問題一覧
1
歯の外傷で正しいのはどれか。2つ選べ
打撲は歯根膜炎をきたす, 歯槽骨骨折は脱臼を伴う
2
永久歯の不完全脱臼直後の症状で正しいのはどれか。2つ選べ
咬合痛, 歯の挺出
3
下顎骨骨折の好発部位はどれか。2つ選べ。
下顎角部, オトガイ部
4
9歳の男児。直前に転倒し上額中切歯が脱落したと保護者から電話が あった。すぐに脱落した歯を持って来院してもらうよう歯科医師から指示を受け た。脱落した歯の取扱いについて、保護者への説明で正しいのはどれか。2つえらべ
冷たい牛乳に浸けて持参してください。, 歯の根の部分には触らないでください。
5
48歳の男性。上顎左側側切歯の色が気になることを主訴として来院し た。1年前に子供の頭にぶつかったが、痛みが引いたのでそのまま放置していた ところ、最近になって変色してきたという。初診時の口腔内写真を示す。変色 の理由で考えられるのはどれか。1つ選べ
歯髄壊死
6
17歳の男子。上顎左側中切歯の歯冠破折を主訴として来院した。 直前に自転車で転倒したという。自発痛はない、浸潤麻酔後、直接覆闘を 行うことになった。初診時の口腔内写真とエックス線画像を示す。最初に行う のはどれか。1つ選べ
ラバーダム防湿
7
62歳の女性、下顎臼歯部の自発痛を主訴として来院した。10年前に乳癌と診断され 外科的切除を受けた。その後、骨転移を認め、半年前までビスフォスフォネート製剤の投与 を受けていた。2週間前に他院で下臼歯を抜去したという。観察できるのはどれか。2つ選べ
腐骨, 瘻孔
8
下顎智歯周囲炎の特徴はどれか
不完全埋伏歯に好発する
9
54歳の男性。上顎右側の疼痛を訴えて来院した。上顎右側前歯部歯槽膿瘍診断された。まずは、試験穿刺を行ったが、この目的はどれか。2つ選べ
内容液の性状確認, 膿瘍腔の位置確認
10
35歳の女性。下顎右側の疼痛を主訴として来院した。1週間前から大臼歯部の疼痛を 自覚していたが、昨夜は疼痛が増強して眠れず、現在まで38.5℃の発熱があるという。検査を行っている写真を示す。この検査で把握できるのはどれか。1つ選べ。
多数歯の打診痛(弓倉症状)
11
31歳の男性。下顎左側の疼痛と腫脹を主訴として来院した。1週間前から下顎左側小 臼歯部の咬合痛、4日前から同部の自発痛を認め、昨日から疼痛の増悪と腫脹が生じたという。顎下部膿瘍と診断され、消炎処置を行った。処置中の写真を示す。矢印で示す器材の目的はどれか。1つ選べ。
排膿路の確保
12
64歳の女性。下顎左側臼歯部の違和感を主訴として来院した。約1年前から同部に違 和感を自覚していたが、2か月前から症状が強くなってきたという。3年前から糖尿病と骨粗鬆症 のため薬物療法を受けている。初診時の口腔内写真を示す。矢印で示すのはどれか。1つ選べ。
腐骨
13
検体検査の項目と症状との組み合わせで正しいのはどれか。1つ選べ。
CRP值- 炎症
14
先天歯について誤っているのはどれか
上顎乳側切歯に多い
15
最も埋伏しやすい永久歯はどれか
下顎智歯
16
正中過剰歯について誤っているのはどれか
下顎に多い
17
先天的欠で頻度が高いのはどれか。2つ選べ
下顎第三大臼歯, 上顎側切歯
18
23歳の女性。矯正歯科から舌小帯の異常(舌小帯短縮症)を指摘され来院した。予想される発音障害はどれか。2つ選べ
サ行, タ行
19
27歳の男性。咀嚼障害を主訴として来院した。 中学生のころから噛み合わせの異常と発音障害を自 覚していたという。骨格性下顎前突症と診断した。予 想される発音障害はどれか
タ行
20
口唇口蓋裂児にみられる特徴はどれか。2つ選べ
上顎劣成長, 鼻咽腔閉鎖不全
21
ホッツロ蓋床の装着開始時期はどれか。
新生児期(生後28日未満)
22
Down症候群の患者の口腔衛生管理を行う際に配慮すべき点はどれか 2つ選べ。
歯列不正, 歯の形態異常
23
エナメル質形成不全を伴うのはどれか。 2つ選べ
外胚葉異形成症, ビタミンA欠乏症
24
口腔顎顔面領域に先天異常を伴うのはどれか。2つ選べ。
Down (ダウン) 症候群, Crouzon (クルーゾン)症候群
