問題一覧
1
ナポレオン後のヨーロッパ国際秩序(=① )は、1814~15年に ウィーンで開かれた講和会議(=② )によって決定された。
①ウィーン体制②ウィーン会議
2
フランス革命の理想に共鳴したブルジョアジーや知識人によって、君主の権力を(③)で制限し、議会を開設して政治参加を実現しようとする(④ )の運動が、各国で高揚した。
③憲法④自由主義
3
1830年にフランスでおこった(⑤ .)で、国民主権の原則のもとでの 立憲君主政が確立された。また、ドイツ西部の諸国やベルギーでも革命がおこり、立憲君主政に移行した
⑤七月革命
4
自由主義は、家術や身分にもとづく特権の廃止をとなえたが、同時に能力と財産をもつ者(市民)の優位も認めており、すべての成人(男性)に政治参加の権利を与えようとする(⑥. )とは区別された
⑥民主主義
5
フランス革命期やナポレオン支配期に、権利および法における平等の理想が諸国に広められた結果、均質な人々を主役とする社会を築こうとする動き (=⑦ ..)が始まり、一律な初等教育も登場した
⑦国民主義
6
. また、同じ言語や文化をもつ人々が国境による分断を乗り越えて1つにま とまろうとする意識(=⑧ )も高まった
⑧民族主義
7
国民主義・民族主義の2つを(⑨ )と呼び、その原理のもと に形成される国家を(10. )と呼ぶ。そこでは、個々の国民は一定の政 治参加権をもつことと引きかえに国家の命令に服すべき存在となった
⑨ナショナリズム⑩国民国家
8
ウィーン体制下において、(⑨)はオスマン帝国からの(①. .)などとして現れた。ギリシアやベルギーの独立が実現する一方で、ポーランドやアイルランド、北イタリア諸国の独立運動は失敗した
11ギリシア独立運動
9
自由主義・ナショナリズム・民衆の要求が一挙に噴出して、イタリア、フランス、プロイセンやオーストリアなどで1848年革命がおこり、「(2.....)」と呼ばれる状況が生じた。こうしてウィーン体制は崩壊した。
12.諸国民の春
10
ドイツ諸国の革命では、連邦方式による統一ドイツ国家の建設も試みられ、 自由主義者を中心に(13 )が設置されたが、オースト リアの圧力によって極
13フランクフルト国民議会
11
2.1848年半命のうちフランスの(14)では、パリの具菜の急を受けて立意者主政が倒れ、(15)が樹立されて、史上初の国政における (16 )選挙が実現し、国民国家の形成に成功した。
14二月革命15共和政16男性普通
12
イギリスは、(① .)(1756~63年)でフランスとその同盟国に勝利 し、北アメリカ大陸やインドで領土を拡大して、広大な帝国を築いた。
①七年戦争
13
.イギリスは中国から(②_)を輸入して一部を北アメリカ大陸に再輸出した。 産業革命以降は、インドに綿工業製品を輸出し、インドで栽培させた ③ ..)を中国に輸出するルートを加えて、アジア地域を「世界の一体化」のうち に本格的に組み込んだ。
②茶③アヘン
14
.「大航海時代」以降、現在のアメリカ合国およびカナダ地域では、イギリ ス・(④ ・オランダが競って植民地を築き、その後オランダが脱落 した。(④)領は七年戦争後、イギリス領に編入された。
④フランス
15
イギリスの北アメリカ植民地は、北東部では林業・漁業に加えて海運業が 発達し、南東部では黒人奴隷を用いた(⑤. .......)でタバコや米が 栽培された。七年戦争後には本国の約3分の1の経済規模をもつまでに成長した。
⑤プランテーション
16
. イギリスが、七年戦争後の財政赤字に対応するために北アメリカ民地に 直接に課税すると(=6. .)、植民地は本国議会に議員を送っていなかっ たため、「代表なくして課税なし」とのスローガンを掲げて抵抗し、課税を撤回させた
⑥印紙法
17
イギリス本国が中国茶の販売権を東インド会社に独占させたことに反発して、北アメリカ植民地で(⑦.. .)がおこると、本国政府は港を 軍事封鎖する強硬姿勢に出た。植民地側は(⑧ )を設置して抗議した
⑦ボストン茶会事件⑧大陸会議
18
.1775年に発的に戦闘が始まると、植民地側は翌76年に(⑨ )を 発し、連合軍を組織して(⑩.. .)を総司令官に任じた
⑨独立宣言⑩ワシントン
