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病態治療学論Ⅲ(神経と運動)①
  • 24210028上沼

  • 問題数 100 • 11/18/2024

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    35

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    問題一覧

  • 1

    前頭葉の障害に伴う症状で正しいのはどれか。2つ選べ

    3. 自発性の欠乏, 1. 人格の変化

  • 2

    脳の外側面を左右から見た模式図を示す。  右利きの健常成人のBroca〈ブローカ〉の運動性言語中枢はどれか。

    4

  • 3

    転移性脳腫瘍の患者。脳の冠状断面の模式図を示す。意識はあるが,図の矢印の方向に圧がかかり始めている。  この時点で最も起こりやすいのはどれか

    2. 呼吸異常

  • 4

    意識レベルを評価するスケールはどれか

    4. グラスゴー・コーマ・スケール〈GCS

  • 5

    意識障害はどれか。2つ選べ。

    3. せん妄, 1. 昏睡

  • 6

    呼びかけに反応しない意識障害の患者に,痛み刺激を加えたところ,かろうじて開眼した。  ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉による評価はどれか。

    2. Ⅱ-30

  • 7

    Wernicke〈ウェルニッケ〉失語の特徴で正しいのはどれか。

    1. 話す言葉は意味不明である。

  • 8

    Broca〈ブローカ〉失語のある患者とのコミュニケーション方法で適切なのはどれか。

    4. 「はい」,「いいえ」で答えられる質問をする。

  • 9

    感覚性失語のある成人患者とのコミュニケーションで適切なのはどれか。2つ選べ。

    1. 短文で話しかける。, 2. 身振りを加えて話す。

  • 10

    Aさん(75歳,女性)は,脂質異常症dyslipidemiaと高血圧症hypertensionで通院中で,定期受診のため,外来待合室で順番を待っていた。Aさんは,待合室の雑誌を取ろうと立ち上がり,歩こうとしたところ,右足が思うように動かず引きずって歩いた。外来看護師が声をかけると,Aさんは「らいじょうぶ」と返答したが,ろれつが回らなかった。 この時のAさんの症状はどれか。

    3. 構音障害

  • 11

    58歳の男性。会社役員。妻と子どもとの3人暮らし。出勤途中の電車内で意識消失し,けいれん発作を起こして搬送された。検査の結果,脳腫瘍の疑いで入院した。 入院後,頭痛と嘔吐があり,頭蓋内圧亢進症状が認められた。  起こりやすいのはどれか。

    1. 徐脈

  • 12

    54歳の女性。激しい頭痛と嘔吐の後,意識を消失したため搬入された。呼吸数12/分,不規則。脈拍50/分。血圧210/120mmHg。瞳孔不同がみられる。  考えられるのはどれか

    2. 脳ヘルニア

  • 13

    頭蓋内圧亢進の代償期にある患者にみられるバイタルサインの特徴はどれか

    3. 脈圧の増大

  • 14

    小脳失調でみられるのはどれか。

    2. 姿勢保持が困難になる。

  • 15

    大脳皮質の感覚野が存在するのはどれか

    中心後回

  • 16

    大脳基底核を構成するのはどれか

    被殻

  • 17

    錐体路が存在する神経線維束はどれか

    投射線維

  • 18

    中脳に神経核が存在する脳神経はどれか

    第Ⅳ脳神経

  • 19

    内頸動脈系はどれか

    中大脳動脈

  • 20

    遷延性意識障害で機能が失われるのはどれか

    大脳皮質

  • 21

    ブローカ失語の特徴はどれか

    他人の言葉は理解できる

  • 22

    片麻痺が起こる際の病変部はどれか

    内包

  • 23

    頭蓋内圧亢進の三徴でないのはどれか

    呼吸障害

  • 24

    初期に瞳孔不同が生じる脳ヘルニアはどれか

    鉤ヘルニア

  • 25

    片頭痛の特徴はどれか

    閃輝暗点を伴うことがある

  • 26

    Aさん(59歳,女性)は,午前2時ころにバットで殴られたような激しい頭痛を自覚し,嘔吐した。午前4時,Aさんは,頭痛を我慢できなくなったために,家族に付き添われて救急搬送され,緊急入院した。入院時,ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅰ-1,四肢の麻痺を認めない。 Aさんはくも膜下出血subarachnoid hemorrhageと診断された。  再出血を防ぐためのケアで適切なのはどれか

