問題一覧
1
老化による免疫機能の変化
獲得免疫機能低下
2
免疫機能に関与する細胞はどれか
白血球
3
免疫担当細胞と機能の組み合わせで正しいのは
形質細胞ー貪食
4
抗体を産生するのはどれか
形質細胞
5
貪食能を有する細胞はどれか
マクロファージ
6
免疫グロブリンと機能の組み合わせで正しいのはどれか
IgGー胎盤を通過する
7
母乳中に含まれている免疫グロブリンで最も多いのはどれか
IgA
8
新生児や乳児が胎児期に母体から受け取った抗体は次のうちどれか
IgG
9
細菌が体内に初めて侵入した時に最初に産生される免疫グロブリンはどれか
IgM
10
ツベルクリン反応の機序はどれか
IV型アレルギー
11
IV型アレルギー反応について正しいのはどれか2つ選べ
Tリンパ球が関与する, ツベルクリン反応でみられる
12
接触性皮膚炎の原因となるアレルギー反応
IV型
13
抗原によって感作されたTリンパ球による細胞性免疫が主体なのはどれか
ツベルクリン反応
14
能動免疫はどれか
ワクチンの接種
15
インフルエンザワクチンの接種で正しいのは
特異的能動免疫
16
急性炎症と比較して慢性炎症に特徴的な所見はどれか2つ選べ
リンパ球浸潤, 形質細胞浸潤
17
炎症の4兆候に含まれるのはどれか2つ選べ
発赤, 腫脹
18
炎症マーカーはどれか
C反応性タンパク質
19
スギ花粉によるアレルギー性鼻炎患者の花粉飛散時期前後の指導で適切なのは?
花粉飛散の前から抗アレルギー点鼻薬を使用する
20
A君(男児)は3歳の誕生日を迎えた。生後8か月のときに鶏卵の摂取でアナフィラキシーを起こしたため、かかりつけ医を受診した。それ以降、現在までA君は鶏卵の摂取を禁止するよう説明れている。鶏卵以外の食物は摂取して問題がない。今回、A君は保育所の入所にあたり、かかりつけ医からアレルギー外来のあるB病院を紹介され受診した。3歳児健康診査が今後予定されている。A君は身長95cm(50パーセンタイル)、体重15kg(75パーセ ンタイル)、自分の名前と年齢を答えることができる。階段を1人で昇ることができるが、スキップはできない。排泄はおむつにしている。 B病院の医師から母親に、アドレナリン自己注射薬を処方のうえ鶏卵の摂取制限を継続することと、近日中に鶏卵を用いた食物経口負荷試験を計画することが説明された。母親から看護師に「Aの保育所での生活や将来のことが心配です」と訴えがあった。 看護師の母親への説明で適切なのはどれか。
成長とともに卵を食べられるようになる子供は多いです
21
アレルギー性鼻炎について正しいのは
アレルゲンの除去は症状の抑制に有効
22
蕁麻疹のアレルギータイプは
1型
23
アレルギー反応で生じるショックは
アナフィラキシーショック
24
食物アレルギーの児童がアナフィラキシーショックを起こした時の対処で適切なのは
アドレナリンの筋肉内注射
25
ペニシリン投与によって呼吸困難となった患者への第1選択薬は
アドレナリン
26
アナフィラキシーショックで正しいのはどれか2つ選べ
重症例では死に至る, 気道粘膜の浮腫を生じる
27
Ⅰ型アレルギー反応はどれか
アナフィラキシーショック
28
アナフィラキシーショックは
1型
29
ラテックス製手袋着用で、口唇・手足のしびれ、喉頭の違和感を自覚。原因となる病態は
Ⅰ型
30
Aさん(32歳、女性)は、営業で外出の 多い業務を担当している。1か月前から発熱、倦怠感、関節痛および顔面の紅斑が出現し、近くの医療機関を受診したところ全身性エリテマトーデス〈SLE〉と診断され治療目的で入院した。入院時所見は身長160cm、体重55kg。血圧142/80mmHg。血液検査データは、白血球4,400/μL、血小板17.5万/μL、Hb12.5g/dL、クレアチニン2.5mg/dL、抗核抗体は陽性であった。 問 入院時のアセスメントで正しいものはどれか
腎機能低下
31
