問題一覧
1
薬事法から薬機法に改定された際、追加された規定はなにか。
再生医療等製品
2
日本で使用される医薬品に関する国の規定書はどれか。
日本薬局法
3
白字に赤枠、赤字で表記する薬物は。
劇薬
4
保管庫に施錠しなくても良い薬物は。
劇薬
5
患者が医療従事者の説明を十分に理解し、治療方針の決定に参加し、その決定に従って治療を受けること
アドヒアランス
6
医薬品の経口投与で正しいのは、
簡便だが、肝臓で代謝, 用量や剤形を自由に選択可
7
注射薬の特徴は
消化液の影響を受けない, 肝臓で分解される薬物に適している
8
同じ薬剤成分の経口薬と注射薬の違いについて正しいもの
基本的に注射薬より経口薬の方が多くの薬用量が必要である
9
薬物の作用機序のうち薬物がリガンドとなるのは。
受容体を介した機序
10
薬理作用に影響する因子で正しいものは
性別, 個体差, 年齢, 用法用量, プラセボ効果
11
薬物を経口投与した場合の体内動態として正しいのは
吸収→代謝→分布→排泄
12
経口薬として不向きな薬物とは
初回通過効果の影響が大きい, 生物学的利用率が低い
13
分布容積に関する記述で、()に入る適切な言葉の組み合わせは 極性が低い脂溶性薬物は、血中濃度は(ア)なり、分布容積は(イ)なる
(ア)低く、(イ)大きく
14
組織に移行しやすい薬物とは
アルブミンと結合していない遊離型, 極性の低い脂溶性
15
薬物の肝臓での代謝に深く関わる酵素は
CYP
16
薬物の血中濃度測定が必要な薬物とはどういうものか
治療域と中毒域が近い薬物
17
投薬量や薬理作用発見で注意を要する対象者に該当するのは
小児患者, 妊婦, 高齢患者
18
ノルアドレナリンを分泌する自律神経線維に該当するものは
交感神経節後線維
19
アセチルコリンの受容体に該当するもの
ニコチン受容体, ムスカリン受容体
20
ノルアドレナリンの受容体に該当するものは
α受容体, β受容体
21
交感神経が興奮した時の作用に該当するもの
気管支拡張, 血管収縮, 心拍数増加
22
副交感神経作動薬は主にどの受容体を刺激するか
ムスカリン受容体
23
α1受容体にリガンドが結合すると何がどう変化するか
ホスホリパーゼCが活性化
24
コリンエステラーゼを阻害するとどうなるか
アセチルコリンが分解されずに蓄積し、副交感神経が興奮する
25
有機リン中毒の解毒薬
PAM
26
急性心不全やアナフィラキシーショックの時に投与する交感神経作動薬はどれか
アドレナリン
27
交感神経遮断薬であるβ遮断薬の効果について
血圧低下
28
筋肉が収縮する際の機序として正しい記述はどれか
運動神経終末からアセチルコリンが放出されて、筋肉線維が脱分極して筋小胞体からCa2+が放出される
29
筋収縮薬と筋弛緩薬の組み合わせで正しいもの
筋収縮薬：ネオスチグミン、筋弛緩薬：スキサメトニウム
30
局所麻酔薬に該当するもの
リドカイン, プロカイン, メピバカイン
31
静脈麻酔薬に該当するもの
プロポフォール, チオペンタール, フェンタニル
32
麻酔前に投与する薬物に該当するもの
鎮静薬, 催眠薬, 鎮痛薬
33
手術に適した麻酔深度はどれか
第Ⅲ期
34
催眠薬はなんの作用を増強して中枢を抑制するか
GABA
35
不安症状をもたらす神経伝達物質と抗不安薬の作用機序、およびその抗不安薬の組み合わせで正しいの
セロトニン_5-HT1Aの受容体_タンドスピロン
36
統合失調症は脳内で何が過剰 になっているか
ドパミン
37
定型抗精神病薬で長期連用するとパーキンソン症候群を発症してしまう薬物はなにか
クロルプロマジン
38
抗うつ薬はなんの取り込みを阻害して効果を発揮するか
ノルアドレナリン, セロトニン
39
抗躁薬として有効な薬物
炭酸リチウム
40
てんかんの大発作治療薬の第一選択薬と第二選択薬の組み合わせで正しいの
第一：バルプロ酸ナトリウム、第二：フェニトイン
41
パーキンソン病の脳内では何がどう変化しているか
アセチルコリン作動性神経機能が亢進し、ドパミンが減少している
42
パーキンソン症候群治療薬の記述で正しいのは
レボドパを投与して脳内でドパミンに変換し、ドパミンを補充する
43
認知症治療薬の作用としてただしいもの
コリンエステラーゼの阻害, アミロイドβと結合・抑制
