問題一覧
1
脈拍を測定している写真を別に示す。 触知しているのはどれか。1つ
橈骨動脈
2
細菌感染が疑われる患者のスクリーニング検査で指標となるのはどれか。2つ
CRP値, 白血球数
3
肝機能障害のある患者で高値を示すのはどれか。2つ
ALT, AST
4
74歳の男性。介護保険施設に入所している。口腔健康管理を行うことになった。現在のバイタルサインおよび血液検査の結果を表に示す。疑われる状態はどれか。1つ
貧血
5
血液成分のうち、血漿と血清で最も違いがあるのはどれか。1つ
凝固因子
6
副作用として口腔乾燥を認める服用薬剤はどれか。2つ
抗精神薬, 抗ヒスタミン薬
7
ステロイド性抗炎症薬の薬理作用はどれか。1つ
免疫抑制
8
出血から止血までの流れを図に示す。①で示す段階を抑制するのはどれか。1つ
アスピリン
9
急性化膿性根尖性歯周炎の治療前に抗菌薬の投与で予防できるのはどれか。1つ
心内膜炎
10
糖尿病の薬物療法を受けている患者が歯科治療中に低血糖症となった。みられる症状はどれか。1つ
発汗
11
過度の飲酒習慣がリスクファクターとなるのはどれか。2つ
精神病, 食道癌
12
血液凝固因子の検査はどれか。1つ
PT
13
肝機能検査の項目はどれか。1つ
γ-GTP
14
低用量アスピリンの使用目的はどれか。1つ
血栓形成の予防
15
65歳の男性。下顎右側第1大臼歯の疼痛を主訴として来院した。既往歴として慢性閉塞性肺疾患があるという。急性化膿性歯髄炎と診断され、局所麻酔下にて抜髄が行われることになった。処置中に患者に装着した機器の写真を別に示す。測定しているのはどれか。2つ
脈拍, 経皮的動脈血酸素飽和度
16
85歳の女性。高血圧で脳梗塞の既往があり、抗凝固剤を服用している。抜歯をすることになった。 偶発事故の予防として正しいのはどれか。2つ
術前に血圧を測定する, 術中のバイタルサインを記録する
17
観血的処置後の止血に注意が必要な疾患はどれか。2つ
狭心症, 不整脈
18
75歳の男性。右片麻痺と失語症がみられる。抗血栓薬を服用しているという。 既往症として考えられるのはどれか。1つ
脳梗塞
19
糖尿病患者の主要症候はどれか。2つ
口渇, 多尿
20
糖尿病患者の尿検査で異常値を示すのはどれか。2つ
ケトン体, ブドウ糖
21
尿検査でケトン体陽性になるのはどれか。1つ
糖尿病
22
疾患と確認事項との組み合わせで正しいのはどれか。1つ
糖尿病﹣HbA1c
23
健常者と比較して糖尿病患者の歯石除去で特に留意すべきことはどれか。2つ
低血糖, 術後感染
24
観血的処置時に重篤な併発症をおこしやすいのはどれか。2つ
糖尿病, 虚血性心疾患
25
抜歯後に感染を起こしやすい疾患はどれか。1つ
糖尿病
26
Hbe抗原陽性患者の印象採得物の消毒に有効なのはどれか。2つ
ポピドンヨード, グルタールアルデヒド
27
先天歯が原因となるのはどれか。1つ
リガ・フェーデ病
28
埋伏歯が多く見られるのはどれか。2つ
上顎犬歯, 下顎第三大臼歯
29
先天的欠如で頻度が高いのはどれか。2つ
上顎側切歯, 下顎第三大臼歯
30
歯の異常と好発部位の組み合わせで正しいのはどれか。1つ
欠如歯﹣上顎側切歯
31
歯の異常と好発部位との組み合わせで誤っているのはどれか。1つ
カラベリー結節﹣下顎第二小臼歯
32