    3. 病室を薄暗くする。

  • 27

    (続き) Aさんは,入院後に緊急開頭術を受けることになった。  手術を受けるまでの看護で適切なのはどれか。

    4. 不整脈arrhythmiaの出現に注意する。

  • 28

    Aさん(52歳,男性),自営業。既往歴に特記すべきことはない。屋根を補修するためにはしごを登っていたところ,足を滑らせて転落し,頭部を打撲した。救急車で病院に搬送され,頭部CTで,右前頭葉と側頭葉の脳挫傷cerebral contusionと右側頭葉の脳内血腫intracerebral hematomaを認めた。 入院時,Aさんは痛み刺激に対しても開眼することはなく,払いのけるような動作をするのみで,左上下肢の動きが右上下肢に比べて弱かった。  ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉による評価はどれか

    3. Ⅲ-100

  • 29

    (続き) 緊急で開頭血腫除去術が行われ,硬膜外にドレーンが挿入された。術後はICUに入室した。ICU入室6時間後のAさんの状態は,血圧138/76mmHg,脈拍82/分,体温37.4℃。呼びかけに対して容易に開眼し,簡単な指示に応じることができるようになった。しかし,その後2時間で意識レベルが術前のレベルまで進行性に低下した。血圧156/68mmHg,脈拍67/分,体温37.8℃。経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉96%(酸素吸入3l/分)。  この状況から考えられるAさんの病態として適切なのはどれか。

    4. 術後頭蓋内出血intracranial hemorrhage

  • 30

    Aさん(52歳,女性)。自宅で突然激しい頭痛と悪心が出現し,自力で救急車を要請し,搬送された。ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅰ-2で頭痛を訴えており,発汗著明であった。瞳孔径は両側3.0mm。上下肢の麻痺はない。Aさんは頭部CTでくも膜下出血subarachnoid hemorrhageと診断され,ICUに入室した。入室時のバイタルサインは,体温36.8℃,呼吸数24/分,脈拍92/分,血圧156/98mmHg,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉95%であった。 ICU入室から24時間以内に注意すべきAさんの症状や徴候はどれか。

    4. 瞳孔散大

  • 31

    (続き) Aさんは脳血管造影で右中大脳動脈に動脈瘤aneurysmが確認され,脳血管内治療(コイル塞栓術)が実施された。その後,Aさんは意識清明で問題なく経過していたが,手術後6日から刺激に対する反応が鈍くなり,閉眼していることが多くなった。意識レベルはジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-10。左上肢はBarré〈バレー〉徴候陽性を示した。  Aさんに生じていることとして最も考えられるのはどれか。

    2. 脳血管攣縮

  • 32

    Barré〈バレー〉徴候の査定の開始時と判定時の写真を別に示す。 左上肢のBarré〈バレー〉徴候陽性を示すのはどれか

    4

  • 33

    Aさん(47歳,男性)は,妻と高校生の息子が1人の3人家族である。朝の仕事中,突然頭をかかえてうめきながら倒れた。呼びかけに返事もなく開眼もしない。救急車で搬送中に嘔吐がみられた。病院に到着時,血圧200/102mmHg,脈拍80回/分,呼吸13回/分,体温37.2度。瞳孔2.5mm,左右差なし。対光反射(+),四肢麻痺なし。意識レベルは,ジャパン‐コーマ‐スケールⅢ-100だった。  血圧をコントロールしながらすぐに頭部CT,脳血管撮影を実施し,右中大脳動脈瘤破裂によるクモ膜下出血subarachnoid hemorrhageと診断された。 来院時のジャパン‐コーマ‐スケールⅢ-100と診断したときの患者の状態はどれか。

    3. 痛み刺激で払いのける動作をするが開眼しない。

  • 34

    (続き) 入院後,すぐに緊急手術が開始された。全身麻酔下で右開頭脳動脈瘤頸部クリッピング術を施行した。硬膜外ドレーン1本(術後1日目抜去),脳室ドレーン1本が挿入されてきた。設定圧20cmH2O。術後の経過は安定しており,意識レベルはジャパン‐コーマ‐スケールⅠ‐2まで回復してきたが,術後6日目,突然意識レベルがジャパン‐コーマ‐スケールⅡ‐20に低下し,左手の握力の低下もみとめられた。  最も考えられることはどれか。