Aさん(32歳、女性)は、営業で外出の 多い業務を担当している。1か月前から発熱、倦怠感、関節痛および顔面の紅斑が出現し、近くの医療機関を受診したところ全身性エリテマトーデス〈SLE〉と診断され治療目的で入院した。入院時所見は身長160cm、体重55kg。血圧142/80mmHg。血液検査データは、白血球4,400/μL、血小板17.5万/μL、Hb12.5g/dL、クレアチニン2.5mg/dL、抗核抗体は陽性であった。 問 ステロイド大量療法を行うことが医師から説明された。「隣の人に顔が丸くならない場合もあるって聞いたけど私も大丈夫かな」と言う。適切な対応はどれか
治療が終われば顔は元通りになると説明する
32
ステロイド療法の開始に伴った生活指導で適切なのはどれか
薬のせいで気分が大きく変動するかもしれません
33
Aさん(28歳、女性、美容師)はゴルフ が趣味である。同居しているパートナー と1週前にゴルフに行った後から、顔面の 紅斑、微熱、全身倦怠感および手指の関 節痛が現れた。病院を受診したところ、 全身性エリテマトーデス〈SLE〉と診断さ れ入院した。Aさんは看護師に「これまで 病気をしたことがなかったので、驚いて います」と話した。 バイタルサイン:体温37.4℃、呼吸数18/ 分、脈拍64/分、整、血圧110/ 60mmHg。 血液所見:赤血球260万/μL、Hb 9.0g/ dL、白血球7,600/μL、血小板18万/μL、尿 素窒素16mg/dL、クレアチニン0.8mg/ dL、CRP 0.7mg/dL、直接Coombs〈クー ムス〉試験陽性。 尿所見:尿蛋白(-)、尿潜血(-)。 神経学的検査:異常所見なし。 12誘導心電図:異常所見なし。 胸部エックス線写真:異常所見なし。 問 Aさんに生じてる可能性が高いのはどれか
溶血性貧血
34
副腎皮質ステロイドによる満月様顔貌が見られ、落ち込む患者に対する対応で適切なのは
薬の量が減れば満月様顔貌は軽減すると説明する
35
副腎皮質ステロイドの内服治療継続に伴う退院後の生活指導で適切なのは
体は冷やさないでください
36
全身性エリテマトーデスでブレトニゾロンを長期内服している患者で、血中濃度が顕著に低下しているのはどれか
副腎皮質刺激ホルモン
37
全身性エリテマトーデスでメチルプレドニゾロンによるパルス療法を行う患者への対応で適切なのは
病室を出る時はマスクの着用を促す
38
副腎皮質ステロイド長期投与の有害作用
骨粗鬆症
39
副腎皮質ステロイドの作用は
炎症の抑制
40
長期投与で骨粗鬆症リスクが高まるのは
副腎皮質ステロイド
41
長期投与で満月様顔貌になるのは
プレドニゾロン
42
ステロイド薬の副作用有害事象は
骨粗鬆症
43
糖質コルチコイド分泌が長期過剰となった状態の身体所見で正しいのは
満月様顔貌
44
全身性エリテマトーデスで正しいのはどれか2つ選べ
遺伝素因の関与が大きい, 中枢神経症状は生命予後に影響
45
関節リウマチで起こる炎症
髄膜炎
46
28歳の女性。会社員(経理系)。最近手指の関節に痛みを感じるようになったが、腱鞘炎と思い湿布薬やマッサージで様子を見ていた。しかし、徐々に肘関節に痛みとこわばりが出現し、微熱と全身倦怠感もみられるようになった。医師から「関節が少し腫れているようですね。診断のため血液検査をいくつかしましょう」と言われ、外来通院することになった。 診断に役立つのはどれか
C反応性タンパク質
47
関節炎の患者。薬物療法で様子を見ることになったが、生活指導で適切なのは
関節を保温する
48
関節炎の患者。手関節と肘関節の痛みが増強し、食材の買い物が負担なってきた。荷物の持ち方で適切なのはどれか
肩にかける
49
関節リウマチで肩関節に痛みがある患者の関節保護のための自助具で適切なのは
長柄ブラシ
50
関節リウマチで正しいのは
介護保険法で定める特定疾病に含まれる
51
関節リウマチで正しいのは
重症例では関節以外の病変を生じる
52
関節リウマチ患者への生活指導で適切なのは
水道蛇口をレバー式にする
53
関節リウマチで長期でメトトレキサート服用による副作用は
間質性肺炎
54
レイノー現象のある患者に対する指導で適切なのは
洗顔の時温水を使う
55
皮膚筋炎の皮膚症状はどれか
ヘリオトロープ疹
56
ベーチェット病の特徴
外陰部潰瘍
57
シェーグレン症候群について正しいのはどれか
主症状は乾燥症状