11歳の男児。歯の形を気にして来院した。初診時の口腔内写真を以下に示す。矢印で示す形態異常はどれか。1つ
中心結節
33
先天性口腔顎顔面疾患に対して行った手術後の顔貌の写真を別に示す。 手術が行われた時期はどれか。1つ
生後3﹣4ヶ月
34
ホッツ口蓋床の装着開始時期はどれか。1つ
新生児期
35
口唇・口蓋裂の治療法と治療時期の組み合わせで正しいのはどれか。2つ
口唇形成術﹣生後3﹣4ヶ月頃, 口蓋形成術﹣生後1歳6ヶ月頃
36
誤っている組み合わせはどれか。1つ
顎裂部骨移植術﹣上顎裂成長の治療
37
唇顎口蓋裂児にみられる特徴はどれか。2つ
上顎劣成長, 鼻咽腔閉鎖不全
38
9歳の男児。顎裂部の矯正歯科治療を目的に紹介され来院した。両側唇顎口蓋裂で、生後4ヶ月児に口唇形成術。1歳6ヶ月時に口蓋形成術を受けたという。 現在は両側顎裂を認める。術前の口腔内写真を以下に示す。考えられる手術はどれか。2つ
骨移植術, 瘻孔閉鎖術
39
付着位置異常で構音障害を引き起こすのはどれか。1つ
舌小帯
40
58歳の男性。舌の異常を訴えて来院した。 口腔内写真を別に示す。 疑われるのはどれか。1つ
真菌感染症
41
36歳の女性。舌背部の異常を主訴として来院した。舌背部後方正中付近に舌乳頭が欠落した淡赤色の粘膜が認められる。疼痛などの不快事項はみられない。口腔内写真を別に示す。 疑われるのはどれか。1つ
正中菱形舌炎
42
46歳の男性。舌の異常を主訴として来院した。写真を別に示す。 疑われる疾患はどれか。1つ
黒毛舌
43
特に治療を必要としないのはどれか。1つ
フォーダイス斑
44
ダウン症候群の特徴で正しいのはどれか。1つ
短根歯
45
21トリソミーに伴う口腔症状はどれか。2つ
大舌, 頬口蓋
46
永久歯の不完全脱臼直後の症状で正しいのはどれか。2つ
咬合痛, 歯の挺出
47
乳歯の外傷で正しいのはどれか。2つ
乳中切歯が最も多い, 破折よりも転位や脱臼が多い
48
7歳の男児。学校で転倒し顔面を強打した。上顎右側中切歯が脱落したと電話があった。脱落した歯を再植可能か判断するために持ってくるように指示した。来院まで歯を保存する液として適切なのはどれか。2つ
牛乳, 0.9%生理食塩水
49
8歳6ヶ月の男児。転倒により上顎右側中切歯が脱落したと母親から連絡があった。歯の保存法を説明し、すぐに来院するように伝えた。歯の保存液で正しいのはどれか。1つ
牛乳
50
歯の外傷で正しいのはどれか。2つ
打撲は歯根膜炎をきたす, 歯槽骨骨折は脱臼を伴う
51
顎骨骨折の好発部位でないのはどれか。1つ
筋突起部
52
顎骨骨折で正しいのはどれか。2つ
関節突起部では介達骨折が多い, 骨体部骨折では咬合異常が起こる
53
下顎骨骨折の好発部位はどれか。2つ
下顎角部, オトガイ部
54
16歳の男性。交通事故で受傷し、救急車で搬送された。下顎骨骨折と診断され、全身麻酔科に観血的整復固定術を行うことになった。術中写真を示す。 骨片の固定に用いるのはどれか。2つ
金属線, ミニプレート
55
36歳の男性。下顎の痛みと噛み合わせの異常を主訴として来院した。2日前に運動中に転倒し下顎部を強打したという。非観血的治療後の口腔内写真を別に示す。用いられている材料はどれか。2つ
金属線, 線副子
56
27歳の男性。エックス線写真検査で下顎骨に骨折が認められたので、非観血的整復固定術を行うことになった。 必要な器材はどれか。2つ
