物学的効果比(RBE)を計算する上で、基準になる放射線は10MVのX線である
✕
46
RBEは放射線の種類、エネルギーの違いで生物に及ぼす効果の違いを比で表したものである
○
47
LETが大きくなると、RBEは小さくなる傾向になる
✕
48
酸素存在下では非存在下より間接作用の発生率が大きくなる
○
49
______ラジカルは活性酸素の中では最も反応性が高く、最も酸化力が強い
ヒドロキシル
50
SH基を有する物質は放射線による(間接・直接)作用を減弱できる作用を持つ
間接
51
X線によるDNA損傷で最も致命的な物はDNAの________である
2本鎖切断
52
X線による塩基損傷はよく起こるものだが、修復は簡単にできる
○
53
DNAの2本鎖切断の修復方法には_____と______がある
非相同末端結合, 相同組換え
54
サイレント変異とは本来続くはずのタンパク質のアミノ酸の並びが止まってしまうものである
✕
55
突然変異によって環状構造となった染色体は、細胞分裂され、後世にその影響が遺る
✕
56
LETの(高い・低い)放射線照射後の細胞生存率をグラフ化すると、低線量で肩のある曲線に、高線量で直線的に低下する
低い
57
細胞生存率曲線で、肩に相当する部分は細胞の_______に起因している
障害からの回復
58
亜致死損傷をアルファベット3文字で表すと_____である
SLD
59
亜致死損傷からの回復は高LET放射線よりも低LET放射線で頻繁に現れる現象である
○
60
放射線を大量に被曝した場合に機能停止することで生じる細胞死を間期死という
○
61
細胞分裂する頻度が高い細胞は基本的に放射線感受性が高くなる
○
62
「細胞分裂する頻度が高い細胞は基本的に放射線感受性が高くなる」が最も関係する法則は____________の法則である
ベルゴニー・トリボンドー
63
赤血球と骨髄幹細胞を比較すると、骨髄幹細胞の方が放射線感受性は高い
○
64
細胞周期で最も放射線感受性が高いのは___期にある細胞である
M
65
S期後半は_____を行うことができるための放射線感受性が低下する
相同組換え
66
「がんの発生」は確定的影響である
✕
67
放射線照射した際、末梢血の血球で最も早く減少するのは______である
リンパ球
68
ベルゴニー・トリボンドーの法則で重要な項目を3つ書きなさい
細胞分裂が盛んである, 将来行う細胞分裂の数が多い, 未分化である
69
眼の_____は少量の放射線でも被曝で白濁し白内障の原因となる組織である
水晶体
70
0.5Gyの全身照射を受けた場合、全例で悪心・嘔吐など放射線宿酔が生じる
✕
71
ヒトのLD₅₀となる線量はおよそ_____Gyである
3-4
72
ヒトがLD₅₀となる線量を被ばくした場合、死亡する原因は______死である
骨髄
73
骨髄死が発生するのは被曝を受けて3日以内である
✕
74
中枢神経死を生じるには50Gy以上の大線量が必要となる
○
75
1つの細胞に1つの標的があり、この標的に1個のヒットが生じると細胞死が発生すると仮定して構築した数理モデルを1標的1ヒット型と呼ぶ
○
76
1標的1ヒット型モデルは低エネルギーのX線でフィットする数理モデルである
✕
77
平均致死線量D₀は照射を受けた細胞のうち、50%が生存する線量をいう
✕
78
多標的1ヒット型モデルの生存率と線量の関係を片対数グラフで描くと、全線量領域で直線関係が得られる
✕
79
多標的1ヒット型モデルのX切片は細胞の回復能を示す指標となる
○
80
多標的1ヒット型モデルのY切片は標的数を示す指標となる
○
81
直線-2次曲線モデルは損傷から回復を踏まえた細胞生存率を考慮するモデルである
○
82
直線-2次曲線モデルの生存率曲線は低線量が曲線、高線量で直線となる
○
83
直線-2次曲線モデルの係数αは____本の放射線が____本のDNAを切断する確率に関係している
1, 2
84
α/βの値が_____細胞とは、主に放射線によって早期に反応する細胞や組織が含まれる
大きい
85
放射線によって早期に反応する細胞や組織として______がある
骨髄細胞
86
α/βの単位は____である
Gy
87
粘膜細胞と神経細胞を比較すると、神経細胞の方がα/βの値が大きい細胞である
✕
88
α線とX線を比較すると、内部被曝でより問題となる放射線は_____である
α線
89
体内に取り込まれた放射線核種は化学性質や臓器の親和性で蓄積しやすさが異なる
○
90
Ra〈ラジウム〉は体内に入ると、_____に集積しやすい性質を持つ
骨
91
Ca〈カルシウム〉とI〈ヨウ素〉を比較すると、甲状腺に集まるのは____である
I
92
放射線による発がんで最も潜伏時間が短いのは____である
白血病
93
実効線量は放射線被曝で個人に確定的影響が現れるリスク程度を表す線量概念である
✕
94
X線照射直後に酸素濃度を高めると、腫瘍細胞の細胞生存率は低くなる
✕
95
重粒子線などのLETが高い放射線ではX線と比較して酸素増感化(OER)は高くなる
✕
96
X線によるがん治療で、分割照射しても再酸素化には影響しない
✕
97
RBEが大きい放射線は(アルファベット3文字で)_____は小さい傾向となる
OER
98
____基を有する物質はラジカルの機能を低下させる働きを有する
SH
99
X線による放射線治療は再酸素化と______を期待するため、分割照射を行う
亜致死損傷からの回復
100
X線によるがん治療で、分割照射しても再酸素化には影響しない
✕