25
6歳の女児。定期学校歯科健康診断で歯の 形態異常を指摘され来院した。矢印で示す形態異常 について保護者から今後の注意事項を聞かれた。初診時の口腔内写真を示す。説明するのはどれか。2つ選べ
う蝕, 交換期障害
26
10歳の男児。学校歯科健康診断で歯の形態 異常を指摘され来院した。診察の結果、下顎左側第 二小臼歯に突起を認めた。口腔内写真を示す。矢印 で示すのはどれか。1つ選べ。
中心結節
27
1歳の男児。歯肉出血を主訴として来院した。2日前から38℃の発熱があり、 歯肉や口唇に小水疱やびらんがみられるという。疑われる疾患はどれか。
ヘルペス性口内炎
28
口腔カンジダ症で正しいのはどれか。2つ選べ。
真菌感染症である。, 日和見感染である。
29
.58歳の男性。舌の異常を訴えて来院した。疑われるのはどれか。
真菌感染症
30
68歳の女性。口腔乾燥を訴えて来院した。シェーグレン症候群が疑われたため、検査を行う ことになった。適切でない検査はどれか。
唾液緩衝能検査
31
シェーグレン症候群の特徴はどれか。1つ選べ
口腔や目の乾燥症状を呈する。
32
口腔扁平苔癬の特徴はどれか。1つ選べ。
頬粘膜に両側性に発現
33
血管障害、出血および止血・血液凝固の過程を以下に示す。 血管壁の障害→出血→血管の収縮→血小板の粘着・凝集→①凝固因子の活性化→不可逆的な 血栓形成 ①の異常を示すのはどれか。1つ選べ
血友病
34
う蝕リスクが高いのはそれか。1つ選べ
Sjogren syndrome
35
38歳の男性。舌の異常を主訴として来院した。1か月前に異常に気付いたが、味覚に変化はなく、 痛みやしびれなどの自覚症状はないという。初診時の口腔内写真を示す。この疾患について正しいのはどれ か。1つ選べ。
舌乳頭の消失がみられる。
36
38歳の男性。歯肉の着色を主訴として来院した。痛みなどの症状はないという。初診時の口腔内写 真を示す。主訴の原因となる生活習慣はどれか。1つ選べ。
喫煙
37
口腔粘膜の病変を模式図に示す。矢印の変化はどれか。1つ選べ
潰瘍形成
38
72歳の女性。口腔内の白斑を心配して歯科訪問診療の依頼があった。多発性脳梗塞により2年 前から自宅で寝たきりとなっているという。検査の結果、真菌の感染であることがわかった。初診時の口腔内 写真を示す。対処法はどれか。1つ選べ
口腔清掃
39
白血病で生じやすいのはどれか。2つ選べ
出血傾向, 免疫機能の低下
40
歯根嚢胞の所見で正しいのはどれか。
嚢胞壁の重層扁平上皮
41
軟組織に発生するのはどれか。2つ選べ。
ガマ腫, 類皮嚢胞
42
エナメル上皮腫で正しいのはどれか。2つ選べ。
好発年齢は20~30歳ころである, 好発部位は下顎臼歯部である
43
.60歳の男性。舌の違和感を主訴として来院した。 腫脹が急速に増してきたという。考えられる疾患はどれか
舌癌
44
61歳の男性。舌右側の痛みを訴えて来院し た。舌癌と診断され、舌部分切除が予定された。 予想される術後の障害はどれか。2つ選べ
嚥下, 咀嚼
45
TNM分類でTが示すものはどれか。
原発腫瘍の大きさ
46
口腔にみられる悪性腫瘍のうち、発生頻度が もっとも高いのはどれか
扁平上皮癌
47
口腔がんのリスクファクターはどれか。2つ選べ
飲酒, 喫煙
48
9.10歳の女児。口唇の異常を主訴として来院した。 3日前に気付いたが痛みはないという。初診時の口腔 内写真を示す。 病変は、下唇の粘膜に生じたドーム状の隆起病変 であり、多発性を示す。表面は正常な粘膜で被覆さ れ、透明感のある青紫色の色調を呈している。その周 囲は潰瘍がみられる。 下線部で適切なのはどれか。2つ選べ
1, 2
49
55歳の男性。舌癌のため、全身麻酔下で舌部分切除術を受けることになった。化学療法と放 射線療法の予定はない。歯科医師から専門的口腔衛生処置を行うよう指示を受けた。 これにより予防できるのはどれか。2つ選べ。
誤嚥性肺炎, 手術創感染
50
