問題一覧
1
受容体と薬物の結合のしやすさをAという
親和性
2
受容体を活性化することをAという
効力
3
受容体に結合し、活性化する薬物をAという
作動薬(アゴニスト)
4
受容体に結合するが、活性化はせず作動薬の結合を阻害する薬物をAという
拮抗薬(アンタゴニスト)
5
写真のような曲線をAという
薬の濃度反応曲線
6
ニューモシスチス肺炎(ニューモシスチスイロべチー)に有効な薬をAという
ST合剤
7
抗腫瘍薬の副作用で、血球が減少することをAという
骨髄抑制
8
骨髄抑制はA〜B日に最低値となる
10、14
9
感染が急速に重症化する可能性があり、好中球の減少と発熱によるものをAという
発熱性好中球減少症
10
悪心、嘔吐はそれぞれに応じたAで対応する
制吐薬
11
炎症性サイトカインによる代謝異常が原因と言われ、骨格筋の持続的な減少を特徴とし、食欲不振、体重減少、脂肪の減少、浮腫などをきたす症候群をAという
がん悪液質
12
通常の栄養サポートでは完全に回復することができないため、薬物治療や運動療法、栄養管理などで対応する病気をAという
がん悪液質
13
薬に対する過剰な免疫反応をAという(特に白金製剤、タキサン系などで起きやすい)
アレルギー反応
14
アレルギー反応のうち薬に結合した IgE が肥満細胞などを刺激し、ヒスタミンなどの放出によって起こる急性炎症反応をAという
アナフィラキシー
15
アナフィラキシーは薬の投与後A分後に起こることが多く、原因となる薬の再投与でBしやすい
30、重症化
16
サイトカインの放出により起こる副作用。 抗体医薬により起こりやすく、悪寒、発熱などもみられることをAという
インフュージョンリアクション
17
インフュージョンリアクションは、薬の投与開始から投与後A時間以内に発生することが多いが、2階目以降は発生しないことが多い
24
18
アレルギー反応が起こった時にAを皮下注射する
アドレナリン
19
葉酸に拮抗して、DNA の材料の合成を阻害 する(葉酸は DNA の合成に必要である)抗がん薬をAという
メトトレキサート
20
DNA の構造に類似している。DNA の材料 の合成酵素を阻害する抗がん薬をAという
フルオロウラシル(5-FU)
21
注意すべき有害作用として、出血性膀胱炎、卵巣機能不全などを引き起こすDNA に結合して DNA の機能を阻害する抗がん薬をAという
シクロフォスファミド
22
悪心・嘔吐が非常に強く、腎障害、末梢神経障害、難聴・耳鳴などを引き起こす、DNA に結合して DNA の機能を阻害する抗がん薬をAという
シスプラチン
23
心毒性があるため総投与量の上限を超えないように注意が必要な抗生物質の一つである抗がん薬をAという
ドキソルビシン
24
微小管(複製した DNA を細胞の両極に引っ 張るヒモ)を阻害する、末梢神経障害などの有害作用があり、アレルギーを起こしやすい抗がん薬をAという
パクリタキセル
25
エストロゲン受容体を阻害し、エストロゲン受容体陽性の乳がんに適応、ほてりなどの更年期障害が有害作用として起こる抗がん薬をAという
抗エストロゲン薬
26
アンドロゲン受容体を阻害し、前立腺がんの第一選択薬としても使われる抗がん薬をAという
抗アンドロゲン薬
27
注意すべき有害作用として、心毒性、インフュージョンリアクションがあり、HER2(乳がんなどの増殖シグナル分子) を阻害する。 HER2 陽性の乳がん、胃がんなどに適応する抗がん薬をAという
トラスツズマブ
28
