問題一覧
1
心理アセスメントでは、「問題の明確化」「仮説を立てる」「介入方法の検討」を行う。心理アセスメントでは、「問題の明確化」「仮説を立てる」「介入方法の検討」を行う。
正
2
心理アセスメントでは、「障害や精神病理の視点」での判断は、差別につながるので行わない。
誤
3
心理アセスメントでは、パーソナリティ理論やライフサイクル論を含めた、多角的な判断を行う。
正
4
インテーク面接時に心理士が行っていることを全て選びなさい。
ラポールの形成, 面接の目的や設定の説明, 家族歴や生育歴の聞き取り, クライエントからの質問時間の確保
5
心理検査には、知能検査やパーソナリティ検査、神経心理学的検査などの種類がある。
正
6
質問紙法のデメリットは、科学的根拠に欠ける点である。
誤
7
投影法のメリットは、クライエントの無意識的(潜在的)な部分の把握ができる点である。
正
8
心理検査は様々な種類があるので、目的にあったものを選択することが重要である。
正
9
本人含め、誰も困っていない場合でも、診断や治療を積極的にしなければならない。
正
10
生物-心理-社会モデルとは、医学的診断を重視し、本人の心理要因や環境要因は無視するモデルである。
誤
11
障害者基本法では、「個人と環境の相互作用の結果、支障が生じている」との理解を強調している。
正
12
視覚障害は程度によって、絶対盲や弱視などの分類がある。
正
13
弱視であれば、多少見えてはいるので、生活上困ることは全くない。
誤
14
視覚情報が使用できないことで、概念形成や外界への関心、運動発達の躓きが生じることがある。
正
15
外界への関心を育むために、接触や声かけを通して安心感を確保することと、自発的な行動を大切にするような関わりが重要である。
正
16
難聴者や聾者は、手話は使わず、読唇などの口話教育に努めることが望ましい。
誤
17
5歳の坂や9歳の壁は、抽象思考/概念の獲得をはじめとした、これらの年齢での学習のつまづきを指す。
正
18
聴覚障害者/児の困難は障害そのものの程度で全て決まるので、二次的な困難は気にしなくてよい。
誤
19
DSM-5での定義では、知的障害(知的発達症)は発達期に発症し、知的能力と適応機能両面の困難を含む障害である。
正
20
知的障害のほとんどは重度の人々で、軽度の人々はほぼいない。
誤
21
知的障害の支援においては、早期発見、本人の特性に配慮した環境、障害の理解、ソーシャルスキルの獲得などが重要である。
正
22
合理的配慮とは、障害や特性に応じた教育や就労を可能にするための工夫だが、知的障害の方はこの対象ではない。
誤
23
うつ病の症状に含まれるものを全て選んでください。
死にたい気持ちになる, 自分は周りに迷惑をかけていると感じる, 何もする気がおきない, 趣味を楽しめない, 表情が暗い, 身体のだるさ, 眠れない/早朝に目が覚めてしまう, 食欲の減退
24
気持ちの落ち込みなどの症状は、身体疾患と関連して起こることはあり得ないので、全て精神科で治療を行う。
誤
25
うつ病の場合、気分の落ち込みは良いことがあれば回復するので、楽しい予定を沢山入れることが大事だ。
誤
26
うつ病治療の4本柱とは、休養、環境調整、薬物療法、精神療法である。
正
27
うつ病の治療では、右肩上がりに状態が良くなるはずなので、一時的に症状が悪化した場合は悲観的に考えなければならない。
誤
28
陽性症状とは、幻覚や妄想など、本来存在しない確信や知覚体験が生じる症状を指す。
正
29
陰性症状とは、気持ちが明るくなったり、アクティブに行動できるなど、陽性症状が減った状態を指す。
誤
30
統合失調症の経過として、症状の前触れが見られる「前兆期」や陽性症状が目立つようになる「急性期」を経て、「休息期」「回復期」と徐々に回復をしていく。
正
31
統合失調症の有病率は人口の約1%である。
正
32
統合失調症の病因としては、遺伝的な素因と、ストレスなどの環境因が重なって発症するモデルが想定されている。統合失調症の病因としては、遺伝的な素因と、ストレスなどの環境因が重なって発症するモデルが想定されている。
正
33
クライエント中心療法の特徴に当てはまるものを全て選びなさい。
自己に不一致が生じている人に不適応が生じている」と考える, カウンセラーの基本的態度として自己一致、無条件の肯定的関心、共感的理解が必要だと考える。
34
「自己一致」の具体例は、
クライエントの話を聞いていて迷うことがあれば、それを素直に開示する。
35
「無条件の肯定的関心」の具体例は、
カウンセラーへの敵意や不信感も真摯に聞く。
36
「共感的理解」の具体例は、
クライエントの感じていることは完璧には分からないが、クライエントの気持ちに最大限沿って理解していく
37
精神分析の特徴に当てはまるものを全て選びなさい。
無意識のとらわれについて洞察することを重視する, 「腑に落ちる」という情緒体験が、変化には必要だと考える, クライエントはカウチに横になり、思い浮かんだことを思いつくまま話す
38
「局所論」では、
人の心には「意識」「前意識」「無意識」の3層構造があると考える
39
「構造論」では、
エスという、本能に忠実で、衝動の赴くまま行動しようとする部分があると考える
40
「転移」とは
幼少期の重要な他者との関係を、治療者との間に持ち込み、再現すること
41
認知行動療法の特徴に当てはまるものを全て選びなさい。
ホームワーク(宿題)を重視する, 相談者がスキルを身に着けることを手助けする, 認知、気分、身体反応、行動の相互作用で体験を理解する
42
「認知再構成法」
自分の考え方のクセに着目する
43
「問題解決法」
状況改善のための方法を具体的に考え、効果的/実行可能かどうか評価する
44
「自動思考」
白黒思考や、べき思考など、ネガティブな気分と結びつきやすい思考のクセ
45
集団療法の特徴に当てはまるものを全て選びなさい。
集団力動を活用しながら、知識の獲得、自己理解や支え合いなどを目的として行う。, 自分が支援を受けるだけでなく、他のメンバーを助ける中で得るものもある。, グループは、メンバー同士の関係や雰囲気が変化/発達しながら進んでいく
46
SSTでは、ロールプレイなどを用いてコミュニケーションスキルを身に着けることを目的としている
正
47
グループでは、メンバー同士が仲良くなればなる程良い
誤
48
集団療法では、メンバー間のトラブルを避けるため、連絡先の交換を禁じているグループもある。
正
49
遊戯療法の特徴に当てはまるものを全て選びなさい。
自由に自己表現をし、それを治療者に受け止めてもらう中で、カタルシス効果を得たり、自己肯定感を得る効果がある。
50
「IP(Identified Patient)」
家族システムの中で問題行動や症状を呈している人物
51
「家族システム論」
家族メンバーの相互作用(円環的な因果律)に基いて考える