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薬理学
  • 大澤怜和

  • 問題数 78 • 1/13/2024

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    問題一覧

  • 1

    ①は、抗うつ作用の他に夜尿症やパニック障害にも有効である。①は肝で初回通過効果を受けるため、血中薬物濃度に個人差がある。

    イミプラミン

  • 2

    ①は三環系抗うつ薬で、イミプラミンと同様の作用を示すが、イミプラミンと比べて速効性で②も可能である。遺尿症にも適応があり、強迫性障害やパニック障害にも有効である。

    塩酸クロミプラミン, 点滴静注

  • 3

    三環系抗うつ薬である①はドパミンD2受容体遮断作用も有する。

    アモキサピン

  • 4

    四環系抗うつ薬である①は②することで、薬理作用を発現する。血中半減期が長く、夜間一回の投与も可能である

    マプロチリン, ノルアドレナリンの再取り込みを阻害

  • 5

    四環系抗うつ薬である①や②は③する作用がある。抗コリン作用・心毒性はほとんどない。

    ミアンセリン, セチプチリン, シナプス前α2アドレナリン受容体を遮断

  • 6

    セロトニン5-HT1A受容体アゴニストである①は、全般性不安障害における抑うつ、恐怖に対して抗不安効果が認められる。(有効である)

    タンドスピロン

  • 7

    SSRIは賦活症候群(多興奮)、セロトニン症候群、離脱症候群などは三環系抗うつ薬よりも生じやすい

  • 8

    フルボキサミンのような①は効果発現に最低でも2~4週間かかることが多いため、速やかな症状改善のためには、治療当初は1週間程度で効果発現が期待できる②を併用することが多い。

    SSRI, ベンゾジゼピン系抗不安薬

  • 9

    ①はパニック障害、強迫性障害、社会不安障害、PTSDに適応があり、血中半減期が長いため、1日1回投与で効果ぎある。一方、②を生じやすいので、その対応も必要である。

    パロキセチン, 悪心・嘔吐(弱抗コリン作用)

  • 10

    ①やエスシタロプラムはセロトニンの再取り込みを選択的に抑えることにより抗うつ作用を示す。①はパニック障害に適応がある。

    セルトラリン

  • 11

    ①や②はセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)で、重症うつ病やメランコリー性うつ病に対して効果を示す。

    塩酸ミルナシプラン, デュロキセチン

  • 12

    ①はイノシトールリン脂質代謝回転を抑制して効果を示す。一方副作用として腎原性尿崩症がある。また、妊婦や腎障害患者には使用禁忌である。

    炭酸リチウム

  • 13

    うつ病では①、躁病では②、③が起こる可能性がある。

    罪業妄想, 誇大妄想, 観念奔逸(考えにまとまりがない)

  • 14

    うつ病ではストレスなどにより血中コルチゾール低値が遷延し、海馬の障害や脳由来神経栄養因子の減少および神経新生の抑制が起こっている。

  • 15

    イミプラミンやアミトリプチリンは排尿障害や心伝導障害ばかりでなく、投与開始時や増量時に不安、焦燥、衝動性などが高まる賦活症候群に注意する

  • 16

    SARIである①は②作用と③作用を示す

    トラゾドン, セロトニン再取り込み阻害, セロトニン5-HT2受容体拮抗

  • 17

    パロキセチン徐放剤はうつ病以外に、パニック障害、強迫性障害、社会不安障害、PTSDに適応がある。

  • 18

    躁症状の改善として抗てんかん薬が気分安定薬として処方される

  • 19

    認知行動療法では、感情や行動に影響を及ぼしている極端な考えが何かを特定せず、不快な感情を軽減するように図る

  • 20

    ①は肝代謝酵素阻害作用を示すため、アルプラゾラムの効果に影響を与える

    フルボキサミン

  • 21

    統合失調症は10~30歳に好発し、遺伝的素因が認められる。

  • 22

    定型抗精神病薬による治療を開始した際の注意すべき副作用に①がある。

    悪性症候群

  • 23

    多元受容体作用抗精神病薬(MARTA)による治療では、①に注意する必要がある

    体重増加

  • 24

    ①や②は統合失調症の治療のほかに双極性障害の治療にも保険適応がある

    オランザピン, クエチアピン

  • 25

    ①はセロトニンの再取り込みを阻害することでシナプス間隙の5-HT量を増やす一方で、セロトニン5-HT2A受容体拮抗作用を示す

    トラゾドン

  • 26

    ①はリスペリドンの主要代謝物で、統合失調症の急性期の治療薬

    パリペリドン

  • 27

    抗精神病薬である①はヒスタミンH1受容体やα1受容体に高い親和性を示す一方、ドパミン神経系の遮断はそれほど強くなく、錐体外路症状やプロラクチン遊離作用はほとんど示さないが、②や②がみられることがある。