    4. 脳血管攣縮

  • 35

    高血圧性脳出血hypertensive cerebral hemorrhageで最も頻度の高い出血部位はどれか。

    1. 被殻

  • 36

    Aさん(70歳,男性)。妻(74歳)と2人で暮らしている。Aさんがトイレに入ったまま戻ってこないので妻が見に行くと,トイレで倒れていた。妻が発見直後に救急車を要請した。救急隊からの情報ではジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-20で右片麻痺があり,バイタルサインは,体温36.5℃,呼吸数16/分,脈拍108/分,血圧200/120mmHg,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉96%であった。 救命救急センター到着時に観察する項目で最も優先するのはどれか

    3. 意識レベル

  • 37

    (続き) 頭部CTの結果,高血圧性脳出血hypertensive cerebral hemorrhageと診断され,集中治療室に入室した。入室時にはジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-30。体温37.0℃,呼吸数16/分,脈拍82/分,血圧154/110mmHg。入室から8時間後,体温37.2℃,呼吸数18/分,脈拍50/分,血圧208/106mmHg,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉97%になり,呼びかけと痛み刺激に開眼しなくなった。  このときAさんの状態はどれか。

    2. 脳圧亢進症状

  • 38

    脳卒中に分類されないのはどれか

    一過性脳虚血発作

  • 39

    シンシナティ病院前脳卒中スケール(CPSS)の評価項目はどれか

    顔のゆがみ

  • 40

    クモ膜下出血の誘因として多いのはどれか

    脳動脈瘤の破裂

  • 41

    クモ膜下出血で見られにくい徴候はどれか

    構音障害

  • 42

    くも膜下出血の三大合併症で発症後72時間から2週間後に起こりやすいのはどれか

    脳血管攣縮

  • 43

    クモ膜下出血の再出血予防を目的に行われる治療はどれか

    脳動脈瘤頸部クリッピング術

  • 44

    頭蓋内圧管理目的で脳浮腫の軽減に用いいられるのはどれか

    マンニトール

  • 45

    病側への共同偏視が見られるのはどれか

    被殻出血

  • 46

    視床出血の出血血管となりにくいのはどれか

    レンズ核線条体動脈

  • 47

    眼球の正中位固定が生じるのはどれか

    橋出血

  • 48

    脳底動脈から分岐する血管でないのはどれか

    レンズ核線条体動脈

  • 49

    脳内出血の治療慢性期で推奨されるものでないのはどれか

    無酸素運動

  • 50

    もやもや病moyamoya diseaseについて正しいのはどれか。

    3. 代償性の側副血行路が形成される。

  • 51

    くも膜下出血subarachnoid hemorrhageの成因で最も多いのはどれか

    3. 脳動脈瘤cerebral aneurysm

  • 52

    脳梗塞cerebral infarctionを最も早期に検出できる画像検査はどれか。

    2. 磁気共鳴画像〈MRI〉

  • 53

    心房細動で発症リスクが高まるのはどれか。

    1. 脳塞栓

  • 54

    脳塞栓症cerebral embolismを生じやすい不整脈arrhythmiaはどれか

    2. 心房細動atrial fibrillation

  • 55

    Aさん(65歳,男性,会社員)は,午後2時,会議の最中に急に発語しづらくなり,右上下肢に力が入らなくなったため,同僚に連れられて救急外来を受診した。既往歴に特記すべきことはない。来院時,ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅰ-3,瞳孔径は両側2.0mm。呼吸数18/分,脈拍60~80/分,不整で,血圧176/100mmHg。右上下肢に麻痺がある。午後4時,Aさんの頭部CTの所見で特に異常は認められなかったが,MRIの所見では左側頭葉に虚血性の病変が認められた。 この後の治療でまず検討されるのはどれか。

    1. 血流の再開

  • 56

    (続き) Aさんは心原性の脳梗塞cerebral infarctionと診断され,入院後に治療が開始された。入院後5日,意識レベルがジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-30まで低下した。頭部CTで出血性梗塞と脳浮腫とが認められ,気管内挿管・人工呼吸器管理を行い,マンニトールを投与してしばらく経過をみることになった。  この時点の看護で適切なのはどれか。2つ選べ。