線副子, 金属線結紮鉗子
57
23歳の男性。左側口角部の疼痛を主訴として来院した。初診時の写真を別に示す。約1週間後に瘢痕を残すことなく治癒した。疑われる疾患はどれか。1つ
口唇ヘルペス
58
61歳の男性。左側顔面の痛みを主訴として来院した。5日前から左側顔面に強度の神経痛様疼痛を自覚し、2日前から左側の顔面皮膚と口腔粘膜に限局した水疱が出現したという。4歳児に水痘に罹患した既往がある。顔貌写真を別に示す。考えられるのはどれか。1つ
帯状疱疹
59
ウイルス感染による口腔粘膜疾患はどれか。1つ
手足口病
60
口腔内に症状が出現するウイルスはどれか。2つ
麻疹, 手足口病
61
1歳6ヶ月の男児。歯肉からの出血を訴えて来院した。2日前から39℃の発熱があるという。初診時の口腔内写真を別に示す。原因として考えられるのはどれか。1つ
単純ヘルペスウイルスの感染
62
小児の粘膜疾患とその原因との組み合わせで正しいのはどれか。1つ
コプリック斑-麻疹ウイルス
63
45歳の女性。右側頬粘膜部の痛みを主訴として来院した。2週前に頬粘膜の異常に気付き、接触痛を自覚するようになったという。両側の頬粘膜部に網状の白色病変を認めた。口腔内写真を別に示す。考えられるのはどれか。1つ
扁平苔癬
64
4歳の男児。食事中の口腔内の痛みを主訴として来院した。4日前に発熱したが現在は解熱しており、口腔内外に水疱がみられる。初診時の口腔内写真と手、足の写真を別に示す。原因と考えられるのはどれか。2つ
エンテロウイルス, コクサッキーウイルス
65
24歳の男性。下唇の疼痛を主訴として来院した。4日前から同部に症状を自覚し、現在食事がしにくいという。以前より疲労時などに同様な症状を繰り返しているという。初診時の口腔内写真を別に示す。矢印で示す粘膜病変は、下唇①赤唇部に2mm程度の②菱形を呈している。病変の表層は白色の③偽膜で覆われており、その周囲に軽度の④貧血帯がみられる。下線部分で適切なのはどれか。1つ
③
66
58歳の女性。左側口角部の異常を主訴として来院した。1週間前に引っ越しを行い、疲労が蓄積していたところ、3日前から同部に違和感があり、昨日から症状が出現したという。ヘルペスと診断された。この疾患の特徴はどれか。1つ
水疱の形成
67
金属アレルギー検査はどれか。2つ
パッチテスト, DLST(薬剤誘発性リンパ球刺激試験)
68
金属アレルギーのパッチテストを受ける患者への注意事項で正しいのはどれか。2つ
運動を控えるようにする, 痒みがひどくなったら検査を中止する
69
口腔内に装着された金属製クラウンが原因で生じる可能性があるのはどれか。1つ
掌蹠膿疱症(しょうせき)
70
擦過により除去できない白色病変の写真を別に示す。白色病変の主体をなす病理組織像はどれか。1つ
上皮肥厚
71
45歳の女性。舌の異常に気付き来院した。3ヶ月前に気付いたか痛みがないため放置していたという。白板症と診断された。口腔内写真を別に示す。臨床的特徴はどれか。1つ
擦過しても容易に除去できない
72
口腔カンジダ症の治療に用いられる抗菌薬はどれか。1つ
イミダゾール系
73
口腔カンジダ症で正しいのはどれか。2つ
真菌感染症である, 日和見感染である
74
口腔カンジダ症に有効なのはどれか。1つ
ミコナゾール
75
口腔粘膜と皮膚に色素沈着がみられるのはどれか。1つ