41歳の男性。口蓋の異常を主訴として来 院した。2年前から異常に気付いていたが、痛みが ないため放置していたところ、少しずつ大きくなって きたという。触診による圧痛や硬結はみられなかっ た。診察の結果、乳頭腫と診断された。初診時の 口腔内写真を示す。 この特徴はどれか。2つ選べ
上皮性腫瘍である。, ウイルスの関与もある
51
50歳の男性。口腔内の異常に気付いて来 院した。ある薬物を長期服用しているという。初診 時の口腔内写真を示す。 考えられる薬剤はどれか。2つ選べ。
ニフェジピン, シクロスポリンA
52
65歳の男性。上顎癌のため放射線治療を受けている。口腔粘膜炎を発症したため、歯科医師 から口腔衛生管理を行うよう指示された。口腔内写真と口腔内症状の表を示す。 適切な対応はどれか。2つ選べ。
軟らかい歯ブラシの使用, キシロカイン含有含嗽剤の使用
53
口腔癌の発生部位で最も多いのはどれか。1つ選べ。
舌
54
器官を模式図に示す。多形腺腫の好発部位はどれか。1つ選べ。
1
55
頭頸部癌に対する放射線治療の早期にみられる有害事象はどれか。2つ選べ。
嚥下痛, 味覚障害
56
70歳の男性。舌の異常を主訴として来院した。6か月前から気付いていたが放置していたところ、1 か月前から違和感を自覚するようになったという。確定診断のために局所麻酔下で処置を行った。初診時 の口腔内写真と処置後に行った操作の写真を示す。矢印で示す容器に入っているのはどれか。1つ選べ。
フォルマリン液
57
顎関節症の主な症状はどれか。2つ選べ。
開口障害, 咀嚼筋の疼痛
58
36歳の男性。上顎臼歯部の歯石除去後に口が閉じられなくなった。 まず行われる対応で適切なのはどれか。
徒手整復
59
□と■に入る組み合わせで正しいのはどれか。 唾石は口に、唾液腺腫瘍は■に好発する。
◻︎顎下腺■耳下腺
60
口腔内写真を示す。 矢印で示す部位から分泌される唾液を産生するのはどれか。1つ選べ
耳下腺
61
加齢に伴う唾液減少が原因で生じるのはどれか。2つ選べ。
口臭, 味覚障害
62
顎関節脱臼患者に徒手整復を行った後の写真を示す。 装着している器材の目的はどれか。2つ選べ
開口制限, 顎関節の安静
63
54歳の女性。食事時の顎下部疼痛を主訴として来院した。左側口腔底の 唾石症が疑われたため、口内法エックス線画像検査を行うことになった。適した撮影 法はどれか。1つ選べ。
咬合法
64
中枢性顔面神経麻痺で運動可能な部位はどこか。
前額部
65
三叉神経痛の特徴はどれか。
疼痛が誘発される部位がある。
66
36歳の男性。下顎右側埋伏智歯を抜歯した際、下歯槽神経血管束が 露出した。術後、下唇に生じる可能性があるのはどれか
知覚鈍麻
67
.71歳の男性。脳梗塞の既往があり、口腔機能の評価をしたところ舌突出時 に偏位が認められた。口腔内写真を示す。 舌の偏位の原因となる神経はどれか。1つ選べ。
舌下神経
68
68歳の女性。意識障害で入院したが、覚醒してきた。観察したところ右側の 表情筋に麻痺が認められ、飲み物が漏れるという。顔面の写真を示す。 麻痺の原因となるのはどれか。1つ選べ。
顔面神経
69
45歳の女性。左側顔面の疼痛を主訴として来院した。1か月前から数日に 1~2回の頻度で激しい疼痛が出現するようになったという。疼痛はいつも十数秒で 消失するという。顔貌は左右対称で異常はみられず、開口障害や顎下リンパ節の 主張は認められない。歯科医師が顔面を触診したところ、強い疼痛を訴えた。触 診時の写真を示す。疼痛の原因はどれか。1つ選べ。
三叉神経
70
52歳の男性。上顎左側中切歯部歯肉の異 常を訴えて来院した。2か月前に異常に気づき 徐々に大きくなってきたという。主訴に対して考 えられる検査はどれか。2つ選べ
細胞診, 歯髄電気診
71
2.85歳の女性。高血圧で脳梗塞の既往があり、 抗凝固剤を内服している。抜歯することになっ た。偶発事故の予防策として正しいのはどれか。 2つ選べ
術前に血圧を測定する。, 術中にバイタルサインを記録する。
72
68歳の女性。高血圧の治療中である。抜歯 をすることになった。必要なモニタリングはど れか。2つ選べ。
血圧, 脈拍