    4. Cushing〈クッシング〉現象に注意する, 2. 瞳孔不同の有無を観察する。

  • 57

    Aさん(58歳,男性,会社員)は,妻(55歳)と2人暮らし。5年前から高血圧症hypertention,脂質異常症dyslipidemiaを指摘され,降圧薬を内服していた。自宅で左半身に脱力感が出現し,救急車で搬送された。救急外来でCT及びMRI検査を行った結果,右中大脳動脈領域に脳梗塞cerebral infarctionの所見が認められた。入院時は,グラスゴー・コーマ・スケール〈GCS〉E3V4M5,体温36.8℃,呼吸数16/分,脈拍66/分(不整),血圧160/85mmHg,HbA1c5.8%,心電図では,RR間隔は不定で心拍数100/分であった。入院後,血栓溶解療法を受け,2日後からリハビリテーションが開始された。1週後には回復期リハビリテーション病棟へ転棟した。 Aさんの脳梗塞cerebral infarctionの原因で考えられるのはどれか。2つ選べ

    4. 心房細動atrial fibrillation, 3. 高血圧症hypertention

  • 58

    もやもや病で正しいのはどれか。2つ選べ

    4. 進行性の脳血管閉塞症である, 3. 病変はくも膜下腔にある

  • 59

    58歳の男性。会社役員。妻と子どもとの3人暮らし。出勤途中の電車内で意識消失し,けいれん発作を起こして搬送された。検査の結果,脳腫瘍の疑いで入院した。 入院後,頭痛と嘔吐があり,頭蓋内圧亢進症状が認められた。  起こりやすいのはどれか

    1. 徐脈

  • 60

    治療法と疾患の組合わせで適切なのはどれか。2つ選べ

    3. 血栓溶解療法――――――――脳梗塞, 2. 脳室-腹腔(V-P)シャント術――水頭症

  • 61

    Aさん(38歳,会社員,女性)は夫と2人暮らし。通勤中に突然の頭痛を訴えて倒れ,救急搬送された。入院後に行った頭部CT検査および頭部MRI検査で,脳腫瘍brain tumorと診断された。Aさんは脳腫瘍摘出のために開頭術を受けた。 帰室後の看護として適切なのはどれか

    3. ベッドの頭側を挙上する。

  • 62

    疾患と症状の組合せで正しいのはどれか

    3. 下垂体腫瘍―――――――両耳側半盲

  • 63

    脳梗塞の危険因子として考えにくいのはどれか

    適度な飲酒

  • 64

    脳梗塞で発生したペナンブラの回復にもっとも有効な治療はどれか

    発症4.5時間以内のrt-PA静注

  • 65

    アテローム血栓性脳梗塞で正しいのはどれか

    発症の前に一過性の前駆症状をきたすことがある

  • 66

    心原性脳塞栓症の慢性期に使用されやすい薬剤はどれか

    ワルファリン

  • 67

    ラクナ梗塞の生じやすい部位はどれか

    視床

  • 68

    もやもや病の外科的治療に用いられるのはどれか

    浅側頭動脈ー中大脳動脈吻合術(STA-MCA吻合術)

  • 69

    一過性脳虚血発作でただしいのはどれか。

    脳梗塞の前駆症状として重要である。

  • 70

    一過性脳虚血発作の内頸動脈血流障害時に起こりやすい症状はどれか

    一過性黒内障

  • 71

    脳実質内への浸潤が多い脳腫瘍はどれか

    神経膠腫

  • 72

    内分泌症状をきたしやすい脳腫瘍はどれか

    下垂体腺腫

  • 73

    Aさん(75歳,男性)は妻(75歳)と2人暮らしで,15年前にParkinson〈パーキンソン〉病Parkinson diseaseと診断された。7年前よりレボドパ〈L-dopa〉を1日3回内服している。Hoehn & Yahr〈ホーエン・ヤール〉重症度分類のステージⅣで,要介護2である。妻は腰痛のため毎日リハビリテーション目的で通院中である。妻の介護負担を軽減するため,Aさんは毎月10日間,介護老人保健施設の短期入所〈ショートステイ〉を利用している。今回は妻の腰痛が増強したため,Aさんは予定を早めて入所した。Aさんは握力が低下しているが,スプーンを使用し自力で食事を摂取している。食事中に姿勢が崩れることが多く,むせや食べこぼしがある。  看護師のAさんへの食事援助で正しいのはどれか

