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放射線取扱主任者第二種物理学(○×問題)

問題数151


No.1

エネルギーEのγ線の運動量はEを光速度で除したものである

No.2

質量mの粒子の運動量はmに粒子の速度を乗じたものである

No.3

静止質量m0の粒子の静止質量エネルギーはm0に光速度の二乗を乗じたものである

No.4

電荷qの粒子が電場Eによって受ける力Fは F=qE である

No.5

光子のエネルギーは光子の波長に比例する

No.6

α粒子は陽子2個、中性子2個、及び電子2個からなる

No.7

電子と陽電子は進行方向と直行する静磁場中で、互いに逆方向に曲げられる

No.8

γ線の速度はX線の速度に比べて大きい

No.9

熱中性子は間接電離放射線である

No.10

原子核を構成する中性子数が等しく、陽子数が異なる原子を互いに同位体と呼ぶ

No.11

放射性同位元素からγ線が放出される場合、原子核中の中性子と陽子の数は変わらない

No.12

中、高原子番号の元素では原子核中の中性子の数は陽子の数よりも多い

No.13

核を構成する中性子と陽子の数のそれぞれの質量を乗じて加え合わせたものが、原子核の質量となる

No.14

重水素の原子核は、原子1個と中性子1個の合計よりも重い

No.15

同重体は原子番号が異なり、質量数が互いに等しい

No.16

核異性体は、原子番号及び質量数が互いに等しい

No.17

同位体は中性子数が互いに等しい

No.18

K殻の軌道電子について主量子数は1である

No.19

K殻の軌道電子に関して、原子核との結合エネルギーは他の電子殻の軌道電子よりも大さい

No.20

K殻の軌道電子に関して、電子数は1原子あたり1個である

No.21

オージェ電子として放出されることがある

No.22

EC壊変により、原子核から特性X線が放出される

No.23

β-壊変により、原子核から電子が放出される

No.24

内部転換により、原子核からニュートリノが放出される

No.25

自発核分裂により、原子核から中性子が放出される

No.26

α線は連続スペクトルを示す

No.27

β線は連続スペクトルを示す

No.28

制動放射線は線スペクトルを示す

No.29

特性X線は線スペクトルを示す

No.30

β-壊変は中性子過剰な原子核で起こりやすい

No.31

β+壊変では、娘核種の原子番号は親核種の原子番号よりも1大きい

No.32

β線が連続スペクトルを示すのは、ニュートリノが壊変エネルギーの一部を持ち去るためである

No.33

EC壊変では、娘核種の原子番号は親核種の原子番号と同じである

No.34

内部転換電子のエネルギーは連続スペクトルを示す

No.35

内部転換は原子番号が大きいほど起こりやすい

No.36

オージェ電子のエネルギーは線スペクトルを示す

No.37

内部転換に伴い、オージェ電子は放出されない

No.38

β-壊変では原子核より電子が放出され、娘核種の原子番号は1減少するが質量数は変わらない

No.39

EC壊変は軌道電子を取り込むもので、娘核種の原子番号は1減少し、質量数は1増加する

No.40

γ線は原子核がより低いエネルギーレベルに移るときに放射されるもので、原子番号及び質量数ともに変化しない

No.41

α壊変で放出されるα粒子はHe-4の原子核であり、娘核種の原子番号は2減少し、質量数は4減少する

No.42

放射性核種の壊変定数λと平均寿命τの間には λτ=1 の関係がある

No.43

分岐改変する娘核種の、部分壊変定数λ1,λ2とこの各種の前壊変定数λの間には λ=λ1+λ2 の関係がある

No.44

放射性核種の壊変に関して、半減期は化合物の種類により変化する

No.45

放射能が同じ時、原子核数は半減期に比例する

No.46

放射性核種を容器に密封したとき、時間とともに容器内の放射能が増加する場合がある

No.47

Sr-90 → ( 1 ) → Zr-90 Cs-137 → ( 2 ) → Ba-137 Sr-90密封線源は、永続平衡関係にある( 1 )から放出される( 2 )(最大2.28MeV)を主として利用し、Cs-137密封線源は、永続平衡関係にある( 2 )から放出される( 3 )を(0.662MeV)を利用する 

No.48

よく知られている放射性壊変系列に、ウラン系列、トリウム系列、( 1 )と呼ばれている天然放射性核種の3系列がある。これらの系列の親核種はそれぞれ、U-238、Th-232、( 2 )であり、各系列に属する各sの質量数をヘリウム核の質量の4で割った数の余りから、ウラン系列を(4n+2)系列、トリウム系列を4n系列、( 1 )系列を(4n+3)系列と呼ぶこともある。

