問題一覧
1
話し言葉の誕生により可能になっていないものは?
法律の形成
2
紙の発明は、大帝国の成立を可能にしたと言われているがそれはなぜか? 該当しないもの
可燃性の向上
3
文字はいくつかの経験を生み出したがそのうち授業内で紹介し中心となる経験はどれか
見る
4
グーテンベルクにより活版印刷技術が発明された。これにより大量複製が可能になった。これにより生じた現象のうち、授業で紹介されていないものはどれか?
市民革命
5
1600年代から1700年代に昔の新聞(ニュース本など)が、革命の言論を作るメディアとなったとされる。そこで起こった革命のうちその時期では無い革命はどれか
ロシア革命
6
ハーバーマスはある場所における人々の言論活動とそこに政治情報をもたらした新聞から「公共圏」という世論を作り出す空間を見出した。ハーバーマスが公共圏とみなした場所は次のうちどれか
コーヒーハウス
7
1860年に電話が発明されたが当初その用途は未知数であった。1881年パリ国際電気博覧会で展示された電話はどのような使われ方をしたか。次の中から正しいものを選べ。
劇場公演中継
8
無線が開発され、米国でアマチュア無線ブームが訪れる。それを牽引した白人の若者達はなぜ魅了されたのか。その理由を選べ。
見知らぬ人とコミュニケーションできる
9
マスメディアの「強力効果論」はある2つの事柄がその誕生に貢献していると考えられている。その2つ選べ。 [複数選択可]
ドイツ・ナチスのプロパガンダ神話、宇宙戦争事件
10
ラザーズフェルドらのピープルチョイスという研究によって、選挙における投票先は有権者の既有の「〇〇」によって決まることが、一般的であるという仮説を提起した。「〇〇」に入るものはなにか。
政治的先有傾向
11
ラザーズフェルドらの研究によって、マス・コミュニケーションの効果として、 政治的先有傾向により、「〇〇」と「顕在化効果」が最も起こりやすいとされた。〇〇に当てはまるモノはなにか。
補強効果
12
ラザーズフェルドらの研究では、個人的影響のほうがマスメディアより優位性があると指摘された。その根拠となったがの、「改変効果」はマスコミュニケーションの影響よりも、個人的影響のほうが大きいことであった。そこから提示された「コミュニケーションの2段の流れ」仮説は、マス・メディアの影響は直接一般の受け手に流れるのではなく、“ → → ”という2段階で伝わっていくためであると主張した。
マスメディア、オピニオンリーダー、受け手
13
マスメディアの強力効果論は別名でなんと呼ばれていたか。次の中から2つ選びなさい
魔法の弾丸、皮下注射
14
マスメディアの利用と満足とは、どのような視点からマス・コミユニケーションの機能を考えているか
利用者視点
15
クイズ番組の受け手研究について話している時に先生が該当すると話していた利用と満足の項目はなにか
競走
16
利用と満足研究は、受け手が自分の持つ欲求を満たすためにマスコミに接触していることを明らかにした。それは結果として何を否定することになった。
強力効果論
17
levy & windahl(1985)は能動性をさらに細分化した。その中で選択制の3つを全て選べ
選択的接触、選択的知覚、選択的記憶
18
ニック・クドリーが提示したソーシャルメディアを中心にした新たなメディア行為とはなにか。全て選べ
開示(showing) 存在感を示す(Presecing) 保管する(Archiving)
19
受け手が抱く送り手の○○が、説得効果に影響を及ぼす
信憑性
20
説得的コミュニケーションにおいては、送り手の特性だけでなく、メッセージの○○も説得の度合いに影響する
内容
21
様々な実験が行われたことにより、送り手側の条件やコミュニケーションの中身だけでなく、受け手の特性によっても効果の現れ方が変わること言うことが明らかになった。その中で○○に対する□□があった。
○ 準拠集団 □ 帰属意識
22
マス・コミュニケーション研究は弾丸効果論から限定効果論と転回した。それでは限定効果論として位置付けられた研究群を全て選べ
コミュニケーションの流れ研究 利用と満足研究 説得コミュニケーション研究
23
クラッパーは、マス・コミュニケーション効果の一般化をまとめる中で次のように指摘した。マス・コミュニケーションはほかの媒介的要因と諸影響力の連鎖の中で機能している。このような媒介諸要因の中で、マス・コミュニケーションは現存する諸条件(人々の態度)を○○する効果を持つ マスコミュニケーションが意見や態度を変化させるには(a)媒介諸要因が機能せずメディアの効果が直接作用するか、(b)通常は補強を促進する方向に働く媒介諸要因それ自体変化する方向に作用する場合であるとした。 マス・コミュニケーションが直接的な効果を生み出すことは□□である。