    2. 座位時の体幹を安定させる。

  • 74

    続き Aさんは社交的で短期入所中はいつも介護老人保健施設の利用者や職員と笑顔で会話していたが,今回は,会話中に急に表情がなくなり声が聞きとれないほど小さくなったり,手足の震えが出現することがあった。食後に薬を内服すると症状は改善するが,内服して2時間後には同じような症状が現れることがあった。  Aさんの症状はどれか

    4. ウェアリングオフ現象

  • 75

    続き 妻の腰痛が改善したため,Aさんは自宅に戻ることになった。Aさんは「妻に負担をかけないように自分で動けるようになりたい。自宅でできる運動や注意することを教えてください」と看護師に話した。  Aさんへの指導で適切なのはどれか。

    2. 「歩行時に腕を大きく振りましょう」

  • 76

    Aさん(55歳,男性)は筋萎縮性側索硬化症amyotrophic lateral sclerosis〈ALS〉で,経口摂取と胃瘻による経管栄養を併用し,在宅療養することになった。  Aさんと家族介護者への指導内容で適切なのはどれか

    2. 経口摂取中は頸部前屈位とする。

  • 77

    悪性症候群の症状はどれか。

    3. 発熱

  • 78

    精神疾患と神経伝達物質の組合せで関係が深いのはどれか

    1. 統合失調症――――――――ドパミン

  • 79

    Aさん(70歳,男性)は,65歳の妻と2人で暮らしている。Aさんは67歳のときに安静時に振戦が現れ,パーキンソン病Parkinson's diseaseと診断された。ヤールYahr,M.D.の重症度分類ステージⅢで,要介護3である。Aさんの症状として,仮面様顔貌,小刻み歩行および前傾姿勢がある。歩行練習を行っており,排泄は時間はかかるが自分でできている。Aさんの長男夫婦は車で1時間のところに住んでおり,週末に様子を見にきている。Aさんは訪問看護を2週間に1回利用している。 転倒を予防するために,Aさんと妻に対して行う訪問看護師の指導で適切なのはどれか。2つ選べ。

    3. 夜間はポータブルトイレを利用する。, 5. 歩行を開始する時は,妻がかけ声をかける

  • 80

    パーキンソン病Parkinson's disease患者がすくみ足を軽減させる練習をするときに,看護師が行う助言で適切なのはどれか。

    2. メトロノームを使うよう勧める。

  • 81

    Parkinson〈パーキンソン〉病Parkinson's diseaseの症状で正しいのはどれか。

    4. 動作が緩慢である。

  • 82

    Aさん(68歳,女性)は,70歳の夫と2人で暮らしている。6年前にParkinson〈パーキンソン〉病Parkinson's diseaseと診断された。現在,レボドパ〈L-dopa〉を1日3回内服している。ヤールYahr,M.D.の重症度分類ステージⅢで,要介護1である。夫が付き添い,神経難病専門クリニックに杖を使って通院している。特定疾患医療受給者証を持っているが,在宅におけるサービスは利用していない。 Aさんは足がすくんで転びやすくなったため受診したところ,レボドパ〈L-dopa〉の処方が増量になった。Aさんは「主治医から薬を1日4回飲むことになると説明を受けました。今までは何もなかったけど,薬の副作用にはどんなものがありますか」と外来看護師に相談した。  副作用の説明で正しいのはどれか

    2. 「体が勝手に動くことがあります」

  • 83

    Aさん(80歳,男性)は,78歳の妻と2人で暮らしている。子どもはいない。Parkinson〈パーキンソン〉病Parkinson's diseaseで,Hoehn-Yahr〈ホーエン・ヤール〉の重症度分類はステージⅢである。要介護1の認定を受けて,週1回訪問看護を利用している。妻は「できるだけ夫婦で頑張りたいです」と話している。  最近,Aさんはすくみ足がみられ,活動性が低下し食欲もなく,日中はほぼ車椅子に座っている。 転倒予防のための指導内容で適切なのはどれか