注意すべき有害作用として間質性肺炎などがあり、EGFR チロシンキナーゼ(肺がんなどの増 殖シグナル分子)を阻害する抗がん薬をAという
ゲフィチニブ
29
シクロホスファミドを投与している患者で注意が必要なのはどれか
出血性膀胱炎
30
Aさん(56歳 男性)は、化学療法後の血液検査にて好中球数300/mm3であった。Aさんの状態で正しいのはどれか。
日和見感染症のリスクが高い
31
点滴静脈内注射によって抗癌薬を投与している患者の看護で適切なのはどれか。
悪心は薬で緩和する
32
点滴静脈内注射中の刺入部位の腫脹を確認したときに、最初に実施するのはどれか。
注入を中止する
33
終末期がん患者にみられる悪液質の徴候はどれか。2 つ選べ。
食欲不振, 体重減少
34
カテコールアミンを三つ答えよ
ノルアドレナリン、アドレナリン、アセチルコリン
35
神経伝達物質でカテコールアミンはどれか
ドパミン
36
神経伝達物質はどれか
アセチルコリン
37
運動神経の神経伝達物質はどれか
アセチルコリン
38
副交感神経の作用はどれか
心拍数の低下, 消化液の分泌亢進
39
副交感神経の作用はどれか
縮瞳, 心拍数減少
40
次の文を読み問題に答えよ。 43歳男性。会社員。2年前の定期健康診査で徐脈を指摘されていた。2-3か月前から時折、め まいを感じることがあったが放置していた。本日、会社から帰宅途中に意識消失発作があり、 アダムス・ストークス症候群の疑いで入院した。脈拍数32/分、血圧120/80mmHg。意識は清明。 めまいを訴えている。 入院時、イソプレナリン塩酸塩(β刺激薬)が投与された。患者に説明する内容で最も適切な のはどれか。
「ドキドキするようなら教えてください」
41
副交感神経でのコリン作動薬における眼作用として Aなどがある
瞳孔括約筋収縮
42
緑内障患者への投与が禁忌なのはどれか
アトロピン
43
筋弛緩薬のうち、筋肉型ニコチン受容体の機能を低下するのは A、Bである
ロクロニウム、スキサメトニウム
44
筋弛緩薬のうち、脳・脊髄から骨格筋への情報伝達を抑えるのは Aである
チザニジン
45
血栓の経過の①溶解し消失する。 (新鮮な血栓は、線維素溶解酵素、蛋白分解酵素に よって解かされやすい:血液線溶系の活性化) ②血栓が成長して血管腔を閉塞して伷塞を生じる。 ③血栓の一部が剥離し、血流に乗って流れ塞栓症を 生じる。 ④A化されて血管壁が肥厚する。その後Bする場合もある。
器質、再疎通
46
血管内に存在する因子によって起こる凝固反応をAといい、内因系および外因系凝固因子が途中で合 流し、Bを生成する。Bは血小板を活性化させ、最終的にCを形成させる。
内因系凝固、トロンビン、フィブリン
47
血管外膜に存在する組織因子、トロン ボプラスチンに由来する凝固反応をAといい、血管が損傷して出血が起こると、血管外の組織因子は血液中に入り、第Ⅶ因子を活性化する。活性化された第Ⅶ因 子はCa2+ 存在下で第Ⅹ因子を活性化し、 その後は内因凝固系と同様にBの形成に至る。
外因系凝固、フィブリン
48
肺や気管支から出血した血液を咳とともに口から吐いた場合をAといい、食道や胃など上部消化管出血した血液を口から吐いた場合をBという
喀血、吐血
49
血液が便に混ざって肛門から出る場合をA、尿血液が混ざる場合をBという
下血、尿血
50
出血性素因の原因であるビタミンCの欠乏で毛細血管壁がもろくなり、出血しやすくなる病気をAという
壊血病
51
特別な原因なしに、または極めて軽い外傷でも容易に出血し、 なかなか止血しない素質をAという。漏出性出血のかたちをとる。