19
アメリカの独立戦争は、フランスやスペイン・オランダからの援軍なども あって、植民地側が勝利して1783年に(11 )として独立が承 認された。
11アメリカ合衆国
20
.独立言は、すべての人間が神によって平等につくられ、生命、自由、(12)などのゆずることのできない権利をもつとした。
12幸福の追求
21
.アメリカ合国は独立言の理念にもとづいて憲法を制定し、世界ではじめての大統領制国家となった。また、立法・行政・司法の(13. ●と、 各州の権力と中央政府の権力が分立する(14..)を樹立した
13三権分立14連邦制
22
フランスはアメリカ独立戦争で植民地側を支援し、戦費として巨額の財政 赤字を抱えたため、フランス国王(15 )は、聖職者や貴族などにも課 税しようとしたが、抵抗された。
15ルイ16世
23
(15)は、全国議会(=16... .)を約170年ぶりに開催して事態の打開をは かったが、1789年に(16)が開催されるとブルジョアジー出身の議員がみずからを真の国民の代表であると宜言し、独自の議会を設置した。
16三部会
24
3. 国王はブルジョアジーの議会を鎖しようとしたが、民衆蜂起(=17 .)がおこったため、新議会を承認した。新議会は(18 ...)を発し、国民主権、人間の自由、法や権利における平等、私有財産の不可侵などの理想を掲げ
17バスティーユ牢獄の襲撃18人権宣言
25
フランス革命は、革命の波及を恐れた周辺諸国との戦争と同時に進行したため、当初もっていた(19 )的な性格は失われ、フランス国家の 利益が追求されるようになっ
19世界市民主義
26
.革命政府は、ルイ16世を廃位して(20 )を始め、(21 )を導 入して軍事力を強化した。また、政府の施策に反対の姿勢をみせる者を弾圧・ 処刑して(22 .)をおこなった
20共和政21徴兵令22恐怖政治
27
フランスの政治が安定しないなか、(23 )はクーデ タで新政府を劇立し、新憲法を定めて革命の終結を宜言し、実質的な独裁権力を握った。
23ナポレオン=ボナパルト
28
②)は、1804年には国民投票で皇帝(ナポレオン1世)として即位し、フランスは(24 )に移行した。また同年に(25)を公布し、人権宣言 で理想として掲げられた原則を法で現実化し
24帝政25民法典
29
. ナポレオンは、ヨーロッパ大陸で覇権を獲得したが、イギリスに海戦で敗れたため、大陸諸国にイギリスとの貿易を禁じる(26 .)を出した。 しかし、イギリスはヨーロッパ外部に広大な市場をもっていたため効果は小さかった
26大陸封鎖令
30
.ロシアが(26)を無視したため、1812年にナポレオンは大軍を率いてロシアに遠征し、大敗した。ナポレオンは1814年に退位し、翌年再び皇帝の座につ 27)で敗れ、沸開となって死去した
27ワーテルローの戦い
31
産業革命によりイギリスが「(14 )」と呼ばれる一方、西ヨーロ ッパ諸国とアメリカ合衆国北部では、イギリスへの経済的な従属を避けるために、政府が新たな関税をかけつつ、自国の産業革命を奨励し、19世紀前半 には(15 ..)に成功した。
14世界の工場15工業化
32
(15)に成功した国々では、消費者は大量生産の恩恵を受けたが、資本家と工場労働者とのあいだの経済格差の問題が発生した。また、工業の盛んな都市では、劣悪な住宅環境や(16.)などの問題も生まれた
16公害
33
6世紀からの(17 ....)に加え、工業化によって機械製作技術が向上した結果、ヨーロッパおよびアメリカは、アジアやアフリカに対して軍事的に圧倒的優位に立った。
17軍事革命
34
蒸気機関は、19世紀初めのアメリカで蒸気(18)に転用され、つづいて 1825年にイギリスで蒸気(19_)が運行を開始すると、19世紀半ばにはヨーロッパおよび北アメリカ大陸・インド・中国・日本にも輸出され、さらに ロンドンでは(20 )も開通した
18船19鉄道20地下鉄
35
.19世紀半ばになると電気を利用した通である(21)が実用化されて、(22 )横断海底電信網とアメリカ合衆国での大陸横断電信網が完成し た
21電信22大西洋
36
