小児の痛みについて正しいものを2つ選べ * １）新生児の痛みを把握する指標はない ２）薬物療法よりも非薬物療法を優先する ３）遊びは痛みに対する非薬物療法の1つである ４）過去の痛みの経験と現在の痛みの訴えには関係がない ５）3歳ころから痛みの自己申告スケールの使用が可能である

痛みのある幼児への援助として誤っているものはどれか １）罨法 ２）自律訓練 ３）スキンシップ ４）絵本の読み聞かせ

小児の注意を痛み以外に集中させることを何というか 1.プリパレーション 2.インフォームドアセント 3.ディストラクション 4.ノーマライゼーション

気管支喘息の看護の発作時の看護で適切でないのはどれか １．起座位を取らせる ２．会話を慎む ３．水分を制限する ４．腹式呼吸を促す

呼吸困難の原因とならないものはどれか 1.貧血や一酸化炭素中毒による酸素運搬機能の低下 2.過換気症候群*やヒステリーなどの心理的要因 3.大気中の酸素分圧の増加 4.肺炎や心疾患などによるガス交換の不良 5.呼吸中枢が未熟で不安定である

症状について誤っているものはどれか　　 １）セルフレポートテクニックは小児自身の報告や表現をもとに痛みをｱｾｽﾒﾝﾄする方法であり、6歳以上の小児に有効である。 ２）気管支喘息などでの呼吸困難時は呼吸しやすい体位として起座位をとる。 ３）チアノーゼは、毛細血管内に５ｇ／ｄｌ（新生児では３ｇ／ｄｌ）の脱酸素化ヘモグロビンが存在するとみられる。 ４）乳児が、刺激しなくても覚醒しているが母親と視線が合わない状態は、意識レベルⅢ（100）である。 ５）チアノーゼについて増加しているのは、還元ヘモグロビンである。

ショックについて、出血性ショックで起こるのはどれか 1.体温の上昇 2.尿量の増加 3.血圧の低下 4.皮膚の紅潮

細菌感染で起こるのはどれか　 1.心原性ショック 2.敗血性ショック 3.アナフィラキシーショック 4.循環血液量減少性ショック

乳児が成人に比べ脱水になりやすい理由は、尿細管での水の再吸収能力が（　　　　）からである １）低い ２）高い

乳児が成人に比べ脱水になりやすい理由は、 1.体重あたりの基礎代謝量が少ない 2.体重あたりの基礎代謝量が多い

乳児が成人に比べ脱水になりやすい理由は、 ３）体重に占める体水分量の割合が高い ４）体重に占める体水分量の割合が低い

乳児が成人に比べ脱水になりやすい理由は、 1）細胞内液の割合が高く成人に比べて脱水になりやすい。 2）細胞外液の割合が高く成人に比べて脱水になりやすい。

乳児の脱水で正しいのはどれか １）7000ｇから6500ｇへの体重減少は軽度の脱水に区分される ２）軽度の脱水でも大泉門の陥没が認められる ３）嘔吐を繰り返す脱水ではアルカローシスを伴うことが多い ４）細胞内液の割合が高く成人に比べ脱水になりやすい

嘔吐がみられるときの看護について誤っているものはどれか、全て選べ １）発熱や発疹、咳嗽がある場合は、感染症を疑う。 ２）吐物による窒息を防ぐために顔を横に向ける ３）嘔吐後は再度嘔吐を誘発させないようにうがいはさせない ４）嘔吐時は仰臥位を取らせる ５）脱水症状になりやすいので可能な限り水分をすすめる

嘔吐を繰り返す脱水では、（　　　　）を伴うことが多い 1.アルカローシス 2.アシドーシス

新生児嘔吐を来たしやすい理由はどちらか 1.上部食道括約筋が未発達 2.下部食道括約筋が未発達

新生児が嘔吐を来たしやすい理由はどちらか 1.胃の形態が横長である 2.胃の形態が縦長である

筋の強直のため、四肢や体幹がかたくつっぱり、身体全体がひとつの塊のようになるものを強直性痙攣という。 1.〇 2.✕

間代性痙攣は、筋肉が緊張と弛緩を繰り返す。規則的な一連の動きを示す　 1.⚪︎ 2.×

欠神発作は一瞬意識がなくなり動きが止まり、じっとしているが、倒れることはなく、すぐに戻るものである。 1.⚪︎ 2.×

熱性痙攣は、38℃以上の発熱に伴って生じる痙攣。幼児に起こることはない。 1.⚪︎ 2.×

てんかん内服治療中、痙攣がないときは内服をしなくてよい。　　 1.⚪︎ 2.×

黄疸は一般的に血清ビリルビン値が4.0ｍｇ/ｄｌ前後で気付く 1.⚪︎ 2.×

生理的黄疸は生後2~3日で現れ、生後4~5日で消失する 1.⚪︎ 2.×

母乳栄養児では、黄疸が1~2か月続くことがある 1.⚪︎ 2.×

突発性発疹について誤っているものはどれか 1）0~1歳で発症しやすい 2）高熱と同時に紅斑があらわれる。 3）風邪症状は見られない 4）2歳以上の症例はまれである