ポイッツ・イェーガー症候群
76
口腔乾燥症に対する検査はどれか。1つ
サクソンテスト
77
唾液分泌量の減少を主症状とする疾患はどれか。1つ
シェーグレン症候群
78
68歳の男性。口腔乾燥を訴えて来院した。シェーグレン症候群が疑われたため、検査を行うこととなった。適切でない検査はどれか。1つ
唾液緩衝能検査
79
急性化膿性根尖性歯周炎で瘻孔形成に至る経路で正しいのはどれか。1つ
歯根膜→歯槽骨→骨膜→粘膜
80
急性化膿性根尖性歯周炎で切開排膿が対応と考えられるのはどれか。2つ
骨膜下期, 粘膜下期
81
73歳の女性。1年前からオトガイ側方部より時々排膿が見られたという。顔貌写真を別に示す。疑われる疾患はどれか。1つ
外歯瘻
82
下顎智歯周囲炎の特徴はどれか。1つ
不完全埋伏歯に好発する
83
開口障害の原因ではないのはどれか。1つ
舌痛症
84
ビスホスホネート系薬物が投与されている可能性がある疾患はどれか。1つ
骨粗鬆症
85
高齢者にみられる基礎疾患と服用薬および副作用との組み合わせを表に示す。1つ
③
86
48歳の女性。乳がんの骨転移治療のため、ビスホスホネート系注射薬を長期投与中であるという。歯周治療を行うこととなった。 避けることが望ましい処置はどれか。1つ
歯肉剥離搔爬術
87
嚢胞と歯との位置関係を模式図で示す。 含歯性嚢胞はどれか。1つ
③
88
下顎骨に発生する嚢胞と歯の位置関係を図に示す。灰色部は嚢胞を示す。 歯根嚢胞はどれか。1つ
④
89
26歳の女性。舌下面の異常を訴え来院した。2ヶ月前から舌下面の腫脹に気付き、病変の増大を繰り返しているという。口腔内写真を示す。腫脹を矢印で示す。 考えられるのはどれか。1つ
粘液嚢胞
90
軟組織に発生するのはどれか。2つ
ガマ腫, 類皮嚢胞
91
軟組織に発生する嚢胞はどれか。1つ
萌出嚢胞
92
非歯原性発育性嚢胞はどれか。1つ
鼻歯槽嚢胞
93
エナメル上皮腫の特徴はどれか。1つ
骨吸収を伴う
94
歯牙腫で正しいのはどれか。1つ
歯の萌出障害の原因となる
95
49歳の女性。右舌縁部の異常を訴えて来院した。2週前に鏡で見たところ、舌縁部の変色に気付いたという。直径約15mmの弾性軟の腫瘤を認め、ガラス圧診法により病変部の退縮が認められた。口腔内写真を別に示す。考えられるのはどれか。1つ
血管腫
96
65歳の男性。舌縁に発生した腫瘤を主訴として来院した。1か月前から気付いていたが、痛みがないため放置していたという。圧迫により退色を認める。口腔内写真を別に示す。矢印で示す病変の主体と考えられるのはどれか。1つ
多数の血管
97
65歳の男性。下顎舌側の腫瘤を訴えて来院した。30年前から気付いていたという。腫瘤は正常粘膜で被覆されており、骨様硬で疼痛はない。かんがえられるのはどれか。1つ
下顎隆起
98
31歳の男性。「右上の歯が動いてきた」と訴え来院した。3年前から上顎右側犬歯と第一小臼歯の歯間乳頭歯肉が徐々に腫大してきたという。 考えられるのはどれか。1つ
エプーリス
99
26歳の女性。下顎前歯部の違和感を主訴として来院した。2ヶ月前に気付いたが、痛みがないため放置していたところ、徐々に大きくなってきたという。現在妊娠16週であり、全身疾患はない。口腔内写真を別に示す。患者への説明として適切なのはどれか。1つ
ていねいなブラッシングを心がけてください