問題一覧
1
肺の間質というところには、肺胞の壁(肺胞壁)や気管支や血管や結合組織が含まれる
○
2
肺の間質でないところ(実質という)には、正常な状態では空気がある
○
3
左右の肺の大きさはほぼ同じである
×
4
成人の気管の長さは、全長15cmほどである
×
5
左右の気管支は、右の方が長く気管支から「急な傾斜角」で分岐している
×
6
肺胞につながる細気管支を終末細気管支という
×
7
正常な状態では胸腔内には胸水は全くない
×
8
横隔膜が恐縮する時、肺は縮んで息を吐く状態になる
×
9
正常では呼吸調節には、頸動脈にある末梢化学受容体が、動脈血二酸化酸素分圧の変化に反応することで成り立っている
×
10
換気血流比不均衡とは、肺胞の換気の状態と血管の血流の状態のバランスが悪くなり、低酸素血症をきたしてしまうような状態である
○
11
肺は、そこから取り込む酸素の量を調節することで、血液のpHの値を一定に保つ働きも持っている
×
12
感染をおこした結果で生じる喀痰が黄色から緑色になるのは、細菌の産生による色素による
×
13
泡沫状のピンク色の痰は、重症の肺炎の所見である
×
14
喀血を見るときは、その血の色は暗赤色であり、咳以外の症状として吐き気と伴うことが多い
×
15
長引く咳の原因として、気管支喘息(咳喘息)、後鼻漏、逆流性食道炎の3つが特に重要である
○
16
咳の治療に最も重要なことは、まず、鎮咳薬で苦痛を和らげることがどのような場合も重要である
×
17
急性の胸痛が生じる原因から考えて、生命に危険を及ぼす重要な疾患は、心筋梗塞、大動脈解離、肺塞栓症などが挙げられる
○
18
呼吸困難の度合いを表現する方法に、日本では古くからフュー・ジョーンズの分類が用いられてきたが、国際的には修正MRCスケールがよく用いられ、日本でも後者が用いられるようになってきている
○
19
呼吸音については、クラックルとウィーズの聴診が重要である
○
20
チアノーゼは低酸素血症の徴候だが、貧血になるほどチアノーゼが表れ易い
×
21
CO2なるコーシスによる意識障害h、慢性呼吸不全患者が低酸素血症になった際に酸素投与が不足するために発症する
×
22
ブリンクマン指数は、禁煙が約5年以上続いていたら現在は吸っていないと判断してゼロと記載する
×
23
視診では呼吸がスムーズに行われているかどうかや呼吸パターン(胸部と腹部の動きがどうなっているのか)が重要である。高齢者では、胸郭の変形が見られることが多いが、それはあまり問題にならない
×
24
痰が出にくい場合には、0,3%食塩液のネブライザでの吸入が有効である
○
25
胸水の区別は傪出性か漏出性かが重要であるが,同時に測定した血清の値と比較してタンパク質濃度もLDH値も両方とも血性血より高い場合に傪出性と判断される
×
26
胸郭の画像診断は,MRIはCTよりの肺野の病変の描出により一層優れている
×
27
肺活量が減るような病態を閉塞性換気障害があるという
×
28
1秒量を努力性肺活量によって割った値(1秒率)に関わらず,1秒量が減少している場合には,気流制限があると診断される
×
29
ピークフローの測定は,喘息患者の自己管理に極めて有効である
○
30
酸素飽和度とは,ヘモグロビンが酸素と結びついている割合を示し,単位はパーセントである
○
31
酸素飽和度は血液中の酸素分圧と直線的な関係を持って増減する
×
32
胸腔ドレナージの際には,水封式ドレナージを用いることで,常に胸腔内圧を陽圧に保つことができる
×
33
鼻腔カニューレでは,患者の呼吸困難が強い場合は,10L /分まで流量を増やすことが可能である
×
34
酸素マスク(シンプルマスク)で酸素が不足する場合には,人工呼吸を開始するしか方法がない
×
35
人工呼吸の方式を大きく分けると,従量式と従圧式がある。従量式とは,決まった圧で一定の量の吸気を送り込むことである
×
36
PEETとは,呼気終末陽圧換気のことである。人工呼吸の際に一般的に用いられ,高い圧であるほど副作用なく呼吸状態を改善させる効果がある
×
37
呼吸理学療法でCOPD患者に指導する際に,口すぼめ呼吸や腹式呼吸の習得目標に置くことが重要である
○
38
呼吸困難の評価方法の1つに6分間歩行試験がある
○
39
呼吸理学療法の実施により,禁煙を達成していなくても理学療法の効果が期待できる
×
40
動脈血液ガスでpH7,40であれば、正常なので、アシドーシスでもアルカローシスでもないということである
×
41
動脈血液ガス所見でpH7,46であれば,>7,45であれば,呼吸性アルカローシスと判断できる
×
42
室内気吸入の条件で、PaCO2 62mmHgであれば、肺胞邸換気は認められない
×
43