    クエチアピン, 血糖値上昇, 脂質代謝異常

  • 28

    多元受容体標的化抗精神病薬である①は日本初の統合失調症用舌下錠であり、一方、双極性障害の気分の安定化にも効果が期待できる

    アセナピン

  • 29

    ヒドロモルフォンは①薬であり、②に適応があり、副作用は③がある

    μオピオイド受容体作動, がん疼痛, 便秘、吐き気

  • 30

    セルトラリンは①であり、不安症に適応があり、副作用は③がある

    SSRI, セロトニン症候群(興奮、手足の震え、発汗)

  • 31

    オランザピンは①に適応があり、副作用は②がある

    統合失調症, 糖尿病性ケトアシドーシス

  • 32

    クロザピンは①に適応があり、副作用は②である

    統合失調症, 血液障害(無顆粒球症)

  • 33

    クロミプラミンは①薬であり、②に適応があり、副作用は③がある

    三環系抗うつ, うつ病, 排尿困難、口渇

  • 34

    滅裂思考の重症状態を①といい、②の陽性症状に特有である

    言葉のサラダ, 統合失調症

  • 35

    ①の進行とともに思考の貧困、快楽の消失が引き起こるが、これは②におけるドパミン遊離抑制がその一因であると考えられている

    統合失調症, 前頭皮質

  • 36

    ①はT型カルシウムチャネルを抑制し、神経細胞膜の安定化を引き起こす。 ①は②の第一選択薬である。

    エトスクシミド, 欠伸発作

  • 37

    ①はベンゾジアゼピン受容体に結合し、GABA作動性神経伝達を増強する。②としてよく用いられる。

    クロバザム, 併用薬

  • 38

    ①はベンゾジアゼピン受容体に結合し、すべてのてんかんを抑制する。

    クロナゼパム

  • 39

    ①はベンゾジアゼピン系薬物で抗てんかん薬として用いられる

    フェノバルビタール

  • 40

    ①はNa+チャネルを頻度依存的かつ電位依存的に抑制する。また興奮性神経伝達物質の遊離を抑制する。 ②における第二選択薬として③で用いる

    ラモトリギン, 小児欠伸てんかん, 単剤

  • 41

    ①はα1サブユニットを含むGABAA受容体に高い結合親和性を有する②系の超短時間作用型催眠薬である。③などの副作用が少なく、REM睡眠期は④

    ゾルピデム, 非ベンゾジアゼピン, 脱力や転倒, 変化なし

  • 42

    ラメルテオンは①薬であり、睡眠覚醒リズムを調整する

    メラトニン受容体作動

  • 43

    ①や②はドパミンD2受容体を阻害して、統合失調症の陽性症状を改善する

    プロペリシアジン, ブロムペリドール

  • 44

    ①は低用量で抗うつ作用、高用量で抗精神作用を示すほか、末梢性ドパミンD2受容体遮断による②や③を示す

    スルピリド, 胃血流改善作用, 消化管運動促進

  • 45

    ①や②、③はヒスタミンH1受容体拮抗作用をもつために、睡眠効果をもたらす

    トラゾドン, ミルタザピン, ミルナシプラン

  • 46

    パリペリドンは①の代謝産物であり、肝代謝酵素であるCYP2D6の影響を②

    リスペリドン, 受けない

  • 47

    ベンゾジアゼピン系催眠薬は低用量で①、中用量では②、高用量では③、それ以上で④を示す。

    抗不安作用, 筋弛緩、抗けいれん作用, 催眠作用, 健忘作用

  • 48

    ブロナンセリンは①として用いられ、セロトニン5-HT2A受容体よりもドパミンD2受容体に対する親和性のほうが②

    貼付剤, 高い

  • 49

    ①のような抗アレルギー薬は②作用をもつために睡眠効果をもたらす

    ジフェンヒドラミン, ヒスタミンH1受容体拮抗

  • 50

    ①は無顆粒球症などの致命的な副作用が出現しうるため、治療抵抗性統合失調症に対して厳しい条件下のみで用いられる

    クロザピン

  • 51

    トリアゾラムはベンゾジアゼピン系の超短時間作用催眠薬なので、細胞内の②することで、神経の興奮を抑制する

    Cl-の流入を促進

  • 52

    ベンゾジアゼピン系は①受容体の活性化を増強する

    GABAA

  • 53

    ①や②は統合失調症ばかりでなく、双極性障害や治療抵抗性うつ病にも用いられる

    オランザピン, クエチアピン

  • 54

    ①は既存の抗精神病薬とは異なり、ドパミンD2受容体部分作動薬として作用し、内在性ドパミン量によってドパミン神経活性を調節する。ハロペリドールに比べて②作用は弱いかほとんどない