出血性素因
52
血管壁は破れず、血管内皮の隙間から血液がもれる出血。 明らかな破綻なしに起こる出血をAという
漏出性出血
53
脳内出血の多くはAによるものが多い
高血圧
54
動脈瘤の破裂、高血圧性脳出血など、血管や心臓の壁が破れて起こる出血をAという
破綻性出血
55
臓器または組織への動脈性血液の量が減少して、細 胞及び組織の機能が低下した状態をAといい、組織が虚血により壊死に陥ることをBという
虚血、梗塞
56
血管には、どこか別の血管と連絡路(吻合枝)を持つ血管と、持たない血管がある。 吻合(バイパス)を持った動脈、あるいは静脈の流れ が一部妨げられた場合(狭窄や閉塞)、血流はその流れの悪い部位迂回し、吻合した血管を通って流れる ことによって虚血や伷塞をまぬがれる。このしくみをAという。しかし、場合によっては側副循環そのものによる障害が生じる。
側副循環
57
うつ病の発症機構はよくわかっていないが、A、Bと密接な関わりがある
ノルアドレナリン、セロトニン
58
パーキンソン症運動を抑制している黒質線条体のA神経が障害されて発症する。そのため治療にはドパミン補充治療が行われる
ドパミン
59
グルタミン酸は海馬で働く神経伝達物質であり、Aも学習・記憶に関わる神経伝達物質である。そのためA濃度を上昇させる薬物であるドネペジルがアルツハイマー病の治療に用いられる
アセチルコリン
60
麻酔の導入の促進・鎮痛→A塩酸塩水和物、B塩酸塩
モルヒネ、ケタミン
61
鎮痛(抗不安)→A系薬物
ベンゾジアゼピン
62
気道分泌の抑制→抗コリン薬(A)
アトロピン
63
麻酔前与薬 1. 麻酔の導入の促進・鎮痛 → モルヒネ塩酸塩水和物、ケタミン塩酸塩 2. 鎮静(抗不安) → 系薬物 3. 気道分泌の抑制 → 抗コリン薬 (アトロピン ) 4. 有害反射の予防 → 抗コリン薬 5. 誤嚥性肺炎の防止 の目的で全身麻酔の前(A〜B分)に投薬を行う
45、60
64
全身麻酔後の処置→麻酔から覚醒する際、Aが起こりやすく、Bが起こりやすい
嘔吐、誤嚥性肺炎
65
麻酔薬によりAが亢進し、窒息の恐れがある。 →麻酔中の体位に気を付ける。 →気管用チューブや吸引機を準備する。 →人工呼吸器で呼吸管理を行う。
気道分泌
66
全身麻酔下で食道再建術を受ける患者への術前オリエンテーショ ンで適切なのはどれか。
「麻酔の際は喉に呼吸用の管を入れます」
67
循環器系に副作用が少なく、筋弛緩作用があるため筋弛緩剤を使用する必要がない。肝・腎毒性がない吸入麻酔薬をAという
イソフルラン
68
導入と覚醒が速やかな吸入麻酔薬をAという
セボフルラン
69
導入が早く、導入期に患者が笑ったような顔つきになるので笑気ガスと呼ばれる吸入麻酔薬をAという
亜酸化窒素
70
静脈内麻酔薬で超短期間作用のバルビツール系の麻酔薬をAという
チオペンタール
71
静脈内麻酔薬で覚醒が早く、覚醒時反応もない、とくに日帰り手術に用いられる麻酔薬をAという
プロフォボール
72
静脈内麻酔薬で血管の刺激作用がなく、覚醒時反応(幻覚)などもないベンゾジアゼピン系の麻酔薬をAという
ミダゾラム
73
バルビツール系(バルビツール酸系)麻酔薬であるチオペンタールの水溶液は動脈への刺激作用が強いためA注射は絶対に避ける
動脈内
74
ベンゾジアゼピン系であるミダゾラムは、作用に個人差があり、呼吸抑制のおそれがあるためAのできる器具や拮抗薬(フルマゼニル)を準備する
呼吸管理
75