    4. 身体の動きが悪いときは無理に動かないようにする。

  • 84

    Aさん(59歳,男性)は,妻と2人で暮らしている。ParkinsonParkinson's disease〈パーキンソン〉病で,Hoehn-Yahr〈ホーエン・ヤール〉の重症度分類ステージⅢであり,嚥下に困難がある。要介護2の認定を受けている。  食事の見守りを行う妻への訪問看護師による指導で適切なのはどれか。

    4. 「食べ物を飲み込んだことを確認しましょう」

  • 85

    Parkinson〈パーキンソン〉病Parkinson's diseaseの症状について正しいのはどれか。

    2. 腕を振らずに歩く。

  • 86

    Aさん(73歳,女性)は夫(73歳)と2人暮らし。6年前にParkinsonParkinson disease〈パーキンソン〉病と診断され,レボドパ〈L-dopa〉を1日3回内服している。Hoehn-Yahr〈ホーエン・ヤール〉重症度分類のステージⅢ,要介護1である。夫が付き添い神経内科外来に月1回,杖歩行で通院している。外来受診のとき,Aさんは足がすくんで転びやすくなったことを主治医に相談し,レボドパ〈L-dopa〉を1日4回に増量して様子を見ることになった。Aさんと夫は薬の副作用〈有害事象〉について外来看護師に尋ねた。 外来看護師がAさんと夫に説明する副作用〈有害事象〉の内容で正しいのはどれか

    4. 不随意運動

  • 87

    Aさん(80歳,男性)は,妻(80歳)と2人暮らし。血管性認知症vascular dementiaでパーキンソニズムがみられる。認知症高齢者の日常生活自立度判定基準ランクⅡb,要介護2。普段は妻がAさんの身の回りの世話をしているが,妻が入院したため短期入所療養介護のサービスを受けることになった。入所時のAさんは歩行開始困難,加速歩行,すくみ足などの歩行障害がみられた。Aさんは「最近,家の中でつまずくことが多くなりました」と入所中の施設の看護師に話した。 Aさんへの歩行指導で適切なのはどれか

    3. 足踏みをしてから歩くようにする

  • 88

    Aさん(45歳,女性)は,筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉amyotrophic lateral sclerosisのため自宅で療養中である。Aさんは球麻痺症状が出現したため,経口摂取に加え,胃瘻による経管経腸栄養管理が開始された。  訪問看護師が行うAさんとAさんの家族への指導で適切なのはどれか。

    3. 経口摂取中の体位は頸部前屈位とする。

  • 89

    上位運動ニューロン徴候および下位運動ニューロン徴候の有無について表に示す。  筋萎縮性側索硬化症amyotrophic lateral sclerosis〈ALS〉において正しいのはどれか

    1. a

  • 90

    抗精神病薬を服薬中の入院患者に原因不明の高熱,意識障害,痙攣などがみられた。血清検査でクレアチンキナーゼ(CK)値の上昇もあった。考えられる副作用はどれか。

    4. 悪性症候群malignant syndrome

  • 91

    パーキンソン病で神経変性が起こりやすい部位はどれかパーキンソン病で神経変性が起こりやすい部位はどれか

    大脳基底核

  • 92

    線条体でのドパミンの作用に拮抗するのはどれか

    アセチルコリン

  • 93

    パーキンソン病の初期で見られやすい症状はどれか

    安静時振戦

  • 94

    70歳未満のパーキンソン病患者の第一選択となりやすいのはどれか

    ドパミンアゴニスト

  • 95

    パーキンソン病のホーン-ヤール(Hoehn-Yahr)の重症度分類でステージⅢにあたる症状はどれか

    姿勢保持障害が見られる

  • 96

    末梢でレボドパの分解を阻害する薬剤はどれか

    エンタカポン

  • 97

    カルビドパにより作用が阻害される分解酵素はどれか

    ドパ脱炭酸酵素(DDC

  • 98

    ドパミンアゴニストの特徴はどれか

    ウェアリング オフ現象が生じにくい

  • 99

    パーキンソン病で脳深部刺激療法が適応されるのはどれか

    ジスキネジアによる薬剤減量を要する症例

  • 100

    筋萎縮性側索硬化症の球麻痺症状はどれか

    咀嚼筋麻痺