44
発痛増強物質に該当するもの
ブラジキニン
45
麻薬性鎮痛薬のうち、鎮咳作用の強い薬物は
コデイン
46
麻薬中毒者に投与すると禁断症状が出ることから麻薬中毒の診断に使用される薬物は
ナロキソン
47
エタノールが代謝されると最終的に何が生成されるか
酢酸
48
メタノールが代謝されると最終的に何が生成されるか
ギ酸
49
エタノールの作用に該当するものは
中枢抑制性神経抑制
50
社会的に認可されている中枢興奮薬はどれか
カフェイン
51
循環血液量の調節に関与している生体内物質はどれか
アルドステロン, レニン
52
心臓の刺激伝導系の0相では何が活性化するか
Na+チャネル
53
心臓の刺激伝導系のプラトー相でおこるものは
筋小胞体から一気にCa2+が放出される, 心筋の細いフィラメントが太いフィラメントに引き込まれる
54
抗不整脈薬の一種であるNa+チャネル抑制薬としても使用される局所麻酔薬はどれか
リドカイン
55
抗不整脈薬の一種であるCa2+チャネル抑制薬にがいとうするものは
ベラパミル
56
抗不整脈薬の一種であるβ受容体遮断薬に該当するもの
プロプラノロール
57
心不全治療薬として使用されるRAA系に作用する薬物に該当しないもの
強心配糖体であるジギタリス
58
心不全治療薬として使用されるループ利尿薬であるフロセミド投与で注意すべきこと
低K血症
59
不整脈、心不全、狭心症、高血圧に治療薬として共通して使用される薬物は
β受容体遮断薬
60
動脈硬化促進物質
コレステロール, 中性脂肪
61
ビタミンB12や葉酸が有効な貧血に該当するのは
悪性貧血
62
正しいもの
動脈で生じる血栓は血小板血栓で、抗血小板薬が治療薬, 静脈で生じる血栓はフィブリン血栓で、抗凝固薬が治療薬
63
ワルファリンの抗凝固作用の機序について
ビタミンKの還元を防ぐ
64
Ⅰ型アレルギー反応を示すオータコイドは
ヒスタミン
65
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は何を阻害して炎症をおさえるか
シクロオキシゲナーゼ
66
酸性NSAIDsの副作用に該当するもの
消化管障害, アスピリン喘息, 出血傾向
67
小児インフルエンザ患者に解熱目的で投与する薬物は
アセトアミノフェン
68
ステロイド性抗炎症薬の副作用
易感染性増大, 満月様顔貌, 消化性潰瘍, 骨粗鬆症
69
第一世代抗ヒスタミン薬と第二世代抗ヒスタミン薬の違いについて謝り
第二世代抗ヒスタミン薬は中枢移行性を増強させ、鎮静や抗コリン作用が軽減されている
70
抗リウマチ薬に該当するもの
メトトレキサート, サラゾスルファピリジン
71
気管支喘息の治療に使用される気管支拡張薬に該当するもの
サルブタモール
72
麻薬性鎮咳薬に該当するもの
コデイン
73
塩酸を分泌する細胞に該当するもの
壁細胞
74
制酸薬に該当するもの
酸化マグネシウム
75
下剤に該当するもの
酸化マグネシウム
76
利尿薬の作用機序として正しいもの
Na+再吸収の抑制, H2O再吸収の抑制
77
ループ利尿薬に該当するもの
フロセミド
78
スタチン系の高脂血症薬に該当するもの
プラバスタチン
79
糖尿病に関する記述で正しいもの
1型糖尿病はインスリン分泌が低下した病態で、インスリン投与が行われる
80
痛風治療薬のアロプリノールの作用機序として正しいのは
尿酸生成阻害
81
甲状腺機能亢進症の治療薬に該当するもの
チアマゾール
82
子宮収縮薬として使用されるホルモンに該当するもの
オキシトシン
83
血中Ca2+濃度を調節するホルモンは
PTH
84
抗癌薬のうち、代謝拮抗薬に該当するもの
メトトレキサート
85
以下の分子標的薬のうち、抗体薬に該当するもの
リツキシマブ, トラスツズマブ, セツキシマブ
86
免疫チェックポイント分しに関する記述で正しいものは
T細胞が活性化すると発現する物質
87
以下の抗菌薬のうち殺菌的効果があるものは
ペニシリン系, オキサセフェム系
88
MRSAの第一選択薬は
バンコマイシン
89
結核治療薬の第一選択薬
イソニアジド, リファンピシン
90
ウイルスのDNAポリメラーゼを阻害する抗ウイルス薬でサイトメガロウイルスに有効なのは
ガンシクロビル