ベンゾジアゼピン系薬物には通常量であっても、長期連用により、A形成の可能性がある。また、ω2受容体作用によるB作用がある→高齢者はとくに注意
身体依存、筋弛緩
76
ベンゾジアゼピン系薬剤は依存性があるためA投与、B投与にする。また、転倒・骨折を防ぐためにCには慎重投与する 高齢者はとくに血中濃度が上がりやすいので注意する
短期、低容量、高齢者
77
ベンゾジアゼピン系薬を服用中の高齢者について、若 年者と比較した特徴で正しいのはどれか。
薬物の血中濃度が高くなりやすい。
78
Aさん(65歳、男性)は、胃癌を疑われ検査入院した。入院時、 認知機能に問題はなかった。不眠を訴え、入院翌日からベ ンゾジアゼピン系の睡眠薬の内服が開始された。その日の 夜、Aさんは突然ナースステーションに来て、意味不明な内 容を叫んでいた。翌朝、Aさんは穏やかに話し意思疎通も取 れたが「昨夜のことは覚えていない」と言う。 Aさんの昨夜の行動のアセスメントで最も適切なのはどれか。
夜間せん妄
79
• ジアゼパム、エチゾラム、ロラゼパム:抗コリン作用により眼圧が上昇することがある。→ Aの患者に禁忌。
緑内障
80
パロキセチン塩酸塩水和物(パキシル) • 躁転、自殺企図があらわれることがある。 A→ には慎重投与。 Bにも慎重投与。
双極性障害、若年者
81
統合失調症の陰性症状はどれか
感情鈍麻
82
統合失調症の幻覚や妄想に最も関係する神経伝達物質はどれか。
ドパミン
83
オランザピンはインスリン抵抗性を亢進する →血糖値の測定・観察を行う →A には禁忌
糖尿病患者
84
典型的なうつ病の症状はどれか。
興味と喜びの喪失
85
うつ病で正しいのはどれか。
自分を責める感情が強くなる
86
三環系抗うつ薬は抗コリン作用が強い。A患者に禁忌。 Bに慎重投与。
緑内障、高齢者
87
炭酸リチウムは中毒症状が起こりやすい 投与初期から定期的に Aを行う。
T D M
88
意識障害を伴わないてんかん発作はどれか
単純部分発作
89
亜酸化窒素の特徴について当てはまるものはどれか
低酸素症による低血圧の恐れがある
90
ジアゼパムの説明として当てはまるものはどれか
べンゾジアゼピン系の 弛緩用を持つ抗不安薬であり、てんかん重積症状の治療にも用いる
91
イミプラミン塩酸塩に当 は るものはどれか
三環形抗うつ薬である
92
1型アレルギー(即時型)の別名をA型といい、抗体はIg( )、関与する細胞はBと好塩基球である。また、伝達物質はC、Dである。
アナフィラキシー、E、肥満細胞、ヒスタミン、ロイコトリエン
93
4型アレルギーの別名をA型、もしくはB型といい関与する細胞はC、代表疾患としてDがある
遅延、ツベルクリン、T細胞、接触性皮膚炎
94
アレルゲンの確認:パッチテスト(A時間後に確認)
48
95
アナフィラキシー症候群の第一選択薬をA(一般名:アドレナリン)という。これを筋肉注射する。
エピペン
96
アナフィラキシー症候群の第2選択薬としてAを用いる
抗ヒスタミン薬
97
H1受容体刺激による薬理作用①平滑筋のA、②血管のB、③血管透過性のC、④覚醒作用である
収縮、拡張、亢進、
98
外傷や感染によって障害を受け、障害された部位で血管透過性の亢進と血流増加が起こり、①A②B③C④Dが起こっている状態
発赤、腫脹、発熱、疼痛
99
非ステロイド性抗炎症薬を一般にAという
NSAIDs
100
電解質代謝作用→腎集合管におけるナトリウムイオンや水の再吸収促進、カリウムイオンや水素イオンの排泄促進を促すホルモンをAという
アルドステロン