問題一覧
1
変性とは、()と()のバランスが崩れて物質が蓄積することをいう。
異化, 同化
2
角質変性、アミロイド変性などは()の1種である。
タンパク質変性
3
粥状動脈硬化症は()変性の1種である。
脂肪
4
血糖値の調節を行うホルモンは()である。
インスリン
5
生体内にもともと存在する色素を()という。
内因性色素
6
正常に発達した臓器や組織の容積が減少することを()という。
萎縮
7
病気の原因は病因といい、その主たるものを()という。
主因
8
細胞死には()と()がある。
ネクローシス, アポトーシス
9
組織や臓器が固有の構造を維持しながら正常以上に容積を増すことを()という。
肥大
10
組織や臓器を構成する細胞の数が増すことを()という。
増生
11
腎臓や肺のように対をなす臓器の一側が摘出された場合に残された側が機能を代償するために起こる肥大のことを()という。
代償性肥大
12
ある分化した組織が、他の組織に変化する現象を()という。
化生
13
物理的に形成される損傷を()という。
創傷
14
何らかの原因で組織や臓器が欠損した際に、本来その部を構成していた細胞・組織によって補われることを()という。
再生
15
再生しない永久細胞には()や()がある。
心筋細胞, 中枢神経
16
肉芽組織とは、()と()が主体をなす幼弱な結合組織のことである。
線維芽細胞, 毛細血管
17
異物に対して肉芽組織が増生し、徐々に異物を吸収置換することを()という。
器質化
18
健常な状態で生理的に行われている再生現象を()という。
生理的再生
19
病的な組織・細胞の損傷後の再生現象を()という。
病的再生
20
血液循環は()と()に分けられる。
体循環, 肺循環
21
体液は成人体重の約()%
60
22
血液は約()分で全身を循環する。
1
23
局所に流れる動脈血が多くなることを()という。
充血
24
局所に静脈血が溜まってしまうことを()という。
うっ血
25
局所に流れてくる動脈血が少ないことを()という。
虚血
26
出血とは血液の()が血管外に出ること。
全成分
27
臓器内への大量出血などの血管障害で急激な症状が出ることを()という。
卒中
28
消化管からの口側出血を()という。
吐血
29
消化管からの肛門側出血を()という。
下血
30
肺や気管からの口側出血を()という。
喀血
31
尿に血が混じることを()という。
血尿
32
外傷などにより血管壁が破壊されて生じる出血を()という。
破綻性出血
33
血管壁の破綻を伴わずに血管内皮細胞の異常や血液凝固の障害(出血性素因)によって生じる出血を()という。
漏出性出血
34
局所の組織間に体液、特に水分が増加することを()という。
浮腫
35
血管容量に対して循環血量が急激に減少、血液低下を起こして循環不全になることを()という。
ショック
36
血管内で形成された血液凝固物を()という。
血栓
37
電車やデスクワークなどで、長時間座った状態でいると、リスクが高くなるのは()である。
エコノミークラス症候群
38
血管内の異物を()という。
塞栓
39
動脈壁の肥厚により、血管壁が硬化する病変を()という。
動脈硬化症
40
門脈圧の亢進(こうしん)などでおこる側副循環において、腹部の臍静脈が怒張した状態を()という。
メデューサの頭
41
炎症の5大徴候は()、()、()、()、()である。
発赤, 発熱, 腫脹, 疼痛, 機能障害
42
5大徴候は()炎症の際に顕著に表れる。
急性
43
炎症を形態学的に分類すると()性炎、()性炎および()性炎に分けられる。
変質, 滲出, 増殖
44
数時間から数日以内に治癒する炎症を()という。
急性炎症
45
数日から数年の長期にわたる炎症を()という。
慢性炎症
46
化膿性炎には()、()および()の3つがある。
膿瘍, 蓄膿症, 蜂窩織炎
47
組織破壊を伴う限局性の好中球集団を()という。
膿瘍
48
体腔に好中球が貯留したものを()という。
蓄膿症
49
広範囲に好中球が浸潤したものを()という。
蜂窩織炎
50
粘膜表面から膿が外部に流出することを()という。
膿性カタル
51
非自己(外来異物)を体外へ排除する生命維持の基本的反応のことを()という。
免疫
52
生まれながらにして有している免疫を()という。
自然免疫
53
抗原(敵)の侵入により獲得される免疫を()という。
獲得免疫
54
抗体や補体により引き起こされる免疫を()という。
液性免疫
55
細胞により引き起こされる免疫を()という。
細胞性免疫
56
抗体を産生するのは()である。
形質細胞
57
アレルギーには4つの種類があり、スズメバチなどによる刺傷や食物によって起こるアレルギーは()に分類される。
1型アレルギー
58
自己免疫疾患には主に()、()、()がある。
全身エリテマトーデス, 関節リウマチ, シェーグレン症候群
59
全身エリテマトーデスでは顔面にできる()が特徴的である。
蝶形紅斑
60
後天性免疫不全症候群は()の感染によっておこる。
HIV
61
HIVによって破壊される細胞は()である。
T細胞
62
移植された臓器を攻撃する宿主反応のことを()という。
移植片拒絶反応
63
移植された臓器が宿主を攻撃することを()という。
GVHD
64
腫瘍は周囲の環境に関わらず増殖するが、この増殖を()増殖という。
自立性
65
上皮性組織から発生する悪性腫瘍は()、非上皮性組織から発生する悪性腫瘍は()と呼ばれる。
癌腫, 肉腫
66
口腔内に最も頻発する悪性上皮性腫瘍は()である。
扁平上皮癌
67
悪性腫瘍の増殖様式は()増殖である。
浸潤性
68
癌が最初に発生した部位を()という。
原発巣
69
腫瘍の構成は実際に増殖している癌細胞集団である()と、この増殖を支える()からなる。
実質, 間質
70
腫瘍の発生のもとになった組織のことを()という。
発生母組織
71
口腔癌検診ではパパニコロウ染色による()が多く用いられている。
細胞診
72
子宮頸がんの発生は()ウイルスの感染と関連がある。
ヒトパピローマウイルス
73
性染色体にはXとYがあり、XYが()、XX()である。
男性, 女性
74
出生以前に病因が作用して生じる疾患を()という。
先天異常
75
先天異常のうちの先祖から受け継がれた遺伝子に異常がみられるものを()という。
遺伝子病
76
性染色体であるX染色体上の遺伝子に異常があり、性別に関連して生ずる疾患は()である。
伴性遺伝病
77
伴性遺伝病の代表的なものに()がある。
血友病A
78
常染色体の数の異常を示す疾患で21番常染色体が多いのは()である。
ダウン症候群
79
性染色体の数の異常の疾患には()と()がある。
ターナー症候群, クラインフェルター症候群
80
器官形成期(受精後約12週間、特に3~8週)に病因が作用して発生過程上で生じる形態形成の異常を()という。
奇形