一連の交通技術の発達(=23 ..)と通信技術の発達(=24 )は、 原料や商品の高速・大量輸送や情報伝達の迅速化を可能とし、「世界の一体化」をいっそう進めた。
23交通革命24通信革命
37
(①......... -)」以降、「大西洋世界」が形成され、アジア貿易も始まっ たことで、ヨーロッパの流外交易には大きな変化が生じた
①大航海時代
38
2、ヨーロッパでは、地中海易国の比重がしたいに下がり、海軍力にすぐれ )が合頭し、北東ヨーロッパ地域 を北西ヨーロッパのオランダと(②.. が北西ヨーロッパへの穀物供給地へと変化した。
②イギリス
39
南北アメリカやアシアとの貿易において、ヨーロッパの各国は(③ ・)の政策をとった。貿易特許をもつ会社を設立して保護し、外国産品の輸入に高い関税をかけ、他国の船を貿易から排除するなど、排他的な経済圏を成立させようとした。
③重商主義
40
.(③)のもと、17~18世紀のヨーロッパ海外交易は際立った成長をみせたが、(④..)がおこると、19世紀には工業がヨーロッパ経済の主役となって いった。
④産業革命
41
大航海時代」にインド航路が開けると、17世紀のイギリスでインド産(⑤)が人気商品となり、従来の主要工業であった毛織物業が打撃を受けた。一方、原料の綿花をインドから輸入して国内で綿織物をつくろうとする動きが生まれた。
⑤綿織物
42
イギリスは広大な海外市場も獲得した。武器や綿織物など本国の工業製品をアフリカ西部に輸出し、そこで(⑥....)を買ってカリブ海や北アメリカ大陸南部のイランテーションに送りこみ、砂糖やタバコなどプランテーションの産品を本国やヨーロッパ諸国にもち込むかたちの(⑦ ....)をおこなった た。
⑥奴隷⑦三角貿易
43
イギリスでは、国内外で綿織物の需要が高まったことに加えて、科学革命 に裏打ちされた機械工学の伝統のもと、豊富な鉄鉱石と(⑧......)にもめぐまれ、18世紀後半に種々の技術革新が生まれた。
⑧石炭
44
.炭坑で用いられていた(⑨ .)が製造業に転用されたことで、化石工 ネルギーを動力とする経済活動が本格的に始まった。工場で生産された安価な製品が手工業製品を圧倒した。
⑨蒸気機関
45
産業革命は(10.......)で始まり、ほかの産業にも波及していった。繊維産 業では、女性や子どもが任賃金で雇われた。
⑩綿工業
46
産業革命により、資本をもつ経営者(=11..)が、賃金(12....)をエ場で雇用しつつ、利益の拡大をめざして競争しながら自由に生産・販売するようになり、家庭と職場が分離した。
11資本家12労働者
47
安価で均質なイギリスの綿製品が輸出されるようになると、インドやオスマン帝国の手織りの綿工業は大きな打撃を受けた。一方、インドやアメリオ 合来国南部はイギリス綿工業のための原料である(13)の供給地となった
13綿花
48
500年頃、世界の諸地域は、基本的には地域ごとに完結した存在であったが、その後18世初めまでには、アメリカ大陸産の(①)が中国に大量にもち込まれるなど、西ヨーロッパの諸国により「世界の一体化」が進められた。
①銀
49
「世界の一体化」が進むなか、東西ヨーロッパの国々では中央政府に権力が集中するようになって、本格的な首都が成立した。さらに、思想面では(②.)がおこった一方で、自然科学が発達した。
②宗教改革
50
16世紀から17世組の世界では、明や清・オスマン帝国・サファヴィー朝・ムガル帝国などの大国がアジアで栄えていた。その一方、ヨーロッパでは(③ )の力が弱まり、イギリスやフランス・スペイン・オランダを はじめとする中規模の国々が台頭した。
③神聖ローマ帝国
51
ヨーロッパで台頭してきた国の多くは君主国で、国内では君主が(④.....)を進め、ほかの国々と形式上は対等な立場で外交関係を結んだ。こうしたヨーロッパの国家構造と国際秩序を(⑤ )という。なお、この 時期の主権国家は19世紀以降の国民国家とは異なり、主権者は君主であった。
④中央集権化⑤主権国家体制
52
.ドイツ(神聖ローマ帝国)では、16世紀の宗教改革と17世の長期にわたる 戦争の結果、皇帝の権力が弱まり、帝国内の(⑥)がそれぞれ独自に 発展した。
⑥領邦国家
53