室内気吸入の条件で、血液ガス所見がPaO2 50mmHgであってもPaCO2 52mmHgであれば、ガス交換障害は存在しない
×
44
喘息発作の患者さんの動脈血液ガスでpH7,43であれば、呼吸は十分できていると判断して、帰宅可能である
×
45
喘息の吸入療法では、ネブライザ吸入の方が粒子の量が多く出るために、定量噴霧器に比べて効果が高い
×
46
動脈血液ガスがpH7,00、PaCO2 25mmHg、HCO3- 18mEq /Lであった場合、呼吸性アシドーシスと診断できる
×
47
気道感染を生じる病原菌の主な伝播の様式として、飛沫感染と飛沫核感染がある
○
48
結核は飛沫感染なので、乾燥してしまえば感染力を失う
×
49
インフルエンザが大流行する原因は、飛沫校感染であり、乾燥しても感染力を失わないからである。
×
50
インフルエンザは、ウイルスを含む飛沫が上気道粘膜に付着することで感染するため、手を介しての感染は通常生じない。
×
51
医療従事者は、普段からインフルエンに露する機会が多いため、健康であれば、インフルエンザワクチンを積極的に接種する必要はない。
×
52
肺炎球菌は肺炎の起因菌としてインフルエンザ桿菌に次いで2番目に多い菌である。
×
53
血痰は空洞を有する肺結核を疑う症状の一つである。
○
54
非結核菌抗酸菌症も結核と同様にヒトからヒトに感染するため必ず隔離が必要である
×
55
間質性肺炎の診断にはいくつかの検査の組み合わせが重要である。
○
56
間質性肺炎は、呼吸機能検査では、拘束性換気障害をきたす。
○
57
小児ぜんそくは思春期に軽快してほとんど再発しない。
×
58
かぜをひいても喘息のコントロール状態には影響はない。
×
59
COPDの約7割が、タバコが原因であり、残りは原因不明である。
×
60
エイズでは、顆粒球減少による日和見感染が多い.
×
61
がん化学療法では、細胞性免疫障害が原因となる日和見感染が多い。
○
62
気管支喘息発作時の第一選択薬は短時間休用性32刺激薬の吸入であるが、中等症以上の発作では、全身ステロイド薬併用を要する。
○
63
気管支喘息安定期の第一選択薬は、長時間作用性82刺教薬の吸入である。
×
64
アスピリン喘息に対しては、アスピリン以外の解熱鎮痛薬が有用である。
×
65
くちすぼめ呼吸は、喘息患者に特に有用な呼吸法である。
×
66
ARDSとはに重大な疾患が生じた後に急速な呼吸不全をきたす病態である
×
67
肺がんの治療について考えるとき、治療への反応性からまず組織型で大きく二つに分ける。
○
68
肺がんの主な組織型は、腺がん、扁平上皮がん、大細胞がん、小細胞がん、であり、腺がんの割合が最も多く、かつさらに増加傾向にある。
○
69
咳嗽は、乾性咳嗽と湿性咳嗷に大別することができ、どちらも鎮咳薬で咳を止めることが最初の治療となる。
×
70
喀血のケアで最も重要であることは、バイタルサインの維持である
○
71
呼吸困難とは、身体所見や検査所見により医療者が評価するものである
×
72
口すぼめ呼吸や腹式呼吸は、COPDの呼吸困難を軽減するために有効な呼吸法である。
○
73
酸素療法は、酸素の流量の調節がもっとも重要である。
×
74
在宅酸素療法を開始すると、患者の活動範囲は開始前に比べて制限される
×
75
陽圧呼吸は自発呼吸よりもより効率の良い呼吸方法である。
×
76
人工呼吸から早期に離脱することが、重要な看護目標である。
○
77
人工呼吸器中の口腔ケアは、経口挿管中は難しいため離脱後から開始する。
×
78
人工呼吸器関連肺炎は、予防することが可能であり、積極的な予防が重要である。
○
79
気管チューブのカフ上部管理はいくつかの基本的なチェックを組み合わせて行うことが重要である。
○
80
胸腔内の圧の管理が胸腔ドレナージのケアで重要なポイントである。
○
81
COPDの安定期管理には、薬物療法が最も重要である。
×
82
アレルゲンに対する対応は COPDの増悪予防のために最も重要である。
×
83
喫煙者は、喫煙という心理的行動依存とニコチンによる薬理学的依存を抱えている。
○
84
喫煙欲求をコントロールする方法として、行動パターン変更法、環境改善法、代償行動法がある。
○
85
看護師は、長年の喫煙習慣による身体的・心理的依存からの脱却の困難さを理解して、禁煙の援助はあまりしない方が良いとされる。
×
86
加熱式タバコ(商品名 アイコス、グロー、プルーム・テック)は、紙巻タバコに比べて有害性が少ないことが研究により明らかになっている。
×
87
.加熱式タバコは、紙巻タバコから切り替えたのちに、さらに禁煙に向かうことが容易になる製品である。
×
88
2020年4月より施行される改正健康増進法では、病院においては原則敷地内全面禁煙に努めることが努力義務となる。
×