    アリピプラゾール, プロラクチン上昇

  • 55

    ①は非ベンゾジアゼピン系の超短時間催眠薬で、苦味がある

    ゾピクロン

  • 56

    ①、②、③はブチロフェノン系誘導体であるハロペリドールに比べて④は少ないが、⑤の報告もあり、特に⑥のある患者では注意を要する

    オランザピン, クエチアピン, クロザピン, 錐体外路症状, 糖尿病, 耐糖能の異常

  • 57

    ①と②はオレキシン受容体を拮抗することで催眠作用を示す。 ②は③受容体のほうが効果が強い

    スボレキサント, レンボレキサント, オレキシンOX2

  • 58

    ①はチエノジアゼピン系骨格をもつ催眠薬であり、緊張緩和作用が比較的強い

    エチゾラム

  • 59

    オランザピンは統合失調症における①などの陽性症状や②などの陰性症状の改善効果が確認されている。1日③回の治療が実現できる。

    幻覚・妄想, 感情的引きこもり・自閉, 1

  • 60

    バルビツール酸系催眠薬はGABAA受容体の①に結合部位をもち、②Cl-チャネルを開口する

    βサブユニット, 直接

  • 61

    5-HT2A拮抗およびドパミンD2受容体拮抗薬(SDA)のものをえらべ

    リスペリドン, 塩酸ペロスピロン水和物, ブロナンセリン

  • 62

    様々な受容体に対して拮抗作用を示す薬物(MARTA)のものをえらべ

    フマル酸クエチアピン, オランザピン, クロザピン

  • 63

    デカン酸ハロペリドールはハロペリドールの①性プロドラッグであり、投与間隔が4週間と長いため、コンプライアンス不良患者の統合失調症の維持療法に用いられる

    持続

  • 64

    クロルプロマジンは①系誘導体で定型の統合失調症の治療薬の1つで、②、③、④、⑤作用をもつ。副作用に低Na+血症や高張尿を特徴とする⑥がある。現在は陰性症状の改善を目的として処方されることはほとんどない

    フェノチアジン, ドパミンD2受容体遮断, アドレナリンα1受容体遮断, アセチルコリン受容体遮断, セロトニン5-HT2A遮断, 抗利尿ホルモン不適合分泌症

  • 65

    ドパミンD2受容体拮抗作用をもち、統合失調症の幻覚・妄想を取り除く薬物を選べ

    塩酸クロルプロマジン, スルピリド, フルフェナジン, ペルフェナジン, プロクロルペラジン, ハロペリドール

  • 66

    ドパミンD2受容体拮抗薬は副作用として①、②を引き起こす。③を示すこともある。

    錐体外路障害, プロラクチン濃度の上昇, 悪性症候群

  • 67

    統合失調症は次のような陽性症状を示す

    緊張病性の行動, 被害妄想, 注察妄想, 滅裂思考, 思考途絶

  • 68

    統合失調症は次のような陰性症状を示す

    感情の平板化, 意欲の減退

  • 69

    統合失調症は①、②、③の異常が原因とされている

    ドパミン神経系, グルタミン神経系, セロトニン5-HT2受容体

  • 70

    脳内ドパミン神経には①②③などがあり、そのなかで④が情動や陶酔感などの発現に最も深く関与する

    黒質ー線条体, 中脳辺縁系, 中脳前頭葉系, 中脳辺縁系

  • 71

    チアノジアゼピン系骨格

    エチゾラム, ブロチゾラム

  • 72

    エチゾラムは常用量で依存を形成する

  • 73

    ①は常用量依存といった副作用は呈さない

    スボレキサント

  • 74

    バランス麻酔 ①②は鎮痛薬、 ③は筋弛緩薬 ④⑤は麻酔薬として用いられる

    レミフェンタニル, フルルビプロフェン, ロクロニウム, セボフルラン, プロポフォール

  • 75

    ①はAMPA受容体の刺激を阻害することで抗てんかん作用を示す

    ベランパネル

  • 76

    ①は欠伸発作を悪化させる

    フェニトイン

  • 77

    ①は強直間代発作を悪化させる

    トリメタジオン

  • 78

    SARI(セロトニン2受容体遮断・再取り込み阻害薬)には①がある。 ①は三環系とも四環系とも異なる抗うつ薬で、三環系にみられる②がなく、副作用が少なく、不安、焦燥、睡眠障害の強いうつ病、せん妄に有効とされている。 ③受容体遮断作用を有することから、鎮静が強い。さらに④、⑤受容体遮断作用から強い催眠作用を有するため、うつ病状態時の睡眠障害に頻用される。

    ①トラゾドン, ②抗コリン作用, ③α1, ④ヒスタミンH1, ⑤セロトニン5-HT2A