○ 補強 □ 例外的
24
矛盾する意見、信念、知識などを抱えている状態を回避しようとする心理傾向を論じた論をなんと言うか。次の選択肢の中から選べ。
認知的不協和理論
25
マスメディアが自分よりも他者に影響を与えると見積もり、自身の行動を変更してしまうことがある。この認知バイアスをなんと言うか。次の選択肢の中から選べ
第三者効果
26
人々は自認しようがしまいが、自身の考えを中間と考え、そこから外れるマスメディアの報道を偏向していると認知してしまう。この認知バイアスをなんと言うか。次の選択肢の中から選べ。
敵対的メディア認知
27
大衆社会論における大衆を説明したものとして適切なものを、次の選択肢の中から選べ
孤立して相互の結びつきを持たず、疎外性・匿名性・被暗示性・無関心などを特徴とする集合的存在
28
大衆社会が出現した当時、大衆はエリートに対してどのような存在であると考えられていたか。大衆社会が出現した当時、大衆はエリートに対してどのような存在であると考えられていたか。
エリートに圧力をかける存在
29
しかし、大衆社会が進むと実際の大衆への認識が変わっていく。特に、ドイツにおけるナチス党のプロパガンダを目にしたユダヤ系ドイツ知識人はその認識を一変させた。そこでは大衆はエリートにとってどのような存在と考えられたか。次の選択肢の中から選べ
エリートに扇動される存在
30
マスメディアが繰り返し言及して強調した選挙キャンペーンの争点(=マスメディアが 強調した議題)と、調査対象の有権者が重要視した争点(=有権者が重要と認知した議題) との間に、強い相関関係がみられた。 ここから、マスメディアが繰り返し報道する争点が人々の議題となる機能をなんという か。 世論操作機能 認知設定機能 印象操作機能 議題設定機能
議題設定機能
31
つぎの空欄を埋めよ。 限定効果論としてまとめられていた研究群では主に1と2の変容に着 目していた。そのため、マスコミュニケーション効果は補強効果や条件が揃わない限り は影響を与えないと考えられていた。しかし、マコームズとショーが提示した知見は、 マスコミュニケーションが、人々の3と4に影響を与えることをしめ し、効果研究の新しい展開へと導いた。
態度、行動、認知、注目
32
議題設定機能は、その効果や条件を細分化し検証が行われていく。その中で、受け手の 特性が影響に違いをもたらす側面が明らかになる。これは、限定効果論でも言及されて いたことだが、議題設定機能の研究群の中では、この条件をなんというか。
随伴条件
33
マスメディアが設定する議題が、人々が認知する議題を設定することになる。それは、 マスメディアがどの議題を設定するのかということが、政治や経済に影響を及ぼすこと を意味する。そうなると、「誰がその議題を設定しているのか」「誰がその議題を提示 し、作り出しているのか」といったことがより重要となる。そこで多くの視点や研究テ ーマがマスメディアの政治経済学のなかから登場する。次の説明に対応する用語を埋め よ。 1.メディアが取り上げる議題を誰がどのように設定するか○○: 2.議題(現実)は、複雑な現実の正確な反映というより、報道の送り手たちが<□□>などの基準に従って選択的に加工したもの 3.報道に乗せる議題を決定する権限をもつ人々(△△ )が存在する
○議題構築 □ニュースバリュー △ゲートキーパー
34
テレビが普及し、雑誌、新聞の発行部数が伸び、マスメディアの影響力が強力になって いく。そうなると、いかにマスメディアにアクセスするのかが社会的な影響力に直結す ることになる。その結果、マスメディアに取り上げてもらうことが自身や組織などのパ ブリシティを向上させることとなる。それはある意味で、「 ○○」を引き起こす こととなり、マスメディアの社会の中での地位を確固たるものとしていくこととなる。
メディアをめぐる闘争
35
エリザベス・ノエル・ノイマンが提示した、「人間は社会的な存在であって、社会の中で孤立し冷たい目で見られたり仲間はずれにされることを恐れる。それゆえ、常に周囲の環境や社会の中の意見の動向と言ったものを観察して自分が公然と孤立する状況に陥ることを避けようとする」その結果自分の意見を少数派であると考える場合は、社会的孤立を恐れて意見をしなくなるという仮説は次のうちどれか
沈黙の螺旋
36
