問題一覧
1
アメリカの社会学者 「孤独な群衆」 中世以前→伝統指向型 近代社会→内部指向型 現代社会→他人指向型
リースマン
2
ドイツの哲学者 「ツァラトゥストラはこう語った」 神は死んだ、として力への意志を体現する超人の生き方を理想とした
ニーチェ
3
フランスの哲学者 人間は「自由の刑に処せられている」 主体的に社会参加(アンガージュマン) 「実存は本質に先立つ」
サルトル
4
ドイツの精神分析学者 「自由からの逃走」 個人は権威主義的なパーソナリティを形成するようになる
フロム
5
「エミール」「社会契約論」 心身ともに大きな変化を迎える青年期を「第二の誕生」と表現 直接民主制を説く
ルソー
6
葛藤(コンフリクト) 2つの集団に属しながらも安定した帰属意識が持てない青年を「マージナル・マン」と呼んだ
レヴィン
7
青年期に親の保護から離れ精神的に自律していくことを「心理的離乳」と呼んだ
ホリングワース
8
各地の風土を分類 日本は「受容的・忍従的」な「モンスーン型」に分類
和辻哲郎
9
古代ギリシアの哲学者 人間を「ポリス的(社会的)動物」と特徴付けた 法を守る→全体的主義 公平が実現→部分的主義 フィリア(友愛)を主張
アリストテレス
10
仏教を開く 諸行無常、諸法無我を説いた
ブッダ
11
ドイツの哲学者 非本来的な「世人」として生きている人間が本来的自己を取り戻すには、「死に臨む存在」であることの自覚が必要であると説いた
ハイデガー
12
ドイツの観念論の哲学者 自己の内なる実践理性が打ち立てた道徳法則に自律的に従うことに人間の道徳的理想の姿を見た
カント
13
二つの正義の原理に基づくことで、実質的な平等が実現されるとし、「公正としての正義」を唱えた 社会で最も不遇な人々の境遇を改善する場合、社会的、経済的不平等が許される 「最大多数の最大幸福」
ロールズ
14
社会の枠組みをなすルールは、「対話的理性」に基づかなければならない
ハーバーマス
15
人々の「潜在能力(ケイパビリティ)」の改善を福祉の指標として考える
セン
16
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」 天賦人権論
福沢諭吉
17
「自由論」 他者危害の原則 「満足した豚より不満足な人間がいい」
ミル
18
モラトリアム(猶予期間) 8つの段階からなるライフサイクル 乳児期:基本的信頼感 青年期:アイデンティティの確立
エリクソン
19
「サモアの思春期」 青年期に特有の葛藤や緊張は、社会的・文化的条件に左右される
ミード
20
「パンセ」 「人間は考える葦である」 人間は悲惨さと偉大さの中間者である
パスカル
21
「万物の尺度は人間である」 普遍的心理の存在を否定
プロタゴラス
22
他者の生き方も尊重する「自己本位」の生き方が理想
夏目漱石
23
儒教・仏教に感化された心を「漢心」と批判、「真心」が日本人本来の心である
本居宣長
24
「永遠と平和のために」 「常備軍の廃止」「諸国家の民主化」「平和的連合の創設」 国際平和の実現と人権の国際的保障が結びつく 国際連盟の基となった
カント
25
アメリカの社会学者 地縁集団であるコミュニティと機能集団であるアソシエーションに分類
マッキーバー
26
ドイツの社会学者 愛情による結合であるゲマインシャフトと利益による結合であるリゼルシャフトに分類
テンニース
27
アメリカの社会学者 直接的接触である第一次集団と間接的接触である第二次集団に分類
クーリー
28
スイスの心理学者 「無意識の心理学」 内向型と外向型に分類
ユング
29
ドイツの精神医学者 肥満型→躁鬱質 筋骨型→癲癇質 痩せ型→分裂質に分類
クレッチマー
30
ドイツの心理学者 理論人、経済人、審美人、権力人、宗教人、社会人の6つに分類
シュプランガー
31
「近代民主政治」 地方自治は民主政治の最良の学校
ブライス
32
「法の哲学」 人倫を家族、市民社会、国家に分け、国家が人倫の最高段階である 自由は「世界精神」の本質として実現される 弁証法(正・反・合)を主張
ヘーゲル
33
神は罪を犯さざるを得ないものを含む全てのものに「無償の愛」を注ぐ
イエス
34
古代ギリシアの哲学者 「魂の三分説」→理性・気概・欲望 それらを統御する時、正義の徳が実現する 「エロス」を主張
プラトン
35
資本主義における労働の疎外の解消のためには、私的所有制度の廃棄が必要であるとした
マルクス
36
イノベーションには新しい経済構造を創出する「創造的破壊」としての働きがある
シュンペーター
37
内面的徳性である「仁」と外面的徳性である「礼」の調和によって治める徳治主義を主張
孔子
38
内面的徳性である「仁」を重視 四端の心を育めば四徳に備えることが出来る
孟子
39
性悪説 外面的規範である「礼」をもって人々を正すべきだと主張
荀子
40
無為自然・柔弱謙下・小国寡民を理想の生き方とする
老子
41
万物斉同を悟り、真人が人の理想であるとした
荘子
42
儒学である朱子学が御用学問となる 儒教の礼を重視し、身分秩序を基礎づけた
林羅山
43
「東洋道徳、西洋美術」と述べる 和魂洋才を唱えた
佐久間象山
44
二つのJであるジャパンとジーザス(イエス・キリスト)を提示 プロテスタントを日本に紹介
内村鑑三
45
利己心も共感を得る行為であれば社会の秩序が守られる
アダムスミス
46
プラグマティズム(実用主義)に立つ 創造的知性を生きる道具に利用すべきと主張
デューイ
47
実存の三段階 美的、倫理的、宗教的に区別
キルケゴール
48
野生の思考にも文明人と同じ合理性がある
レヴィ
49
近代社会は「狂気の歴史」である 近代の「知」は妄想であるとし、人間中心の合理主義を批判
フーコー
50
「社会契約説」 自らの主権を国家に委託・信託 間接民主制 国家に対する抵抗権を主張
ロック
51
「方法序説」 理性は、正しく判断し、真偽を弁別する能力だと考えた 演繹法を主張 「我思う故に我あり」
デカルト
52
帰納法 4つのイドラ 「知は力なり」
ベーコン
53
「遠野物語」 民間信仰の調査・研究を行う 常民の生き方に注目し、民俗学を創始
柳田国男
54
復古神道を唱えた国学者 日本を神の子孫である天皇が治める優れた国と位置づけ、幕末の尊王攘夷運動の精神的支柱となる
平田篤胤
55
人間にとって他者と共同体を営む「活動」が重要であるとし、「古代ギリシャのポリス」をモデルにした公共性の意義について論じた
アーレント
56
他者に愛と憐れみを持たないことを最大の不幸とし、「死を待つ人の家」を運営
マザーテレサ
57
「戦争と平和の法」「海洋自由論」 国際法の父 正当な理由のない戦争を否定 戦争の規則の重要性を主張
グロティウス
58
非暴力・不服従 真理の掌握には、自己浄化と不殺生を実践することが必要
ガンジー
59
「リヴァイアサン」 自然権の自己保存権の行使による「万人の万人に対する闘争状態」
ホッブズ