.フランスでは(⑦ )の時代に、君主が国内の貴族の力をおさえつつ、 全国議会も開かずに権力を自身に集中して続治する体制が築かれた。
⑦ルイ14世
54
イギリスでは、17世紅半ばの(⑧ )で一時的に共和政に移 行した。
⑧ピューリタン革命
55
その後、君主政に戻ったが、1688~89年に(⑨ _)がおこる と、権利の章典が定められ、世界初の(10 ・)が始まり、さらに、議 会の権力が増すと、(11 )が成立した。
⑨名誉革命⑩立憲君主制11議院内閣制
56
オランダやヴェネツィア・ジェノヴァは、貴族が中心となって国をおさめ る(12........)をとった
12共和政
57
ロシアは、17~18世紀にオスマン帝国と戦って領土を黒海沿岸に広げ、またバルト海にも進出し、東方でもシベリアを経て極に到達し、(13...)と通商を開いた。
13清
58
西ヨーロッパにおける宗教改革では、現世の利益を追求しがちだったカト リック教会への抗議の動きとして(14 )諸派が登場した一方で、 カトリックの側でも改革の動きがおこった。
14プロテスタント
59
1.カトリックの教えでは、人が神に救われるためには(15.)による導き と、個人の善行が必要とされたが、(14)諸派は、真の信仰は借徒がみずから聖書を読んで得るものとした。
15聖職者
60
宗教改革でプロテスタントとカトリックのあいだで対立や内戦が生じたー方、キリスト教がヨーロッパの外部に伝えられた。とくにカトリックの改理で誕生した(16 ...)は、「大航海時代」のヨーロッパの海外進出と連携 して、中南米(ラテンアメリカ)やアジア諸地域にも布教した。
16イエズス会
61
7世紀のヨーロッパで花開いた自然科学は、後世に多大な影響を与えるこ とになった。そうした一連の変化を(17.. ..)と呼ぶ
17科学革命
62
14世紀頃の地中海では商業が活発になっており、アジア産の香辛料が重宝 されたが、15世紀に(18.. .)が東地中海を勢力下において、高い税 を課したため、新たな貿易路の開拓が求められた。
18オスマン帝国
63
(19)の『世界の記述』(『東方見聞録』)以来、どこかにある と言じられてきた「黄金の国」もヨーロッパ人の想像をかきたてた。
19マルコ=ポーロ
64
。15世紀から16世にかけてのヨーロッパの人々は、富と仰を動機に大西洋に活動の場を広げて「大航海時代」を切りひらき、その結果「(20. ..)」も始まった。まず、ポルトガル・スペインが中心となり、これにイギリス・フランス・オランダが続いた。
20世界の一体化
65
.現在のメキシコ以南の地域では、(21 )が先住民の文明を征服し て財宝を略したあと、銀山を開発して採掘した銀をヨーロッパに輸出した。さらに大陸およびカリブ海諸島に入植して大規模農園(=22)を開き、サトウキビやコーヒーの大規模生産を始めた。
21スペイン人22プランテーション
66
アメリカで、ヨーロッパ人から感染した(23. )や適話な労働で先住民 の人口が減して労働力が不足すると、西アフリカから大勢の黒人が(24..)として送り込まれた。
23伝染病24奴隷
67
(25 )やサツマイモ・トウガラシ・インゲン豆・トマト・ピーナ ッツ・トウモロコシ・タバコ・カボチャ・カカオなど、中南米から新たにもたらされた農作物が、ヨーロッパ社会に長期的に大きな影響をおよぼした。
25ジャガイモ
68
アメリカ大陸の銀はヨーロッパの経済を活発化させ、大量に供給された(26 .....)がヨーロッパの食生活をかえた。また、ヨーロッパ産品にとって「新世界」の植民地が重要な(27....)となる関係も始まり、経済的に一体化しつつあった世界の一月に、1つのまとまりをなす「大西洋世界」が出現した
26砂糖27市場
69
ヨーロッパ人のアジア進出の基本的な性格は、領域的な植民地支配ではなく貿易拠点の確保であった。インド洋では(28 )に取ってかわり、 日明貿易に参加したポルトガル人のように、既存の貿易網に参入した。
28ムスリム商人
70
.ヨーロッパ人は、アジアから香辛料のほか、(29..)・(30 ..)・絹織物・ 絹などの物産を大量にもち帰ったが、かわりとなる有力な商品をもたなかったため、その支払いには新大陸の銀が当てられた。
29茶30陶磁器