その仮説(沈黙の螺旋)では、人々は〈○○〉を〈□□〉で感じ取るという。 空欄を日本語で答えよ
○意見の風潮 □準統計的感覚
37
マスメディアの時代、特にテレビが持つ特性によって沈黙の螺旋が生じるのではないかとノエル=ノイマンは考えた。全て特性を選べ
共鳴性、蓄積性、偏在性
38
メディアを通じて特定方向に人々の意見が変化しつつあることを社会に示すことに成功した場合、その方向とは異なる意見を持つ多数派は、〈○○〉となってしまう。そうなると彼らは提唱できるような他の選択肢を持たないためそれをその方向の真の合意と思い込んでしまう
沈黙する多数派
39
沈黙の螺旋モデルでは、マスメディアが現実と異なる世論像を提示することによって認知を歪めない限り人々は現在の世論の状態や将来の動向を正確に察知できるだけ敏感な感覚能力を備えていると仮定している。しかし人間の環境観察が常に性格とは言えない。その根拠になる、合意に対する認知バイアスのひとつは次のうちどれか
フォールス・コンセンサス
40
マスメディアの強力効果論は別名でなんと呼ばれていたか。次の中から2つ選びなさい
魔法の弾丸、皮下注射
41
文化指標プロジェクトは、3つの分析から構成されている。その3つは次のうちどれか。全て選べ。
制度過程分析、メッセージ・システム分析、培養分析
42
視聴時間の長い人々の心に描かれた〈主観的現実)はテレビの〈象徴的現実〉の影響を受けて〈客観的現実〉と異なっている言う仮説を、ガーブナーたちはこれをなんと呼んだか
培養効果
43
マス・コミュニケーションは、社会的に必要な何かを作り出す。何が存在しているか、何が重要であるか、社会の諸部分間にどんな関係があるかについての〈・・・・〉が共有されていればこそ、人々は共通の認識に基づいた判断が可能となり、したがって社会のまとまり、統合が達成される。 入る単語を選べ
主観的現実
44
テレビの長時間市長のもうひとつの特性として ・マスメディアが共有するイメージが「主流を形成する」という意味 ・マスメディアを長時間視聴すると「中道」と自認しやすくなる ・争点にもよるが、党派性に関係なく「テレビ的意見」に賛成するようになる の3つを上げた。 ガーブナーらはこれらを緩やかにまとめ「・・・・」と呼んだ。当てはまるものを次から選べ
主流形成
45
受けての現実生活での体験がテレビで描かれた現実と相乗効果を起こすことでその影響が増す。 この影響をなんというか。(記述)
共鳴現象
46
CollinsとLoftus(1975)によって提案された概念で、記憶のなかで、概念がノード、ノードはそれぞれをリンクによって繋がれているとする、意味記憶(semantic memory)を説明するためのモデルを何というか。次の中から選べ。
連合ネットワーク
47
人物を評価する前の心理状況が、記憶を活性化させ影響を与える。 マスメディアによって与えられた情報によって先行する情報処理を活性化させることを、〇〇効果という。正しいものを選べ。
プライミング効果
48
〇〇は、認知された現実のいくつかの側面を選択し、コミュニケーションの文脈のなかである部分をより顕出的に扱う行為であり、それは、ある事象を問題だとする特定の定義、その原因はなにかという解釈、倫理的な評価・判断、そして、取るべき対応などを宣伝することを通して行われる。この選択と関係づけを特徴とする行為である〇〇に入るものを選べ。
フレーミング
49
Iyenger(1996)は、メディアが社会的な争点を報道する際に用いるフレームが、人々の争点理解に影響を及ぼすかどうか検証した。 そこで提示されたフレームが2つある。そのひとつは、具体的な事例を通して報道する。そこには主人公としての個人を登場させる。これにより、視聴者に個人の責任を想起させる効果がある。このフレームは次のうちどれか。
エピソード型フレーム
50
Iyengerは、もうひとつのフレームも提示した。それは、政治的争点を広い視野で抽象的に報道するフレームであり、統計的な情報(例:貧困率、地理的要因)などから報道する。また、背景記事の形態を取ることもある。このフレームは何というか
テーマ型フレーム
51
これまでのマス・コミュニケーション論は個人に対するメディア効果に焦点化している。それに対して、デフレーとボール・ロキーチが提案した「○○」は、メディアの構造と社会構造との関係を組み込んだ理論である。
メディアシステム依存論
52
この理論におけるメディア依存の関係は○○と□□に基づく
目的、資源
53