No.49

α線に関して、エネルギーを失う過程では、放射損失のほうが衝突損失よりも大きい

No.50

α線に関して、空気中での比電離は、その飛程中の全行程において一定である

No.51

α線はβ線に比べて、比電離が大きい

No.52

α線は物質中を通過するとき、その進路はほとんど直線である

No.53

β線と物質との相互作用において、エネルギー損失は主に軌道電子との相互作用によって起こる

No.54

β線と物質との相互作用に関して、β線は物質中を直進する

No.55

β線と物質との相互作用に関して、制動放射線は原子核のクーロン場との相互作用によって発生する

No.56

β線には空気中の飛程が2mを超えるものもある

No.57

β線による制動放射は、原子核のクーロン場との相互作用によって発生する

No.58

制動放射線は、β線によって励起された原子核から発生した光子である

No.59

制動放射線のエネルギーは連続スペクトルを示す

No.60

制動放射線は、エネルギーの高いβ線のほうが発生しやすい

No.61

α粒子は原子核の近傍を通過する際に大きく散乱されることがある

No.62

質量衝突阻止能は、物質の原子番号が高いほど大きい

No.63

荷電粒子が物質中を通過するときに、単位距離を進むごとに失う平均のエネルギーを線阻止能と呼ぶ

No.64

β線の空気に対するW値は約34eVである

No.65

Am-241から放出されるα線の軟組織中の飛程は、70mを超えない

No.66

α線のアルミニウム中の飛程はパラフィン中の飛程よりも短い

No.67

Cs-137から放出されるβ線は家庭用アルミホイル1枚で止まる

No.68

β線の飛程は最大エネルギーのほぼ二乗に比例する

No.69

荷電粒子のエネルギー付与は飛程に沿ってランダムに起きる

No.70

エネルギー付与が起きる確率は粒子のエネルギーに比例する

No.71

イオン対生成に必要なエネルギーの平均値をQ値と呼ぶ

No.72

荷電粒子線のLETに関して、粒子の質量とエネルギーが同じ場合、電荷が大きいほうが高い

No.73

荷電粒子線のLETに関して、粒子の質量と電荷が同じ場合、エネルギーが高いほうが大きい

No.74

粒子の電荷とエネルギーが同じ場合、質量が大きいほうがLETは高い

No.75

標的の物質にはLETの大きさには依存しない

No.76

チェレンコフ光は結晶の光子面に沿って入射したときに放出される光である

No.77

荷電粒子が物質中での光速よりも早く進むときにチェレンコフ光は放出される

No.78

チェレンコフ光は荷電粒子が物質中で曲げられるときに発生する光である

No.79

チェレンコフ光は荷電粒子が物質を通過する際に生じる分極に伴って生じる光である

No.80

電子対生成のしきい値は0.511MeVである

No.81

コンプトン効果に対する原子散乱断面積は物質の原子番号に比例する

No.82

光電効果はエネルギーの低いγ線ほど起こりやすい

No.83

光電効果はγ線と物質中の自由電子との相互作用である

No.84

光電効果を起こしたγ線がさらに光電効果を起こす可能性がある

No.85

電子対生成は物質中でγ線が一対の陽電子と電子を発生させる現象である

No.86

コンプトン散乱後に生じたγ線が、さらにコンプトン散乱を起こすことがある

No.87

コンプトン散乱後に生じた反跳電子とγ線は、互いに180度方向に進行する

No.88

光電効果では、K殻電子を光電子として放出する可能性が最も高い

No.89

コンプトン散乱では反跳電子の最大エネルギーは入射γ線のエネルギーから束縛電子の電離エネルギーを差し引いたものに等しい

No.90

電子対生成はγ線のエネルギーが1.022MeV以上でないと起こらない

No.91

レイリー散乱では入射γ線のエネルギーと散乱γ線のエネルギーは等しい

No.92

光電効果はγ線と自由電子との相互作用では起きない

No.93

光電効果において、光電子の運動エネルギーは入射γ線のエネルギーよりも常に低い

No.94

光電効果の原子断面積は、原子番号が大きくなるに従って小さくなる

No.95

光電効果の入射断面積は、入射γ線のエネルギーが高くなるに従って小さくなる

No.96

光電効果は光子と軌道電子の相互作用である

No.97

光電効果は光子エネルギーの減少とともに単調に増加する

No.98

コンプトン散乱は光子と軌道電子との非弾性散乱である

No.99

電子対生成のしきい値は1.022Mevである

No.100

光電効果はγ線が原子の最外殻軌道電子に全エネルギーを与え、γ線自身は消滅する現象である