けいれん発作時の対応で優先するのはどれか 1.血圧測定 2.四肢の固定 3.気道確保 4.静脈路の確保

発疹がみられる感染症について誤っているものはどれか 1.水痘は全身に次々と紅斑、丘疹、水泡があらわれ、痂疲を形成する 2.風疹は、発疹出現の1~2日前に口腔内にコプリック斑が出現する 3.麻疹は、カタル期の発熱が下降した後、再び発熱するときに顔面から体幹・四肢に紅斑が生じ、拡大・癒合して網状になる 4.風疹は全身に小紅斑、紅色丘疹がみられる

浮腫がある場合は、体重増加を認める。 1.⚪︎ 2.×

浮腫のある皮膚は蒼白や冷感を伴うことがある。 1.⚪︎ 2.×

浮腫がある場合は、感染の可能性は低い。 1.⚪︎ 2.×

浮腫がある場合は 血液検査データで電解質を確認する。 1.⚪︎ 2.×

浮腫がある場合、毎日一定条件で体重測定をする必要はない。 1.⚪︎ 2.×

浮腫が出現しやすい部位を全て選べ。 1.足底 2.顔面 3.眼瞼 4.下腿脛骨後面

全血液量の35%~45%を失うと死に至る。 1.⚪︎ 2.×

3歳児のヘモグロビン下限値は。 1.11.0ｇ/ｄｌ 2.12.0ｇ/ｄｌ 3.13.0ｇ/ｄｌ 4.14.0ｇ/ｄｌ

小児自身の報告や表現をもとにアセスメントする方法は？

気管支喘息の看護の発作時の看護で適切でないのはどれか 1. 起座位をとらせる 2. 会話を慎む 3. 水分を制限する 4. 腹式呼吸を促す

乳児が成人に比べ脱水になりやすい理由で正しいものは（2つ） 1.尿細管での水の再吸収能力が低い2.体重あたりの基礎代謝量が少ない 3.体重に占める体水分量の割合が高い 4.体液における細胞内液の割合が高い

腰椎穿刺について誤っているものはどれか １）穿刺部位は両側腸骨稜の頂点を結ぶ線を基準に、第3～4腰椎間、または第4～5腰椎間に穿刺する。 ２）腰椎穿刺とは、髄膜炎や中枢神経疾患の診断のために実施される ３）腰椎穿刺の検査後は症状安静が必要であり、枕はしてもよい ４）腰椎穿刺後の合併症として、脳ヘルニアや、頭痛、髄膜炎がある

子どもの処置について誤っているものはどれか １）座薬は、解熱・鎮痛・鎮痙のような全身的効果を目的として選択される事が多い ２）シーネ固定は子どもにとって抑制となる。 ３）採尿バッグを貼付している間は座位として、１時間ごとに張り替える ４）小児用の輸液セットは60滴＝１ml、成人用の輸液セットは20滴＝１mlである

子どもの身体計測について誤っているものはどれか　　　 １）子どもの薬用量や輸液量の決定には体重による算出方法がよく用いられる ２）頭位測定は5歳ころまで実施する ３）乳児では哺乳の前後に体重測定をすることで、1回の哺乳量を知ることができる。 ４）介助者が子どもを抱え、一緒に体重測定し、測定後に介助者の体重を差し引き、体重を測定した。

乳児の安静時におけるバイタルサインで基準値から逸脱しているのはどれか。 1. 体 温 37.0℃ 2. 呼吸数 35/分 3. 心拍数 60/分 4. 血 圧 88/60mmHg

入院中の乳児のバイタルサインで最初に測定するのはどれか。 1. 体 温 2. 呼 吸 3. 脈 拍 4. 血 圧

こどもの骨髄穿刺について誤っているものはどれか 1.目的は血液疾患や悪性腫瘍などの診断、治療効果の判定である 2.苦痛が大きい処置であり、十分なプレパレーションを行う 3.学童の乳児の穿刺部位は、脛骨上部1/3である 4.鎮静薬が使用されることがほとんどである