目的を果たすために、メディアシステムは、主要な社会システムと2つの依存関係、1つは「○○依存関係」また「□□的依存関係」にある。各社会システムは、等価で交換できる「資源」をもっており、互いにそれを必要としている
相互、構造
54
個人は現代的な生活を営む上で、メディアシステムが持つ情報資源に依存せざるを得ない。そして、個人に資源が乏しいためでもある。それはなぜか。
システム化されていないから
55
個人はメディアシステムに一方的に依存している。なぜなら、現代社会は不確実性と曖昧さを含み、突発的で急激な○○が頻繁に起こり、人々は、そのような変化を直接知ることはできない。
社会変化
56
マスコミュニケーションの時代に変容をもたらした2つの新しいメディア技術とサービスを、それぞれ一つずつ選びなさい。 [複数選択可]
インターネット、スマートフォン
57
テレビ時代において、テレビの存在が当たり前になり、テレビ視聴の形態が変わると、人々の意識も変わっていった。マスメディアが生み出す国家的なメディア・イベントへの反感にすら繋がった。そのようなメディア視聴の形態を何というか。
テレビ利用の個人化
58
インターネット時代の到来と、スマートフォンの普及によって、あるサービスが爆発的に普及し、多くの人々がほぼ毎日のように利用する社会が到来した。2022年の月1以上の利用者が1億人を超えて、一億総〇〇社会が誕生した。この〇〇に該当するサービス提供するものをなんというか。次の中から正しいものを選べ。
ソーシャルメディア
59
かつてメディアを介したコミュニケーションは場に大きく制約を受けていた。声にしろ、文字を使うにしろ、情報は特定の場所に結びついていた。しかし、テレビを代表とする新しい電子メディア技術はそれを超越すること技術的に可能にした。特にインターネットとスマートフォンは、情報アクセスへの物理的場という制約を取り払いつつある。その結果生まれる感覚をジョシュア・メイロウィッツの言葉を借りるとなんと表現されるか。
場所間の喪失
60
電子メディア、特にインターネットとスマートフォンが取り払った場という制約によって、人々は階級や属性を超えて、自身の存在感を示すことが可能になり、他者と繋がることも可能になった。しかし、そのような場の超越は、逆にそれまで場所に結びついていたあるものを消滅させ、個人と個人を直接的に結びつけ、メッセージを直に浴びるようになった。そのあるものを、講義中ではなんと呼んでいたか。該当するものを次の中からすべて選べ。 [複数選択可]
緩衝地帯、フィルター
61
プラットフォームが備えているパーソナライズ。これにより、利用者は一見すると便利にサービスを利用することができる。しかし、一方で、目に見えない形でプログラムによって選別が行われている。このような目に見えないパーソナライズをイーライ・パリサーは「〇〇」と呼んだ。〇〇に入る言葉を選びなさい。
フィルター・バブル
62
マスメディアの時代が到来した1990年代。資本主義経済に変わる新しい経済が誕生していることが指摘された。それは、「〇〇」が資本として機能することで駆動する経済である。有限であると同時に、それを集めることは他者の資格や思考を集めることであり、その資本を有するものは、それを誰かに向けることもできる。このような社会を「〇〇・エコノミー」という。〇〇に入る言葉を選びなさい。
アテンション
63
監視社会とは「誰かが」「誰かを」監視する社会のことである。それでは、国家が人々を監視する社会を「○○」といい、逆にマスメディアを利用して多数が少数のエリートを監視する社会を「□□」、インターネットを通して国家から個人までもが個人を監視することができる社会を「△△」という。空欄を埋めよ。
パナプティコン、シノプティコン、ポリオプティコン
64
我々は、利用料金を支払ってインターネットシステムを介したサービスを利用している。しかし、同時に、それで得られる小さな利便性のために、データを提供しつづけている。このようなインターネット上にデータをアップロードしつづける存在を「〇〇」と呼ぶ。〇〇に入る言葉を選べ。
無償の労働者
65
監視社会は国家や少数のエリートによる国民の創造という点から、パナプティコンに例えられた。それは鋳造型の訓練であった。しかし、インターネットとコンピュータが広がったことで、コンピュータが自動的に判定し人々の動きを変調することで秩序を維持するシステムへと変貌しつつある。人々は自主的にコンピュータが提供する情報に適応させる形で自己を変形させていくのである。このような社会をジル・ドゥルーズは「〇〇=△△社会」と呼んだ。〇〇と△△の組合せで、正しいものを選べ。
制御、管理